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公開前の映画情報コミュのインフォーマント!

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「インフォーマント!」 The Informant!
 09年12月5日、恵比寿ガーデンシネマほか公開
 09年アメリカ  ワーナー・ブラザース映画配給
 上映時間:108分  日本語字幕:今泉恒子
 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
 出演:マット・デイモン、スコット・バクラ、ジョエル・マクヘイル、メラニー・キンスキー
 http://wwws.warnerbros.co.jp/theinformant/

<あらすじ>
その舌一枚で、アメリカを大混乱に陥れた男がいる。マーク・ウィテカー、名門大学を卒業し、33歳の若さで化学調味料会社の重役にまで上り詰めたエリートだ。ところが、何を考えたのかこの男、FBIに自社の違法行為「世界各国を巻き込む価格協定の陰謀」を内部告発してしまったのだ。自社の不正を諜報員さながらに暴いていくウィテカーであったが、次第に露呈される自身の不正。一瞬のうちに、証人から捜査対象に変わるウィテカーだったが…。
(「goo映画」より引用)


90年代に実際に起きた企業事件の映画化です。社会派かと思いきや、軽いノリのコメディーでした。

監督スティーヴン・ソダーバーグ、主演マット・デイモン、そして製作総指揮はジョージ・クルーニー。ときたら、そう、「オーシャンズ」シリーズのトリオです。この3人が、60年代の雰囲気を漂わせた軽い洒脱なコメディを作ろう、と盛り上がって勢いで撮っちゃった、という雰囲気がアリアリ。実際、プライベートプロダクションで製作しているし。

マーク・ウィテカーは大企業のエリート重役、という割には最初からどこか間が抜けていてウサン臭く、話が進むにつれてどんどん怪しさを増していきます。マット・デイモンに関する演出も、劇中ずっとしゃべりまくりで、さらに自分のセリフの上から全く関係ないモノローグをどんどん被せていきます。

どこか違和感を覚えるなぁ、と思ってたら、クライマックスでその意外な理由がわかります。なるほど、とは思うのですが、そういうオチでいいの? という疑問も少々。まぁ、実話なのだから仕方ないとはいえ。

それより何より驚かされるのは、マーク・ウィテカーはもとより、舞台となった企業、ライバル企業まですべて実名であること。本人も企業も映画化には協力的で、資料を色々提供したり、挙げ句、マーク本人はレッドカーペットにも登場したとか(彼が現在別の会社を経営していることもビックリですが)。ライバル企業として「味の素」や「協和発酵」の名前まで登場し、思わずドキッとしてしまいました(両社の担当者も試写を観て、一応問題なし、という判断だったそうですが)。こういところはハリウッド、こだわるよなぁ。

ちょっと変わったダークっぽいコメディを観たい人、彼の立場に共感する中間管理職の人(笑)などにはいいかな?


私的採点:3.5点寄りの3.0点(5点満点)

               09年11月20日 ワーナー・ブラザース試写室

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