漢字検定１級・準１級コミュの漢字に興味を持ったきっかけ

漢字は普段の生活の中で、まさか目にしないことは無いと思います。そんな漢字をどう思うかは人様々。でもこのコミュにいる方々は漢字が好きなんですよね(´∀｀)
皆様が漢字に興味を持ったきっかけを教えてください☆
経緯なんかも書いてくれると勉強の参考になるかもしれませんね！制限は特に設けません！小話なんかもあるといいですね！

まずは自分から・・・

小学校５～６年生の時に横山光輝の漫画「三国志」にハマリました。そして当時発売された光栄のゲーム「三国志３」に夢中に！その中には難しい漢字（人名・地名・コマンドなどの用語）がたくさん。曹操の謀臣の荀彧（じゅんいく）の「いく」の字や南蛮の兀突骨（ごつとつこつ）の「ごつ」のように、変な漢字があるんだなぁ、と思っていました。

この頃から漢字に少々興味を持って来たようです。でも漢字の書き取り練習は嫌いでした(´Д`;)正直この頃は漢字って書くの面倒だなぁと思っていましたｗこの頃はむしろ中国の歴史に興味を持ったようです

中学生になり、学習塾に入りました。一年生のころある国語の先生が授業の最後に黒板に難しい漢字や当て字を一つ書いて、「これ読めたらジュースおごるよ」
なんていってました。
出された問題は「蒲公英」（たんぽぽ）など身近なものだったと思いますが、もっとも衝撃的だったのは
「鏖」（みなごろし）
でした！

これで「みなごろし」って読むの？！と本当にビックリしました！もちろん読めた生徒なんかいません。
その後本屋に行き、成美堂の漢検１級の本を買いました。もちろん受けて合格しようという自信なんかまったく無く、ただ興味本位で買っただけです。ただ、そこに当て字がたくさん載っていたのが嬉しかったんです。その後本屋や図書館で当て字や難読語の本を漁るようになり、当時は記憶力が良かったようでどんどん吸収していきました。やがて塾のジュースもおごってもらえるようになりました。

生来の凝り性なのか、漢字に対する興味は尽きませんでした！
中二の時に大修館出版の「大漢和辞典」という辞典があることを知りました。そして同社から廉価で５万字ポスターというものも販売されていると知り、まずポスターを買いました。
もちろん手元に届いて５万字に圧倒されました。当時は興奮の極まりでしたｗ

漢字に対する情熱はさらに大きくなり、ついには親にお願いして「大漢和辞典」を購入してもらいました。２０万円くらいだったと思います。かなりの親不孝者ですが、それが辞典だったので親も購入してくれたのだと思います！家にはダンボール２箱が届いてビックリしました！もう興奮ですねｗ

確かこの頃。ＴＶで「浅草橋ヤング洋品店」という番組を見たらたまたま漢字ＰＫというものが放送されていて、漢字に自信のある主に若者が１対１で漢字を順番に出題しあいます。解答者は答えられたらセーフ、ミスしたら相手の得点と、サッカーのＰＫと同じ理論です。そんな中で若者たちが覚えてきた漢字を自信ありげに出題するんですよ！記憶に残っているのでは
「槿」（むくげ）「薔薇」（バラ）「秋波」（出題者は「ウインク」と読ませていましたが、この読みはある人の創作当て字だと思われます。意味はウインクですが。）
　それで解説者として漢字のプロが招かれていました。「薔薇」は「そうび」または「しょうび」でも正解ですねなんて言って知識量に驚きました。んである回に女子高生とプロが対決することになりました！女子高生はいたって普通な（？）当て字などの出題。プロは当然のごとく正解！んでプロの出題がイジワル！
「糒」（ほしいい（干し飯））
女子高生は「きび」ですかって答えてました。
分かるわけないですよねｗ
んなわけでプロの３－０で勝利。
世の中には凄い人がいるんだなぁって思い、自分の頑張ろうと漢字に対する思いはさらに高まりました！

その後、漢検を受検し始めるようになりました。２級と準１級を中３で合格しました。そして高一の冬に１級に合格しました。大学が付属高校で大学受験の勉強をしなくて済んだというのが合格できた理由だと思います。夏休みは漢字の勉強しかしてなかったと思いますｗコツコツとノート作りに励みました。

合格はしたものの、まだまだ漢字を学びたい！実力を維持したい！極めたい！という思いから、しばらく１級を受検し続けました。ここ数年はしばらく受けていませんが、やっぱ何度受けても面白いです。

その後、高三になり選択授業であった中国語をもちろん選択。
中国語にもハマリだしました。中国語は中国語でも、その中で簡体字の字形に興味を持ち出しました。漢検で旧字体を学び字形の微妙な差異を知っていた為、「卑」の字６画目と７画目を一画で書くことなんかを知っていて役立ちました。
おそらくこの頃から字源にも興味を持ち始めたと思います。と言うより漢字・中国の歴史・古典全般には何にでも興味を持ちました。

大学では史学科に入学（後悔。。。）
中国語と漢字と古代中国の勉強しかしてませんでした。
んで稚拙な卒業論文は「則天文字の構成原理」終盤は則天武后にハマったのです。彼女が作った蠱惑的な字形と、推論されるその構成原理は見事だと思いました。

そして現在ですｗ
ちょっと前から今度はＪＩＳ第３種漢字を勉強しようかな。なんて思っています（漢検１級は大体ＪＩＳ第２種漢字までです）。でもその漢字量と問題集が無いという理由でほとんど着手していません。第３種漢字が載っている本はあるのですがそれを基に勉強するのは気が遠くなりそうです(´Д`;)

以上です！長くなり、しかも自己紹介みたいになってしまいましたが、漢字とはけっこう長く付き合っています。自然と部屋には関連書籍が山積みになってしまいました・・・もったいない病患者なので古い本とか捨てられないんです(´ω｀)思い出も詰まっていますからね(^^）

コメント(19)

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[1] mixiユーザー 03月05日 17:44

初めまして♪tomo♪といいます～☆

私は小学１年生から漢字の練習が大っ嫌いで、そんな時間があったら好きなピアノを弾いていたい！
というワガママな子でした。
その結果、お恥ずかしい話大人になっても部首などは、くさかんむり・たけかんむり・さんずい・てへん・きへんの５つしか知らない有様…。

ところが働くようになってからです。
よく皆さんはパソコンを使うようになったら字が書けなくなったとおっしゃいますが、私はその逆で、たかが「あ」でもいろんな阿、亜…があり。
たかが「い」でもいろんな位、胃…があると知り、漢字への興味がドドドーっと湧いてきたのです～♪

それから退職したので時間もあり、約10日間で３級の範囲を詰め込みました。

３級は小卒レベルです。でも元々無に近い私は３級とは言えヒィ～ヒィ～でした…。
試験当日には周りの年齢層の低さに驚愕し、逃げ出したくもなりましたが、これも自分が小・中学生の頃に怠けた報いだ！と思い受験。
結果合格できました。

この頃には漢字の魅力に取り付かれたのと、年齢層の低い場での受験…の屈辱を晴らす為、準はスッとばして２級に挑戦しようと決めました。

しかし暮れ＆お正月で浮かれ放題…。
２級申し込み時の意気込みはどこへやら、受験辞退まで考えた程でしたが、それを日記に書いたところ想像以上のマイミクさん達からの励ましがあり、なんとか乗り越える事が出来ました。

このヘンは(今読み返せば)私の"漢検悪あがき日記"として、１月31日から書き綴ってありますので、冷やかしついでに読んでみて下さい～☆
ﾏｼﾞ試験直前で焦りまくって笑えますよ～(笑)
o(≧∀≦)o

[2] mixiユーザー 03月05日 20:19

小学生の頃から国語大好きっ子でした。
「あ、漢字好きだ」と意識したのは、漢字ドリルに出てくるような漢字パズルを解くのがやたら楽しかった、というのが最初だったように思います。

　　一
　　↓
衆→□→粋
　　↓
　　水

こういうやつです。

[3] mixiユーザー 03月06日 00:37

やっぱり色々なきっかけがありますね！

＞TOMO♪さん

漢字って一度ハマるとやめられませんよね（笑）。たぶんそれは漢字が中国人の英知の結晶だからだと思います！４、５千年前に作られ、それが未だに使われているから凄いですよね！漢字嫌いの人は漢字の面白さに気付いて無いだけだと思います。かわいそうです！

漢字の勉強はやればやるだけ力になりますよね。今後一生付き合っていく物なので極める価値はかなり大きいと思いますよ(´∀｀)！

＞リンダさん

漢字パズル面白いですよね☆なかなか分からず答え見たら、あっ！こんな簡単な漢字だったんだぁっ(＠_＠)ショッキング☆

別として漢字パズルのトピでも作りましょうか(^O^)

[5] mixiユーザー 03月07日 01:59

小学校の頃から好きでしたね…ドリルとかに象形文字の図解があってそれがとても楽しかったのを覚えています。
｢解｣と言う字の図解が強烈でした(笑)

それから漢字の意味や成り立ちに惹かれ、今に至るという風です。
小学校での漢字テストは意地でも100点でした★

皆様に比べちっぽけなきっかけですが(・ω・;)

[7] mixiユーザー 03月07日 07:42

初めまして。
皆さん、高尚なきっかけをお持ちで…自分みたいなのも1人ぐらいいてもいいよな、と書き込みします。
自分は、家が学習塾経営している事もあって、漢検や英検を割と早くから受けてきまして。
確か2級に合格したのが中1で、当時の1級取得最年少記録が15歳だったんですよ（多分）。
で、自分はまだ12、3歳。この調子で今のうちに1級取ったら記録更新や！なんて思ったのが、漢字に特に興味を持ったきっかけだったと思います。見事に功名心だけで動いてますｗ
元々、小学校の頃から漢字を覚えるのに全く苦労せず、書き取りで嫌な思いをしなかったのも大きいでしょうけど。
その後、準1級を飛ばして1級を先に受けてみたんですが、結果は55点＾＾；
結局記録更新云々は無理になり、高校の時に、友達と何故か準1を一緒に受けようって事になって、学校の事そっちのけでのめり込んで勉強して一発合格したことで、ますます漢字が好きになったと思います。

[8] mixiユーザー 03月07日 16:55

私の場合は当て字の面白さですね。「松明」と書いて『たいまつ』、「香魚」と書いて『あゆ』というように、なるほどと思えるものがたくさんあったからです。中にはなんでやねん、と思う理不尽なものも有るのですが。
またインドという国を「印」と書いたりアメリカを「米国」と書いたりするのはなんでだろう、特にアメリカなんて米国ってむしろ日本の事じゃない？なんて昔思ってました。その理由が分かったりしてますます漢字の魅力に取り付かれました。それで準２級から受けて196点で合格、２級はまだ点数は分かりませんが合格しました(自己採点で197点)。それで、今度準１級を受けようかと思っています。

[9] mixiユーザー 03月07日 17:17

漢検に興味を持ったのは中１の秋（ちょうど10年前）くらいだったと思います。
本屋を歩き回っていると成美堂出版の漢字検定の問題集が目につき、しばらく立ち読みしました。４級の問題集を読んでいるうちに、「面白そう、受けてみようかな」と思い始めました。
４級は見たところ受かりそうな感じだったので、３級を目指すことにしました。
その冬に３級に合格することができました。本当ならこれで終了のはずでした。しかし、当時テレ朝で「ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャー」という番組の「漢字読み書き100問正解できたら100万円」で難漢字を解いていく挑戦者を見ているうちに「こんな変人みたいに漢字が読み書きできたらいいなあ」と思い、漢検にのめり込んでいきました。

中２の冬に２級合格。高１の春に準１級に合格しました。大学５年生になった今、今年２月に久々に準１級に挑戦しました（勿論、勉強して）。速報では合格でした。

結論として『炎チャレ』が最大の理由ですｗ

[12] mixiユーザー 03月07日 17:59

私が漢字そのものに興味を持ったのは大学を出てからです。フジテレビのネ★リーグで諸々の難読漢字に遭遇しましたが、昔から雑多な本を読み漁っていたためか熟字訓・当て字・動植物名以外は殆ど全問正解。漢検準一・一級は途方もなく難しいと聞いていたもののこれが漢検一級・準一級レベルと知り、この程度ならもっと早く受験しておくべきと後悔。履歴書に書ける資格が無かったので、履歴書に箔を付けるべく、楽そうだけど巷ではちょっとした羨望の的である準一級を受験することを決意。慣れない四字熟語に苦戦しながらも、受験を決意してから５ヶ月で準一級を一発攻略。勉強するうちに知らない漢字や当て字を知ることが楽しくなって、そのまま今に至っています。今では、書店の大半の本や雑誌を辞書・ルビにたよらず遅滞なく読めるようになりました。
人が読めない漢字を読めるときの優越感、そして逆に自分が読めない漢字を人に読まれたときの悔しさが勉強への意欲を与えてくれます。

[14] mixiユーザー 03月09日 14:46

漢和辞典が好きでしたね。

国語辞典は文章を書く都合で引く物。
英和辞典は学校授業の都合で引く物。
というイメージがありました。

漢和辞典は、当面必要のない教養が一杯詰まっています。
見出し字ごとの説明はもちろん、資料で中国の各王朝の組織や服装の説明があったりして、全く実用を離れた楽しみがありそうでした。
故事成語は、中国四千年の歴史のスナップ写真のように感じます。

子供の頃、それを心ゆくまで読んでみたいなと思いましたが、時間と能力が足りませんでした。
時間は経ちましたが、いま漢検勉強を利用して漢和辞典を読んでいる面があります。
（漢検に合格したとして、資格として何かに役立てる予定はありません。）

だから、もし漢和辞典を引くよりも暗記型学習のほうが効率がいいとしても、その手段によることは考えていません。
効率が悪いためにすぐに受かりそうになければ、受検の機会を遅らせることにして、もっと勉強すればいいだけだと思っています。

[15] mixiユーザー 03月10日 12:10

皆さん凄いですね\（；＠ｏ☆；）／

私は学生のころは漢字を書くのは苦痛でなりませんでした。

まさか自分が漢検受けるとも想っても見ませんでした。
父が難しい漢字が書けるんですょね～。
１級レベルの漢字をちょくちょく紙に書いて見せたりして・・・
最初はそんな漢字もあるんだなぁ!!!っておもっても・・・
あまりにもイメージが付きにくい漢字ばかり見せるので、
それほどまでには関心を持ちませんでした。

・・・が・・・
３年前から詩に目醒めてから、PCで詩を綴っているものですから、変換する際にたくさんの同じ意味で違う漢字が出てきて・・・文章によって使い分けするのが楽しくなってきたのがきっかけですかね♪

｢なみだ｣でも涙・泪・涕など。
暗・闇（あん）
黒い＝烏い
暗い＝昏い・冥い
など・・・
詩の材料としても使える美しい表現とか好きな言葉とか捜せたら・・・と想い、漢字に興味を持ちました。
私は詩から漢字の魅力に次第に取り憑かれた感があります。

まだまだ未熟者で分からない漢字がたくさんありすぎて、
手に負えないのですが・・・
今は苦手な漢字も苦にはならず・・・
毎日がサプライズでとても新鮮です。
イメージが憑きにくい漢字はなかなか憶えにくいですが・・・
１級レベルの漢字は不思議な漢字が多いので・・・
漢字も芸術って感じで・・・イメージで憶えたほうが良いのかなぁ???って最近想ったりもします。

さっきもあったように・・・

鮎を香魚なんて・・・とても洒落た漢字ですね???
でも・・・イメージが湧くのでいつまでも忘れないでいられそうです。
イメージするのが難しい漢字はやっぱり根気良く憶えないと忘れてしまいそうです。

詩を綴って・・・３ヶ月で詩集を出す事が出来ました。
いつか・・・自分の詩集を出せたら良いなぁ???って想っていたのが現実になって・・・
その翌年に漢検２級を受けてみようって・・・
目標は１級ですけど・・・今の私のレベルではまだまだなので・・・
しかし、漢字が書けないのがほとんどなので・・・
２級のテキストを見ても・・・(￣△￣；）ｴッ･･?
私には無理かも・・・なんて弱気に・・・
結構４級からのテキストがたくさんあるので・・・
先ずは受験するのは２級だけど・・・
４級からのテキストで勉強しました。
ちょっと自分自身に恥ずかしかったので・・・
ナイショで４級勉強。
３ヶ月で準２級のテキストを終わらせました。
そして去年の１月から６月まで２級のテキストを漁ってなんとか無事に合格・・・
そして・・・
最近知り合いになったミク友さんでとても、
綺麗な表現でのめりこむほど文章がとても魅力的で、
今年中に受験したい気持ちが再び芽生えました。

☆ちなみに最近では父から出された問題とかも時々答えられるようになりました。
詩によって漢字の楽しさを惹き出してくれたょうに想います。

２級受験前は平成教育学院の１・準１の問題は解けなかったけれど、１問・２問は解けるようになりましたo(*^▽^*)o~♪

長くなりましたがこのようなストーリーで今に至ります。

[16] mixiユーザー 04月07日 22:23

漢字検定の試験をしていて、一番面白いのが四字熟語です。それぞれにストーリーがあり、辞書でその由来などを調べるとなるほどな～と思わせられます。
梁上君子(りょうじょうのくんし)…ある人の家に泥棒が入り、梁の上に潜んでいた所、そこに住んでいる主人が自分の子供達を集め「本来、人というものは生まれもって悪人という事はない。今、梁の上にいる君子もそうだ」と言ったところ、その泥棒は驚いてそこから出てきて謝罪し、改心した。
この四字熟語にはこういう由来があるのですが、思わずなるほどな～と感心してしまいました。泥棒に対して敢えて「君子」と呼ぶ所なんか、心憎い事するな～と思わずニヤリとしてしまいました。
こういう素敵なセリフをサラッと言えるようになるとかっこいいんでしょうね。

[17] mixiユーザー 04月07日 22:44

はじめまして。
私は、小学校と高校のころは、よく「漢字大会」と称し、テストが行われていました。小学校のときは、読み・書き各１００点を取ったら商品を出すと母に言われ、懸命に頑張った記憶があります。高校のころは、国語が大好きで、漢字大会は上位は名前が張り出されるので、これまた懸命に勉強しました。
ということで、漢字には馴染み深かったわけです。仕事してからは、縁遠くなりましたが、結婚をし、専業主婦になって、暇になり、「漢字検定」なるものがあると知りました。それから受験し始めました。

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