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公開前の映画情報コミュのサンシャイン・クリーニング

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「サンシャイン・クリーニング」 Sunshine Cleaning
 09年7月11日、シネクイントほか公開
 09年アメリカ  ファントムフィルム配給
 上映時間:92分  日本語字幕:未確認
 監督:クリスティン・ジェフズ
 出演:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、アラン・アーキン
    ジェイソン・スペヴァック、スティーヴ・ザーン、メアリー・リン・ライスカブ
    クリフトン・コリンズ.Jr、ケヴィン・チャップマン
 http://www.sunshine-cleaning.jp/


2年前のアカデミー賞で旋風を巻き起こした「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデュースチームが手がけたコメディ・ドラマです。ひょんなことから「事件現場を掃除する」仕事に就いた姉妹の物語。タイトルに今作も「サンシャイン」が付いたのは偶然だとか。

<あらすじ>
学生時代はアイドルだったが、いまはシングルマザーでかつての恋人と不倫中の姉・ローズ(エイミー・アダムス)。一方、妹のノラ(エミリー・ブラント)は、いまだに父親と同居、バイト先で逆ギレしてはクビに。彼女たちの父親・ジョー(アラン・アーキン)はお菓子の訪問販売で一攫千金を狙い、ローズの息子は何でもなめるクセがエスカレートし、ついには小学校を退学に…。何をやってもうまくいかない姉妹にある日、大金が稼げるという仕事の話が舞い込む。それは事件現場をクリーニングする、ちょっと危ない“清掃業”。右も左も分からない彼女たちだったが、やがてこのビジネスで2人は家族の幸せをつかみかける。だがその矢先、ある事件が起きる――。
(「cinema.cafe.net」より引用)


鑑賞前に読んだレビューで「思ったよりビター」と書いてありましたが、その通り「ほろ苦」な物語でした。コミカルな展開ではあるけれども、


<一部ネタバレあり>

















姉妹も姉の娘も父も、後半の展開のカギを握る女性までも、登場人物がみな何かしらトラウマや心の傷を抱えていて、仕事でその傷を癒そうとします。

けど、現状では力及ばず、仲違いした3組の登場人物は最後まで氷解することなく、心癒されないまま物語はエンディングを迎えます。

「リトル・ミス〜」は、「家族の絆があれば、どんな難局でも乗り越えられる」という温かいメッセージが残る、ほんわかした作品でした。けど、この作品では、それぞれにかすかな希望は残りますが、「結局、人はどんなにつらいことがあっても、自分の足で一歩一歩踏み出さない限り、前に進むことはできない」という"大人の教え"が残ります。

私は舌の奥の方にかすかな苦みを感じながら、試写室を後にしました。

















<一部ネタバレあり 終わり>


「カラッと笑って、最後に温かいメッセージをもらって、元気に劇場を後にできる」という「リトル・ミス〜」のようなイメージで観に行くと、少々戸惑うもしれません。私は「リトル・ミス〜」の方が好きだなぁ。

姉妹がその仕事を始めるまでの展開が少々安易だし。

「リトル・ミス〜」で怪演したアラン・アーキンもいまいち乗り切れてなかったような気がしたのは私だけ?

姉妹を演じたエイミー・アダムスとエミリー・ブラントの胸チラが多かった気がしたのも私だけでしょうか?(笑)


私的採点:2.5点寄りの3.0点(5点満点)


                 09年5月26日 映画美学校第1試写室

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