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対するバルセロナのグアルディオラ監督は、最終ラインにダニエウ・アウベス、マスチェラーノ、アビダル、アドリアーノを置き、中盤にはチアゴ・アルカンタラ、ケイタ、イニエスタを起用。そして加入したばかりのアレクシス・サンチェスにメッシ、ビジャとの３トップを形成させた。
試合を優位に進めたのはマドリー。展開力に欠けるバルセロナを尻目に、カウンターからＧＫバルデスが守るバルセロナゴールに襲い掛かる。そして１３分、右サイドのベンゼマの横パスに反応したエジルがエリア内に侵入し、左足のシュートを沈めた。
先制ゴールを許したバルセロナは、その後も満足にボールをつなげることができず攻めあぐねる。しかし３６分、ビジャが個人技からゴールをこじ開ける。メッシのパスをエリア手前左で受けると、内に切り込んでから強烈な右足のシュートを突き刺した。
バルセロナはさらに４５分、ケディラ、ぺぺのミスを突いてエリア内に抜け出したメッシが、ＧＫカシージャスが立ちはだかるゴールを破った。得意のボールポゼッションが影をひそめたバルセロナだが、迎えた２度の決定機を確実にモノにして前半を終えた。
後半、モウリーニョ監督は５４分にディ・マリアに代えてコエントランを投入する。するとその直後、セットプレーの流れから、エリア手前のＸ・アロンソが倒れ込みながら放ったグラウンダーのシュートがゴール右に決まり、スコアをタイに戻した。
２−２となった後、グアルディオラ監督はチアゴ・Ａ、アドリアーノ、ビジャを下げてシャビ、ピケ、ペドロをピッチに立たせる。一方のモウリーニョ監督はケディラ、ベンゼマをカジェホン、イグアインに代えた。
シャビがピッチに立ったバルセロナは中盤でボールを落ち着かせながら、あわよくば追加点を狙うスタンス。対するマドリーは、積極的なプレッシングからエジル、Ｃ・ロナウド、イグアインを中心としたカウンターからゴールを目指した。
時間が深まるに連れてラフプレーが多くなった試合は、結局２−２のまま終了のホイッスル。アウェーゴールを２点決めたバルセロナが、１７日に本拠地カンプ・ノウで行われるセカンドレグに向けて優位に立っている。
試合を優位に進めたのはマドリー。展開力に欠けるバルセロナを尻目に、カウンターからＧＫバルデスが守るバルセロナゴールに襲い掛かる。そして１３分、右サイドのベンゼマの横パスに反応したエジルがエリア内に侵入し、左足のシュートを沈めた。
先制ゴールを許したバルセロナは、その後も満足にボールをつなげることができず攻めあぐねる。しかし３６分、ビジャが個人技からゴールをこじ開ける。メッシのパスをエリア手前左で受けると、内に切り込んでから強烈な右足のシュートを突き刺した。
バルセロナはさらに４５分、ケディラ、ぺぺのミスを突いてエリア内に抜け出したメッシが、ＧＫカシージャスが立ちはだかるゴールを破った。得意のボールポゼッションが影をひそめたバルセロナだが、迎えた２度の決定機を確実にモノにして前半を終えた。
後半、モウリーニョ監督は５４分にディ・マリアに代えてコエントランを投入する。するとその直後、セットプレーの流れから、エリア手前のＸ・アロンソが倒れ込みながら放ったグラウンダーのシュートがゴール右に決まり、スコアをタイに戻した。
２−２となった後、グアルディオラ監督はチアゴ・Ａ、アドリアーノ、ビジャを下げてシャビ、ピケ、ペドロをピッチに立たせる。一方のモウリーニョ監督はケディラ、ベンゼマをカジェホン、イグアインに代えた。
シャビがピッチに立ったバルセロナは中盤でボールを落ち着かせながら、あわよくば追加点を狙うスタンス。対するマドリーは、積極的なプレッシングからエジル、Ｃ・ロナウド、イグアインを中心としたカウンターからゴールを目指した。
時間が深まるに連れてラフプレーが多くなった試合は、結局２−２のまま終了のホイッスル。アウェーゴールを２点決めたバルセロナが、１７日に本拠地カンプ・ノウで行われるセカンドレグに向けて優位に立っている。
レアル・マドリーとバルセロナ、両者譲らず初戦はドロー＝スペイン・スーパーカップ
スペイン・スーパーカップの第１戦、レアルとバルサは両者譲らず引き分けた
１４日に行われたスペイン・スーパーカップ第１戦、レアル・マドリーとバルセロナによる注目の対決は、両者譲らず２−２の引き分けに終わった。
ホームでどうしても先勝したいレアル・マドリーは、プレシーズン絶好調のベンゼマを１トップに置く、現時点で考えられるベストメンバーを組む。一方、故障明けの選手が多いバルセロナは、センターバックにはアビダルとマスチェラーノが入り、前線にはチーム合流後間もないメッシと、新加入のＡ・サンチェスが起用された。
試合は序盤、厳しいプレッシングで中盤を制したレアル・マドリーが先にリズムをつかむ。そして、何度も相手ゴールを脅かして迎えた１３分、ベンゼマの絶妙なパスを受けたエジルがＧＫとの１対１を落ち着いて決め、展開通りに先制する。
ところが、それまで攻撃のきっかけをつかめなかったバルセロナは３６分、ビジャが鮮やかなシュートを決めて同点に追い付く。さらに４５分、今度はメッシが得意のドリブルからゴールを奪い、バルセロナは効率良く２−１と逆転に成功して前半を終えた。
迎えた後半は一転してバルセロナのペースで始まるが、押され気味のレアル・マドリーは５３分、ＣＫの２次攻撃からシャビ・アロンソがミドルシュートをたたきこみ、試合を振り出しに戻す。レアル・マドリーはこの同点弾を皮切りに次々と敵陣深くまで攻め込むものの、バルセロナもＧＫバルデスを中心とする必死の守備でゴールを許さない。結局、双方とも疲れの色が見え始めた終盤はスコアが動くことはなく、両チームによる意地の張り合いは２−２のまま幕を閉じた。
スペイン・スーパーカップの第１戦、レアルとバルサは両者譲らず引き分けた
１４日に行われたスペイン・スーパーカップ第１戦、レアル・マドリーとバルセロナによる注目の対決は、両者譲らず２−２の引き分けに終わった。
ホームでどうしても先勝したいレアル・マドリーは、プレシーズン絶好調のベンゼマを１トップに置く、現時点で考えられるベストメンバーを組む。一方、故障明けの選手が多いバルセロナは、センターバックにはアビダルとマスチェラーノが入り、前線にはチーム合流後間もないメッシと、新加入のＡ・サンチェスが起用された。
試合は序盤、厳しいプレッシングで中盤を制したレアル・マドリーが先にリズムをつかむ。そして、何度も相手ゴールを脅かして迎えた１３分、ベンゼマの絶妙なパスを受けたエジルがＧＫとの１対１を落ち着いて決め、展開通りに先制する。
ところが、それまで攻撃のきっかけをつかめなかったバルセロナは３６分、ビジャが鮮やかなシュートを決めて同点に追い付く。さらに４５分、今度はメッシが得意のドリブルからゴールを奪い、バルセロナは効率良く２−１と逆転に成功して前半を終えた。
迎えた後半は一転してバルセロナのペースで始まるが、押され気味のレアル・マドリーは５３分、ＣＫの２次攻撃からシャビ・アロンソがミドルシュートをたたきこみ、試合を振り出しに戻す。レアル・マドリーはこの同点弾を皮切りに次々と敵陣深くまで攻め込むものの、バルセロナもＧＫバルデスを中心とする必死の守備でゴールを許さない。結局、双方とも疲れの色が見え始めた終盤はスコアが動くことはなく、両チームによる意地の張り合いは２−２のまま幕を閉じた。
スペイン・スーパー杯、バルサが敵地でレアルとドロー
８月１４日、サッカーのスペイン・スーパー杯第１戦で、昨季リーグ優勝のバルセロナが国王杯覇者のレアル・マドリードと２─２で引き分けた。写真は自身のゴールをチームメートと喜ぶバルサのメッシ（右）ら
［マドリード １４日 ロイター］ サッカーのスペイン・スーパーカップ（杯）は１４日、当地で第１戦を行い、昨季リーグ優勝のバルセロナが国王杯覇者のレアル・マドリードと２─２で引き分けた。
バルセロナは前半１３分にレアルのメスト・エジルに先制ゴールを許したが、同３５分にダビド・ビリャが鮮やかな同点ゴール。前半終了間際にリオネル・メッシの得点で勝ち越した。
後半に入ってシャビ・アロンソに同点ゴールを決められたが、敵地で引き分けに持ち込み、第２戦に向けて優位に立った。
第２戦は、１７日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる。
８月１４日、サッカーのスペイン・スーパー杯第１戦で、昨季リーグ優勝のバルセロナが国王杯覇者のレアル・マドリードと２─２で引き分けた。写真は自身のゴールをチームメートと喜ぶバルサのメッシ（右）ら
［マドリード １４日 ロイター］ サッカーのスペイン・スーパーカップ（杯）は１４日、当地で第１戦を行い、昨季リーグ優勝のバルセロナが国王杯覇者のレアル・マドリードと２─２で引き分けた。
バルセロナは前半１３分にレアルのメスト・エジルに先制ゴールを許したが、同３５分にダビド・ビリャが鮮やかな同点ゴール。前半終了間際にリオネル・メッシの得点で勝ち越した。
後半に入ってシャビ・アロンソに同点ゴールを決められたが、敵地で引き分けに持ち込み、第２戦に向けて優位に立った。
第２戦は、１７日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる。
レアル、メッシの得点でバルサに逆転されるも追いつきドロー
クリスティアーノ・ロナウドは不発
14日、昨シーズンのコパ・デル・レイ王者レアル・マドリードと、リーグ制覇を果たしたバルセロナによるスペイン・スーパーカップが行われた。
サンチャゴ・ベルナベウで行われたファーストレグは序盤からレアル・マドリードがペースをつかむと13分、カリム・ベンゼマのスルーパスにメスト・エジルが抜け出して、落ち着いてシュートを決めて1点を先制する。
しかしバルセロナも反撃に転じ、36分にダビド・ビジャが鮮やかなシュートをゴールネットに突き刺し同点に。勢いに乗ると、45分にはリオネル・メッシが個の力を発揮。ドリブルからゴールを決めて、バルセロナが勝ち越す。
このまま終われないレアル・マドリードは53分、シャビ・アロンソのミドルシュートが決まり同点に追いつくが、その後の反撃もむなしく勝利をつかむまでには至らなかった。
結局、試合は両者譲らず2−2のドローに。勝負の行方はセカンドレグに持ち越される。
クリスティアーノ・ロナウドは不発
14日、昨シーズンのコパ・デル・レイ王者レアル・マドリードと、リーグ制覇を果たしたバルセロナによるスペイン・スーパーカップが行われた。
サンチャゴ・ベルナベウで行われたファーストレグは序盤からレアル・マドリードがペースをつかむと13分、カリム・ベンゼマのスルーパスにメスト・エジルが抜け出して、落ち着いてシュートを決めて1点を先制する。
しかしバルセロナも反撃に転じ、36分にダビド・ビジャが鮮やかなシュートをゴールネットに突き刺し同点に。勢いに乗ると、45分にはリオネル・メッシが個の力を発揮。ドリブルからゴールを決めて、バルセロナが勝ち越す。
このまま終われないレアル・マドリードは53分、シャビ・アロンソのミドルシュートが決まり同点に追いつくが、その後の反撃もむなしく勝利をつかむまでには至らなかった。
結局、試合は両者譲らず2−2のドローに。勝負の行方はセカンドレグに持ち越される。
因縁のクラシコ再び！ 第１戦は２対２のドロー／スペイン・スーパー杯
現地時間14日（以下現地時間）、昨季のリーグ王者バルセロナと国王杯（コパ・デル・レイ）覇者レアル・マドリーによるスペイン・スーパーカップのファーストレグが行なわれ、レアルの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」での一戦は２対２の引き分けに終わった。ロイター通信が報じている。
バルセロナは新加入のサンチェスが先発出場したほか、シャビの代役に20歳のチアゴ・アルカンタラを起用。ディフェンスラインも負傷のプジョルやピケに代わり、マスチェラーノとアビダルがスタメンとなった。対するレアルはエジルやクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマなど昨季と変わらぬ陣容で試合に臨んだ。
開始から主導権を握ったのはホームのレアル。13分、エリア右の位置から仕掛けたベンゼマが中央に折り返すと、これをエジルが流し込み先制点を奪う。だが35分、バルサにそれまでシュートを許していなかったレアルは、ビリャのインフロントにかかったシュートで同点に追い付かれる。さらに前半終了間際、メッシにDF３人が置き去りにされ、逆転弾を許して前半を折り返した。
後半に入って再び立ち直りを見せたレアルは55分、CKの流れからシャビ・アロンソがゴール隅にグラウンダーのシュートを流し込み、試合を振り出しに戻す。すると、昨季のリーグ戦や国王杯決勝、チャンピオンズリーグ準決勝での激しい戦いぶりが記憶に新しい両軍は、さらにヒートアップしていく。
だが、レアルはチャンスを生かしきることができず。バルセロナもシャビやピケを投入し状況の打開を図ったが、そのまま２対２で試合を終えた。
就任以来続いている、ベルナベウでのレアル戦無敗記録を守ったグアルディオラ監督は試合後、「我々は準備に遅れが出ている。だからこそ、とても良いプレーをしたレアルを相手に結果を残せたことは素晴らしい結果だ」とコメント。ホームでのセカンドレグを前に、アウェイで貴重な２ゴールを手にしたことに喜びを表した。
一方、レアルのモウリーニョ監督に代わってインタビューに応えたアシスタントコーチのカランカ氏は、「おそらく、我々はふさわしい結果を手にすることができなかった。だが、チームの仕事ぶりには満足しているよ」とコメント。勝ち切れなかったことを悔みつつも、「ほろ苦い結果ではあるが、我々は去年よりも良いチームであることを示した」と、チームの成長ぶりに満足感を示した。
なお、セカンドレグは17日、バルサの本拠地「カンプ・ノウ」で行なわれる。
現地時間14日（以下現地時間）、昨季のリーグ王者バルセロナと国王杯（コパ・デル・レイ）覇者レアル・マドリーによるスペイン・スーパーカップのファーストレグが行なわれ、レアルの本拠地「サンチャゴ・ベルナベウ」での一戦は２対２の引き分けに終わった。ロイター通信が報じている。
バルセロナは新加入のサンチェスが先発出場したほか、シャビの代役に20歳のチアゴ・アルカンタラを起用。ディフェンスラインも負傷のプジョルやピケに代わり、マスチェラーノとアビダルがスタメンとなった。対するレアルはエジルやクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマなど昨季と変わらぬ陣容で試合に臨んだ。
開始から主導権を握ったのはホームのレアル。13分、エリア右の位置から仕掛けたベンゼマが中央に折り返すと、これをエジルが流し込み先制点を奪う。だが35分、バルサにそれまでシュートを許していなかったレアルは、ビリャのインフロントにかかったシュートで同点に追い付かれる。さらに前半終了間際、メッシにDF３人が置き去りにされ、逆転弾を許して前半を折り返した。
後半に入って再び立ち直りを見せたレアルは55分、CKの流れからシャビ・アロンソがゴール隅にグラウンダーのシュートを流し込み、試合を振り出しに戻す。すると、昨季のリーグ戦や国王杯決勝、チャンピオンズリーグ準決勝での激しい戦いぶりが記憶に新しい両軍は、さらにヒートアップしていく。
だが、レアルはチャンスを生かしきることができず。バルセロナもシャビやピケを投入し状況の打開を図ったが、そのまま２対２で試合を終えた。
就任以来続いている、ベルナベウでのレアル戦無敗記録を守ったグアルディオラ監督は試合後、「我々は準備に遅れが出ている。だからこそ、とても良いプレーをしたレアルを相手に結果を残せたことは素晴らしい結果だ」とコメント。ホームでのセカンドレグを前に、アウェイで貴重な２ゴールを手にしたことに喜びを表した。
一方、レアルのモウリーニョ監督に代わってインタビューに応えたアシスタントコーチのカランカ氏は、「おそらく、我々はふさわしい結果を手にすることができなかった。だが、チームの仕事ぶりには満足しているよ」とコメント。勝ち切れなかったことを悔みつつも、「ほろ苦い結果ではあるが、我々は去年よりも良いチームであることを示した」と、チームの成長ぶりに満足感を示した。
なお、セカンドレグは17日、バルサの本拠地「カンプ・ノウ」で行なわれる。
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