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公開前の映画情報コミュの(500)日のサマー

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「(500)日のサマー」 (500)Days of Summer
 2010年1月9日、TOHOシネマズシャンテほか公開
 09年アメリカ  20世紀フォックス配給
 上映時間:96分  日本語字幕:古田由紀子
 監督:マーク・ウェブ
 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル、ジェフリー・エアンド
   クロエ・グレース・モレッツ、マシュー・グレイ・カブラー、クラーク・グレック
   レイチェル・ボストン、ミンカ・ケリー
 http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/

<あらすじ>
建築家を志しながらもカード会社でライターの職に甘んじているトムは、運命の恋を夢見るロマンチスト。いつか素敵な恋人に出会えるはずと信じていた。そんなトムの前に新入社員サマーが表れる。彼女を一目見た瞬間に恋に落ちたトム。サマーもトムに好意を抱き、2人はデートを重ねるが、彼らの間には大きな壁が立ちはだかっていた。トムと違って、サマーは真実の愛なんてものを、これっぽちも信じていなかったのだ。
(「goo」映画より)


冒頭に「これはラブストーリーではありません」というテロップが流れて「???」と思ったが、実際、等身大の男性を巧みに描いた、ほろ苦い男の成長物語でした。

サマーという魅力的な女性にホレてしまったトム。仲良くなれたのはいいけど、彼女に「真剣に付き合う気はないけど、それでもいい?」と聞かれ、思わず「いいよ」と応えてしまう。それが彼女に振り回される悲劇の始まりになるんだけど、男目線から見れば、彼を責める気には全くなれない(笑)。

付き合い始めて「この世の春!」という時の様々な?妄想シーン?も微笑ましいし、彼女の考えを理解できないトムがつい「言ってはいけない言葉」を口にしてしまったりする?イタイ?言動も、責める気にはなれない。自分だって若い頃は同じようなことをしてた気がするもん。

しかし、ラストで彼は成長します(また失敗するかもしれないけど)。「輝かしい夏」の後に「実りの秋」が訪れる。このオチが秀逸。

サマーの考えを理解するには、彼女が劇中である映画を観て涙したシーンがカギだったような気がする。まぁ、そのあたりは女性の感想に任せます(笑)。

起きた出来事が順不同で現れるけど、出会ってから何日目かが日めくりカレンダーのように表示されるので、イニャリトゥ監督作品よりずっと分かりやすい。幸せいっぱいの時とズーンと落ち込んだ時の対比が効果的に描かれています。

「銀河ヒッチハイクガイド」の頃からお気に入りのズーイー・デシャネルは文句なし。彼女の魅力を満喫できます。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは出始めのジェームズ・マカヴォイの雰囲気。

さて、ちょっとしか出てなかったけど、重要な役割のミンカ・ケリー。「ズーイー・デシャネルよりいいかも」とつい思ってしまいましたが、調べたら、あのNYヤンキースのデレク・ジーターの彼女なんですね。さすが、目の付け所が違う(笑)

ぜひ、男性諸氏に見てもらい、過去の甘酸っぱい思い出に浸ってもらいたい作品です。


私的採点:3.7点(5点満点)


                       2009年12月9日 20世紀フォックス試写室

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