公開前の映画情報コミュの「キング・コング」特別フッテージ試写

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が満を持して放つ超話題作（宣伝文句だな、これじゃ）「キング・コング」。
http://www.kk-movie.jp/top.html

12月17日に公開が控えているのに、まだ全くポストプロダクションが進んでいないらしく、宣伝担当に聞いてみると、「12月12日に完成披露試写ができるかどうか……」と心もとない答え。おいおい、公開週の月曜日かよ！　これじゃあ、年末進行の雑誌とか困るじゃないか！

……という声が聞こえたんでしょうね。先週の金曜日（11月11日）に急きょ「フッテージ試写」を行うことになったようで、私もおっとり刀で駆けつけましたよ、東京国際フォーラムＢ７ホール。

「フッテージ試写」って私も初めて聞いたんですが、よーするに「ダイジェスト版試写」ですね。こんな感じの映画ですよ、というのを映像でお伝えする、というもの。

当初、「上映時間35分」と聞いていたのに、行ったらたった15分！　最初にＵＩＰの関係者の人の挨拶があって、15分の映像流して、トレーラー流して、おしまい。全部で30分。あっという間でした。

しかも、まだＶＦＸ合成の途中らしく、その15分の映像の部分部分で、ふさふさしてたコングが突然ベタ塗りになっちゃうの（爆）。もー、こんな映像でいいの!?　という感じ。

……ただ、それでも、完成済みと思われる場面のコングの質感、スピード感はかなりのレベル。しかも、コングに捕まった女優さん（演じるはナオミ・ワッツ）が逃げ出そうとして恐竜と鉢合わせし、コングと恐竜のバトルが行われる……という「一番おいしい」と思われるシーンだったので、ド迫力の映像が楽しめました。コングと恐竜の対決は、まるで○○○○！

未開の島に出かける映画監督役がジャック･ブラックなので、「どうも違和感あるなぁ。エレキ弾きながらコングの群れにダイブするんじゃないか？（笑）」と心配してましたが、実際に映像を見たら、期待度がグーンとアップしました。完成試写が楽しみです。