【２０１７ドラフト候補】若杉健コミュのニュース特集

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若杉がリーグ初のプロへアピール…大学野球

　札幌６大学野球春季リーグ戦は５月２日、札幌円山球場で開幕する。秋春連覇を狙う道都大のドラフト候補右腕・若杉健（４年、留萌千望）は今年がラストイヤー。左膝前十字じん帯断裂から約１年ぶりに復帰した昨秋は、３勝を挙げ、リーグ優勝にも貢献。２年春以来の神宮へ、順調な仕上がりだ。復活したＭＡＸ１４４キロ右腕は、９０年に発足した札幌学生野球連盟から初のプロ選手を目指す。

　最終学年になった若杉が最後の全日本大学野球選手権出場に向け力を込めた。「あっという間でした。けがもしたし早く感じます」。春からただ一人の４年生投手としてリーダーになった若杉が、後輩を引っ張る意味でも気合が入る。

　全国に名前を売ったのは２年の春。最速１４４キロの直球を武器に、全日本大学野球選手権で全国初勝利。神宮でプレーしたことにより「もっと（自分を）磨こうと意識が高まった」と振り返る。しかし、同年夏に左膝前十字じん帯を断裂するアクシデントが起きた。約１年のつらいリハビリを経て昨秋復帰。すぐ優勝に貢献し、リーグ特別賞を受賞した。

　昨秋は「感覚がなかった」と言う左足も、今では「何の変わりもなく踏み込めます」とニッコリ。冬は体幹と股関節を強化。直球のキレが増し、春の関西遠征では最速１３９キロが出た。

　既に２球団がキャンプを視察に訪れるなどプロも注目する選手に成長した。オフに昨春の全日本大学野球選手権で北大を８強に導いた石山智也投手（現室蘭シャークス）と会食した。そこで石山の野球に対する意識の高さに驚き「２年春以上の自分じゃないとプロにいけない」と思い知った。

　「目標は全国ベスト４。この春ですべてが決まる」と若杉。山本文博監督（５５）も「けがをして野球を大事にし始めた。神宮で結果を出し、自分の手で（プロを）つかんでほしい」と期待する。

　今年新調したグラブに刺しゅうした言葉は「一陽来復」。悪いことが続いた後で幸運に向かうことを意味する言葉を胸に、若杉は自らの右腕で全日本大学野球選手権出場とプロ入りの夢を実現させる。

　◆若杉　健（わかすぎ・けん）１９９０年１月２６日、留萌市生まれ。２１歳。留萌東光小３年時に東光パワフルズジュニアで野球を始める。留萌中では軟式。留萌千望１年春に背番号７で初ベンチ入りし秋からエース。３年夏は旭川地区２回戦で旭川東に敗退。道都大１年春の開幕戦に救援で初登板。２年春に４勝を挙げＭＶＰ。１７８センチ、８２キロ。右投左打。家族は両親と兄２人、姉１人。血液型Ｏ。

[2] mixiユーザー 04月23日 09:16

　［日刊スポーツ2009年6月10日10時26分　紙面から］

道都大創部32年目全国初勝利／大学選手権

＜全日本大学野球選手権：道都大４－３石巻専修大＞◇初日◇９日◇１回戦◇神宮

　道都大（札幌学生）が全国初勝利を挙げた。石巻専修大（南東北大学）を４－３で下し、１９７８年（昭５３）の創部以来、５度目の全国挑戦で１勝を勝ち取った。２年生エースの若杉健（留萌千望）が前半は１４４キロの速球、後半は変化球を効果的に使い、９安打を許したが３失点完投でリードを守り切った。１０日の２回戦では関西国際大（阪神大学）と対戦する。

　石巻専大最後の打者を三振に取ると、エース若杉は大きくジャンプし、喜びを爆発させた。７８年、紋別に誕生した道都大野球部が、３２年目にして初めて手にした全国１勝。ナインがベンチ前に集まると、ゆっくりと出てきた山本文博監督（５３）は、選手たちと笑顔で握手した。

　０６年４月に山本監督が就任した。前年、紋別にあった道都大と北広島市の道都短大が統合、野球部も同様に１つになった。しかし選手の考え方の違いなどで、チームはすぐにはまとまらなかった。０６年春季リーグは最下位に終わり、就任したばかりの山本監督への風当たりは、内外から強いものがあった。

　強いチームをつくるため、０からのスタートを切った。駒大で数々の実績を残した太田誠氏や、現役時には西武などで活躍した石毛宏典氏を招き、指導を受けた。「取り組む姿勢、ハートを磨きました」と山本監督。生活態度からあらため、改革していった。

　野球部が歩んだ道のり同様、この日の試合も平たんではなかった。初回に３点、２回に１点と序盤は優勢も、３回以降はわずか２安打に抑えられた。そんな中、若杉が踏ん張った。「１点ずつならいい」と終盤は打たせて取る投球を心掛けた。４－３で迎えた９回１死、中越え三塁打を浴びた。１打同点のピンチも、この日の勝負球スライダーで二塁ゴロに仕留め、突っ込んだ三塁走者を本塁で刺し、勝利をつかみ取った。

　どん底から始めて４年。当時１年生だった４年生らが、５度目の挑戦でついに全国１勝をつかんだ。小屋畑尚哉主将（４年＝室蘭大谷）は「本当にうれしい。このチームはお互いの信頼感が強い。きょうは勝てると信じてました」と重みをかみしめるように口にした。【中尾猛】

[3] mixiユーザー 04月23日 09:22

朝日新聞2006年06月29日

　強豪が登場した２８日、旭川工は延長の末の辛勝。

◇延長１４回投手戦　留萌千望　旭川工戦

　両投手合わせて３８４球。旭川工と留萌千望の息詰まる投手戦は、打席に立った旭川工の青木太伸投手（３年）のバットにより幕が下りた。２―２の延長１４回１死二塁、留萌千望の若杉健投手（２年）の１８９球目のカーブにタイミングを合わせ、右前にポトリと落として勝ち越した。

　昨年の北北海道代表校を相手に８安打３失点の好投を見せた若杉投手は「気持ちを保つのが難しかった。あの場面は打ち取ったと思ったが…」。まだ２年生。「来年こそは北大会に行きたい」と前を向いた。

[5] mixiユーザー 06月10日 00:42

（先発した道都大・若杉）
道都大が初のベスト８入り…全日本大学野球選手権

　◆報知新聞社後援　全日本大学野球選手権第３日　▽２回戦　道都大３―２大体大＝延長１１回タイブレーク＝（９日、東京ドーム）　２回戦で道都大（札幌学生）が大体大（阪神大学）に延長１１回、タイブレークの末に３―２で競り勝ち、４度目の出場で初のベスト８入りを決めた。

　両校無得点で延長に突入した。１死満塁から始まるタイブレークで１０回は２点を取り合い、道都大は１１回に１点を勝ち越した。

　道都大のプロ注目右腕の先発若杉（４年：留萌千望）はストレート、フォーク、スライダーの切れがよく、5回から4連続三振を奪うなど６回を無失点。
　リリーフの佐藤（３年、北見柏陽）も直球を主体に９回まで無失点の好投だった。

[11] mixiユーザー 03月09日 02:40

スポーツ北海道：社会人野球ＪＲに４新人　即戦力の活躍期待　エース不在のチームを刷新　／北海道

　社会人野球のＪＲ北海道に来春入部する新人４選手が、今月からチームに合流し練習に打ち込んでいる。１０年まで都市対抗野球の本大会に６年連続で出場していた道内随一の強豪だが、昨季は本社の不祥事で大半の公式戦を欠場し、武藤好貴投手（２４）のプロ入りでエースも抜けた。刷新を図るチーム内で、４人は１年目からのレギュラー入りを狙う。【今井美津子】

　新たに入部するのは▽嶋田源太郎内野手（２２）＝流通経済大▽渡辺充内野手（２２）＝関西国際大▽浦嶋忠義外野手（２２）＝創価大▽若杉健投手（２２）＝道都大。いずれも即戦力としての活躍が期待されている。

　道内出身者は若杉投手だけ。千葉県出身の嶋田選手、大阪府出身の渡辺、浦嶋両選手の３人は、北海道の冬を「寒くて雪がすごい」と驚く。嶋田選手は「守備範囲の広さと肩の強さをアピールしたい」、渡辺選手は「一人一人の意識が高いチーム。全員がライバルと思って頑張りたい」、浦嶋選手は「足と積極的な打撃がセールスポイント。競争に勝ちたい」と抱負を語った。

　公式戦は例年、４月のＪＡＢＡ岡山大会が幕開けになるが、昨季の都市対抗予選欠場により優先出場権がないため、５月の同１次予選が初戦になる。

　狐塚賢浩監督は「例年と仕上げ方が違うが、全国で勝つため一戦一戦集中したい。新人は、今はけがに注意し、体を作ってほしい」と話している。
　◇道都大８強に貢献・若杉投手「開幕戦で投げる気持ち」

　新たなエース争いに名乗りを上げそうなのが、昨年６月の全日本大学野球選手権で道都大の８強入りに貢献した若杉投手だ。「開幕戦で投げる気持ちでやりたい」と活躍を誓う。

　留萌市出身。留萌千望高時代は全道大会の出場経験もない無名選手だったが、大学で開花。２年生だった０９年春の札幌六大学春季リーグで４勝を挙げてＭＶＰに輝くと、同年の全日本選手権１回戦で完投し、道都大を大会初勝利に導いた。

　その年の秋に左膝の靱帯（じんたい）を切る大けがをし、後輩にエースの座を奪われる苦い思いも経験したが、１０年秋に復活。秋と春のリーグ戦を連覇し、全日本選手権では２回戦の大体大戦で先発し好投した。

　この大会の準々決勝、東洋大に満塁本塁打を浴びてコールド負けを喫したのがきっかけで、制球力アップにも取り組むようになった。「初球の直球を運ばれ、スピードよりもコントロールと球の切れが必要だと思った」という。新たにカットボールも覚えた。

　武藤投手の楽天入団で、投手陣の競争は激しさを増す。「注目される中でやれるのは自分のレベルアップにもつながる。チームの目標の日本一に向かいたい」と意気込んでいる。

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