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ミュージシャン駅伝部コミュの【第二回】古倉講座概論

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第二回はテーマやっぱり変えます。
みんなが気になってるであろうテーマから書いていきます。

前回も書きましたが、概論という事でより専門的に書くので、難しいと感じると思います。
出来れば繰り返し読んで理解を深めて頂きたいですが、
こういうのが好きじゃない方は結論だけでも把握して
日々のランニングに生かして下さい。


『食前と食後どちらに走った方が脂肪が燃えやすい?』

どうせ走るなら少しでも多くの体脂肪を燃やしたいと思うはずです。

脂肪燃焼の鍵を握るのは、膵臓から分泌される
「グルカゴン」と「インスリン」という2つのホルモンです。

脳や赤血球は糖質しかエネルギー源にできないため、
体には血糖値(血液中の糖質濃度)を一定範囲に保つ仕組みがあります。

この仕組みに重要な役割を果たすのが
「グルカゴン」と「インスリン」です。

食事を取ると、それに含まれる糖質が吸収され血糖値が上昇します。
それを受け「インスリン」が分泌され、筋肉や脂肪細胞などに糖質を取り込ませて血糖値を下げます。

逆に空腹時は「グルカゴン」が分泌されます。
このグルカゴンの役割は、脂肪細胞に働きかけて中性脂肪を分解する
「HSL」というものを活性化させます。

その結果、分解されて生じる脂肪酸とグリセロールが増え、
このグリセロールは肝臓で糖質に変わり、
血中に放出されて血糖値が維持されます。

食後4時間程経過すると「グルカゴン」のおかげで自由に使える脂肪酸が多くなります。
そのため脂肪が燃えやすい状況になっています。

「インスリン」は脂肪の分解を抑え、脂肪合成を促す作用があります。
細胞の2大栄養素は糖質と脂肪だから、細胞に糖質を利用させて血糖値を下げるには、
ライバルの脂肪の消費を抑える必要があるわけです。

というわけで、結論は
「空腹時のランニングの方が脂肪は燃えやすい!」
という事になります。

次回のテーマは
「朝と夜どっちに走った方が効果的?」
にしようと思います。

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