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公開前の映画情報コミュのキング・コング

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「キング・コング」12月17日公開
  UIP配給
  監督:ピーター・ジャクソン
  出演:ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック
  http://www.kk-movie.jp/

1933年のオリジナル版を観て映画監督を志した「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、満を持して放つ超話題作。「ロード〜」シリーズの前にリメークを作ろうとして挫折した経験があるだけに、超気合入ってます。あまりにこだわりすぎて、製作費は2億700万ドル(約316億円)に膨れ上がり、UIPがカネを出し渋ったために私財を投じた、というエピソードも。上映時間も3時間8分と長尺です。

果たしてその中身は……こちらの期待に違わぬ、いやそれ以上のデキでした。全編にわたってP.ジャクソン監督のこだわりがヒシヒシと伝わってきました。ホント丁寧に作っています。3時間が長く感じなかったくらい。いや、もう少し長くてもいいくらい。

南海の未開の島にロケにやってきた映画撮影隊。そこで原住民から神と崇められる巨獣コングを目にする。映画のヒロインが原住民に捕まり、コングに生贄として差し出されるが、コングはそのヒロインを可愛がり、結果的に撮影隊に捕獲されてしまう。NYで見世物にされるコングは、その鎖を引きちぎり、ヒロインを手にエンパイアステート・ビルに登り始める−−。

あまりに有名なストーリーですが、それに非常に忠実に作ってあります。

以前、15分のフッテージ試写を見た時に、

「コングの質感、スピード感はかなりのレベル。しかも、コングに捕まったナオミ・ワッツが逃げ出そうとして恐竜と鉢合わせし、コングと恐竜のバトルが行われる……という「一番おいしい」と思われるシーンはド迫力の映像。コングと恐竜の対決は、まるで○○○○! 」

と書きましたが、そのド迫力映像は全編にわたって手抜きなく織り交ぜられていました。ジェットコースタームービーとは違って緩急はあるのですが、それは決して弛みではなく、心地よいリズム感になっています。それが3時間を飽きさせずに見せている要因かもしれません。

全編見どころ!なのですが、中でも見逃せないのがコングの表情。ナオミ嬢を愛しむ瞳、怒りに震える口、クライマックスでナオミ嬢を安全なところに置いてフッと見せるニヒルな顔……。「役者やのぅ〜!」と思わず唸ってしまいました、CGに(笑)。主役はナオミ嬢じゃなく、完全にコングですね。

単なるモンスターパニックではなく、ラブストーリーとしても十分見応えあるのが立派。そう考えると、70年前に作られたオリジナルのプロットの完成度には敬服ですね。

「全てはラスト9分に凝縮されている」とP.ジャクソン監督は語ってました。確かに、切ないラストは思わず目頭が熱くなりました。

あ、参考までに、コングのモーションキャプチャーを担当したのは、「ロード〜」シリーズでゴラムのキャプもやったアンディ・サーキス。彼は船員役でも出演しています。

「ロード〜」ファンはもちろん、そうじゃない人も是非ご覧になってください。ソンはしないと思います。

私的採点:4.0点(5点満点)
    実は、観ている途中まで4.5点か5点か迷ってました。
    減点した理由は……墓場まで持って行きます。(^^ゞウソ)
    見た人にはお話したいと思います。



               12月12日 東京国際フォーラム・ホールA

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