護國尊皇コミュの【天照大御神】

『その御徳は最も高く、光華明彩六合〔光り麗しく世界〕に照り徹ると、〔日本書記〕に書いてあるほど、それほど、光り輝く御徳と御尊さを持ち給える神様であります。』『天とは、地に対する天ではなく、天地一體の宇宙を意味し、宇宙に照り輝き給う大御神にましますと言う意味であります。かゝる御威徳の高き神であらせらるゝので、太陽になぞらえて、日の神とも申しあげます。』その御徳を以て、御鏡を御神體として、伊勢皇大神宮に鎮まりましますことは、日本國民として尊いことの極みである。

また日神と称えさせ給う義に就いては、『神の道そのまゝで、治め給う御國をよく治められて、人民を仁しみ給うので、米やその他の穀物を植える事から、衣織すべてのことまで、詳しく導き、懃に教え給うた。その徳広く及んで、あまねくひろく皆々が被って、至らざるくまもないことが、たとえば太陽の光が、天の下をおおい、六合〔世界〕に照りとおったようである。故に、上は上、下は下まで、おしなべて皆、日の神であらせられると思うた。であるから、誰が名づけ申し上げたともないのに、日の神とあがめ奉るならわしとなった。』
また、悠遠に深く続く皇神無窮の彼方を、御名の中におさめ入れ給うことは、『皇統は無限の古えに遡るのであるから、天照大御神にも御祖先がましますのであるが、天照大御神と言えば、その中にそれ以前の御祖先を合わせ拝し、大御神に聖訓の淵源を仰ぐのである。』
天照大御神の残された御教
（1）、皇國無窮に萬世一系の天皇をいただくの深い御教
（2）、愛・平和・正義の使命を持つ御教（3）、殖産実行の御教