ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

公開前の映画情報コミュのエレジー

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「エレジー」 Elegy
  09年1月24日、シャンテシネほか公開
  08年アメリカ  ムービーアイ配給
  上映時間:112分  日本語字幕:未確認
  監督:イサベル・コイシェ
  出演:ペネロペ・クルス、ベン・キングズレー、デニス・ホッパー
     パトリシア・クラークソン、ピーター・サースガード、デボラ・ハリー
  http://elegy-movie.jp/


魅惑的な教え子に翻弄される老大学教授の姿を描いた恋愛劇です。監督はほかに「死ぬまでにしたい10のこと」、原作は現代アメリカ文学の巨匠フィリップ・ロスの短編小説「ダイング・アニマル」。

<あらすじ>
著名な大学教授デヴィッドは、今日もテレビで自分の著書を解説している。表面的には「成功者」の彼だが、家庭はとうの昔に壊れ、息子とも良い関係を築けない。また、女性には愛よりもSEXを求める日々を送っていた。そんな彼の前に美しい学生コンスエラが現れる。娘ほど歳の離れた彼女にデヴィッドはひと目で虜になり、親密な関係になる。しかし、いつか来る「別れ」を恐れ、デヴィッドは彼女との関係に一線を引こうとする。
(「goo映画」より引用)


「どうして自分は歳相応にふるまえないのか? 肉体は老いても、中身は変わっていないからだ」。そううそぶく女関係にだらしない大学教授が、30歳以上も年下の厳格な家庭に育った学生と出会い、初めて嫉妬心にかられ、本当に愛する女性と出会ったと気づく。しかし、いずれ「彼女は自分を捨てる」と思い込み、自ら関係を破滅に追い込むような行動を取ってしまう……。自由奔放に生きてきたその業が、老いてから巡ってきたという話です。

男の願望を背負ったような主人公。そんな行動を取りたがる気持ちも、男からすればわかる。女性から見てももちろん、男性からも「男って、こういうバカな生き物だよな」としみじみうなづいてしまいそうです。「この年になってから、それはないだろ……」という呆れ加減はありますが。

後半、もう少しドラマチックな展開になるかと思いきや、意外とすんなり収まります。クライマックスに一応サプライズ的な出来事はあるのですが、それも私が薄々思い描いていたような展開だし、その後も「こういう話なら、こういう行動を取りたくなるよな」と思った通りに結末に向かいます。驚きはありません。

何より、この映画はペネロペ・クルスのビジュアルを楽しむ作品でしょう。齢34歳ですが、20代前半学生はギリギリセーフ。コケティッシュでチャーミングに撮れています。いとわなかったフルヌードも美しい。こんな女性に微笑まれたら、そりゃガンジーだって揺れ動くわな、と思ってしまいます。いつの時代も、男はこういう女性に弱いんだよな。

彼女のヌードはあえてリンクだけ……。http://mixi.jp/view_album_photo.pl?album_id=25231760&owner_id=1335869&number=2202274259&page=6

ベン・キングスレーはどうしても「ガンジー」の役が頭に染み付いてしまっているのですが、個人的なイメージはこれで一新。デヴィッドの親友で詩人役のデニス・ホッパーはもはや名脇役と言っていい存在ですね。


私的採点:3.0点(5点満点)


                  12月9日 シネマート銀座試写室

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

公開前の映画情報 更新情報

公開前の映画情報のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング