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公開前の映画情報コミュのレミーのおいしいレストラン

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「レミーのおいしいレストラン」 Ratatouille
  07年7月28日公開
  07年アメリカ  ブエナビスタ配給
  上映時間:115分  日本語字幕:石田泰子
  監督:ブラッド・バード
  声の出演:パットン・オズワルド、ルー・ロマーノ、イアン・ホルム
     ジャニーン・ガロファロー、ブラッド・ギャレット、ピーター・オトゥール
  http://www.disney.co.jp/movies/remy/


毎回期待を裏切らない、ピクサーの最新アニメです。今作の監督はピクサーのドン、ジョン・ラセターではなく、「アイアン・ジャイアント」を監督し、ラセターに請われてピクサー入りして、「Mr.インクレディブル」を撮ったブラッド・バードです。

グルメなネズミのレミーは田舎暮らしをしながら、天才シェフのグストーのようなシェフになることを夢見ている。ある日、人間に追われて下水路に流され、パリにたどり着く。迷い込んだレストランで働いていたのは、料理がからっきしのリングイニだった。見るに見かねたレミーは、こっそり彼がまずくしてしまったスープに手を加え、抜群の味に仕上げてしまう。それに気付いたリングイニは、レミーと手を組んで次々素晴らしい料理を作り出す−−。

「人間が主人公なんて大丈夫か!?」と思わせておいて、素晴らしい作品「Mr.インクレディブル」を作り上げたブラッド・バードの手腕は確か。安心して見られるデキになっています。「料理とネズミ」という忌み嫌われる組み合わせを、こともなく融合させています。

取り立てて波瀾万丈ではないもののツボを抑えたストーリー、緩急をつけて飽きさせない展開、予定調和とはいえ爽快感の残るラスト……。どこをとってもケチのつけるところはありません。安心して観ることができます。

「CGで一番難しいのは人間」だと私は思うのですが、「インクレ」でソフビ人形のような造形で成功したように、今作でも人間はデフォルメさせて見せ、一方で背景などは実写と区別がつかないくらいリアルに作っています。特に下水路での水の描写など、目を見張るほど。

ただ、残念なのは、人間はさまざまなキャラが出てきてバラエティーに富んでいるものの、ネズミのキャラがレミー以外あまり生かされてなく、その点で「インクレ」や「ファインディング・ニモ」などより劣る気がします。個人的には、これら2作品と「カーズ」の中間くらいかな?

あと、物語が意外と大人向きです。子供には少々難しいところがあるかも。一緒に行かれる方はちゃんと説明してあげてくださいね。

ちなみに、原題の「Ratatouille」(ラタトゥイユ)は、フランスの家庭料理で野菜の煮込みですね。私、時々作ります。この料理が、物語のキモになるわけです。


私的採点:4.0点(5点満点)


                  6月28日 ブエナビスタ試写室

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