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ハイドン大好きコミュのハイドン ジャケット展覧会

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レコードコレクターにとってはジャケットは見てるだけでも楽しいものです。
新旧、LP/CD問わず自分も持っている物、拾った物など見せあいっこしましょう。


左) 交響曲第85番「王妃」&第87番
  コレギウム アウレウム

中) 交響曲第26番「ラメンタツィオーネ」、第34番&第77番
  レイモンド・レパード  イギリス室内管弦楽団

右) 交響曲第90番 、協奏交響曲
  カール・ベーム  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

コメント(43)

左) シュトルム・ウント・ドゥランク期の交響曲
  デレク・ソロモンズ   レストロ・アルモニコ

中) 第22番「哲学者」 & 第55番「校長先生」
  ネヴィル・マリナー  アカデミー室内管弦楽団

右) 第52番 & 第53番「帝国」
  ネヴィル・マリナー  アカデミー室内管弦楽団

ハイドンの表題には「なんでそう聴こえるの?」な物が多いですが、「めんどり」や「熊」と並んで「校長先生」はどう聴いても第4楽章の弦と管のやり取りが「先生と生徒の問答」には聴こえませんね。しかもなぜそれが「校長」なのか?

レスリー・ジョーンズ盤、懐かしいですね。当時ドラティの全集にとても手が出なくて初期・中期の曲を揃えるのに、ヤニグロ盤やレパード盤などとともにテイチク(これも懐かしい)から出てた国内盤で(原盤はPYE)お世話になったものですが、オケがヘタだったという記憶がありまして・・・今はもう持ってませんので。アメリカ盤(ノンサッチ)のジャケは初めて見ました。いいもん見せてもらえました。
なるほど、もぎぎ様のような専門家にご教示いただけるとは恐縮です。
ドイツ語の原題にそのような意味があったとは・・・。
英語題の「SCHOOLMASTER」にそのような意味はないでしょうから、英語圏の人や日本人の殆どはそれを知らないんでしょうね。
ありがとうございました。

このトピですから、ついでにジャケットも追加しておきます。

左) 「軍隊」「太鼓連打」
 ベルンハルト・パウムガルトナー  カメラータ・アカデミカ・ザルツブルグ

中) 「軍隊」「時計」
 モーゲンス・ウェルディケ  ウィーン国立歌劇場管弦楽団

右) 「軍隊」「告別」
 ヘルマン・シェルヘン  ウィーン国立歌劇場管弦楽団
今回は国内盤は、ジャケットの特徴でもあるタスキを掛けたまま撮ってみました。

左:交響曲第19番、第31番「ホルン信号」、第45番「告別」
  レスリー・ジョーンズ指揮 リトルオーケストラ・オブ・ロンドン
  (テイチク/PYE ULS-3008-Y)

中:交響曲第101番「時計」 第102番
  ギュンター・ヘルビッヒ指揮 ドレスデン・フィルハーモニー
  (徳間/独シャルプラッテン ET-5009)

右:舞曲集(ツィンガレーゼ、レントラー)、ノットルノ
  ミヒャエル・ディトリッヒ指揮 ベラ・ムジカ・デ・ウィ−ン
  (仏harmonia mundi HM1057)

 今回も贔屓のジョーンズ盤です。「ホルン信号」は当時これしか国内盤が無く、取り寄せで購入しました。その楽しさで一気にこの曲が好きになりました。ジャケットは少々つまらないデザインですが・・
 
 ヘルビッヒのロンドンセットは、それぞれ2曲ずつ6枚に分けて発売されていて、どれもが「霧の中の大木」の幻想的な写真が印象的なジャケットでした。派手さのない折り目正しい演奏で、しばらく私の「スタンダード」でした。

 ベラ・ムジカの無曲集は素朴で民俗調なとても楽しい演奏です。
 
 今回は「朝・昼・晩」の中から、「いかにも朝昼晩」なデザインのを3枚引っ張り出してみました。

左:ベルンハルト・クレー指揮 プラハ室内管弦楽団
  (ポリドール/独グラモフォン MG 1084)

中:ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮 カペラ・クレメンティナ
  (独 schwann VMS 2085)

右:ヴィルフリート・ベッチャー指揮 ウィーン祝祭室内管弦楽団
  (米 turnabout TV34150 S)

 クレー盤は、確かこの盤の発売頃から、ようやく国内盤でも初期や中期の曲が発売される様になったと記憶しています。
 ミュラー=ブリュールはこれ以前にケルン室内管弦楽団とのレコードもありましたが、これはピリオド楽器での録音です。
 ベッチャー盤は・・ ごめんなさい、よく覚えてません・・(汗)
 今回は協奏曲ばかりです。バロックや古典の曲を多く出していてくれた、仏エラートのレコードから選んでみました。

左:トランペット協奏曲、協奏交響曲、歌劇「突然の出遭い」序曲
  モ−リス・アンドレ(tp.) 
  テオドール・グシュルバウアー指揮 バンベルク交響楽団
  (コロムビア/仏エラート OP-7033-RE)

中:ヴァイオリン協奏曲全曲
  ジェラール・ジャリ(Vn.)
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団
  (コロムビア/仏エラート OP-7092-RE)

右:オルガン協奏曲XVIII-1、XVIII-8、XVIII-10(いずれもハ長調)
  マリ−=クレール・アラン(Org.)
  テオドール・グシュルバウアー指揮 ボーンマス・シンフォニエッタ
  (RVC/仏エラート ERX-2313)

 いずれも当時のエラートが誇る看板アーティスト達の名盤でした。「突然の出遭い」序曲は、ハイドンの歌劇の録音が考えられもしなかった当時、これを聴いて、見知らぬハイドンの歌劇を色々想像したものです。
左) 「V字」&89番
 カール・ベーム  ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団

中) 「V字」&「オックスフォード」
 レナード・バーンスタイン  ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団

右) 「V字」& シューマンの4番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

交響曲第88番「V字」・・・「V字」(The Letter V)って題も海外盤にはあまり表記されてませんよねえ。「運命」や「巨人」みたく日本で特に使われてる表記なのでしょうか? 
アルファベットのVではなく数字の5を表すそうですが・・・。
この曲はモノからステレオ初期にかけてフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやワルターなど、ハイドン録音が決して多くない大巨匠たちによく取り上げられてた曲ですね。
なぜこの時代に集中的に人気があったんでしょうかねえ?
左) 「V字」&「軍隊」
 ブルーノ・ワルター  コロンビア交響楽団

昨日の続きのような話ですが、個人的に「V字」は僕にとって3番目に知ったハイドンの交響曲で、1971年にオットマール・スイトナー指揮NHK交響楽団でテレビ放送された演奏を英会話用のテレコで、テレビにマイクを向けて直接音を拾う原始的方法で録ったものです。

中) 「驚愕」&「オックスフォード」
 ジョージ・セル  クリーヴランド管弦楽団

中学生当時「驚愕」を初めて聴いて全くびっくりしなかったのは、最初に聴いた演奏がこの、きっちり引き締まったセル盤だったからでしょうか。

右) 交響曲88・92・95・98・100・101・102・104番
 オットー・クレンペラー (ニュー・)フィルハーモニア管弦楽団

昨日ラトル&ウィーン・フィルの92番「オックスフォード」のライブが放送されてましたが、僕のこの曲の原点にある演奏はこれなのでなんとも軽く感じましたね。
この3枚組CDに含まれる92&95番はクレンペラー最晩年71年の録音で、31分かかる遅い遅い92番はずっしりした低弦やティンパニや悠然とした間の取り方などすべてのハイドン演奏の中で最もロマン派的に聴こえるもの、まるでベートーヴェンのような響きがします。
当時はこの92&95番と100&101番をLPで持っていて、上記二つなどとともに、僕のハイドン体験の原点でしたから・・・おかげでピリオド系演奏をいまだになかなか受け入れられないのですが・・・・このCDを買った時にLP手放したのを実は後悔しています。
GRIEFさんへ
 クレンペラーの92&95番は私も持っていて、95番のすごい緊張力のある演奏が印象的です。

 今回は「十字架上の七語」ばかり集めてみました。

左:管弦楽版 レスリー・ジョーンズ指揮 リトルオーケストラ・オブ・ロンドン
  (米nonesuch H-71154)

中:オラトリオ版 ヘルマン・シェルヘン指揮 
   ウィーン・アカデミー合唱団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  (米Westminster WGS-8342)

右:弦楽四重奏版 ヴィア・ノヴァ四重奏団
  (RVC/仏エラート REL-3144)

 十字架上の七語の終曲の「地震」は、演奏者によっては全然地震らしくない演奏も多いです。地震の最中のあの空気全体がきしむ様な恐しい恐怖感の表現は、日頃地震を余り体験する事の無い演奏家では、少々無理なのかも知れません。しかしこのシェルヘン盤の地震は、幾つものこの曲のレコードの中で、最も緊張感と恐怖感に満ちた演奏だと思います。
☆ 怪しい3枚

左)交響曲第1.13.28番
 アントニオ・ペドロッティ  ボルツァーノ・ハイドン・オーケストラ

指揮者も知らないし、イタリアにハイドンの名を冠したオケなどあるのでしょうか? 演奏も粗いし、常設団体なのかいかがわしいです。
むか〜し「あのハイドンの1番ってどんな曲だろう」と思って1番目的で探したらこの盤しかなかったのですが、意外に13番って掘り出し物的に名曲だと知った思い出深い盤。

中)交響曲第46.52番
 ハリー・ニューストーン  ザ・ハイドン・オーケストラ

やはり指揮者は全く知らない。 しかもこの安直なオケのネーミング。 こちらはイギリスですが、このレコーディングのための編成と思しききわめて怪しいオケですね。 しかもジャケの「花」に意味が感じられない!

右)交響曲第83「めんどり」.57番
 シモン・ゴールドベルク  オランダ室内管弦楽団

少しは名の知れたオケですがゴールドベルクってヴァイオリニストだと思ってたら指揮もするんですね。 これの怪しさは「めんどり」なのにジャケがペガサス? 
以上、3枚とも選曲が地味というか、カップリングの根拠が・・・ない!


☆ うつりぎ ゆき様
 クレンペラーの92.95番、いまでもお持ちでしたらジャケをアップしていただけませんか。
上記のようにとても気に入っている演奏で、手放してしまったLPジャケがとても懐かしくて見たいものですから。 ちなみに私が持っていたのは国内盤(東芝EMI EAA80053)でした。・・・・まあ、クレンペラーの横顔で大したジャケではないのですが・・・(笑)
 
GRIEFさんへ

 クレンペラー盤のジャケットの件、了解です! 一両日中にアップさせて頂きますので、ちょっとだけお待ち下さいませ。
 おおっ!DECCA/オワゾリールのニューストン盤をお持ちの方が他にもいらしたとは! ちっ!これ持ってるのは日本で私一人かと思っていたのに(笑)
左:交響曲第92番「オックスフォード」、第95番
  オット−・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
  (東芝/EMI EAA-80053)

中:ピアノソナタ第46番、第18番、第28番、第22番(Hob.XVIの番号)
  アルター・バルサム(pf)
  (英DECCA OLS 136)

右:交響曲第3番、第39番、第73番「狩」
  レスリー・ジョーンズ指揮 ザ・リトルオーケストラ・オブ・ロンドン
  (テイチク/PYE ULS-3034-Y)

 前回のGRIEFさんからのリクエストと、DECCAのオワゾリール盤登場を受けて、選択してみました。
 クレンペラー盤はどっしりした演奏ですが、ロマン派的解釈とは一線を画していて、「重く演奏してもハイドンはハイドンたり得る」と言う事を証明しているかの様です。タスキ+ジャケット全面で撮ってみました。
 DECCAのオワゾリール盤は、GRIEFさんがご紹介された交響曲のレコード同様に、花の精密画のジャケットで、結構印象的でした。このシリーズには若い頃のマリナ−が音楽学者のT.ダートと組んで録音した英国のコンソート集等もあり、無理してでももっと買っておけば・・と後悔しています。
 先日のフィッシャーの京都公演のアンコールで、「狩」の第4楽章(会場の掲示板には「報いられた誠実」序曲と書かれてましたが、当然両者は同じ曲です)が演奏されたので、「狩」のデザインのジャケットのジョーンズ盤を揚げてみました。第3番、第39番と言う、名曲揃いのカップリングが魅力です。
お〜懐かしい、早速ありがとうございます。
手放して18年ぶりに見ました。
しかも帯付き、余談ですがこの盤は73年に日本盤が出て、74年のオイルショック時に同じ規格番号のまま¥2300に値上げされましたので、¥2000の値段が付いてる初回盤とはすばらしい! 僕の持ってたのは¥2300の盤でしたから。
音楽とは関係のないジャケヲタ話ですが。
裏の解説に95番について「同じハ短調なのでベートーヴェンの運命を思わせるような重厚な演奏」とか書いてあったような記憶が・・・。

オワゾの盤にピアノソナタもあったんですね、知りませんでした。
ただ(あくまで)ジャケ的には何枚も集めたくなるデザインのシリーズではないですなぁ。

ジャケヲタ的視点で言うと、ジャケと曲や演奏があまりに無関係なデザインだと、作り手側のセンスを疑ってしまうものがありますよね。
例えば13に揚げたワルター盤、「V字」と「軍隊」なのになんでシェーンブルン宮殿なんだ?!と(曲の成立と関係ない)・・・永年使われてるデザインですが、ずっと突っ込みを入れてました。
もちろん演奏は素晴らしい盤です。
まあ、ここはそうやってジャケを楽しむ場ですから・・・。


☆  今日はマリナー盤特集で・・・・
  ジャケで集めたくなるシリーズでしたね。
 今回は曲内容がデザインに反映している歌劇のレコード&CDを引っ張り出してみました。

左:「月の世界」 アンタル・ドラティ指揮 ローザンヌ室内管弦楽団他
  (日本フォノグラム/蘭Philips 25PC-14〜17)

中:「無人島」、「ナクソスのアリアンナ」 
   ディヴィッド・ゴールブ指揮 パドヴァ室内管弦楽団他
  (米Arabesque Z6717-2)

右:「薬剤師」 ジョルジュ・レーヘル指揮 フランツ・リスト室内管弦楽団他
  (アルファ/洪Hungaroton HCD241)

 歌劇はドラティが8曲を録音していますが、セットで出たCDはつまらないジャケットですので、初出のLPのジャケットを撮りました。無人島と薬剤師はCDです。
 
GRIEFさんへ
 確かにクレンペラー盤の解説(西村弘治氏)には、その様な内容の結構力の入った文章があり、演奏の名演に加えて解説も秀逸な解説だと思います。
☆ パリ・セット

ヘルベルト・フォン・カラヤン  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

左) CD盤セットの表ジャケ
中) それのブックレットの表紙
右) LP盤のバラ売り(82番「熊」&87番)
☆ このトピの1.に掲げたカラヤン&ベルリン・フィルのザロモン・セットの

左) LP盤のブックレット表紙
中) LP盤のバラ売り(97&98番)
右) LP盤のバラ売り(103番「太鼓連打」&104番「ロンドン」
2010年もハイドンイヤーwよろしくお願いします。

年末のカラヤン特集の続き・・・・。
左) 「太鼓連打」&モーツァルト「ジュピター」 英DECCA盤
中) 「太鼓連打」&モーツァルト「ジュピター」 英Ace Of Diamonds盤
右) 「めんどり」&「時計」 (旧録音)    米Angel盤
「天地創造」

左) カラヤン盤 (旧録音)
中) カラヤン盤 (新録音)〜抜粋盤
右) フォルスター盤
左) パリセット ザロモンセット 「天地創造」 ミサ曲(4曲)
 レナード・バーンスタイン  ニュヨーク・フィル
  * こんなに入って\2940!

中) 「驚愕」& モーツァルト40番
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー  ウィーン・フィル

右) 交響曲第95&98番
 オイゲン・ヨッフム ドレスデン国立管弦楽団
 天地創造が出ましたので、当然四季を・・

左:ワルター・ゴーアー指揮 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団&同合唱団
  (米Nonesuch HC-73009)

中:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
  &ベルリンドイツオペラ合唱団
  (東芝/EMI EAA-90037〜9)

右:アルマン・ジョルダン指揮 ローザンヌ室内管弦楽団
  &スイスロマンド放送合唱団、ローザンヌ・プロアルテ合唱団
  (RVC/仏エラート ERX-7239〜41)

 どれもドイツ農民の暮しを描いた曲の内容にふさわしいジャケットデザインですが、晩年の老ハイドンが「自分の仕事の集大成として祖国の四季を眺めている」という強いメッセージ性を、表裏一続きの大きな絵で表現したR・ハーンの描き下ろしイラストのゴーアー盤のジャケットがとても印象的です。
☆ アンタル・ドラティ  フィルハーモニア・フンガリカ

左)第36〜48番 LP6枚組アメリカ盤(買った当時\5400ぐらいだった?)
中)第103&104番 アメリカ盤(これも¥900ぐらい)
右)09年版 CD全集

昔々、ドラティ盤の交響曲全集が出た当時、あまりに高くてそして既に持っていた数曲とのダブリが嫌でとても買えなかったガキンチョでしたが、その後数年上記のアメリカ盤の安いバラ売りなどで何曲か買って溜飲を下げていた僕でしたが、09年にやっと安くなったCDで36年目にして全集を買いました。

思えばフィッシャー盤の全集が出てポンと買った時までの約30年は、何人もの指揮者の様々な盤でできるだけ全107曲揃えることに近づけて行くことを目標にやってきた歴史でした。
そうやってコツコツ揃えてきてフィッシャー盤が出るまで70曲ぐらいでしたから、確かにフィッシャー盤は快挙でしたが、やっぱりドラティ盤の全集を買った時は感慨深いものがありました。
そのフィッシャー盤、全集で出たのは5年ぐらい前でしたっけ?
先に英ニンバスでバラで出てましたが、全集になったとき¥9980ぐらい(だったかな?)とあまりに安いと(当時は)思ったので、ポンと買って「あ〜、これで全曲揃っちゃった」と思ったものですw。
箱(左)の中に入ってるジャケが一枚一枚絵がらが違う(中・右)のがいいですね。

その後、上に書いたドラティ盤が09年に¥6890、なんと同じ年にD.R.デイヴィス盤がさらに安く¥6000を切る価格で出てしまいました。(これは不良騒ぎがあったので、未だ買ってませんが)
なんという時代でしょう!!!w
遅ればせながらやっと買いました。
BOXは詰め物がしてあって必要以上に大きくなってますな。
詳しい解説本でも入れてくれればいいのに・・・。

収録は番号順でなく作曲時期別に色分けされた紙ジャケに入ってますが、
すべて同じ顔で時期別に肖像画は変えて欲しかったですね。

まだ4〜5枚しか聴いてませんが・・・・・聴いた感想は・・・・・
 今回はピアノソナタの全集物から3点

左:ヴァルター・オルベルツ(pf)
 (日本コロムビア/東独Eurodisc OB-7173〜84)

中:ジョン・マッカーベ(pf)
 (米London/英Decca STS15343〜5)

右:クリスティーネ・ショルンスヘイム(ピアノフォルテ、クラヴィコード、チェンバロ) (独Capriccio 49 404)

 交響曲は勿論の事、ピアノソナタでさえ全集がほとんど発売されていなかった、ハイドンにとって「冬の時代」のLP時代に発売されたこのオルベルツ盤は、12枚組で22,000円もしました・・
 マッカーベ盤は後にCDが国内盤で発売されましたが、BOXアートは「いつもの」ハイドン肖像画(晩年の右向き)ですので、せめてピアノ曲らしいジャケットの米盤のLPのジャケットを載せてみました。この米Londonの「Treasury series」で、このマッカーベのソナタ、ドラティの交響曲、エオリアンの四重奏曲を、輸入レコード店で必死になって買っていました。
 ショルンスヘイム盤は、曲によってフォルテピアノ、チェンバロ、クラヴィコードを弾き分けています。3種弾き分けはF・ノイマイヤーに初期ソナタの3枚組がありますが、こっちの全集のショルンスヘイム盤を載せました。CD14枚組で僅か2,817円です。オルベルツ盤の8分の1の値段で全集が聴ける「ハイドン春の時代」が、これからも続く事を祈りたいです。
 先日やっとブリリアントのバリトン・トリオ全集(エステルハーツィ・アンサンブル)を一通り聴き終えたので、今回はヘソ曲がりに(笑)そのエステルハーツィ盤以外のバリトン・トリオのレコードから3点を選んでみました。

左:ザルツブルク・バリトン・トリオ
  第64番ニ長調、第113番ニ長調、第49番ト長調、第60番イ長調、第45番ニ長調
  (米Nonesuch/Elektra H-71049)

中:ミュンヘン・バリトン・トリオ
  第97番ニ長調、第95番ニ長調、第25番イ長調、第66番イ長調、第62番ト長調
  (ポリドール/クラーヴェス ML 2033)

右:ジョン・シュー(Brt)、デヴィッド・ミラー(Va)、フォルツナート・アリコ(Vc)
  第71番イ長調、第113番ニ長調、第96番ロ短調、第126番ハ長調
  (英ASV/Musical Heritage Society GAU 109)

 右のシュー盤は第2集で、第1集は買い逃してしまってました。その時の恨みなのか、後にCDで再発された時に、第1集は重複買いをしてしまいました(笑)現在手許にはLPとCD合わせて、第1集、第2集各2枚ずつあります・・・ あはは
お久しぶりです。

左)交響曲第93&99番
 サー・ゲオルグ・ショルティ  ロンドン・フィルハーモニック
演奏はともかく、この赤い帽子とシャツのセンスは??

中)交響曲第82番「熊」・第83番「めんどり」
 レナード・バーンスタイン  ニューヨーク・フィルハーモニック
シロウトが書いたようなヘタウマな絵。

右)交響曲第100番「軍隊」・第68番
 ニコラウス・アーノンクール  コンセルトヘボウ管弦楽団
最初パッと見、「1812年」のジャケかと思いました。
 
2010年になって急に寂れてしまいましたね。記念イヤーだけだったのかなあ?

左)「皇帝」&モーツァルト「狩」
 アマデウス・クァルテット

中)「皇帝」&モーツァルト「狩」
 アマデウス・クァルテット

再録音しても選曲も一緒、ジャケットもそっくり。


右)弦楽四重奏曲第58&67番
 アマデウス・クァルテット
左) 協奏交響曲Hob?-105 & モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
 イーゴル・マルケヴィッチ & ラムルー管弦楽団

中) 交響曲第48番「受難」&第49番「マリア・テレジア」
 アントニオ・ヤニグロ & ザグレブ放送交響楽団

右) ピアノ・ソナタ第56〜62番
 グレン・グールド
3 Haydns (笑)

 今回はわざと同じ肖像画のジャケットを3枚集めてみました。ハイドンは人気作曲家でしたから、肖像画は多い方だと思いますが、それでもそんなに何枚も残っている訳ではありませんので、レコードのジャケットに使われると、どうしても被ってしまう様です。
 幾つかの肖像画の中では、この絵が温厚でユーモアに満ち、パパ・ハイドンと呼ばれてたハイドンの性格をも表現している様で、私は一番好きです。

左:弦楽四重奏曲全集 タートライ四重奏団 (全集のセット外箱)
  (ハンガリーHUNGAROTON HCD 41001)CD21枚組

中:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」、ヴァイオリンとチェンバロの為の二重協奏曲ヘ長調(XVIII-6)、イタリア序曲ニ長調(Ia-4)、トランペット協奏曲変ホ長調 
  H.スワロフスキー/ウィーン交響楽団
  (米Olympic 8127)LP1枚

右:ピアノ協奏曲集 ニ長調(XVIII-2)、ヘ長調(XVIII-3)、ト長調(XVIII-4)、ト長調(XVIII-9)、ニ長調(XVIII-11)、ハ長調(XIV-4)
  I.V.アルペンハイム(Pf) A.ドラティ/バンベルク交響楽団
  (独FSM 43 031〜3)LP3枚組

 スワロフスキー盤は、海賊盤としか思えない程の劣悪な音質で、しかも二重協奏曲はジャケットはおろか、盤面にも全く記載が無く、聴いてみて始めて「あ、これも入ってる。ラッキー(*^-^*) 」と判るという、超お粗末な体裁のレコードです。(録音面のバンド分けはされている)
 アルペンハイム盤の協奏曲集は別姓なので判り難いですが、アルペンハイムはドラティの奥さんですので、このレコードは夫婦共演と言う事になります。
『同一肖像画被りシリーズ第2弾』

 作曲中の「我等がハイドン」! 絵の感じから40歳頃だと思います。エステルハーツァの官舎か自宅の一室で、スクエアピアノかクラヴィコードで試し弾きしながらバリバリ作曲中のハイドンですね。あー、この頃にタイムスリップして、ここでずーっとハイドンの生演奏を聴いていたいです。

左:交響曲第41番ハ長調、第42番ニ長調、第43番変ホ長調「マーキュリー」
  B.ヴァイル/ターフェルムジーク
  (ソニー SRCR 8944)CD1枚

中:初期ピアノによるソナタ集
  第35番変イ長調、第41番イ長調、第60番ハ長調、第61番ニ長調
  R.バーネット(fp)
  (英Amon Ra SAR 5)LP1枚

右:6曲のフルート三重奏曲 作品100 Hob.IV-6, 7, 8, 9, 10, 11
  6曲のフルート四重奏曲 作品5 Hob.II-D9, G4, D10, 1, D11, 11
  シュルツ一家(W.シュルツ Fl、G.シュルツ Vn、U.シュルツ Va、W.シュルツ Vc)
  (独Telefunken 6.35395) LP2枚組

 ヴァイルによる交響曲は、ピリオド楽器オーケストラにありがちなトゲトゲした刺激的な演奏ではなく、快い聴き心地の演奏でしたが、どれ位の数が録音されたのでしょうか・・ 
 バーネットによるソナタ集は、2つの古楽器を使って録音された物で、このレーベルは数は少ないものの、歴史的な楽器による興味深いレコードがありました。
 シュルツ一家のフルート三、四重奏曲集は、曲数の少ないジャンル故に全集企画等から漏れた曲が聴ける、貴重な録音だと思います。
ロシアのハイドン

 ハイドンのレコードとなると、当然ドイツ盤やイギリス盤が多く、それ以外でもオーストリア、ハンガリー等の「縁の国」や、フランスやスイス、アメリカ等が多い様ですが、今回はロシア・・って言うより旧ソ連時代録音のハイドンのレコードを引っ張り出して来ました。勿論国営のメロディアです。

左:ディヴェルティメント 変ロ長調「聖アントニ」Hob.II-46
  カッサシオン ヘ長調 Hob.II-F2
  L.マルキツ/ソロイスツ・アンサンブル
  (ソ連メロディア C10-08505)LP1枚

中:交響曲A、交響曲B、交響曲第1番、第2番、第3番
  M.エルムレル/ボリショイ劇場室内アンサンブル
  (ソ連メロディア SUCD 10-00039)CD1枚

右:交響曲第44番ホ短調「悲しみ」、第28番イ長調、第49番へ短調「受難」
  モスクワ室内管弦楽団(指揮者なし)
  (ソ連メロディア MCD 169)CD1枚

 マルキツのディヴェルティメントのLPは、当時のメロディア盤の特徴のマチの無いペナペナのジャケット、ポリエチレンのこれもペナペナの中袋、解説一切無しという超わびしいレコードです。
 エルムレル盤の交響曲集は全集企画だった様ですが、1枚目であっけなく挫折したっぽいです。緩徐楽章を遅いテンポで朗々と歌わせた特徴のある演奏で、1枚で終わったのが残念です。ジャケットの裏はロシア文字たっぷりなので、表裏両方撮りました。
 モスクワ室内管弦楽団盤は、エルムレル盤まではあったロシア文字のメロディアのロゴも無くなって、風景画のありふれたジャケットになってしまってます。ソ連臭たっぷりのマルキツのLPに比べて、すっかり西側的になってしまった感じです。
 久しぶりに投稿です。
 「歌劇の序曲集」って言うと、モーツァルトとかロッシーニとか、或はワーグナー辺りが「常連」でしょうが、ハイドンも歌劇は沢山作曲していますので、当然序曲も沢山あります。

左と中:M.フス/ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン (独シュヴァン 3-1723-2 H1 (Vol.1) 3-1484-2 H1(Vol.2))
第1集:アチデとガラテア、薬剤師、漁師の娘、勘違いの不貞(裏切られたまこと)、フィレモンとバウチス、神々の怒り、トビアの帰還、火事に遭った家、突然の出会い、月の世界

第2集:序曲Hob.Ia7、まことの操、無人島、報いられたまこと、騎士オルランド、序曲Hob.Ia4、アルミーダ、十字架上の七語、哲学者の魂(オルフェオとエウリディーチェ)、天地創造、四季〜秋、冬

右:M.ハラース/パルドゥビツェ・チェコ室内P.O.(ナクソス 8.573488)
薬剤師、アチデとガラテア、漁師の娘、勘違いの不貞、フィレモンとバウチス、勘違いの不貞、神々の怒り、突然の出会い、月の世界、無人島、まことの操、、報いられたまこと、騎士オルランド、アルミーダ、哲学者の魂(オルフェオとエウリディーチェ)

 2枚組のフス盤は、時間稼ぎの為か、オラトリオや十字架上の七語の序曲や、単独曲まで収録しています。

 いやぁ・・それにしても邦題を照らし合わせるのが大変です(笑) 「まこと」と言う語が付いたのが3曲もあるので、ややこしいです。しかも元々国内版が殆ど出ていないジャンルですので、邦題も統一されていなくて、似た様な別表現になっていたり・・ ナクソス盤は邦題が書かれています。
 ハイドン話題が滞っていますね・・

 私のイチ押しのハイドン指揮者であるL.ジョーンズの、かつて国内盤で発売されたLP3枚です。

 左:交響曲第3番ト長調、第39番ト短調、第73番ニ長調「狩」
   テイチクULS-3034-Y
 中:交響曲第6番ニ長調「朝」、第13番ニ長調、第64番イ長調
   テイチクULS-3035-Y
 右:交響曲第43番変ホ長調「マーキュリー」、第35番変ロ長調、第80番ニ短調
   テイチクULS-3036-Y
 いずれもオーケストラは「ザ・リトル・オーケストラ・オブ・ロンドン」です。

 レコード番号から判る様に、1970年代後半に、3枚まとめて発売になりました。たぶん当時、第6番「朝」以外は、国内盤で聴ける唯一のレコードだったと思います。
 最初に買った3、39、73番の中の、39番の爽やかな緊張感が、とても印象的ででした。3番もそれまではモノラル録音のプアなレコードしか持ってなかったので、対位法を駆使して縦横に駆け回る弦の、豊かな響きに魅了されました。64番のイ長調の透き通った響きも印象的でした。

 6、13、64番の1枚は、地元のレコード店で「製造中止で取り寄せできない」と言われ、がっかりしてましたが、後日東京の石丸で買う事が出来ました。石丸は店頭在庫を複数枚持っていて、メーカーより豊富な在庫に驚きました。(「製造中止による取り寄せ不能」は廃盤と違って、どこかの店頭にある物は、その店に行けば買えますが、廃盤になると、店頭品は回収されてしまいますので、買う事が出来なくなります。)

 英PYEで録音されたL.ジョーンズ/ザ・リトル・オーケストラ・オブ・ロンドンのハイドンの多くの録音の内、国内盤で発売されたのは、この3枚と31番、19番、45番の、計4枚だけで、残りは米Nonesuch盤で買う事が出来ました。しかし米国の廉価盤のNonesuchは、盤質が悪いのと、解説が英語なのが難です。但しジャケットデザインは、Nonesuchの方が洒落てて楽しいです。
 
 人気も低いハイドンの初期中期曲で、演奏者もほとんど無名だったこのシリーズを、テイチクはよく国内発売してくれたなぁ・・と思います。当時テイチクは、大したクラシック系の音源を持っていなかった事が、幸いしたのかも知れません。コレギウム・アウレウム合奏団で人気の独ハルモニア・ムンディがテイチクから発売になるのは、確かもう少し後だったと思います。
左:交響曲第72番ニ長調、第73番ニ長調「狩」 E.メールツェンドルファー/ウィーン室内管弦楽団
  米Musicai heritage society OR H-232

中:ピアノソナタ第18番変ホ長調、第19番ホ短調、第20番変ロ長調(Hob.XVI:18)、第20番ニ長調(Hob.XiV:5)
  A.バルサム(Pf) 
  米Musicai heritage society OR H-104

右:カッサシオン ト長調(Hob.II:G1) 弦楽三重奏曲ト長調(Hob.V:G3) 四重奏曲(Gt.Fl.Vn.Va)ト長調(Hob.II:1)
  D.バーネット/オーストリアトーンキュンストラー管弦楽団、ビーダーマイアー室内合奏団(三重奏)、K.シュヘイト(Gt) H.ライゼベルガー(Fl) T.カクスカ(Vn) J.ガイゼ(Va)(四重奏曲)
  米Musicai heritage society MHS 1968

 1962年に米国で設立された通信販売制のレコード販売組織「Musical Heritage Society」https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Musical_Heritage_Society&prev=search(Wikipediaの自動翻訳頁)
から販売されたLP3種です。このMusical Heritage Society については、私はよく知りませんが、名前とWikiの説明から推測すると、音楽史上の重要作品をレコードで網羅するのが目的・・と思われます。左の交響曲と中のピアノソナタのジャケットには、それぞれ「Volume XXXII Complete Symphonies」「Volume IV Complete Keyboard Music」と記されていて、明らかに全集を目指した企画である事が判ります。
 この企画がどの程度進んでいたのかは判りませんが、ドラティ以前にこのメールツェンドルファーで交響曲全集が完成していた・・と言う話は聞いた事がありませんので、恐らく交響曲に関しては、途中で中断してしまったのだと思います。ピアノソナタはもしかしたら完成したのかも・・ 私はこのシリーズは、交響曲は8枚、ピアノ曲はソナタと曲集で7枚持っています。
 
 演奏はまだロマン派至上嗜好が蔓延していた当時にありながら、はっきり「古典派」に立ち位置を置いた演奏で、交響曲に関しては、3年前にCD復刻盤が出たゴーバーマンと、私の一押しのジョーンズと並んで、「ドラティ以前」のハイドン多数演奏家の中では、白眉の物だと思います。
 ピアノソナタも決して派手な演奏ではありませんが、音一つ一つがカラっとした乾いた、質の良いドライフラワーを思わせる様な、ハイドンの中期ソナタ独特の、湿度の低い音の響きを、よく現している好演だと思います。尚バルサムは、このトピックの18番でご紹介した英オワゾリールにもレコードがありますが、たぶん元は同じシリーズだと思います。
 最後の室内楽曲集のカッサシオンは、ハイドンのカッサシオンの中では一番有名な曲です。弦楽三重奏は何年か前にウィーンフィルハーモニア弦楽三重奏団が出した全集の中にも入っている曲です。そしてB面一杯を使って収録されている四重奏曲は、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、ギターと言う編成で、たぶんギターのパートは、最初はチェロだった「編曲物」ではないかと思うのですが、それは私の全くの独断です。Vivaceの第1楽章が2'13"、メヌエットの第3楽章が1'55"なのに対して、Andante moderatoの第2楽章は7'51"、Fantasia con variazioniと書かれた変奏曲の第4楽章が7'09"という、アンバランスな規模ですが、各奏者が十分楽しみながら演奏出来る様に書かれた、楽しい曲です。
 1枚だけですが、1984年の「第5回草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティバル」のLP盤。この時のテーマはハイドンだった様で、収録曲は、チェンバロとヴァイオリンの為の二重協奏曲ヘ長調(Hob.XVIII:6)とピアノとフルートとチェロの三重奏曲ニ長調(Hob.XV:16)、そして珍曲のクラリネットとヴァイオリンとチェロの三重奏曲変ロ長調(Hob.IV:B1)です。
 発売はマイナーな国内レーベルの「カメラータ・トウキョウ」です。

 ジャケットは、『遠くバッハの精神を、ハイドンが後継者のモーツアルト、シューベルト、ベートーヴェンに引き継いでいく』という、凝った精神的内容を表現した、手の込んだ絵になっています。
 後継3人が、ハイドンの掌に乗っている‥という構図が、まだシューベルトやベートーヴェンの音楽が、ロマン派ではなくて、ハイドンの目の届く古典派の範囲に留まっていた「良き時代」を現わしていると思います。

 右下に「H.TOKUDA」と署名が見られるこの絵については、ジャケットには一言も触れられていません。一方、録音機材については、メーカーや機種名まで、詳細に記載されています。そんなマニアックなのは要りませんので、そのスペースは、この絵についての作者のコメントを載せて欲しかったです。
 
 ピアノ三重奏以外の2曲は「世界発録音」と、タスキに書かれていますが、二重協奏曲はこの時点でも、既にR.ヴェイロン=ラクロワとG.ジャリによる録音が在った筈です。まあ、今みたいに、パソコンをたたけば、世界中を対象にして一発で検索出来るのとは訳が違う時代ですので、既に録音されているのが分からなかったとしても、仕方がないと思います。このレコードに限らず、「世界発録音」を謳っていても、実は「早とちり」・・と言うのは、時々見かけますからね。
 クラリネットを含んだ三重奏曲は全く未知の曲ですが、別の曲の編曲版の様な気がします。

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