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宇宙の中の地球の日本コミュのエルニーニョ現象が起きた場合の5つの地球環境への影響

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 エルニーニョ現象は、南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象のこと。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれている。ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられている。

 2012年の末には、ラニーニャが去り、エルニーニョが戻ってきそうだという。もしそうなった場合、人間や環境へどういったことが起こりうるのか?5つの過酷な影響を見てみよう。


原文ソース:5 Environmental Effects the Return of El Nino May Bring
原文翻訳:konohazuku


5.サハラの食料危機

 エルニーニョの年は、アフリカのサハラ地方が暑く乾燥する。つまり、モーリタニア、マリ、チャド、ニジェールなど、すでに深刻な食糧危機に苦しんでいる国が、決定的に飢餓状態に陥る可能性がある。エルニーニョの影
響がなくても、サハラ地方の食料事情は、人道的見地からも解決が急がれる問題だ。


4.ペルーの野生動物の死

 ペルー沿岸で、ここ数週間で900頭近いイルカ、5000羽ほどのペリカンが死んだ。この集団死の原因は調査中だが、エルニーニョの復活に関係する海面温度の上昇が疑われている。温かい太平洋の海水によって、藻類が大発生し、イルカを窒息させたのかもしれない。また、ペリカンの主要な餌であるカタクチイワシが、より低温の深い海に潜ってしまい、食料が激減してしまうという。エルニーニョがやってくると、ペルー沖合いの環境が不安定になり、ペルー沿岸の生態系にさらなる影響を及ぼすかもしれない。


3.オーストラリアからインドにかけて焦土になる

 エルニーニョは、インドのモンスーンを遅らせる原因となり、過酷な旱魃を引き起こす可能性がある。予想される夏の旱魃では、大規模な森林火災が発生し、インドネシア周辺国も乾燥する。


2.アジアの食料生産

 東南アジアの国々は、エルニーニョの農業や地域経済への影響を懸念している。ヤシ油、大豆や砂糖製品などが影響を受けるかもしれない。エルニーニョの年は逆に、朝鮮半島での夏の降雨が増え、北朝鮮の深刻な旱魃の解消にはなる。




1.ハリケーンと台風

 エルニーニョだと、大西洋のハリケーンは少なくなるが、太平洋の島々や東アジア諸国にとっては災難となる。1997年に日本や南ベトナムを襲ったような、アジア太平洋の迷走台風は、エルニーニョの年に発生する。



 日本の気象庁の発表した「エルニーニョ監視速報」によると、「現在は、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いているそうで、夏と秋の期間中にエルニーニョ現象が発生する可能性もあるが、平常の状態が続く可能性の方がより高い。」としているが、完全に読みきれないのが自然現象で、だからこそ「異常気象」という言葉が用意してある。

 備えあれば憂いなし。大型台風に備えて家の食料や電池等の備蓄はしておいたほうがいいかもしれないね。というかいつ何が起きても、最善を尽くすことが人が地球に生きる為のひとつの試練であるとも言えるからね。

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