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握り仏様コミュの私の握り仏様

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コメント(6)

この3月にはじめて作った握り仏様です。

東北の震災の後で、ちょうどその日、幼稚園バスが津波に流された記事を読んでいまして、その印象があまりにも強く、亡くなった子供達、保母さんの事を考えながら作りました。

本当は、十一面観音様を作ろうとしたのですが、観音様の頭の顔も、子供達の笑顔に見えて仕方がありません。

背景に空海に座ってもらいました。


新たに文章おこすのが面倒くさいので、日記のを下記に貼り付け御免!!



再び握り仏様作成す。
粘土に向かって取り組む時の
無心とも言えず、
邪心無しとも言えず、
ひたすら黙して口開かぬわけでもなく、
農家のおかみが草鞋編みながら無駄話に花咲かせるような、
漁師のおかみが延縄繕いながら痴話話に花咲かせるような、
そんなあっけらかんとした感覚になれるのが
実に良い。

さらに、出来上がりの良し悪しを競うでもなく、
なんせ、握り仏というくらいで、ぐいと握れば仏になるので、
粘土玉を大量にこさえておれば良いのだという感覚も良い。

あらゆるものに仏は存在する。
仏は釈迦に始まるのではなく、釈迦如来以前には、
大日如来がいて、これが、宇宙の始まりからいるのだが、
宇宙の始まり以前は、わしゃ知らんと、大日如来はのたまったのだそうな。
万物の創生は知っても知らぬでも、どちらでもよく、
大事なのは万物はすでに存在しており、
それらは最大から極小まで、すべて仏の身体を構成していたものなのだ。
確率論から言っても、これは間違いではないそうで、
私の身体を構成している物質のいくつかは、宇宙創生以来、
光よりも速いスピードで無の空間を突き進み、
様々な星の形や、あるいは生き物らしき形をとりながら
宇宙をさまよい、結果、私の元にいるらしい。
もしかしたら、あなたの祖先の身体を構成していたものが
今、私の中のどこかにいるかも知れないのだ。
逆もまた、真なり。
そう考えると、物質と言うものの愛しいことよ。
特に、自分達に近い生き物となると、本当に抱きしめたくなるくらいに
愛しい。
隣のおっさんは抱きしめたくないが、うら若いお嬢さんなら、頬擦りもしたくなる。
いやいや、閑話休題。


最近、私の意識の中には、
津波に流されたまま見つけ出してもらえず、
身体がどんどん崩れて行く多くの人の姿がある。
勿論、想像上の話だが。
土に埋もれ、あるいは、はるか海の向こうに流され、
沈み、微生物などに食われていく死体の多く。
それはそれで、自然な姿ではあるのだが、
生きている側の意識では、せめて父であったもの、
母であったもの、息子や娘であったものの最後の姿に会いたい。
せめて、別れの言葉を言いたいと、切に願う。
そういう、死んだ側、生き残った側の、それぞれの想いを
結びつけてあげたいものと思うのだが、実際は何もできない。
せめて、自己満足と言われても、握り仏をこしらえて、
互いの想いをとげさせてあげたいという欲求が
ふつふつと湧き上がる今日この頃。


できれば、東北の被災の地の土で亡くなった方、行方不明になった方の
数だけ握り仏をこしらえて、野に供えたいものよと思う。

雨に流され、形が崩れ、無くなってしまっても良い。
今一度、この地に形として作り出させていただければと
思うのであります。


これからも、作り続けよう。


今までの二作を並べ、
物語の一場面風にして遊ぶ。
心を円空に似せ、
握り仏を何体か作成す。

白いのは、次第に形が坊主に見えてきて、
もう一体は女人に見えてきて、
結果的に、空海と真名井御前とあいなった。

特にフアンと言う訳ではないのだが、
最近、どうも空海坊主の影がちらつく。
ちらついている方々が、徐々に増えているような気もする。

握り仏にて、誰を供養するでもなく、
しかし、誰かの供養にでもなればと思っていると、
心落ち着くのを感じる。

我々は、多くの命によって生かされている。
生きている事そのものが、命を頂戴している事になる。
日本の山岳密教の考え方では、全ての命に仏性が宿る。
つまり、我々は仏性を頂戴し、己の仏性としているのだな。

握り仏を作る、握り仏にかかわらず、
何かを作ると言う行為は、己の仏性と結びつく行為なのかも知れない。

己の仏性と繋がる時に、空海が現れるのは、
もしかして、空海坊主、何か焦っている?
だから、だれかれの、そういう感性に己を浸らせた時に
現れてきて、何かを言おうとしているのかもしれない。
稀代のトリックスターだ。
それくらいの事はやらかしかねない。



ところで、握り仏たちは、
ゆき殿のアトリエで作らせていただいている。

彼女のホスピタリティーの高さの中で、
感性が触発されて作っていると言っても華厳の滝登りではない。


個々の握り仏様の写真は下記URLにて。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1727995615&owner_id=12876566


心をこめて集中して作れるようになって来たかな。

ありがたや、ありがたや。


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