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宇佐美貴史【ガンバ大阪】コミュの宇佐美《ニュース情報局》

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ガンバ大阪・日本代表・世界 etc・・・
で活躍する宇佐美のニュースや関連記事を載せましょうぴかぴか(新しい)
上記関連のものであれば気軽に掲載し、宇佐美の動向を皆さんで追いましょうわーい(嬉しい顔)

コメント(254)

ロンドン五輪へU-23日本代表予備登録35人を発表

日本サッカー協会は14日、ロンドンオリンピックに出場するU-23日本代表の、35人の予備登録のメンバーを発表した。オーバーエイジ枠には、GK林彰洋、DF徳永雄平、DF吉田麻也が入った。

年齢的にはU-23代表に入る日本代表MF香川真司はメンバー入りしなかったが、先日のワールドカップ(W杯)予選でも日本代表に招集された宮市亮や清武弘嗣らが入った。

メンバーは以下のとおり。

GK:
林 彰洋(清水)
権田修一(FC東京)
増田卓也(広島)
安藤駿介(川崎F)

DF
徳永悠平(FC東京)
吉田麻也(VVVフェンロ)
実藤友紀(川崎F)
比嘉祐介(横浜FM)
大岩一貴(千葉)
山村和也(鹿島)
鈴木大輔(新潟)
吉田 豊(清水)
酒井宏樹(柏)
濱田水輝(浦和)
酒井高徳(シュトゥットガルト)

MF:
山本康裕(磐田)
清武弘嗣(C大阪)
村松大輔(清水)
水沼宏太(鳥栖)
東 慶悟(大宮)
山口 蛍(C大阪)
米本拓司(FC東京)
茨田陽生(柏)
扇原貴宏(C大阪)
宇佐美貴史(ホッフェンハイム)
高木善朗(ユトレヒト)

FW:
永井謙佑(名古屋)
山崎亮平(磐田)
大津祐樹(ボルシア・メンヒェングラッドバッハ)
齋藤 学(横浜FM)
大迫有也(鹿島)
指宿洋史(セビリア・アトレティコ)
原口元気(浦和)
杉本健勇(東京V)
宮市 亮(アーセナル)
ホッフェンハイムの宇佐美が練習試合で2ゴールの活躍

ドイツ2年目となる新シーズン、ホッフェンハイムで飛躍を狙う宇佐美。ホッフェンハイムは22日、プレシーズンマッチとして7部に相当するフュッセンと戦い、12−1で圧勝した。今夏バイエルンからホッフェンハイムに加入したMF宇佐美貴史は、2ゴールを挙げチームの勝利に貢献している。ドイツ紙『キッカー』が報じた。

宇佐美は4分、14分と得点。チームに勢いを与える活躍を披露し、前半のみでピッチから退いた。ホッフェンハイムは前半に8点、後半にも4点を追加。12−1で勝利を収め、2012−2013シーズンに向けた最初の練習試合として申し分ないスタートを切った。
U-23日本代表MF宇佐美貴史インタビュー「バイエルン移籍は大成功だった」

 ドイツ最大のクラブ、バイエルンで1シーズンを戦い終え、来季からホッフェンハイムでプレーすることになったU-23日本代表MF宇佐美貴史。バイエルンでの2011-12シーズンは出場機会に恵まれなかったものの、日本人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝でベンチ入りを果たすなど、確かな足跡を残した。U-23日本代表の一員として臨んだ5月のトゥーロン国際大会では2得点1アシストを記録し、成長した姿を見せた。「日本の至宝」とまで言われた20歳がドイツで得たもの、ロンドン五輪に向けた意気込みを語った。

―トゥーロンでの活躍はすごかったですね。
「はい。良かったですよ」

―『見たか』という感じですか?
「そうですね(笑)。1年間バイエルンでやって、『どれだけのモノになったんや』という感じで見られていたと思うし、アピールする最後の機会で結果を残せたのは良かったですね」

―大会前、『プレーのイメージはできている』と話していましたが?
「どんどん突破するというか、突破してからのパスとか、バイタル(エリア)で受けて、そこからの精度でチャンスをつくっていくイメージは持っていました。バイタルで多少きつめのパスが来ても、しっかり止められる自信はあったし、後ろから相手が迫って来ていても、相手をガードしながら前を向く自信も、イメージもあったので。そういうプレーを出して、変化を加えていければなと思っていました」

―実際に証明できたという手応えは?
「ある程度ですね。あそこでもっと突破の回数を増やしたり、強引に自陣から相手の一番嫌がるところまで運ぶことができたら良かったと思います。自分のところで一気にスピードを上げるということもしたかったのですが、そこでボールを失う回数が多かったかなというのは反省点です。それができれば、なお良かったなという感じですね」

―U-23日本代表でプレーしたのは11年4月の合宿以来でしたが?
「そうですね。(U-23日本代表の活動に)行きたいなとは思っていたのですが、バイエルンがどういう感じで対応しているか、俺は知らなかったので。(招集の)話が来ているのかどうかも、なかなかバイエルンから俺に直接話があることはなかったので。バイエルンが興味を持っていないというか、U-23代表に出してくれる感じではなかったし、代表に拘束力もなかったので、俺は行きたくても行けない状態でした。(バイエルンは)メンバーが少なかったので、一人でもいなくなると練習に支障が出るというのも、もちろん分かってはいましたけど、俺個人としてはもっと行きたいとずっと思っていました」

―『もう呼ばれないのでは』という不安は?
「ありましたね。これだけ行かへんと。連係のこともありますからね。アジア予選の突破に貢献したメンバーが、やっぱり評価されると思いましたし、アピールする機会もなかったので、行くチャンスも少ないのかなと思っていました」

―トゥーロンでアピールできましたね。
「そうですね。2試合でゴール2つとアシスト1つは良い方だと思いますし、自分のプレーを見せること、プラス、結果も求めて行っていたので。そこを2つとも、ある程度のノルマをクリアできたと思うので、そういう意味では良かったですね」

―連係の面はスムーズに見えましたが?
「こういうときにどうしようかというのは話し合いながらできました。これまで自分はあまり口で伝えてということをするタイプではなかったのですが、言葉が分かるということで、どんどん俺からいろんな選手に対して、積極的に要求するようになりましたね。もちろん、求められることも聞きながらですけど。お互いに話をしながらできたので、そういうところも1年前の自分にはなかったところかなと思います。言葉が分からないところから分かるところに行くと、それだけで余裕が出ますね」

―久しぶりに合流して『おしゃべりになった』と言われる?
「日本語でしゃべるのが楽しかったですね。止まらなかったです。ずっと(高木)善朗と部屋で何かしらしゃべっていましたね。結構、面白い人が多いので、みんなと絡んでいました」

―比嘉祐介選手とか?
「100のうち90ですね(笑)。でも、いろいろな選手とですよ」

―同じ海外組の高木善朗選手も日本語に飢えていた?
「善朗とはスカイプでもよく話したりしますが、あいつも海外でやっていて、同じ感じやったと思いますね。日本語で話せることの喜びというか、しっかり第一言語で理解し合えることは喜びやったと思いますね」

―いろんな国籍の選手がいるバイエルンでは特にコミュニケーションが難しかったですか?
「みんな、ドイツ語を話せるんですけどね。俺も相手が言っていることは理解できるんです。フィールドの中でも、外でも。でも、それを文章にして意見を伝え返すことができなかった。相槌だけになるというか。だから、向こうは『分かっているのかな?』という感じになっていたと思うので、コミュニケーションは難しかったですね。言いたいことが言えなくて、そういうところでもストレスがたまりました。きつめのことを言い返したいときも言えないとか。自己主張は普通のことなんですけどね」

―代表ではストレスがなかった?
「そうですね。俺がここに動いたら、ここにパスを入れてくれとか、多少きつめでもいいからとか。厳しめな要求もしつつ、要求した通りにしてくれたら、『今の感じでどんどん入れてきてほしい』とか。そういうところまで細かく言えたので、連係面では苦労しなかったです」

―守備面もドイツに行って変わりましたか?
「日本の守備の仕方は対応するというか、抜かれないことを考える。ドイツではまずアタックすることを考える。相手に突っ込んで、突っ込んだ先でミスが起きて、その先もまた強く行けば、どんどんミスが重なってボールが取れるという考え方なので、より距離を詰めることが求められる。だから、見るというより、まず取りに行って、体を寄せて、取り切れればベストですし、そのあとでミスも起こりやすくなる。海外の選手はバーンと行ってかわされたりもしますが、俺は日本での抜かれないように守備をするやり方も分かっているので、それをうまいバランスでするようにというのは心がけています。しっかり行きつつ、一発で飛び込める間合いでは行かない。単純に激しく行くところは相手をつぶすくらい、相手を狩りに行くくらいの気持ちでやっていたので。それは良い習慣として身についている感じがします」

―バイエルンで練習から世界的な選手を相手にやっていたため、精神的に余裕があったのでは?
「そうですね。でも、バイエルンの練習でやったら、めちゃくちゃキレられますからね。思いっきり行くんですが、めっちゃキレられて、めっちゃやり返される。そういうのをずっとやり続けていたので、他チームの選手相手にやることに何の抵抗もなかったですね。そういう世界なので。やられたまま黙っていることはない。それを上手さでいなすというのもありますけど、激しくやられたら激しくやる。そういうところでしっかりやっていかないと戦えないかなという感じはします」

―メンタル面はどうですか?
「メンタルが一番強くなったと思います。技術的なところも伸びたと思いますが、メンタルに関しては、多分、腐ることはないというか、『鋼のメンタル』を手に入れたと思いますね。あれだけ、あの扱いをされて、1年間やり切れたのは自信にさえなりますね」

―友達や家族にも『変わったね』と言われますか?
「言われますね。『雰囲気が大人になった』とか言われるし。新聞に『大人になった! やんちゃドリブラー変身!!』みたいに書かれたから、ちょっと気遣いすると地元の友達には『うわー、大人になったなぁ』とか言われる。だから、ああいうのはやめていただきたいですね(笑)。トゥーロンから帰るときの飛行機でも、その記事を見た(齋藤)学くんにイジられました。CAさんに何か頼んで、応じてもらえたときに『ありがとうございます』とか言うと、『大人になったねぇ』『大人になると違うねぇ』って。昔を知らんやろって感じでしたけどね(笑)」

―バイエルンに行って良かったと思いますか?
「そう思います。成功やったと思いますね。プレイヤーとしての成功というか、これからの自分に対してという意味でも大成功やったと思います。メンタルでも、技術でも、なかったもの、自分に必要なものを身に付けられたと思う。メンタル的な部分でもそうですし、フィジカル的な部分とか、守備への意識とか。ボールをもらったときの一工夫だったり。それをしないとサッカーで生活していけないというか。それぐらいの危機感の中に入ったことで、初めてその重要性が本当の意味で分かったので、それを自然にやるようになっていましたね。意識する前にやらないと、練習に付いていけなかった。どんどん置いていかれるような感じやったので」

―ボールをもらう際の動きについて。リベリ、ロッベンは1回必ずマークを外すようにしています。
「それはあの2人から一番見習わないといけないと思った部分ではありますね。もちろんボールを持ったときのプレーも脅威ですけど、リベリに関しては、毎試合あれだけやるとマークもきつくなるはずなのに、それでも活躍できている。ということは絶対に何かあるなと思って、ずっと見続けていました。そうしたらボールをもらう前に、何かしらしていますよね。単純に相手にボーンとぶつかってちょっと空間をつくるとか、ぶつかってわざと相手を怒らせて、相手が来た瞬間に裏でトップスピードに乗るとか。そういう駆け引きが尋常じゃないくらいに上手かった。プラス、ボールを持てば何でもできる選手なので。そういうところを見て、自分のことをしっかり知っているなと思いましたね。ボールを持てるから、ボールを持つ前の努力をしようというか。そんなことをしそうな感じではないのに、実際はしまくってましたね」

―どう体に染み込ませようとしたんですか?
「最初は意識しながらやって、だんだんと自然に出るようになっていきました。マネをするようになっていきましたね。わざと相手の近くに行ってみるとか。ボールをもらってからのトップスピードのイメージはあったんですが、ボールをもらう前にトップスピードで相手から離れるというイメージができました。そういうイメージを持ちながら練習していくと、自然と裏に走って行ったり、相手との空間をつくることに夢中になっている自分がいたり、自然と変わっていった気がします」

―リベリが同じチームにいることは大きかった?
「大きかったですね、想像以上に。テレビで見ていても分からないことだと思うし、単純にリベリはずっと口笛を鳴らしていましたよね。試合中、ボールを呼び込むために。『欲しい、欲しい』って。すごい高い音を出していた。それも自己主張の手段ですよね。声で呼び込むのもいいけど、声だと消されるので、口笛を鳴らして、味方に気付かせたり。そういう自己主張をしているのを見て、よほどボールを回してもらって、自分がやってやるという意識があるんやなって。あの人のメンタリティーも学びましたね」

―地元でのCL決勝を経験したのも大きかったですか?
「経験値としてはデカかったと思います。もう一回、こういう舞台に自分が主力として行けるようになりたいというモチベーションにもなりました。あそこで試合に出て、自分が何かしていればという期待感と、そうできなかった悔しさ。いろいろな感情を持つことができましたし、単純にそこにいることも、だれにでもできることではない。少ない人数しかできない。自分が日本人で初めてできたことは誇りに思います。でも、決勝に行けたことについては、自分の成果だとは捉えていません。彼ら(チームメイト)がそこまで持っていってくれたというだけで。だから、日本人史上初とか、そういう言われ方は全然良くない。そこに入っていないと自覚しているので。それは自分が本当にチームを(CL決勝に)連れて行ったときに言われるべき言葉だと思います」

―PK戦ではGKのノイアーが3人目で蹴りました。
「みんなPKを蹴るのを嫌がっていたんです。キックの名手と呼ばれる選手も、みんな後ろに行ってしまいました。それぐらい(プレッシャーが)大きいんやろうなと思っていました。そこの差がチェルシーとの最終的な差になったのかなと思いますが、結局、後ろに行って(PKを)蹴った選手が外したりした。ノイアーが蹴ることになったのもそうですし。そういう(世界トップレベルの)選手たちのそういう(PKを蹴りに行かない)姿を見ることができたこともプラスだったというか。あそこで自分で蹴られなくなるという気持ちはすごく分かりました。あの雰囲気で、(試合中に)何回も勝ちかけて、ギリギリで追いつかれて、最後、PKになるという状況でした。だから『自分で蹴りに行けよ』とは思わなかったですね。そこで勝負が付いたとは、そのときには思わなかったですし、本当に『蹴りに行けへんやろうな』と思っていたので」

―宇佐美選手が途中出場していたら、蹴りに行っていましたか?
「………。どうやろうなぁ。その一瞬でいろいろ考えたと思いますね。蹴りに行くべきか。でも、蹴りに行きたくないと思って蹴りに行ったときは、絶対に外す雰囲気じゃないですか。自信を持って行こうと思うのか。でも、あの試合に出ていた選手にしか分からない気持ちだと思いますね。ホンマに『ヘタレやな』とか、そういうことは思わなかったですね。その気持ちはめちゃめちゃ理解できました」

―ホームのプレッシャーもあった?
「あったと思いますね。バイエルンで育った選手も多いので。そのクラブが、ヨーロッパ王者になろうとしている。『そのキッカーを俺にできるか?』と思っているんだろうなと。その深層というか、どう思っているんだろうというのは考えましたね。それを吸収したいと思って。トニ・クロースが蹴るのを嫌がったことは本当にビックリしたんですよね。あの天才が断るって相当なんやなって」

―来季からはホッフェンハイムでプレーすることになりました。
「ビッグクラブを一度経験して、まだビッグクラブで戦える器にないと思ったこともあります。でも、19歳でビッグクラブを経験して、そこからもう一度ステップアップを繰り返して、またビッグクラブに挑戦することになっても、それでもまだ若いと思うので。もう1年、このままビッグクラブに行って、試合に出られるか出られないかというハードルが高いところでやるより、出られる可能性が高いところ、俺をより求めてくれるところに行って、試合経験を積むことが今年は絶対にいいと思ったので選びました。昨シーズンで学んだことを出したいですね」

―新たに『プレデター リーサル ゾーン』にスパイクが変わりましたが?
「これまで履いていた『F50』とは単純に全然つくりが違いますよね。俺がこれまで履いていたのは、アッパーが滑らかだったんですけど、『必殺5ゾーン』というのが入って、プレーのバリエーションもさらに増えると思うし、履き心地も個人的にすごく好きですね。軽さもありますし、本当にないところを探すのが難しいくらいの質の高さになっていると思います。これを履いて、どれほど力を貸してくれるのか、ボールタッチを助けてくれるのかという期待感があります」

―ロンドン五輪、来季のブンデスリーガも、このシューズで活躍できそうですか?
「俺はボールタッチがすべてのプレイヤーなので。このスパイクも、ボールタッチを一番大切にしてつくられたスパイクです。そういう意味では自分にピッタリだと思いますし、このスパイクを履いて、自分のプレースタイルをしっかり出して活躍できたらいいなと思います」

―ドイツでプレーして、スパイクに求めることは変わりましたか?
「ポイントが高い方がいいというか、固定式と取り替え式のミックスを履くようになりました。芝の下に敷いてある土が、日本とタイプが違って粘土質なので。芝が乾いていても足が滑ることが多いですし、雨が降ると、さらに踏ん張りが利かなくなる。日本では固定式しか履いたことがなかったんですが、向こうに行くようになってからミックスを履くようになりました。全然、違いますね。固定やとホンマに踏ん張りが利かなくなるので」

―ボールタッチの面では?
「ボールがしっかり止まってくれるというか、ボールをしっかり噛むというか。音で言うと、『キュッ、キュッ』となる。これがないと、ボールタッチをしながらボールが先走っていくというのがあるんですが、『プレデター リーサル ゾーン』はしっかりボールを止めてくれるラバーが付いているので、ボールを懐に入れたままドリブルができると思う。回転がすごくかかっているパスも、トラップでしっかり止め切れると思う。そういう部分ではすごく魅力を感じますね」

―バイエルンでは味方のパスも厳しかったですか?
「バイエルンはそんなことはなかったですね。ピタッと来ますから。ただ、バイエルンBとかに行くと、ホンマに雑やったんで。とりあえず方向が合っていればいいというか、バウンドは気にしないというか。お前の方に蹴っているんだから止めろよ、みたいな投げやりなパスだったので。バイエルンだと次のことも考えたパスをくれるから、ありがたかったんですが、普通はあの質でパスが来ることはないと思うので」

―香川真司選手の活躍はどう見ていますか?
「自分もあれくらい活躍して、次のステップに行ければいいと思います。俺はこれからドイツで、まだまだ成し遂げないといけないことがある。でも、真司くんはそれを終えて、次のステップに進んでいく。そういう意味では俺もああいう活躍をしたいというところですね」

―チームメイトにCL決勝に連れて行ってもらったということですが、今度は五輪代表のチームメイトを上に連れて行く自信はありますか?
「ありますね。ロンドンに行ければ、それぐらいの活躍をする自信はあります。1年ビッグクラブでプレーした以上、それぐらいの活躍をしないといけない危機感というか、責任もあります。オリンピックに行って、そういう活躍をしたいですね」
バベル監督が宇佐美を絶賛「評価変わらない」

ホッフェンハイムに加入した宇佐美貴史。ブンデスリーガ・ホッフェンハイムに加入したU−23日本代表MF宇佐美貴史が29日、同クラブのバベル監督から絶賛された。

「あの年齢でバイエルンへ行くことは勇気のあること。残念ながら思うような結果は出なかったが、私の評価は変わらない」とし、「体調管理をうまくできれば、われわれの助けになるだろう」と話した。ホッフェンハイムは30日までドイツ南部フュッセンで合宿し、その後は1週間のオフに入る。 (ベルリン)
ホッフェンハイム指揮官、新戦力・宇佐美の五輪招集を嘆く

 バイエルンからホッフェンハイムに加入したU-23日本代表MF宇佐美貴史にとって、ロンドン五輪への招集はマイナスになるのではないかと6日付のビルト紙が報じている。

 マルクス・バッベル監督は「宇佐美はロンドン五輪のために、何週間もホッフェンハイムの準備期間に練習参加することができない。これはチームへ馴染み、追いつく上でのブレーキになってしまう」とコメント。チーム合流後の練習試合で連弾を決めるなど、好調ぶりをみせていたMFの五輪による離脱を嘆いた。

 同紙によると指揮官は、宇佐美の能力を高く評価。「戦術理解度が高く、ボールキープもできる。ドリブルも非常に上手い。体力的な問題を直せば戦力になる。現在は体力がベストの状態ではないが、バイエルンでは(出場機会も少なく)それほどの負担がなかったから当然だろう」と話している。

 今後、宇佐美は8日から日本国内で行われるU-23代表合宿に参加予定。11日にはニュージーランドとの壮行試合が控えている。シーズン前に新天地・ホッフェンハイムで過ごす時間が少ない分は代表で活躍をみせ、2012-13シーズンの開幕へコンディションをつなげたい。
<ロンドン五輪>サッカー男女日本代表 欧州の合宿地に出発

JAL職員から花束を受け取った女子代表の佐々木監督と男子代表の関塚監督ら=羽田空港で2012年7月16日

ロンドン五輪に出場するサッカーの男女日本代表は16日未明、同じ航空機で羽田空港を出発し、それぞれ欧州での事前合宿地に向かった。

空港での出発セレモニーでは、女子の佐々木監督、男子の関塚監督に航空会社スタッフから花束が贈られた。女子のMF宮間(岡山湯郷)は「次に日本に降り立つ時、胸に金メダルを下げて笑顔で帰りたい」と話した。男子のDF山村(鹿島)は「男女ともメダルを取ってこられるようにしたい」とあいさつした。

女子はバックアップメンバー4人を含む計22選手で出発。フランス国内で合宿をし、19日に五輪前最後の対外試合となるフランスとの親善試合をパリで行う。20日に英国に移動し、25日に五輪1次リーグ初戦でカナダと対戦する。

U23(23歳以下)を主体とする男子はパリ経由で英国に入る。19人で出発し、海外クラブ所属選手のうちDF吉田(VVVフェンロ)、酒井高(シュツットガルト)、MF宇佐美(ホッフェンハイム)は現地で合流する。18日にベラルーシ、21日にメキシコと親善試合を行い、26日に五輪の初戦でスペインと対戦する。
杉本2戦連弾!日本がベラルーシに勝利し五輪に弾み

 国際親善試合(18日、U-23日本−U-23ベラルーシ、ノッティンガム)ロンドン五輪を前にした日本は、ベラルーシと対戦。後半36分、杉本健勇がゴールを決め、2戦連発弾で勝利し、五輪に弾みをつけた。

 前半33分、清武が右サイドから持ち込み、そのままシュートを放ったが、相手GKに横っ飛びでキャッチされた。

 38分、宇佐美が右からのクロスも、飛び込んだ大津のヘッドは届かず、吉田のスライディングも合わず、得点はならず。

 後半5分、投入されたばかりの杉本が正面でシュートを放つも、GKにキャッチされた。

 後半12分、こぼれ球がGKの前でフリーだった東の前に。左足でシュートを放つもGKの右足に止められ、大チャンスを逃した。

 後半20分には東からのクロスを宇佐美が右足でシュートも、GKがジャンプしパンチングで阻んだ。

 しかし後半36分、東の左からのパスをゴール前の杉本が右足で落ち着いて決め、日本が先制点を挙げ、その1点を守りきった。
トップ下で先発の宇佐美が存在感、「オリンピックでベストになれば」

[7.18 国際親善試合(U-23) 日本1-0ベラルーシ ノッティンガム]

 個人技でチャンスを演出した。トップ下で先発したU-23日本代表MF宇佐美貴史(ホッフェンハイム)は流動的な動きで左サイドに流れながらチャンスメイク。「真ん中だったので、周りのキヨくん(清武)、永井くん、大津くんと絡んで、周りを生かしながら自分も生きるイメージだった」。前半29分、左サイドから仕掛け、DFをかわして右足でクロスボールを入れると、FW大津祐樹がヘディングシュート。攻撃に迫力を欠いた前半で唯一と言っていい決定機をつくった。

 MF東慶悟が入った後半は左サイドでプレー。後半29分には大きなサイドチェンジを東に通し、折り返しにFW杉本健勇が合わせる好機を演出するなど存在感を発揮し、後半31分にベンチへ下がった。

 クラブの事情により11日に東京・国立競技場で行われたニュージーランドとの壮行試合は不参加。今季加入したホッフェンハイムでトレーニングを重ね、練習試合では3試合連続ゴールを記録するなど上り調子でU-23日本代表に現地で合流した。

「縦にボールを引き出せなかった。右でも左でもチャンスをつくることはできたけど、もっとしないといけなかった」。チームに得点が生まれたのは自分の交代後。この日のプレーに納得することはなかったが、低調なパフォーマンスだった前半の攻撃陣で孤軍奮闘していたのが宇佐美だった。

「これからもっと詰める時間はある。今日ですべてを出す必要はないし、オリンピックが始まってベストになればいい」。チームに合流してまだ3日目。26日のグループリーグ初戦・スペイン戦に向け、自分自身のコンディションもチームの連係も一歩ずつ高めていく。
宇佐美をどう生かすか…メキシコ撃破の裏に潜むU-23代表の課題

[7.21 国際親善試合(U-23) 日本2-1メキシコ ノッティンガム]

 チームの勝利にも表情は浮かなかった。左サイドハーフで先発しながらハーフタイムに途中交代となったMF宇佐美貴史は「相手に支配されながらの試合だったので、仕掛ける場面が少なかった。自分の中で一番悪いリズムになった」と声を落とした。

 18日のベラルーシ戦(1-0)はトップ下で先発出場。サイドに流れながら攻撃の起点となり、特に左サイドからの突破でチャンスを演出した。ところが、この日は運動量と献身的な守備も備えたMF東慶悟がトップ下で先発。関塚隆監督は「ベラルーシ戦を見て、サイドから仕掛けるのが一つの特徴かなと思い、今日はサイドからスタートさせた」と説明したが、ベラルーシ戦のようなポジションチェンジを含めた連動性がなく、攻撃は停滞した。

 5月のトゥーロン国際大会では2得点1アシストを記録。昨年2月の中東遠征、同3月のウズベキスタン遠征後、1年以上遠ざかっていたU-23日本代表できっちりと結果を残し、関塚ジャパンの“切り札”として五輪メンバー18人に滑り込んだ。世界でも通用する個人技とポテンシャルへの期待は大きいが、チームとしてどう宇佐美を生かしていくか。本大会前最後のテストマッチで、その課題に明確な答えを出すことはできなかった。

「これだけ押し込まれると、彼の特徴は出し切れないなと感じた」。関塚監督はそう語るが、26日のスペイン戦をはじめ、劣勢の試合展開が予想されるときこそ、ワンチャンスを生かすには宇佐美のような個の力が必要になる。しかし、1トップにFW永井謙佑、トップ下に東という“守備重視”の戦術の中、左SBの徳永悠平もバランスを取ってオーバーラップを控えるなど、背番号14は孤立していた。

 宇佐美自身、スペイン戦に向けて「今日よりもっと集中して、一発で点を取って、となればベストだけど、スペインはそう簡単に隙をつくらない。我慢するところは我慢して、一発二発で決めることができれば」と、少ないチャンスをものにしていくイメージはあるが、そのためにいかに自分のプレーを出していくかは手探り状態だ。

 クラブの事情で11日のニュージーランド戦を含めた国内合宿に参加することができず、現地合流となったことも誤算だった。宇佐美をどうチームにフィットさせていくか。「彼はまだ合流して間もないが、特徴は私を含めて選手もみんな理解している。それが実際に生かされるような形をつくっていきたい」と関塚監督は言うが、そのための時間はあとわずかしかない。
大津弾でスペイン撃破!!U-23代表が2大会ぶり勝利で“金星発進”

[7.26 ロンドン五輪D組 日本1-0スペイン グラスゴー]

 関塚ジャパンが大金星を挙げた。U-23日本代表は26日、英国・グラスゴーでロンドン五輪グループリーグ第1戦に臨み、U-23スペイン代表と対戦。“世界王者”のスペインを1−0で撃破した。日本は前半34分にFW大津祐樹のゴールで先制。前半42分にはスペインDFが一発退場となり、数的優位に立つと、追加点こそ奪えなかったが、そのまま逃げ切った。初戦を白星で飾った日本は五輪では2大会ぶりの勝利。勝ち点3を手にし、D組首位に立った。29日の第2戦では、初戦でホンジュラスと2−2で引き分けたモロッコと対戦する。

 日本は21日のメキシコ戦(2-1)から先発一人を変更。MF宇佐美貴史がベンチスタートとなり、途中出場だったメキシコ戦で決勝点を決めた大津が2列目の左サイドで先発した。それ以外はメキシコ戦と同じで、1トップにFW永井謙佑、トップ下にMF東慶悟。主将のDF吉田麻也がCBに入り、同じくオーバーエイジのDF徳永悠平は左SBで先発した。
 大会の優勝候補であり、EURO2012優勝メンバー3人を擁するスペインは、そのDFジョルディ・アルバ、FWフアン・マタ、MFハビ・マルティネスがそろって先発。マタ、ハビ・マルティネスとともにオーバーエイジで選出されたFWアドリアン・ロペスも3トップの中央で先発した。


 両チーム通じて最初のシュートを打ったのは日本だった。前半2分、右サイドでボールを持ったMF清武弘嗣がゴール前に大きなサイドチェンジ。これを永井が右足ダイレクトボレーで狙うと、シュートはミートせず、GKにキャッチされたが、スペインに対しても臆することなく試合に入った。

 スペインにボールを回される時間もあったが、豊富な運動量と前線からのチェイシング、球際の厳しさで自由を与えない。むしろ日本の小気味いいパス回しにスタンドから拍手が送られるシーンもあった。日本は前線の永井が積極的にプレッシャーをかけて守備のスイッチを入れるとともに、スピードを生かしてカウンターの起点になるなど奮闘。連動した守備でスペインに決定機を与えなかった。

 スペインは前半5分にFWロドリゴ、同25分にマタがシュートを放つが、いずれもエリア外から。マタの強烈な左足ミドルはゴールの枠を捉えていたが、GK権田修一が鋭い反応でCKに逃れた。徐々に押し込まれていく日本だが、粘り強く耐え続け、カウンターから好機をうかがう。前半28分には永井、清武、大津とつなぎ、大津から永井にスルーパスが通ったが、永井は切り返したところでボールを奪われ、シュートまで持ち込めなかった。

 すると前半34分、再びカウンターから大津、東とつながり、CKを獲得する。キッカーのMF扇原貴宏が左足のインスイングでゴール前にセンタリングを上げると、中央の吉田を越えたファーサイドで大津が倒れ込みながら右足でシュート。セットプレーのチャンスを生かし、先制点を奪った。

 前半38分にはスペインDFのGKへのバックパスを清武が奪い、左サイド角度のない位置からシュート。相手のミスから決定機を迎えたが、惜しくもゴール右に外れた。先制点を許し、慌てるスペイン。前半42分、前線でプレッシャーをかけた永井がDFイニゴ・マルティネスからボールを奪うと、そのままゴール前に抜け出そうとしたところで背後から抱え込まれるようにして倒された。これがレッドカードの判定。イニゴ・マルティネスは一発退場となり、日本が1点リードのうえ、数的優位に立って前半を折り返した。

 日本は後半開始から大津に代えてFW齋藤学を投入。齋藤はそのまま左サイドに入った。ハビ・マルティネスを最終ラインに下げて対応する10人のスペインだが、日本は前半同様、積極的なプレッシングでスペインの反撃を抑え込む。逆にスペースを生かして次々とチャンスをつくった。

 後半5分、永井からのラストパスを受けた東の右足ミドルはGKが好セーブ。同13分には東のスルーパスから永井が左足でシュートを狙い、同15分にも清武が個人技で持ち込み、シュートを放つが、いずれもフィニッシュの精度を欠き、枠を捉え切れない。再三の追加点のチャンスを生かせず、スペインが徐々に反撃の勢いを強めていく。すると、思わぬアクシデントが日本を襲った。

 後半26分、DF酒井宏樹が左足を軸にボールを蹴った際、左足首を負傷。治療のためピッチを離れると、一度はプレーに戻ったが、2分後に再びピッチに倒れ込んだ。自ら×印をベンチに示し、後半29分、DF酒井高徳との交代を余儀なくされた。流れはスペインに傾きかけるが、チーム全体が高い集中力を保つ。後半41分には扇原に代えてDF山村和也をボランチに入れ、中盤の守備力を強化した。

 後半42分には永井が前線でボールを奪い、GKと1対1の絶好機を迎えるが、シュートはGKダビド・デ・ヘアに阻まれる。後半ロスタイムのMF山口螢の決定的なシュートもゴール上へ。試合を決定づける2点目とはならなかったが、守備陣が最後までスペインの反撃を跳ね返し、1−0の逃げ切り勝利。優勝候補のスペインを撃破する大金星で、なでしこジャパンに続いて白星発進を飾った。
U−23日本が3大会ぶりにベスト8進出 永井が決勝点

日本は永井のゴールで勝利し、3大会ぶりとなるベスト8進出を決めた。サッカーU−23日本代表は29日、ニューカッスルでロンドン五輪1次リーグの第2戦となるU−23モロッコ代表戦に臨み、永井謙佑のゴールで1−0と勝利。3大会ぶりのベスト8進出を決めた。

試合に先立ってスターティングメンバーが発表され、清武弘嗣、オーバーエイジ(OA)の吉田麻也、徳永悠平らが先発に名を連ねた。初戦での負傷が懸念された大津祐樹はスタメン入り、酒井宏樹はベンチスタートとなった。

序盤からペースをつかんだのはモロッコ。個人技を生かした攻撃で日本のゴールを迫ると、18分にはCKから決定的なシュートを放つなど相手を押し込んでいく。スペイン戦での疲労の影響からか攻守に精彩を欠いた日本は、チャンスらしいチャンスをほとんどつくれなかったが、徐々に盛り返していく。前半の終盤は大津、鈴木大輔、吉田のシュートが相手GKを脅かすなど好機を迎える。しかし、フィニッシュの精度を欠き、0−0で試合を折り返した。

後半に入ると試合はこう着状態を迎える。日本は63分に清武のシュートがゴールバーをたたき、70分には大津がGKのファインセーブに遭うなど決定機をつかむ。さらに79分には山口螢がGKと1対1になる絶好機を迎えるが、どうしてもゴールを奪えない。しかし84分、清武のパスに抜け出した永井が値千金のゴールを決め、日本がようやく先制に成功。結局このまま逃げ切った日本が1−0で勝利し、1試合を残して3大会ぶりのベスト8進出を決めた。

<U−23日本代表メンバー>

GK:1 権田修一
DF:2 徳永悠平、5 吉田麻也(Cap)、12 酒井高徳、13 鈴木大輔
MF:3 扇原貴宏、10 東慶悟、16 山口螢、17 清武弘嗣→9 杉本健勇(後半45分)
FW:7 大津祐樹→15 齋藤学(後半33分)、11 永井謙佑

サブ:18 安藤駿介、4 酒井宏樹、8 山村和也、6 村松大輔、14 宇佐美貴史
出番よ来い!宇佐美、モロッコ戦に闘志「点取りたい」

 関塚ジャパンは日本時間30日午前1時からのロンドン五輪1次リーグ第2戦でモロッコと対戦する。26日の初戦スペイン戦で決勝弾を決めた大津祐樹(22=ボルシアMG)の活躍に刺激を受け、闘志を燃やしているのが宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)だ。スペイン戦は出番なし。大津が左足首打撲を抱えて万全でないこともあり、出番が回ってきそうなモロッコ戦では、得意のドリブルで仕掛ける。

 宇佐美が出番を待っている。「コンディションは上がっている。モロッコ戦で(出場の)チャンスを待って、チャンスをものにしたい。ベスト(の状態)でできる」。ニューカッスルで行った27日の1対1のシュート練習。「行け。ウサ(宇佐美)」と関塚監督の声が響く中で、軽快なドリブルから強烈なシュートを放ち、アピールした。

 18日のベラルーシ戦、21日のメキシコ戦と強化試合2試合に左MFで先発しながら無得点と結果を出せず、スペイン戦では先発を外れた。「単純に自分が(試合に)出たときに結果を残せなかった。大津くんは結果を出したのでそうなる」。攻撃的なポジションを争う大津がメキシコ戦、スペイン戦と2戦連続得点をマークしているだけに焦りも生まれている。「点を取りたい」。ゴールへの強い思いを口にした。

 大津はスペイン戦で左足首を打撲し、27日の練習は別メニュー調整した。大津自身は出場の意思を示しているが、万全ではないだけに、宇佐美に出場機会が回ってくることは十分に考えられる。

 イメージはできている。5月のトゥーロン国際大会でメキシコ―モロッコ戦を観戦。「高い位置でボールをおさめるイメージ」。モロッコ戦ではスペイン戦に比べてボール保持率が高まることが予想される。そうなれば宇佐美の高い技術が生きる。「自分にしかできないプレーを出したい。ボールを持って変化をつけてドリブルで仕掛けていきたい」と話した。

 勝てば1次リーグ2位以内が確定し、準々決勝進出が決まる一戦。「次で勝てば(1次リーグを)突破する。それに越したことはない」。約1年2カ月ぶりの招集だったトゥーロン国際大会で2得点1アシストと結果を残して五輪代表に滑り込んだ男が、8強入りを決めるゴールを狙う。
宇佐美 笑顔なき五輪初出場

日本×ホンジュラス戦後半、頭を押さえる宇佐美貴史
<ロンドン五輪・サッカー>ホンジュラス戦で五輪初出場となったMF宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)は悔しさを見せた。

「チームの良さを消すことなく、プラス攻撃面で良さを出したかったが、今日は出せなかった。そこが反省点」とコメントした。FKの場面では“あわや”というシュートも放ったが、周囲とかみ合わないまま、得意のドリブル突破も見られなかった。

「チームは成長している。自分が出場する時はチームのためにプレーし、結果を残したい」と最後まで笑顔はなかった。
U−23日本代表、韓国に完敗し44年ぶりのメダル獲得ならず/ロンドン五輪

 U−23日本代表は10日、ロンドン・オリンピック3位決定戦で韓国と対戦し、0−2で敗れた。この結果、日本は4位が決定し、1968年のメキシコ・オリンピック以来、44年ぶりとなるメダル獲得はならなかった。

 日本は吉田麻也、大津祐樹、清武弘嗣ら、準決勝のメキシコ戦と同じメンバーで試合に臨んだ。立ち上がりは一進一退の攻防が続いたが、日本は徐々にテンポの良いパスを繋ぎだすと、清武がミドルシュートを放ちチャンスを作るなど、韓国を脅かす。

 しかし38分、日本はパク・チュヨンに一瞬の隙をつかれ、先制点を許してしまう。

 後半、同点に追いつきたい日本だったが、逆に58分、韓国のク・ジャチョルの個人技で得点を奪われてしまい、リードを2点に広げられる。

 結局、日本は杉本健勇や宇佐美貴史らを次々に投入するが、得点を奪うことはできず。87分には吉田麻也がゴールネットを揺さぶったが、ファールの判定で得点とは認められなかった。

 韓国に0−2で敗れた日本は44年ぶりとなるメダル獲得とはならず、4位でロンドン・オリンピックから去ることとなった。
ホッフェン指揮官は宇佐美に期待「間違いなくチームの助けになってくれる」

 U−23日本代表としてロンドン・オリンピックを戦ったMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムのマルクス・バッベル監督がドイツ紙『RHEIN NECKAR ZEITUNG』のインタビューに応え、チームに再合流した宇佐美に期待を寄せている。

 バッベル監督は、「(宇佐美に)オリンピックでもっとプレー時間が与えられてほしかった。彼ほどの選手が出られなかったのには驚いたよ。でも今、無事チームに合流してくれて満足している」とオリンピックでの出場機会の少なさを残念がった。

 また、宇佐美は15日にベネズエラと国際親善試合を行なう日本代表に招集される可能性があったようで、「日本サッカー協会が理解を示してくれてうれしいよ。長い間チームを離れていたから、今は相互理解を深めることが大事なんだ」と話し、宇佐美の招集見送りを喜んでいる。

 バッベル監督は最後に、「これからは彼とともに仕事できることに満足だ。長くチームを離れていたから、彼がどういう選手なのかを見極めなければならない。ブンデスリーガ開幕に向けトレーニングを積む必要がある。我々は彼のポテンシャルを知っている。チームにフィットすれば、間違いなくチームの助けになってくれる」と宇佐美への期待を語っている。
ホッフェンハイム、格下にまさかの大敗…宇佐美は後半開始から出場/ドイツ杯

 U−23日本代表MFの宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムは18日、4部に所属するベルリナーAKとのDFBポカール(ドイツリーグカップ)1回戦に臨み、0−4という大敗を喫した。宇佐美は後半開始から途中出場を果たしている。

 格下との対戦となったホッフェンハイムだったが、前半のうちに3失点。後半早々にも相手に1点を追加され、大量失点を浴びた。ベンチスタートとなった宇佐美は、後半開始からピッチに立ったが、状況の打開には至らず。結局0−4で試合を終えている。

 なお、ホッフェンハイムは25日、ボルシアMGとのブンデスリーガ開幕戦を迎える。
宇佐美が途中出場で好機演出もホッフェハイム敗れる、大津はベンチ外

 ブンデスリーガは25日、第1節2日目を行い、FW大津祐樹の所属するボルシアMGはホームでMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムと対戦し、2−1で競り勝った。大津はベンチ外だった。宇佐美は後半24分から途中出場し、チャンスを演出したが、新天地でのブンデス初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 1−1の後半24分、MFフィルミーノに代わって左サイドに入った宇佐美。同29分には果敢にロングシュートを狙うが、力なくGKにキャッチされる。同31分にもカウンターの起点となる縦パスを送るが、最後はFWデルディヨクのシュートが枠を外れた。

 すると後半34分、ボルシアMGはMFアランゴが鮮やかな直接FKで勝ち越しゴール。後半43分には左サイドでボールを受けた宇佐美が縦に仕掛け、グラウンダーのクロスを送るが、DFにクリアされ、同点に追いつくことはできなかった。

 昨季は期限付きでバイエルンに移籍した宇佐美だが、ブンデスリーガの出場は3試合にとどまり、完全移籍の買い取りオプションを行使されず、1年での退団が決まった。今季、あらためてG大阪からの1年間の期限付き移籍でホッフェンハイムに加入。「試合経験を積むことが今年は絶対にいいと思った」と、ビッグクラブでの1年を終え、昨季11位で終えたクラブに新天地を求めた。

 ホッフェンハイムでの公式戦デビューとなった18日のDFBポカール(ドイツ国内杯)は4部相当のベルリナーAKにまさかの0−4大敗。後半から出場した宇佐美にとってもほろ苦いデビューとなった。これで公式戦2連敗。厳しい船出となったが、まずは先発定着を目指したい。
新天地デビューの宇佐美「戦力としてしっかり見てもらえている」

 サッカーのドイツ・ブンデスリーガは25日に7試合が行われ、宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムは敵地で大津祐樹のいるメンヘングラッドバッハと対戦し、1−2で敗れた。宇佐美は後半24分から途中出場し、新天地でリーグ戦デビュー。大津はベンチ入りしなかった。

「負けたんで、良くはなかったと思いますけど、0−4で負けたとき(18日のドイツカップ)よりはだいぶ改善されていると思います。セットプレーからの2失点だし、流れの中ではやられてないので、そこに負けたというのは悔しいですね。

 しっかりボールも入ってきますし、そこから仕掛けたりだとか、手応えはあります。今日も出たらやれる部分もありましたし、自分みたいなタイプが周りにいない分、そこはいいかなと。アピールしやすいので、しっかりやるだけです。あとは最初から出たいですね。

 今日は、先発かなと思っていたんですけど、出られなかったのでチャンスはいつくるんやろと思ってたら、1発目(1人目の交代)でしっかり使ってもらえた。3番目と1番目では全然違う。個人的には最初に呼ばれて、うれしかったですし、戦力としてしっかり見てもらえているなと。まだまだここから長いですし、レギュラーは絶対取っていけると思っています」
乾が先制アシストのフランクフルトは開幕連勝!!宇佐美が途中出場もホッフェンハイムは連敗

 ブンデスリーガの第2節2日目が1日に各地で行われた。MF乾貴士の所属するフランクフルトは敵地でMF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムと対戦し、4−0で勝利した。乾は開幕戦に続いての先発出場で後半40分までプレーすると今季初アシストも記録。チームは開幕戦・レバークーゼン戦(1-0)に続いての連勝を果たした。一方、宇佐美は後半から途中出場するも、チームは2人の退場者を出しての連敗。今季初勝利はお預けとなっている。

 試合が動いたのは前半39分だった。左サイドへ抜け出した乾がPA左でボールキープすると、DFを引きつけてマイナスの折り返し。これを受けたMFマイヤーの右足シュートはゴール前でDFに当たるとコースが変化。GKが反応できなかったボールはゴールネットを揺らし、フランクフルトが先制に成功した。今季がブンデス1部初挑戦の乾が初アシストの活躍。1−0とリードを奪った。さらに前半43分にMFシュベクラーが追加点を挙げ、2−0で前半を折り返した。
 
 2点を追うホッフェンハイムは後半開始から宇佐美を投入。しかし流れを変えることはできない。逆に後半25分、29分と立て続けに退場者を出すなど苦しい展開を強いられた。

 対するフランクフルトは後半27分には乾が決定機。味方のパスに抜け出し、GKをかわしてシュートを決める。しかしトラップの際にハンドがあったとしてノーゴールの判定。警告を受けてしまった。それでも相手2人が退場し、圧倒的な数的有利に立つと余裕の試合運び。後半37分にはマイヤーがPKを沈め、3−0と試合を決定づける。同40分に1アシストの乾は交代した。終了間際の45分にはMFラニヒが4点目。4−0の圧勝でフランクフルトが開幕連勝を飾った。
今季の飛躍を誓う宇佐美 「昨季や五輪でたくさんのことを学んだ」

ホッフェンハイムMF宇佐美貴史が、今シーズンの飛躍を誓った。

宇佐美は、バイエルン・ミュンヘンに在籍した昨シーズンはほとんど出場機会に恵まれず、U-23日本代表の一員として出場したロンドン五輪でも、レギュラーポジションをつかむことができなかった。

しかし今シーズンよりプレーするホッフェンハイムでは出場機会を与えられており、宇佐美は確かな手応えを感じている様子だ。

「出場時間も長くなってきている。自分としては手応えを感じているし、もっともっとスタメンで出れば、ゴールを決められるチャンスは増える。スタメンで出れるように、日ごろから意識していきたい」

昨シーズンは大きな失望を経験した宇佐美だが、吸収したことも大きかったと話す。

「昨シーズンは1年間、オリンピックでもあまり試合に出られなかった。でも試合に出られない中で、どう自分の気持ちを高めて、試合に出るために努力し続けるかということは、すごく学べた」

「メンタル的に、すごく勉強になった1年とオリンピックだった」
ブンデス初得点を振り返る宇佐美「1年越しのブンデス初ゴール、素直に嬉しかった」

 ホッフェンハイムのMF宇佐美貴史は、16日に行われたブンデスリーガ第3節のフライブルク戦で移籍後初スタメンを飾り、ブンデス初ゴールをマークした。宇佐美は19日に自身のブログを更新し、ブンデス初ゴールの喜びを綴っている。


 宇佐美は、「1年越しでブンデス初ゴールを決めることができました。去年1年バイエルンでやりましたが、カップ戦で1点とっただけでした。だから決められて素直に嬉しかったです」と初ゴールの喜びを伝えている。

 また、「チームが負けたので、そこが残念でしたが、自分はチームが勝てるようにもっと決めていきたいです。いや もっと決めます。応援よろしくです!!」と続け、更なる活躍をファンに約束している。
今季初勝利に貢献の宇佐美、「この勝利はすごく大きい」

 ブンデスリーガは23日、第4節3日目を行い、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムはホームでDF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、3−1の逆転勝利を収めた。開幕3連敗中だったホッフェンハイムにとっては待望の今季初勝利。2試合連続の先発出場で後半36分までプレーした宇佐美は「勝てたので、それがすべて。この勝利はすごく大きい。4連敗は泥沼になる。勝ててよかった」と胸をなで下ろした。

「しっかり試合に出れて、先発で2試合出て、すごく充実している」。バイエルンに所属した昨季は出場機会に恵まれなかったが、今季は全4試合に出場し、最近2試合は先発出場。前節のフライブルク戦(3-5)は1得点1アシストを記録した。「この状態をしっかり続けながら、個人としてもっと結果を出さないといけない」。この日は宇佐美に代わって入ったFWホラントが2アシスト。「今日は俺に代わって出た選手がしっかり結果を残しているので。そういう刺激を受けながら、次は自分も負けないようにするだけ。チームとして良いことだし、すごく楽しいですね」と充実した表情を見せた。

「彼(ホラント)が出て2アシストという結果を残したので、次はまた俺が出て結果を残せば相乗効果というか、それがチームだと思うし、チームも1日1日すごく良くなっていると思うので。点はとにかく入っているので、あとは点を取られないようにすることだけ」

 チーム内の競争や雰囲気の良さを強調する宇佐美は「お互いがカバーし合うというか、そこがバイエルンとの違いだと思う。(バイエルンでは)ミスに対して罵声というか、それで士気が下がる選手もいれば上がる選手もいる。(ホッフェンハイムでは)そういうところをチームワークで支え合っている。すごくいい雰囲気だと思う」と力説。「1試合に何回か必ずビッグチャンスが来ているので、それを決めるだけ。そこに全神経を集中してやりたい」と意気込んでいた。
独紙"優れた新加入選手11人"に乾、清武、宇佐美が選出される

27日付けのドイツ『ビルト』紙が、ブンデスリーガ5節終了時点で優れた補強となった新加入選手11人を紹介している。

記事には、"優れた新加入選手:この11人のスターがリーグを揺さぶる"という見出しが付けられ、日本人選手3人の名前も載っているようだ。

11人に選ばれたのは、以下の新加入選手たち。

マンジュキッチ(バイエルン)
アイグナー(フランクフルト)
乾貴士(フランクフルト)
フシュティ(ハノーファー)
ギーファー(デュッセルドルフ)
ロイス(ドルトムント)
デ・ブルイネ(ブレーメン)
清武弘嗣(ニュルンベルク)
宇佐美貴史(ホッフェンハイム)
アドラー(ハンブルガーSV)
ファン・デル・ファールト(ハンブルガーSV)
<br id="tinymce" class="mceContentBody " />現在3戦連続ゴール中の乾に対して、同記事は「ボーフムからフランクフルトへ移籍した日本人選手はアシストでもフィニッシュでも歓喜をもたらす」と説明。

また、清武に対しては、「ニュルンベルクは清武をセレッソ大阪から獲得。"攻撃の竜巻"(攻撃で積極的に走り回る選手)は4得点を演出し、自ら1ゴールも決めている」と言及。宇佐美に対しては、「(ガンバ大阪からホッフェンハイムにレンタル移籍した)宇佐美貴史はシュトゥットガルト相手にワールドクラスのゴールを決めた。今シーズンすでに2得点」と述べている。

なお、11人の顔ぶれを国籍別に見ると、ドイツが4人(アイグナー、ギーファー、ロイス、アドラー)、日本が3人(乾、清武、宇佐美)、その他はクロアチア(マンジュキッチ)、ハンガリー(フシュティ)、ベルギー(デ・ブルイネ)、オランダ(ファン・デル・ファールト)となっている。
監督:「宇佐美はチーム内で尊敬されている」

宇佐美の素晴らしいパフォーマンスが、クライヒガウ(ホッフェンハイムが本拠地とする地域)を、"微笑みの国"に変える―。

前節のシュトゥットガルト戦、ドリブルで複数人を抜き去るスーパーゴールを決め、チームを3−0の勝利に導いたFW宇佐美貴史について、27日付けのドイツ『ビルト』紙が報じている。

ホッフェンハイムの監督バベルは、「あの若さだけど、もうトップストライカーだね。向上心があって、速いし、良い技術を備えている。チーム内で尊敬されている」と宇佐美を高く評価。また、同僚のDFシュレクは「彼がドリブルすると、ボールが足に吸い寄せられていく。逆ではない」とコメントしている。

また、同紙は宇佐美の日常生活についても触れている。「スピードスターのウイングは、奥さんの宇佐美蘭さんとヨークシャー・テリアのチェリーと一緒にハイデルベルクに住んでいる。そこでのショッピングを楽しんだり、家で静かな雰囲気を堪能したり。趣味はビデオゲーム、映画鑑賞、街で人々の観察。好物は"妻が作る料理はすべて好き"。ドイツ料理ではシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)」

宇佐美はドイツ生活になじんでいる様子で、「ドイツのすべてが好き。無くて困るものはない」とコメント。

また、昨シーズンのバイエルンでの1年間については、「いちばん伸びたのはフィジカル。それによって自分のサッカーも良くなった」と自己を振り返っている。

宇佐美はホッフェンハイムをヨーロッパリーグ出場へ導き、ブンデスリーガで活躍することが日本代表入りを果たすことにつながると考えている。

26日の日本サッカー協会の発表によると、10月12日のフランス戦、16日のブラジル戦について、欧州組18人の所属クラブに招集の可能性を伝えるレターを送り、その中にはフランクフルトMF乾貴士や宇佐美の名前も入った。果たして、ザッケローニ監督はブンデスリーガで好調の2人をメンバーに選ぶのだろうか。
宇佐美の3人抜きゴールがブンデス公式ベストゴール候補に選出

 ホッフェンハイムに所属するMF宇佐美貴史が、ブンデスリーガ公式HPで、第5節のベストゴール候補にノミネートされている。

 宇佐美は26日のシュトゥットガルト戦で5分に先制点を奪取。相手DF3人をドリブルでかわしてのシュートは、ドイツの各メディアでも絶賛されており、ドイツ誌『キッカー』は、「スラロームのドリブル練習のように相手を抜き、うまくゴールを決めた。シュトゥットガルトの選手の半分を棒立ちにさせ、GKにもシュートを止めるチャンスを与えなかった」と評価している。

 ベストゴール候補には他に、ラファエル・ファン・デル・ファールト(ハンブルガーSV)、ジョナタン・シュミット(フライブルク)、サボルチュ・フスティ(ハノーファー)、マルコ・ロイス(ドルトムント)が名を連ねている。
ドイツ『キッカー』が乾、宇佐美に3.5の評価

ドイツ『キッカー』紙が発表したブンデスリーガ第6節の日本人選手の採点は以下の通り。

土曜日のニュルンベルグ対シュトゥットガルトは、アウェーのシュトゥットガルトが2−0で今季初勝利を飾ったものの、右サイドバックとして先発フル出場を果たした酒井高徳はホームでトップ下を務めた清武弘嗣と同様、「4」の評価。シュトゥットガルトの岡崎慎司は前節のホッフェンハイム戦で左足親指の骨破片を負ったため、あと2試合は欠場の見通し。

宇佐美貴史のチームメイトの交通事故により、アウクスブルク戦の延期を検討していたホッフェンハイムだったが、試合は事故にあったブクセビッチの親族の希望で予定通りに行なわれ、0−0のスコアレスドローに終わった。宇佐美についてキッカー紙は、「個人技で相手の堅い守備をこじ開けようと挑んだが、フィニッシュでは運が付いて来なかった」、とチーム2位タイの「3.5」の評価。

日曜日にホームのフライブルグ戦で2−1と逆転勝利を果たしたフランクフルトの乾貴士は、相手サイドバックのマンマークに悩まされ、持ち味を発揮できなかった。27分にカウンターからの決定機を止められるなど、同紙は「3.5」の平均点を与えた。これで乾の今シーズンの平均点数は「2.5」となり、ブンデスリーガ全フィールドプレイヤーのランキングでは9位に後退している。

一方、レヴァークーゼンの細貝萌は今季リーグ戦において2度目の途中出場を果たすも、出場時間が短いため、採点なし。

また、ベンチ入りしたシャルケの内田篤人、ハノーファーの酒井宏樹、チーム登録メンバーから外れているヴォルフスブルグの長谷部誠は評価の対象外となっている。
宇佐美、チャンス作るも無得点「1タッチゴールを決めないと」

得意のドリブル突破やヘディングシュートでチャンスを作った宇佐美だったが、無得点に終わった。サッカーのドイツ・ブンデスリーガ第8節が19日に行われ、宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムはホームでグロイター・フルトと3−3で引き分けた。先発出場した宇佐美は得意のドリブル突破や、ヘディングシュートなどでチャンスを作ったが、後半25分に退き、無得点に終わった。

「チームとしても残念な結果でしたし、個人としてももう少し出たかった。ずっと(ゴールを)狙っていたので。左サイドでボールを持てば絶対に行けるというのはあったし、後半は右に、右にと行く展開になって、自分が多少(試合から)消えていたというのは確かに分かりますけど、練習試合とかでもそういう展開だったし、ちょっと残念でした。

(ここまで)自分が決めた2ゴールはいずれもスーパーな感じなのですが、今日のヘディングシュートのように、1タッチゴールを決めないといけない。(香川)真司君もああいうので(ゴール数を)稼いでいたので。(難しいシュートと簡単に決めるべきシュートの)両方を決められるようになると(相手にとって)怖い存在になると思う」
本田ら欧州組13人を招集 宇佐美が復帰、負傷の香川は外れる=サッカー日本代表

 日本サッカー協会は5日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、14日に敵地で行われるワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のオマーン戦に臨む日本代表メンバー23名を発表した。

 欧州組からは、本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)、長友佑都(インテル/イタリア)ら13人が招集され、左足親指を骨折していた岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)が復帰し、宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)も名を連ねた。

 一方で、左ひざの負傷で戦列を離れている香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)は招集外となった。

 国内組では負傷で欧州遠征を途中離脱した前田遼一(磐田)、伊野波雅彦(神戸)が選出されている。

 日本代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
西川周作(サンフレッチェ広島)
権田修一(FC東京)

DF:
駒野友一(ジュビロ磐田)
今野泰幸(ガンバ大阪)
栗原勇蔵(横浜F・マリノス)
伊野波雅彦(ヴィッセル神戸)
長友佑都(インテル/イタリア)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)

MF:
遠藤保仁(ガンバ大阪)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
細貝萌(レバークーゼン/ドイツ)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
高橋秀人(FC東京)

FW:
前田遼一(ジュビロ磐田)
岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
乾貴士(フランクフルト/ドイツ)
清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)
本田ら欧州組13人を招集 宇佐美が復帰、負傷の香川は外れる=サッカー日本代表

 日本サッカー協会は5日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、14日に敵地で行われるワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のオマーン戦に臨む日本代表メンバー23名を発表した。

 欧州組からは、本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)、長友佑都(インテル/イタリア)ら13人が招集され、左足親指を骨折していた岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)が復帰し、宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)も名を連ねた。

 一方で、左ひざの負傷で戦列を離れている香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)は招集外となった。

 国内組では負傷で欧州遠征を途中離脱した前田遼一(磐田)、伊野波雅彦(神戸)が選出されている。

 日本代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
西川周作(サンフレッチェ広島)
権田修一(FC東京)

DF:
駒野友一(ジュビロ磐田)
今野泰幸(ガンバ大阪)
栗原勇蔵(横浜F・マリノス)
伊野波雅彦(ヴィッセル神戸)
長友佑都(インテル/イタリア)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)

MF:
遠藤保仁(ガンバ大阪)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
細貝萌(レバークーゼン/ドイツ)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
高橋秀人(FC東京)

FW:
前田遼一(ジュビロ磐田)
岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)
ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)
乾貴士(フランクフルト/ドイツ)
清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
宇佐美貴史(ホッフェンハイム/ドイツ)
ザックの辛辣なコメントに何を思う? 宇佐美貴史20歳が抱く野心と課題。

宇佐美貴史が、昨年6月以来となる代表復帰を果たした。11月14日に行なわれるW杯アジア最終予選、オマーンとのアウェイゲームに臨むメンバーに選出されたのだ。

 今季はホッフェンハイムで中心選手として活躍しており、日本代表入りも噂されていた。宇佐美自身も10月の時点でこう話していた。

「『(宇佐美は)なんで代表に入らないんだ?』って(みんなに)思わせるぐらいの活躍をして、選ばれるしかない。ただ、活躍を続けていれば間違いなく、選ばれると思う」

 だが、メンバー発表会見の際にザッケローニ監督が以下のようなコメントを残し、波紋を呼んでいる。

「宇佐美を含め2列目には若いタレントが多い。みな優秀だが、若さという武器を生かしていない。成長できる時間があるのに、誰も飛躍的に成長していない。もっと努力する必要がある。(中略)2年前、日本に来た時に宇佐美を見て、当時の年齢と実力とのバランスを見て非常に驚いたが、それから2年たって大きく成長はしていないと思う。たとえばシステムの違うチームでやる場合でも、もっと成長してほしい。今、彼がやっていることは、2年前に自分ができたことを今もやっているだけのように思う」

■「(ザッケローニは)“大きくは”成長してないと言っただけ(笑)」

 辛辣なコメントだ。しばらく代表から離れていた選手が加わるのであれば、大きな期待とともに迎え入れられるのが普通であるように思えるのだが。宇佐美は監督のコメントをどう受け止めているのだろうか。

 9月には自らの試合を視察したザッケローニ監督から「(ホッフェンハイムで見せている活躍を)継続することが大事だ」と声をかけられた宇佐美は、監督が奮起をうながそうとしているのもお見通しだ。午前中の練習を終えた後に話を聞くと、こんな答えが返ってきた。「監督がそう思うなら、そうなんじゃないですか。俺はそうは思わないというだけで。彼が求めている成長とちょっと違っているのかもしれないですけど」

 表情を変えずにそう話すと、さらにこう続けた。

「(2年前に比べて)成長していなかったらブンデスで出れていないと思いますし」

 今、具体的に取り組むべきなのは、自らがドリブルなどで効果的にしかけていくプレーを増やすことだと宇佐美は考えている。

「やっぱり、(しかける)回数ですよね。良いプレーをする回数……突破をしかけるとか、その回数が少ないとは言われているので。だから、もっと多く出すこと。それに、まぁ………成長していないとメディアは取り上げていましたけど、“大きくは”成長してないと言っていただけで、それもなんか、メディアの言い回しじゃないですか(笑)」

■「自分はリベリーのような選手になれる」

 宇佐美は、ホッフェンハイムで確かな手ごたえを感じている。

「バイエルン戦のときは出来なかったですけど、それ以外は毎試合、単独で突破してスピードを変えたりとか、シュートまでもっていけている。突破力はかなり研ぎ澄まされてきています」

 バッベル監督も、その能力をこうたたえている。

「彼の一対一での突破力のクオリティやシュート力の強さは素晴らしいものがあるし、彼は良いシュートを打てるんだ」

 10月6日、古巣バイエルンとの対戦後には、チームとしても個人としても、現時点では差があることを認めたうえで、こう話していた。

「自分はリベリーのような選手になれるというか……。まだ20歳ですし、これからいろんな経験もできますし、彼を超えられるとも思います。やっぱり、あれくらいの選手にならないと。目指すところはああいうところだと思いましたね」

 また、第10節終了時点では全試合に出場して2ゴールを決めているが、それでは少なすぎると前置きしたうえでこう話す。

「究極にいえば、チャンスを全部決めれていれば(開幕から得点王レースをけん引する)マンジュキッチ(8ゴール)くらい行っていると思う」

■宇佐美は自らに足りないものに気がついている。

 宇佐美が能力のない選手であれば、ザッケローニ監督がメディアを通して厳しい意見を語ることなどありえない。あるいは、宇佐美の能力を評価していないのであれば、チームに呼ぶこともないだろう。とすれば、あとは宇佐美が持てる力を常に発揮できるようにするだけだ。20歳の若者は、こう断言する。

「(ザッケローニ監督は)自分に足りていない部分があるからああ言ったんだと思いますし。でも、その足りていない部分というのは、これからの意識次第ですから。本気で取り組めばついてくるところだと思うのでね」

 宇佐美は自らに足りないものに気がついている。上に行く道が見えない者、どうすれば成長できるのか気がついていない者より、一歩も二歩も先を行っているのだ。

 あとは、それを実行に移せるかどうか。簡単なようで難しくもあり、難しいようで簡単かもしれないこの課題に、宇佐美はどのように取り組んでいくのか。そこがいま、問われているのである。
宇佐美、さらなる飛躍を誓う 長岡京市を表敬訪問

 サッカードイツ1部リーグ・ホッフェンハイムの宇佐美貴史(長岡京市出身)が帰国し、20日、同市役所を表敬訪問した。市スポーツ賞の表彰を受け、さらなる飛躍を誓った。

 宇佐美はことし、23歳以下日本代表としてロンドン五輪に出場。今夏に移籍したホッフェンハイムではリーグ前半戦を終え、13試合で2得点の成績を残した。リーグの中断期間を利用して帰郷した。
 多くの市職員から出迎えを受け、小田豊市長らと懇談。20歳になったため成人式への出席を問われると「出たいんですけど一応仕事があるので…」と笑わせた。サイン入りの五輪代表ユニホームも市長に手渡し「みなさんから応援してもらっているとすごく感じる。頑張ります」と話した。
更なる成長を誓う宇佐美「攻撃面で能力を出し切れていない」

 ホッフェンハイムに所属するMF宇佐美貴史がブンデスリーガ公式サイトで新監督の下での手ごたえと、ブンデス残留へ向けての意気込みを語っている。

 ホッフェンハイムは今冬の中断期間で監督交代を行い、マーコ・クアツ監督を迎え、巻き返しを期している。だが今月2日のフライブルク戦で3か月ぶりの勝利を手にしたが、まだまだ降格圏から抜け出せずにいる。しかし宇佐美はこの監督交代がいい方向に向かっていると話す。「後半戦では失点が大幅に減った。このままいけば、1部残留は可能だと思う」。

 個人的にもこの監督交代がプラスに働いているようだ。「いまの監督は、自分のポジションで何をすべきなのかをはっきり言ってくれる。守備への素早い切り替えなんかも、そのひとつ」。だがチーム同様、個人としても不完全燃焼に終わっている現状を、「攻撃面で能力を出し切れていない」と嘆いている。

 17日には15位のシュツットガルトと対戦。順位は2つ上だが、勝ち点差では9と開いている。残留へ向け負けられない戦いとなる。宇佐美も「シュツットガルトもスランプだし、うちがここ数試合でも見せたような気迫で立ち向かえば、勝機は十分にある」と意気込んでいる。

「ブンデスリーガでは要求されるレベルがすごく高いし、体の当たりが激しいサッカーは自分にとっては、むしろ不利だと思う」と話したという宇佐美。しかし目標の2014年W杯出場のためにも成長の場としては最高の舞台だと確信している。エースとして活躍し、チームをこの苦境から救うことができれば、必然と道は開けているはずだ。

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