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ノンドナーカードコミュの少年は自殺だった (初15歳以下ドナーに思う)/松田達夫

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本年4月12日に、福島原発がレベル7と発表された日、

国内初めて、15歳未満の脳死ドナーが現れました。

前回に続いて、その新事実に触れてみたいと思います。


このドナーは,その後、自殺であることがわかりました。

そのことを伝えた三條新聞の記事から、その自殺の様子を紹介します。*( )内は筆者補足説明



「列車に飛び込み重体 昨日の夕方JR加茂駅」(見出し)

(4月)6日午後4時46分頃、信越線の16時11分長岡駅発、新潟行きの普通列車が定刻で加茂駅に進入したところ、ホームにいた若い男性(ドナーとなった男子中学生)が線路に飛び降りて列車に向かって走った。

運転手は男性に気付いて警笛を鳴らしながら急ブレーキをかけたが間に合わず、男性は列車前部の車体下にある巻き込み防止ガードに引っかかるようにして50メートルほど引きずられた。

男性は救急車で新潟市民病院の救命救急センターに搬送されたが、呼吸はあるものの意識はなく、重体になっている。(中略)

普通列車には乗客40人ほど乗っていたが、けが人はなく、列車は現場検証を終え、58分遅れの17時33分に運転を再開。

JR東日本新潟支社では、この事故の影響でのべ2400人の足に影響したとしている。(その後、加茂市内の十代の男性と判明)



この自殺は、ホームにいた多くの乗降客の目撃もあり、週刊誌にも取り上げられました。

しかし、4月24日の朝日新聞朝刊で報道された今回の移植に関わったコーディネーターの言葉では、「自殺」ということには一切触れず、「交通事故」とも書かず「事故」とし、その後には虐待や学校への聞き取りなど、「いじめ」を臭わすような何とも歯切れの悪い表現になっています。


さらに、移植コーディネーターから、祖父の言葉として、「あの子は世の中の役に立つ大きな仕事がしたいと言っていた」と紹介されました。

さらに同じ朝日新聞に「少年は事故前、移植を話題にしたことはなかった」とも書いています。


本来、自殺からの臓器提供は、日本臓器移植ネットワークでも、慎重に取り扱うよう申し合わせがなされています。

また臓器提供をしたい意思を持った人が自殺した場合は、提供しないことにもなっています。

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