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コメント(1000)
>>[960] のつづき
5位指名・高島 泰都 （たかしま・たいと）
滝川西高時代は3年夏の甲子園に出場。1試合の登板で1回3分の2を投げ5失点（自責3）の内容だった。明治大（準硬式）に進学後は1年時から試合に出場した。王子では硬式に転向し1年目から2大大会の先発を任されるなど主力となった。最速150キロを誇りチェンジアップを武器とする先発の即戦力候補。
6位指名・古田島 成龍 （こたじま・せいりゅう）
取手松陽高時代に甲子園出場はなく中央学院大（千葉県大学野球連盟）に進学。4年時にはプロ志望届を提出すも指名はなかった。ドラフト後の明治神宮大会で3試合に登板し防御率1.2,6の好投を見せ優勝に貢献した。日本通運では1年目から2大大会に登板するなど主力となった。身長175センチと小柄だが85キロとがっしりした体型。ストレートの最速は152キロでチェンジアップが武器の即戦力候補。
7位指名・権田 琉成 （ごんだ・りゅうせい）
上田西高時代には甲子園出場なし。明星大（首都大学野球連盟）では4年春に二部で最優秀選手となった。プロ志望届を提出するも指名はなくTDKへと入社。1年目から中継ぎとして2大大会に出場した。さらにはU23ワールドカップの日本代表にも選ばれ守護神として7試合で1失点の活躍。MVP、最優秀投手、ベストナイン（中継ぎ）に輝いた。最速152キロのストレートを誇り即戦力の中継ぎとして期待がかかる。
育成1位指名・寿賀 弘都 （すが・ひろと）
英明高では3年春・夏と2度の甲子園に「4番・中堅（投手）」として出場。3試合で15回3分の1を投げ防御率2.35。打っては打率.400（15打数6安打）と投打の二刀流として活躍したが、指名は投手として。担当スカウトによると最速147キロのストレートとスライダーが武器の素材型とのこと。
育成2位指名・ 大江 海透 （おおえ かいと）
神埼清明高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず久留米工業大（九州地区大学野球連盟）に進学するも全国大会や日本代表としての実績はなし。4年時にプロ志望届を提出するもNPBからの指名はなく九州アジアリーグの福岡北九州フェニックスに入団。2年目の今シーズンは先発・中継ぎの両役割で44試合に登板し防御率2.31。78回を投げ90奪三振と三振を奪う力に長けている。
育成3位指名・宮國 凌空 （みやぐに・りく）
東邦高では3年春に甲子園出場。2試合の登板で11回を投げ防御率4.91。3回戦の報徳学園高戦ではドラフト4位の堀柊那と対戦し2打数1安打1四球だった。担当スカウトによると最速149キロのストレートは球速以上の体感速度を生むとのこと。
育成4位指名・芦田 丈飛 （あしだ・たけと）
千葉英和高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず国士舘大（東都大学野球連盟）に進学。同大学時代の実績はほぼなし。ここでもプロ志望届は提出せず社会人野球のオールフロンティアへと入社。1年プレー後にBC埼玉へと入団。ルーキーイヤーだった今年は38試合の登板で防御率3.20。39.1回を投げ投球回数を上回る40個の三振を奪った。最速149キロのストレートが強み。
育成5位指名・河野 聡太 （かわの・そうた）
九産大九州高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず西日本工業大（九州地区大学野球連盟）に進学した。4年時にプロ志望届を提出するも指名がなく四国IL愛媛へと入団。1年目からショートでレギュラーを獲得し打率.301（216打数65安打）、2本塁打、12盗塁の成績を残した。三塁と遊撃を守ることができるユーティリティー性のある巧打者。
5位指名・高島 泰都 （たかしま・たいと）
滝川西高時代は3年夏の甲子園に出場。1試合の登板で1回3分の2を投げ5失点（自責3）の内容だった。明治大（準硬式）に進学後は1年時から試合に出場した。王子では硬式に転向し1年目から2大大会の先発を任されるなど主力となった。最速150キロを誇りチェンジアップを武器とする先発の即戦力候補。
6位指名・古田島 成龍 （こたじま・せいりゅう）
取手松陽高時代に甲子園出場はなく中央学院大（千葉県大学野球連盟）に進学。4年時にはプロ志望届を提出すも指名はなかった。ドラフト後の明治神宮大会で3試合に登板し防御率1.2,6の好投を見せ優勝に貢献した。日本通運では1年目から2大大会に登板するなど主力となった。身長175センチと小柄だが85キロとがっしりした体型。ストレートの最速は152キロでチェンジアップが武器の即戦力候補。
7位指名・権田 琉成 （ごんだ・りゅうせい）
上田西高時代には甲子園出場なし。明星大（首都大学野球連盟）では4年春に二部で最優秀選手となった。プロ志望届を提出するも指名はなくTDKへと入社。1年目から中継ぎとして2大大会に出場した。さらにはU23ワールドカップの日本代表にも選ばれ守護神として7試合で1失点の活躍。MVP、最優秀投手、ベストナイン（中継ぎ）に輝いた。最速152キロのストレートを誇り即戦力の中継ぎとして期待がかかる。
育成1位指名・寿賀 弘都 （すが・ひろと）
英明高では3年春・夏と2度の甲子園に「4番・中堅（投手）」として出場。3試合で15回3分の1を投げ防御率2.35。打っては打率.400（15打数6安打）と投打の二刀流として活躍したが、指名は投手として。担当スカウトによると最速147キロのストレートとスライダーが武器の素材型とのこと。
育成2位指名・ 大江 海透 （おおえ かいと）
神埼清明高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず久留米工業大（九州地区大学野球連盟）に進学するも全国大会や日本代表としての実績はなし。4年時にプロ志望届を提出するもNPBからの指名はなく九州アジアリーグの福岡北九州フェニックスに入団。2年目の今シーズンは先発・中継ぎの両役割で44試合に登板し防御率2.31。78回を投げ90奪三振と三振を奪う力に長けている。
育成3位指名・宮國 凌空 （みやぐに・りく）
東邦高では3年春に甲子園出場。2試合の登板で11回を投げ防御率4.91。3回戦の報徳学園高戦ではドラフト4位の堀柊那と対戦し2打数1安打1四球だった。担当スカウトによると最速149キロのストレートは球速以上の体感速度を生むとのこと。
育成4位指名・芦田 丈飛 （あしだ・たけと）
千葉英和高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず国士舘大（東都大学野球連盟）に進学。同大学時代の実績はほぼなし。ここでもプロ志望届は提出せず社会人野球のオールフロンティアへと入社。1年プレー後にBC埼玉へと入団。ルーキーイヤーだった今年は38試合の登板で防御率3.20。39.1回を投げ投球回数を上回る40個の三振を奪った。最速149キロのストレートが強み。
育成5位指名・河野 聡太 （かわの・そうた）
九産大九州高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず西日本工業大（九州地区大学野球連盟）に進学した。4年時にプロ志望届を提出するも指名がなく四国IL愛媛へと入団。1年目からショートでレギュラーを獲得し打率.301（216打数65安打）、2本塁打、12盗塁の成績を残した。三塁と遊撃を守ることができるユーティリティー性のある巧打者。
パ３連覇オリックスのドラフト戦略 現場と一体で作る厚い選手層 「いい素質があっても」重視するポイント
デイリースポーツ 11/3(金) 8:00
１９年度ドラフトでオリックスから１位指名された興南・宮城（写真右）
５９年ぶりとなる関西シリーズの周辺や裏側をお届けする企画。今回は両球団スカウトにスポットを当てる。オリックスの編成部副部長の牧田勝吾氏（４９）が、近年のドラフト戦略の一端を明かした。
◇ ◇
今季のオリックスは吉田（レッドソックス）が抜けた穴を感じさせなかった。ナカジマジックの象徴である日替わり打線と強力投手陣で独走Ｖ。中嶋監督の手腕と同様に、選手層を作り上げた編成部の貢献度は大きい。
牧田勝吾編成部副部長（４９）は生え抜き中心でのリーグ３連覇に「スカウトみんなで喜んでいます。獲得した選手を現場に育てていただいてありがたいです」と目を細めた。
近年は毎年、新戦力が誕生している。２１年は宮城、杉本、宗、紅林らが主力に定着。２２年は山崎颯、宇田川がブレーク。今季は頓宮が首位打者を獲得し、育成出身の茶野の活躍も目立った。
同編成部副部長はドラフト指名について「細かい戦略は言えないのですが」と話した上で現場と密にコミュニケーションを取れていることが、チームに必要な好素材の指名につながっているという。
「中嶋監督、福良ＧＭが話したチームの現状を、私と山口和男（編成部アマチュアスカウトグループ長）に降ろしてくれます。なので、こちらはピンポイントでリストに１人ずつ増やしていけています」。中嶋監督とはシーズン中でも映像を見ながら意見をすり合わせているという。
選手を視察する上では「体の強さ」が重視するポイントの１つだ。「いい素質があっても、ケガをするとゼロになってしまう」。力を出し切れる選手であれば、小柄でもリストに残す。見極めた結果、吉田を筆頭に宮城、福田、西野、池田ら１７０センチ前後でもチームを支える選手が多い。
東、宇田川、茶野ら育成出身の選手も戦力となっている。ただ、牧田編成部副部長は現場の力も大きいという。「彼らの成長は想像以上です。選手の能力を引き出してくれた現場に感謝しています」。現場と編成が一体となって作り上げた強固な土台は、簡単には揺るぎそうにない。
デイリースポーツ 11/3(金) 8:00
１９年度ドラフトでオリックスから１位指名された興南・宮城（写真右）
５９年ぶりとなる関西シリーズの周辺や裏側をお届けする企画。今回は両球団スカウトにスポットを当てる。オリックスの編成部副部長の牧田勝吾氏（４９）が、近年のドラフト戦略の一端を明かした。
◇ ◇
今季のオリックスは吉田（レッドソックス）が抜けた穴を感じさせなかった。ナカジマジックの象徴である日替わり打線と強力投手陣で独走Ｖ。中嶋監督の手腕と同様に、選手層を作り上げた編成部の貢献度は大きい。
牧田勝吾編成部副部長（４９）は生え抜き中心でのリーグ３連覇に「スカウトみんなで喜んでいます。獲得した選手を現場に育てていただいてありがたいです」と目を細めた。
近年は毎年、新戦力が誕生している。２１年は宮城、杉本、宗、紅林らが主力に定着。２２年は山崎颯、宇田川がブレーク。今季は頓宮が首位打者を獲得し、育成出身の茶野の活躍も目立った。
同編成部副部長はドラフト指名について「細かい戦略は言えないのですが」と話した上で現場と密にコミュニケーションを取れていることが、チームに必要な好素材の指名につながっているという。
「中嶋監督、福良ＧＭが話したチームの現状を、私と山口和男（編成部アマチュアスカウトグループ長）に降ろしてくれます。なので、こちらはピンポイントでリストに１人ずつ増やしていけています」。中嶋監督とはシーズン中でも映像を見ながら意見をすり合わせているという。
選手を視察する上では「体の強さ」が重視するポイントの１つだ。「いい素質があっても、ケガをするとゼロになってしまう」。力を出し切れる選手であれば、小柄でもリストに残す。見極めた結果、吉田を筆頭に宮城、福田、西野、池田ら１７０センチ前後でもチームを支える選手が多い。
東、宇田川、茶野ら育成出身の選手も戦力となっている。ただ、牧田編成部副部長は現場の力も大きいという。「彼らの成長は想像以上です。選手の能力を引き出してくれた現場に感謝しています」。現場と編成が一体となって作り上げた強固な土台は、簡単には揺るぎそうにない。
「（日ハム・ドラ1）予想外でしたね」逸材がまさかの“外れ外れ1位”なぜ？ 全12球団ドラフト指名“ガチ評価”…谷繁元信はどう見た？《パ・リーグ編》
Number Web 11/3(金) 11:06
日本ハムが交渉権を獲得し、仲間に祝福される細野晴希（東洋大）。大学生最速158km左腕として注目が集まっていた（ photograph by JIJI PRESS ）
“即戦力級”の逸材に各球団の指名が集中し、史上最多となる7度の抽選が行われたプロ野球のドラフト会議。通算3021試合出場のプロ野球記録を持つ元中日監督の谷繁元信氏が、セ・パ全12球団のドラフト戦略と上位指名選手の“プロでの可能性”を検証する。
◆◆◆
【1】オリックス「“高校生”で独自路線」
横山聖哉選手(上田西高)がどこに指名されるか、僕としても楽しみだったんですよ。オリックスの指名の瞬間は「きたな！」って感じでしたね(笑)。大型なのに動けるショートで、いろいろと映像を見ましたが、間違いなく将来性がある。順調に努力を重ねて成長すれば、左右の違いはありますが坂本勇人や西武時代の中島宏之、同じ左でいうと鳥谷敬のようになれる可能性もあります。それだけの期待を抱かせる選手です。
多くの球団が即戦力級の大学生投手を指名するなか、4位まで高校生を指名したところがやはり目を引きます。これは阪神と同じように、チームの強さが可能にさせる戦略でしょうね。一軍の安定感があるうちに「次の選手」を1人、2人、3人とファームで育てて、安定した状況を長く続けていく。いまのオリックスと阪神は、そういった状態にあると思います。少し前の両球団だったら、今年のような指名はできなかったでしょう。
4位で指名された堀柊那選手(報徳学園高)もいいですね。高校生のキャッチャーではトップクラスだと思います。ここ2年、オリックスは高卒のキャッチャーを獲っていませんでしたし、数年後に若月健矢を突き上げる存在として大きく育っていってほしいです。
【2】ロッテ「“3回外れ”は痛かった」
3回も抽選を外す(度会隆輝・横浜DeNA→草加勝・中日→細野晴希・日本ハム)というのは、ロッテとしては正直ちょっと痛かったでしょうね。最終的には、リストで上位にあげていた選手にいくしかない状況になってしまった。
もちろん1位の上田希由翔選手(明治大)はいいバッターだと思います。ただ、もしかしたら当初は2位指名の候補だったかもしれない。プロ入り後はおそらく、サードの安田尚憲やファーストの山口航輝との競争になっていくと思います。
僕は「外れ1位」という言葉があまり好きじゃないんですよ。村上宗隆なんて「外れ1位」の結果が三冠王ですし、坂本勇人も2000本打っている。逆にドラフト1位で1勝もできない投手や、一軍に上がっていない選手もいる。プロに入ってしまえば、ドラフト時の評価なんて関係ありません。そういった意味でも、上田選手には頑張ってほしいですね。
【3】ソフトバンク「育成8人、“突き上げ”あるか」
ソフトバンクはおそらく、今年のドラフトで獲得する選手を来年からローテーションに入れたかったんだと思います。だから最初は武内夏暉投手(国学院大・西武が交渉権獲得)にいったけれど、そのあとすぐに前田悠伍投手(大阪桐蔭高)に切り替えた。いずれにせよ、左の先発タイプがほしかったんでしょう。
細野晴希投手(東洋大・日本ハムが交渉権獲得)や古謝樹投手(桐蔭横浜大・楽天が交渉権獲得)が残っていたのに高校生の左投手を獲ったというのは、前田投手への高い評価の表れですね。1年目からはどうか……というところですが、まだ18歳ですから、これからどんどん伸びていくはずです。
3位で指名された廣瀬隆太選手(慶應義塾大)は右の大砲タイプ。いまのソフトバンクは右の強打者が育っていないイメージがあります。井上朋也(20年1位)やリチャード(17年育成3位)など期待している選手はいるんですが、なかなか突き抜けるまでには至っていない。そういった選手たちとの競争と考えると、廣瀬選手にも1年目からチャンスはあるでしょうね。
今年も8人の育成選手を指名したソフトバンクですが、近年は下からの突き上げがあまりない印象があります。3年連続で優勝を逃したのも、そのあたりに理由があるのかもしれません。とはいえ、選手をたくさん獲得して、上を安心させないというシステムの根本は変わっていない。下位指名や育成から上を目指す選手たちの奮起に期待したいところです。
>>[964] につづく
Number Web 11/3(金) 11:06
日本ハムが交渉権を獲得し、仲間に祝福される細野晴希（東洋大）。大学生最速158km左腕として注目が集まっていた（ photograph by JIJI PRESS ）
“即戦力級”の逸材に各球団の指名が集中し、史上最多となる7度の抽選が行われたプロ野球のドラフト会議。通算3021試合出場のプロ野球記録を持つ元中日監督の谷繁元信氏が、セ・パ全12球団のドラフト戦略と上位指名選手の“プロでの可能性”を検証する。
◆◆◆
【1】オリックス「“高校生”で独自路線」
横山聖哉選手(上田西高)がどこに指名されるか、僕としても楽しみだったんですよ。オリックスの指名の瞬間は「きたな！」って感じでしたね(笑)。大型なのに動けるショートで、いろいろと映像を見ましたが、間違いなく将来性がある。順調に努力を重ねて成長すれば、左右の違いはありますが坂本勇人や西武時代の中島宏之、同じ左でいうと鳥谷敬のようになれる可能性もあります。それだけの期待を抱かせる選手です。
多くの球団が即戦力級の大学生投手を指名するなか、4位まで高校生を指名したところがやはり目を引きます。これは阪神と同じように、チームの強さが可能にさせる戦略でしょうね。一軍の安定感があるうちに「次の選手」を1人、2人、3人とファームで育てて、安定した状況を長く続けていく。いまのオリックスと阪神は、そういった状態にあると思います。少し前の両球団だったら、今年のような指名はできなかったでしょう。
4位で指名された堀柊那選手(報徳学園高)もいいですね。高校生のキャッチャーではトップクラスだと思います。ここ2年、オリックスは高卒のキャッチャーを獲っていませんでしたし、数年後に若月健矢を突き上げる存在として大きく育っていってほしいです。
【2】ロッテ「“3回外れ”は痛かった」
3回も抽選を外す(度会隆輝・横浜DeNA→草加勝・中日→細野晴希・日本ハム)というのは、ロッテとしては正直ちょっと痛かったでしょうね。最終的には、リストで上位にあげていた選手にいくしかない状況になってしまった。
もちろん1位の上田希由翔選手(明治大)はいいバッターだと思います。ただ、もしかしたら当初は2位指名の候補だったかもしれない。プロ入り後はおそらく、サードの安田尚憲やファーストの山口航輝との競争になっていくと思います。
僕は「外れ1位」という言葉があまり好きじゃないんですよ。村上宗隆なんて「外れ1位」の結果が三冠王ですし、坂本勇人も2000本打っている。逆にドラフト1位で1勝もできない投手や、一軍に上がっていない選手もいる。プロに入ってしまえば、ドラフト時の評価なんて関係ありません。そういった意味でも、上田選手には頑張ってほしいですね。
【3】ソフトバンク「育成8人、“突き上げ”あるか」
ソフトバンクはおそらく、今年のドラフトで獲得する選手を来年からローテーションに入れたかったんだと思います。だから最初は武内夏暉投手(国学院大・西武が交渉権獲得)にいったけれど、そのあとすぐに前田悠伍投手(大阪桐蔭高)に切り替えた。いずれにせよ、左の先発タイプがほしかったんでしょう。
細野晴希投手(東洋大・日本ハムが交渉権獲得)や古謝樹投手(桐蔭横浜大・楽天が交渉権獲得)が残っていたのに高校生の左投手を獲ったというのは、前田投手への高い評価の表れですね。1年目からはどうか……というところですが、まだ18歳ですから、これからどんどん伸びていくはずです。
3位で指名された廣瀬隆太選手(慶應義塾大)は右の大砲タイプ。いまのソフトバンクは右の強打者が育っていないイメージがあります。井上朋也(20年1位)やリチャード(17年育成3位)など期待している選手はいるんですが、なかなか突き抜けるまでには至っていない。そういった選手たちとの競争と考えると、廣瀬選手にも1年目からチャンスはあるでしょうね。
今年も8人の育成選手を指名したソフトバンクですが、近年は下からの突き上げがあまりない印象があります。3年連続で優勝を逃したのも、そのあたりに理由があるのかもしれません。とはいえ、選手をたくさん獲得して、上を安心させないというシステムの根本は変わっていない。下位指名や育成から上を目指す選手たちの奮起に期待したいところです。
>>[964] につづく
>>[963] のつづき
【4】楽天「投手5人指名の事情」
楽天の課題はやはり投手陣でしょうね。岸孝之、田中将大、則本昂大と先発陣が高齢化していて、あと何年稼働できるかわからない。抑えの松井裕樹も海外FAを取得して、メジャーにいく公算が高い。投手が5人という指名は、そこに1人でも2人でも入ってくれたらと考えてのことだと思います。
1位の古謝樹投手(桐蔭横浜大)は「リリーフもできるのでは」という前評判でしたが、楽天は先発候補として指名したんじゃないでしょうか。2位の坂井陽翔投手(滝川二高)、3位の日当直喜投手(東海大菅生高)、7位の大内誠弥投手(日本ウェルネス宮城高)という3人の高校生投手は、それぞれ身体も大きいですし将来が楽しみです。
楽天には荘司康誠(22年1位)や早川隆久(20年1位)といった、今後まだまだ伸びていくであろう若い先発もいる。先に言ったように上の人たちがさらに高齢になっていく数年のうちに、今年指名された選手たちが力をつけて、そこに割って入っていければ理想的ですね。
【5】西武「“らしい”指名」
西武は3球団競合、1番人気の武内夏暉投手(国学院大)を引き当てましたから、これがまず大きかった。先発陣には高橋光成、今井達也、平良海馬がいて、一昨年のドラフト1位の隅田知一郎もいる。そこに武内が入ってくれれば、松本航も含めて少なくとも5枚は確定できる。間違いなく先発の1枚として考えているでしょうから、層を厚くするという意味でいいドラフトになったんじゃないでしょうか。
2位の上田大河投手(大阪商業大)は、平良が先発にいって、抑えの増田達至も少しくたびれてきているので、その穴を埋める人材というイメージを抱いています。大学日本代表では抑えもやっていましたからね。大学ナンバーワンの投手に次いで、チームの課題にハマりそうな投手。これも適材適所のいい指名だったと思います。
3位の杉山遥希投手(横浜)と4位の成田晴風投手(弘前工)は将来的な先発候補の高校生、さらに5位の宮沢太成投手(四国IL徳島)や7位の糸川亮太(ENEOS)といったリリーフ候補も含めて6人も投手を指名したなかで、1人だけ野手がいるのが目を引きます。6位の村田怜音選手(皇學館大)は、196cmで110kgですか。なんとなく西武っぽいというか、やっぱりこういうロマンのある選手が好きなんだな、と(笑)。おかわりくん(中村剛也)や山川穂高、そして渡部健人の系譜に連なる、右のスラッガー候補でしょう。
大卒ですから何年も余裕はないかもしれませんが、一発の楽しみはありますね。この村田選手とソフトバンクに入った廣瀬選手の2人は、右の長距離砲として来年ちょっと気にして見ていきたいですね。いきなり試合に出て打つようだと、面白い存在になるかもしれません。
【6】日本ハム「まさかの“外れ外れ1位”」
予想外だったのは、細野晴希投手(東洋大)が抽選を2度外した後のタイミングでの指名になったこと。理由としては、やはりコントロールだと思います。定まるときと、そうでないときの差が激しい。前評判が高かっただけに、1位とはいえ彼もたぶん悔しかったと思うんですよ。最初に名前を呼ばれるだろうと考えていたのに、呼ばれなかったわけですから。
もちろん、左で158キロを投げられるポテンシャルは間違いなく一級品です。何が原因だったのかを自分でも考えるでしょうし、日本ハムでいい指導者に巡り合って制球力さえ修正されれば、まったく問題ありません。他球団に「うわ、やっぱり細野にいっておけばよかった……」と思わせるくらい頑張ってほしいですね。
日本ハムは1位以外、全員が野手なんですよね。育成でも1人だけですか。投手陣がそんなにいいイメージはないというか、加藤貴之がFA、上沢直之がポスティングでメジャーにという状況なので、1枚でも多いほうがいいだろうとは思うんですが……。チームとして「いまの投手陣で来年、再来年は戦えるように」という判断をしたのかもしれません。そう考えるとなおさら、細野投手には1年目からローテーションに入ってほしいはずです。
そんななか、大学ナンバーワンのキャッチャーである進藤勇也選手(上武大)を指名できたのは大きかった。折り返しの2位で彼を獲るのは戦略通りだったと思います。映像でプレーを見ましたが、肩も強いし動きも俊敏。182cm、90kgと身体も大きい。日本ハムはキャッチャーが決まっていないので、早いタイミングで絶対にチャンスは訪れると思います。そのチャンスを掴むことをできれば、一気にレギュラーになってもおかしくないですね。
(構成:NumberWeb編集部)
【4】楽天「投手5人指名の事情」
楽天の課題はやはり投手陣でしょうね。岸孝之、田中将大、則本昂大と先発陣が高齢化していて、あと何年稼働できるかわからない。抑えの松井裕樹も海外FAを取得して、メジャーにいく公算が高い。投手が5人という指名は、そこに1人でも2人でも入ってくれたらと考えてのことだと思います。
1位の古謝樹投手(桐蔭横浜大)は「リリーフもできるのでは」という前評判でしたが、楽天は先発候補として指名したんじゃないでしょうか。2位の坂井陽翔投手(滝川二高)、3位の日当直喜投手(東海大菅生高)、7位の大内誠弥投手(日本ウェルネス宮城高)という3人の高校生投手は、それぞれ身体も大きいですし将来が楽しみです。
楽天には荘司康誠(22年1位)や早川隆久(20年1位)といった、今後まだまだ伸びていくであろう若い先発もいる。先に言ったように上の人たちがさらに高齢になっていく数年のうちに、今年指名された選手たちが力をつけて、そこに割って入っていければ理想的ですね。
【5】西武「“らしい”指名」
西武は3球団競合、1番人気の武内夏暉投手(国学院大)を引き当てましたから、これがまず大きかった。先発陣には高橋光成、今井達也、平良海馬がいて、一昨年のドラフト1位の隅田知一郎もいる。そこに武内が入ってくれれば、松本航も含めて少なくとも5枚は確定できる。間違いなく先発の1枚として考えているでしょうから、層を厚くするという意味でいいドラフトになったんじゃないでしょうか。
2位の上田大河投手(大阪商業大)は、平良が先発にいって、抑えの増田達至も少しくたびれてきているので、その穴を埋める人材というイメージを抱いています。大学日本代表では抑えもやっていましたからね。大学ナンバーワンの投手に次いで、チームの課題にハマりそうな投手。これも適材適所のいい指名だったと思います。
3位の杉山遥希投手(横浜)と4位の成田晴風投手(弘前工)は将来的な先発候補の高校生、さらに5位の宮沢太成投手(四国IL徳島)や7位の糸川亮太(ENEOS)といったリリーフ候補も含めて6人も投手を指名したなかで、1人だけ野手がいるのが目を引きます。6位の村田怜音選手(皇學館大)は、196cmで110kgですか。なんとなく西武っぽいというか、やっぱりこういうロマンのある選手が好きなんだな、と(笑)。おかわりくん(中村剛也)や山川穂高、そして渡部健人の系譜に連なる、右のスラッガー候補でしょう。
大卒ですから何年も余裕はないかもしれませんが、一発の楽しみはありますね。この村田選手とソフトバンクに入った廣瀬選手の2人は、右の長距離砲として来年ちょっと気にして見ていきたいですね。いきなり試合に出て打つようだと、面白い存在になるかもしれません。
【6】日本ハム「まさかの“外れ外れ1位”」
予想外だったのは、細野晴希投手(東洋大)が抽選を2度外した後のタイミングでの指名になったこと。理由としては、やはりコントロールだと思います。定まるときと、そうでないときの差が激しい。前評判が高かっただけに、1位とはいえ彼もたぶん悔しかったと思うんですよ。最初に名前を呼ばれるだろうと考えていたのに、呼ばれなかったわけですから。
もちろん、左で158キロを投げられるポテンシャルは間違いなく一級品です。何が原因だったのかを自分でも考えるでしょうし、日本ハムでいい指導者に巡り合って制球力さえ修正されれば、まったく問題ありません。他球団に「うわ、やっぱり細野にいっておけばよかった……」と思わせるくらい頑張ってほしいですね。
日本ハムは1位以外、全員が野手なんですよね。育成でも1人だけですか。投手陣がそんなにいいイメージはないというか、加藤貴之がFA、上沢直之がポスティングでメジャーにという状況なので、1枚でも多いほうがいいだろうとは思うんですが……。チームとして「いまの投手陣で来年、再来年は戦えるように」という判断をしたのかもしれません。そう考えるとなおさら、細野投手には1年目からローテーションに入ってほしいはずです。
そんななか、大学ナンバーワンのキャッチャーである進藤勇也選手(上武大)を指名できたのは大きかった。折り返しの2位で彼を獲るのは戦略通りだったと思います。映像でプレーを見ましたが、肩も強いし動きも俊敏。182cm、90kgと身体も大きい。日本ハムはキャッチャーが決まっていないので、早いタイミングで絶対にチャンスは訪れると思います。そのチャンスを掴むことをできれば、一気にレギュラーになってもおかしくないですね。
(構成:NumberWeb編集部)
注目の去就は？今オフのFA目玉候補（2）異彩を放つ2桁サウスポー
ベースボールチャンネル 11/3(金) 11:51
今オフのFA目玉候補
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント（FA）移籍だ。2023年オフも多くの選手がFA権を取得しており、球界を代表するような選手が権利を行使すれば、争奪戦が予想されている。そこで今回は、今オフのFA目玉候補となる選手を紹介する。
山��福也
山��福也【写真＝産経新聞社提供】
出身：埼玉県
投打：左投左打
身長／体重：188cm／95kg
生年月日：1992年9月9日
ドラフト：2014年ドラフト1位
先発投手では山本由伸、宮城大弥の存在感が大きいオリックス・バファローズだが、山��福也もリーグ3連覇に大きな貢献を見せた1人だ。
日大三から明治大学という経歴を歩み、大学通算20勝をマーク。スカウトから「即戦力」という評価を受けた山��福は、ドラフト1位で指名を受けた。ところが期待とは裏腹に苦しむシーズンが続き、2018年に至ってはわずか7試合登板で0勝に終わった。
ただ、バファローズが25年ぶりのリーグ優勝を飾った2021年、山��福は自己最多となる8勝を記録。同年の日本シリーズ第5戦でも6回途中2失点と好投した。そして2022年は先発・中継ぎの両方でフル回転し、2年連続のリーグ優勝と日本一に尽力した。
FA権を取得した今季は、23試合（130回1/3）を投じて初の2桁となる11勝、防御率3.25とキャリアハイの数字を並べ、リーグ3連覇に大きく貢献した。
巧みな投球術に加えて打撃にも定評があり、セ・リーグ球団からも関心が寄せられているだけに、オフの動きに注目が集まる。
ベースボールチャンネル 11/3(金) 11:51
今オフのFA目玉候補
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント（FA）移籍だ。2023年オフも多くの選手がFA権を取得しており、球界を代表するような選手が権利を行使すれば、争奪戦が予想されている。そこで今回は、今オフのFA目玉候補となる選手を紹介する。
山��福也
山��福也【写真＝産経新聞社提供】
出身：埼玉県
投打：左投左打
身長／体重：188cm／95kg
生年月日：1992年9月9日
ドラフト：2014年ドラフト1位
先発投手では山本由伸、宮城大弥の存在感が大きいオリックス・バファローズだが、山��福也もリーグ3連覇に大きな貢献を見せた1人だ。
日大三から明治大学という経歴を歩み、大学通算20勝をマーク。スカウトから「即戦力」という評価を受けた山��福は、ドラフト1位で指名を受けた。ところが期待とは裏腹に苦しむシーズンが続き、2018年に至ってはわずか7試合登板で0勝に終わった。
ただ、バファローズが25年ぶりのリーグ優勝を飾った2021年、山��福は自己最多となる8勝を記録。同年の日本シリーズ第5戦でも6回途中2失点と好投した。そして2022年は先発・中継ぎの両方でフル回転し、2年連続のリーグ優勝と日本一に尽力した。
FA権を取得した今季は、23試合（130回1/3）を投じて初の2桁となる11勝、防御率3.25とキャリアハイの数字を並べ、リーグ3連覇に大きく貢献した。
巧みな投球術に加えて打撃にも定評があり、セ・リーグ球団からも関心が寄せられているだけに、オフの動きに注目が集まる。
オリックス・小木田敦也「ノブさん(山田修義)には、本当によくしてもらっています。気軽に何でも話せる先輩です」／ブルペン
週刊ベースボールONLINE 11/3(金) 12:00
オリックス・小木田敦也（写真）
ノブさん(山田修義)には、本当によくしてもらっています。すごく優しくて、気軽に何でも話せる先輩ですね。左右は違いますけど、(試合展開で)投げるタイミングも一緒のことが多くて、切磋琢磨というか、良い関係でいさせてもらっています。経験もたくさん積んでおられるので、同級生よりも、相談しやすいですし、(球場外でも)普段から一緒にいさせてもらっているので、気持ちが楽。程よい距離感です。
(同学年の)宇田川(宇田川優希)とソーイチ(山崎颯一郎)は似ている。何も考えてないようで、愛されキャラ。自分の世界観がありますね。あんまり気にしていなかったですけど、ずっと一緒にいて分かりましたが、マイワールドがすごいです(笑)。
『週刊ベースボール』2023年11月13日号(11月1日発売)より
写真=BBM
週刊ベースボールONLINE 11/3(金) 12:00
オリックス・小木田敦也（写真）
ノブさん(山田修義)には、本当によくしてもらっています。すごく優しくて、気軽に何でも話せる先輩ですね。左右は違いますけど、(試合展開で)投げるタイミングも一緒のことが多くて、切磋琢磨というか、良い関係でいさせてもらっています。経験もたくさん積んでおられるので、同級生よりも、相談しやすいですし、(球場外でも)普段から一緒にいさせてもらっているので、気持ちが楽。程よい距離感です。
(同学年の)宇田川(宇田川優希)とソーイチ(山崎颯一郎)は似ている。何も考えてないようで、愛されキャラ。自分の世界観がありますね。あんまり気にしていなかったですけど、ずっと一緒にいて分かりましたが、マイワールドがすごいです(笑)。
『週刊ベースボール』2023年11月13日号(11月1日発売)より
写真=BBM
宇田川優希、涙の降板……終盤8回にまさかの逆転打を浴びる ファンからは励ましの声続出「どうか笑顔で終わって欲しい」
ABEMA TIMES 11/3(金) 12:00
降板後、ベンチで涙を見せる宇田川優希（写真）
【日本シリーズ】阪神 6-2 オリックス（11月2日／阪神甲子園球場）
日本シリーズでここまで鉄壁を誇っていたオリックスのリリーバー・宇田川優希が逆転打を許し、涙を浮かべファンから励ましの声が多く飛んだ。
オリックスが2-1と1点リードで迎えた8回裏、1死二、三塁の場面。火消しとしてマウンドに登ったのは、WBC戦士でもある宇田川だった。
今日本シリーズで3試合連続無失点投球を続けていた宇田川だが、森下翔太にストレートを左中間へ運ばれ逆転を許してしまう。さらに大山悠輔にもタイムリーヒットを許し1アウトも取れず交代を告げられた。ベンチへ戻る宇田川の目には涙が浮かんでいた。
宇田川が降板後に涙を見せたことに対してX（旧ツイッター）では、「宇田川さんの涙にぐっときた、、、」「どうか笑顔で終わって欲しい」「これで勝てるとうれし涙になるから、今日の涙無駄にするなよ」「4連投お疲れ様です、だよ…」「本気が伝わってきた」「宇田川悔しいだろうけどカッコいいなこの涙」などと励ますようなコメントが多く寄せられていた。
この試合に破れ2勝3敗と崖っぷちに立たされたオリックスだが、土日は本拠地の京セラドーム大阪で戦うことができる。宇田川の涙を糧にしてオリックスがここから盛り返したいところだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
ABEMA TIMES 11/3(金) 12:00
降板後、ベンチで涙を見せる宇田川優希（写真）
【日本シリーズ】阪神 6-2 オリックス（11月2日／阪神甲子園球場）
日本シリーズでここまで鉄壁を誇っていたオリックスのリリーバー・宇田川優希が逆転打を許し、涙を浮かべファンから励ましの声が多く飛んだ。
オリックスが2-1と1点リードで迎えた8回裏、1死二、三塁の場面。火消しとしてマウンドに登ったのは、WBC戦士でもある宇田川だった。
今日本シリーズで3試合連続無失点投球を続けていた宇田川だが、森下翔太にストレートを左中間へ運ばれ逆転を許してしまう。さらに大山悠輔にもタイムリーヒットを許し1アウトも取れず交代を告げられた。ベンチへ戻る宇田川の目には涙が浮かんでいた。
宇田川が降板後に涙を見せたことに対してX（旧ツイッター）では、「宇田川さんの涙にぐっときた、、、」「どうか笑顔で終わって欲しい」「これで勝てるとうれし涙になるから、今日の涙無駄にするなよ」「4連投お疲れ様です、だよ…」「本気が伝わってきた」「宇田川悔しいだろうけどカッコいいなこの涙」などと励ますようなコメントが多く寄せられていた。
この試合に破れ2勝3敗と崖っぷちに立たされたオリックスだが、土日は本拠地の京セラドーム大阪で戦うことができる。宇田川の涙を糧にしてオリックスがここから盛り返したいところだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
「超高校級」と騒がれた4人が入団わずか3年で戦力外通告、現役続行なるか
高校野球ドットコム 11/3(金) 12:04
西川 僚祐と仲三河 優太（写真）
今年の戦力外通告者の中には、高卒3年目の選手が目立つ。一次ではロッテの西川 僚祐外野手（東海大相模）、二次では西武の仲三河 優太外野手（大阪桐蔭）、オリックスの中川 拓真捕手（豊橋中央）、ヤクルトの嘉手苅 浩太投手（日本航空石川）といった選手たちが戦力外通告を受けており、嘉手苅は育成打診という報道が出ている。
高校時代から評判だった選手たちで、西川は高校通算55本塁打を放ち、二軍で2年目で9本塁打を放ち、今年は打率.202、6本塁打と悪くないが、戦力外だった。仲三河は大阪桐蔭の主軸として活躍を見せ、今年はフェニックスリーグで3本塁打を放っている。
中川は高校通算44本塁打を記録している強打者だったが、今季は20試合で打率.167に終わっている。高校時代、140キロ後半の速球を投げ込んでいた嘉手苅は、16試合で防御率5.52に終わっていた。
入団前から期待も高かった選手たちで、西川は並外れたパンチ力、仲三河は高い打撃技術、中川は強打の捕手、嘉手苅は角度のある140キロ後半の速球が魅力だった。ただ、シーズン通してパフォーマンスを発揮できなかった。育成枠での現役続行となるのか。それとも、他球団でのプレーなのか。この苦しい状況を乗り越えることを期待したい。
高校野球ドットコム 11/3(金) 12:04
西川 僚祐と仲三河 優太（写真）
今年の戦力外通告者の中には、高卒3年目の選手が目立つ。一次ではロッテの西川 僚祐外野手（東海大相模）、二次では西武の仲三河 優太外野手（大阪桐蔭）、オリックスの中川 拓真捕手（豊橋中央）、ヤクルトの嘉手苅 浩太投手（日本航空石川）といった選手たちが戦力外通告を受けており、嘉手苅は育成打診という報道が出ている。
高校時代から評判だった選手たちで、西川は高校通算55本塁打を放ち、二軍で2年目で9本塁打を放ち、今年は打率.202、6本塁打と悪くないが、戦力外だった。仲三河は大阪桐蔭の主軸として活躍を見せ、今年はフェニックスリーグで3本塁打を放っている。
中川は高校通算44本塁打を記録している強打者だったが、今季は20試合で打率.167に終わっている。高校時代、140キロ後半の速球を投げ込んでいた嘉手苅は、16試合で防御率5.52に終わっていた。
入団前から期待も高かった選手たちで、西川は並外れたパンチ力、仲三河は高い打撃技術、中川は強打の捕手、嘉手苅は角度のある140キロ後半の速球が魅力だった。ただ、シーズン通してパフォーマンスを発揮できなかった。育成枠での現役続行となるのか。それとも、他球団でのプレーなのか。この苦しい状況を乗り越えることを期待したい。
打った瞬間わかる“ひき肉”弾！世界一を知る助っ人・ゴンザレスが甲子園を静まり返らせた驚愕の一発
ABEMA TIMES 11/3(金) 12:10
オリックス・バファローズのゴンザレス（写真）
【日本シリーズ】阪神6−2オリックス（11月2日／阪神甲子園球場）
世界一を知る男、オリックス・バファローズのゴンザレス内野手が、甲子園を沈黙させる驚愕の先制ホームランを放った。ベンチ前ではこの日2度目となる「ひき肉」ポーズを見せて話題となっている。
両チーム無得点で迎えた4回表、2死走者なしの場面で打席に入ったのは1打席目でヒットを放っているゴンザレス。カウント1-2からの低めのストレートをすくい上げると、打球はきれいな弧を描き左中間スタンドへと吸い込まれていった。
ホームランを確信していたゴンザレスは悠々とダイヤモンドを周りホームイン。ベンチ前ではチームメートたちとハイタッチを交わし祝福を受けた。そして最後は人気ユーチューバーちょんまげ小僧のひき肉氏の独特な挨拶と同じ、両腕を広げ手首から先をぐるぐる回すポーズを披露した。
ゴンザレスは今シーズンから加入しており、昨シーズンの日本一を知らない。しかしメジャーリーグ時代には7度ポストシーズンを経験しており短期決戦の経験は豊富だ。アストロズ時代の2017年にはワールドシリーズでホームランを放つなどワールドチャンピオンにも貢献している。世界一と日本一の両獲りへ向けてゴンザレスがチームを牽引する。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
ABEMA TIMES 11/3(金) 12:10
オリックス・バファローズのゴンザレス（写真）
【日本シリーズ】阪神6−2オリックス（11月2日／阪神甲子園球場）
世界一を知る男、オリックス・バファローズのゴンザレス内野手が、甲子園を沈黙させる驚愕の先制ホームランを放った。ベンチ前ではこの日2度目となる「ひき肉」ポーズを見せて話題となっている。
両チーム無得点で迎えた4回表、2死走者なしの場面で打席に入ったのは1打席目でヒットを放っているゴンザレス。カウント1-2からの低めのストレートをすくい上げると、打球はきれいな弧を描き左中間スタンドへと吸い込まれていった。
ホームランを確信していたゴンザレスは悠々とダイヤモンドを周りホームイン。ベンチ前ではチームメートたちとハイタッチを交わし祝福を受けた。そして最後は人気ユーチューバーちょんまげ小僧のひき肉氏の独特な挨拶と同じ、両腕を広げ手首から先をぐるぐる回すポーズを披露した。
ゴンザレスは今シーズンから加入しており、昨シーズンの日本一を知らない。しかしメジャーリーグ時代には7度ポストシーズンを経験しており短期決戦の経験は豊富だ。アストロズ時代の2017年にはワールドシリーズでホームランを放つなどワールドチャンピオンにも貢献している。世界一と日本一の両獲りへ向けてゴンザレスがチームを牽引する。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
オリックス最強リリーフ陣が打たれたのはなぜか OB野田浩司が「継投策の是非」と「ピッチャー心理」などを解説
webスポルティーバ 11/3(金) 12:55
８回裏、阪神・大山悠輔にタイムリーを打たれ肩を落とすオリックス・宇田川優希（ photo by Kyodo News )
日本シリーズ第５戦は、阪神が６対２でオリックスに逆転勝利し、対戦成績を３勝２敗として38年ぶり日本一に王手をかけた。
阪神は４回表、先発の大竹耕太郎がオリックスのマーウィン・ゴンザレスにソロ本塁打を浴び、１点を先制される。さらに７回表には守りに２つの失策が出て１点を失い、リードを２点に広げられる。それでも打線は８回裏、オリックス先発の田嶋大樹のあとを継いだ山��颯一郎を攻めて、無死一、三塁のチャンスをつくると、１番・近本光司のタイムリーで１点を返し、一死二、三塁から森下翔太が２点タイムリー三塁打を放ち逆転。その後も３点を加えた阪神が一挙６点のビッグイニングをつくり勝利した。
阪神の大逆転はなぜ起きたのか。阪神、オリックスでプレーした野田浩司氏に解説してもらった。
【甲子園独特の雰囲気に呑まれた】
第５戦は先発投手のできがカギを握ると思っていました。オリックス先発の田嶋投手は、初回こそヒットと自らのエラーでピンチを招きましたが、なんとか無失点で切り抜け、そこから自分のペースで投げていました。田嶋投手は腕が長く、ボールの出どころがわかりづらい。それに昨日はストレートと変化球ともにすばらしく、２回以降は阪神打線を完璧に抑えていました。
だからこそ、７回表に打席が回ってきた時も代打を送らず、田嶋投手を打席に立たせた。いけるところまで投げてもらうつもりだったと思うのですが、７回表にオリックスが１点を追加して、リードが２点差になった。それによって８回からの継投になったかもしれないですね。
８回に登板した山��投手ですが、第３戦、第４戦はベンチに入っていませんでした。おそらく、何かしらのコンディション不良があったのでしょう。ただ第５戦はベンチに入ったということは、本人も首脳陣も大丈夫という判断で、投げられる状態にあったのは間違いないと思います。
山��投手にとって不運だったのは、先頭の木浪聖也選手を内野安打とセカンドの安達了一選手の送球エラーで２塁までの出塁を許し、つづく代打の糸原健斗選手にヒットを打たれたこと。１つでもアウトをとっていれば、いつもどおりのピッチングができていたかもしれませんが、甲子園独特の雰囲気に呑まれてしまったというか、ストレート、変化球ともにボールが高かった。
さらに近本選手にタイムリーを打たれ１点差。つづく２番の中野拓夢選手に送りバントを決められ、一死二、三塁となったところで宇田川優希投手にスイッチしました。三塁ランナーは俊足の植田海選手だったこともあり、内野ゴロでも１点の可能性があり、オリックスベンチとしては三振がとれる投手ということで、彼に託したのでしょう。その判断は間違っていなかったと思います。
ただ宇田川投手は、第３戦、第４戦でも投げており、シーズン中には一度もなかった３連投になってしまった。気持ちの部分では大丈夫だったかもしれませんが、体が疲れていたのかもしれないですね。ボール自体は悪くなったのですが、森下選手に打たれたボールは引っかかってしまって低めにいってしまった。もう少し高めにいっていれば、空振りか、もしくはフライアウトになっていたと思います。ただあそこは、宇田川投手は狙って投げるというよりも思いきり腕を振る場面ですので仕方ないですね。
それよりも７回の守備で致命的な失策で追加点を与えしまった森下選手が、何がなんでもバットに当ててやろうという執念が上回りました。打った森下選手が立派でした。
>>[971] につづく
webスポルティーバ 11/3(金) 12:55
８回裏、阪神・大山悠輔にタイムリーを打たれ肩を落とすオリックス・宇田川優希（ photo by Kyodo News )
日本シリーズ第５戦は、阪神が６対２でオリックスに逆転勝利し、対戦成績を３勝２敗として38年ぶり日本一に王手をかけた。
阪神は４回表、先発の大竹耕太郎がオリックスのマーウィン・ゴンザレスにソロ本塁打を浴び、１点を先制される。さらに７回表には守りに２つの失策が出て１点を失い、リードを２点に広げられる。それでも打線は８回裏、オリックス先発の田嶋大樹のあとを継いだ山��颯一郎を攻めて、無死一、三塁のチャンスをつくると、１番・近本光司のタイムリーで１点を返し、一死二、三塁から森下翔太が２点タイムリー三塁打を放ち逆転。その後も３点を加えた阪神が一挙６点のビッグイニングをつくり勝利した。
阪神の大逆転はなぜ起きたのか。阪神、オリックスでプレーした野田浩司氏に解説してもらった。
【甲子園独特の雰囲気に呑まれた】
第５戦は先発投手のできがカギを握ると思っていました。オリックス先発の田嶋投手は、初回こそヒットと自らのエラーでピンチを招きましたが、なんとか無失点で切り抜け、そこから自分のペースで投げていました。田嶋投手は腕が長く、ボールの出どころがわかりづらい。それに昨日はストレートと変化球ともにすばらしく、２回以降は阪神打線を完璧に抑えていました。
だからこそ、７回表に打席が回ってきた時も代打を送らず、田嶋投手を打席に立たせた。いけるところまで投げてもらうつもりだったと思うのですが、７回表にオリックスが１点を追加して、リードが２点差になった。それによって８回からの継投になったかもしれないですね。
８回に登板した山��投手ですが、第３戦、第４戦はベンチに入っていませんでした。おそらく、何かしらのコンディション不良があったのでしょう。ただ第５戦はベンチに入ったということは、本人も首脳陣も大丈夫という判断で、投げられる状態にあったのは間違いないと思います。
山��投手にとって不運だったのは、先頭の木浪聖也選手を内野安打とセカンドの安達了一選手の送球エラーで２塁までの出塁を許し、つづく代打の糸原健斗選手にヒットを打たれたこと。１つでもアウトをとっていれば、いつもどおりのピッチングができていたかもしれませんが、甲子園独特の雰囲気に呑まれてしまったというか、ストレート、変化球ともにボールが高かった。
さらに近本選手にタイムリーを打たれ１点差。つづく２番の中野拓夢選手に送りバントを決められ、一死二、三塁となったところで宇田川優希投手にスイッチしました。三塁ランナーは俊足の植田海選手だったこともあり、内野ゴロでも１点の可能性があり、オリックスベンチとしては三振がとれる投手ということで、彼に託したのでしょう。その判断は間違っていなかったと思います。
ただ宇田川投手は、第３戦、第４戦でも投げており、シーズン中には一度もなかった３連投になってしまった。気持ちの部分では大丈夫だったかもしれませんが、体が疲れていたのかもしれないですね。ボール自体は悪くなったのですが、森下選手に打たれたボールは引っかかってしまって低めにいってしまった。もう少し高めにいっていれば、空振りか、もしくはフライアウトになっていたと思います。ただあそこは、宇田川投手は狙って投げるというよりも思いきり腕を振る場面ですので仕方ないですね。
それよりも７回の守備で致命的な失策で追加点を与えしまった森下選手が、何がなんでもバットに当ててやろうという執念が上回りました。打った森下選手が立派でした。
>>[971] につづく
>>[970] のつづき
【第６戦をオリックスがとれば...】
８回からの継投については賛否あると思いますが、オリックスはシーズンから先制してリリーフ陣で逃げきるというスタイルで勝ってきたチームです。そういう意味で、第５戦は普段どおりの野球ができていましたし、リリーフで勝負に出たのは当然だと思います。それよりも阪神打線の集中力、技術はさすがでした。
大逆転勝利で対戦成績は阪神の３勝２敗となり、日本一に王手をかけました。この２試合の勝ち方を見ても、阪神に勢いがあるのは間違いありません。阪神としては、第６戦でなんとしても決めたいはずです。
逆にオリックスは、第６戦で山本由伸投手に賭けるしかありません。ロッテとのクライマックス・シリーズ（CS）、日本シリーズ第１戦ともいつもの山本投手ではありませんでした。とはいえ、３年連続投手四冠（最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振）を達成した選手です。前回の登板からこの１週間、微調整しているはずですし、本人も「このままでは終われない」と思っているはずです。
山本投手としては、とにかく近本選手・中野選手の１、２番を出さないこと。彼らが出塁すると何かが起こる感じがありますし、精神的疲労も蓄積される。まずは初回、すんなりと抑えて自分のペースに持ち込みたいですね。
山本投手で第６戦をとれれば逆王手となり、日本シリーズ連覇も見えてくる。数字上は阪神が圧倒的有利であるのは間違いないですが、今年の日本シリーズはこのまますんなり終わりそうな気がしません。最後の最後までもつれるシリーズになると思います。
スポルティーバ●文 text by Sportiva
【第６戦をオリックスがとれば...】
８回からの継投については賛否あると思いますが、オリックスはシーズンから先制してリリーフ陣で逃げきるというスタイルで勝ってきたチームです。そういう意味で、第５戦は普段どおりの野球ができていましたし、リリーフで勝負に出たのは当然だと思います。それよりも阪神打線の集中力、技術はさすがでした。
大逆転勝利で対戦成績は阪神の３勝２敗となり、日本一に王手をかけました。この２試合の勝ち方を見ても、阪神に勢いがあるのは間違いありません。阪神としては、第６戦でなんとしても決めたいはずです。
逆にオリックスは、第６戦で山本由伸投手に賭けるしかありません。ロッテとのクライマックス・シリーズ（CS）、日本シリーズ第１戦ともいつもの山本投手ではありませんでした。とはいえ、３年連続投手四冠（最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振）を達成した選手です。前回の登板からこの１週間、微調整しているはずですし、本人も「このままでは終われない」と思っているはずです。
山本投手としては、とにかく近本選手・中野選手の１、２番を出さないこと。彼らが出塁すると何かが起こる感じがありますし、精神的疲労も蓄積される。まずは初回、すんなりと抑えて自分のペースに持ち込みたいですね。
山本投手で第６戦をとれれば逆王手となり、日本シリーズ連覇も見えてくる。数字上は阪神が圧倒的有利であるのは間違いないですが、今年の日本シリーズはこのまますんなり終わりそうな気がしません。最後の最後までもつれるシリーズになると思います。
スポルティーバ●文 text by Sportiva
中嶋オリックス こぼれた勝利の裏側 注目集めた「3連投」「致命的エラー」
CoCoKARAnext 11/3(金) 12:57
中嶋監督の采配も注目を集める（写真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext）
「SMBC日本シリーズ2023」第5戦は11月2日、阪神の本拠地・甲子園で行われ、オリックスは阪神に2ー6と敗れ、シリーズ2勝3敗と逆王手をかけられた。
優位に進めていたゲームが暗転したのは、やはり一つのエラーからだった。2−0で迎えた8回、先頭の木浪聖也の当たりを守備固めで入っていた二塁を守る安達了一が一塁へ悪送球。手堅い守備で知られる安達にミスが出ること自体珍しかったが、結果として3試合ぶりに登板となった山崎颯一郎もリズムを崩し、3連打を浴びることに。1点差に詰め寄られた。
そこでオリックスベンチは剛腕、宇田川優希を投入。一死二、三塁の場面で火消し役が期待されるも森下翔太に低め直球を捉えられ逆転の2点三塁適時打、続く大山悠輔にも一死三塁からセンターへの適時打を許し、降板。マウンドを降りる際には目に光るものも見えた。
一方でこの日が3連投、シリーズ4試合目の登板となったフル回転の宇田川は責められないだろう。鉄壁のブルペン陣はチームのストロングポイントの一つだが、今シリーズはこの日、8回に登板した山崎颯が第3、4戦をベンチ外となるなど、その間もやりくりに追われた。この日はブルペンにエースの山本由伸も入れたが、起用はなかった。
シリーズ通じて両軍ともにミスの多さが目立つが、終盤に出たミスが勝利の分岐点ともなった。8回先頭をエラーで出してしまったことで、その後のビッグイニングを生む結果につながった。
逆王手をかけられて本拠地に戻る。第6戦の先発はエース・山本が予想される。シリーズ初戦で7失点KOされた右腕が意地を見せるか。熱戦はまだまだ終わらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
CoCoKARAnext 11/3(金) 12:57
中嶋監督の采配も注目を集める（写真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext）
「SMBC日本シリーズ2023」第5戦は11月2日、阪神の本拠地・甲子園で行われ、オリックスは阪神に2ー6と敗れ、シリーズ2勝3敗と逆王手をかけられた。
優位に進めていたゲームが暗転したのは、やはり一つのエラーからだった。2−0で迎えた8回、先頭の木浪聖也の当たりを守備固めで入っていた二塁を守る安達了一が一塁へ悪送球。手堅い守備で知られる安達にミスが出ること自体珍しかったが、結果として3試合ぶりに登板となった山崎颯一郎もリズムを崩し、3連打を浴びることに。1点差に詰め寄られた。
そこでオリックスベンチは剛腕、宇田川優希を投入。一死二、三塁の場面で火消し役が期待されるも森下翔太に低め直球を捉えられ逆転の2点三塁適時打、続く大山悠輔にも一死三塁からセンターへの適時打を許し、降板。マウンドを降りる際には目に光るものも見えた。
一方でこの日が3連投、シリーズ4試合目の登板となったフル回転の宇田川は責められないだろう。鉄壁のブルペン陣はチームのストロングポイントの一つだが、今シリーズはこの日、8回に登板した山崎颯が第3、4戦をベンチ外となるなど、その間もやりくりに追われた。この日はブルペンにエースの山本由伸も入れたが、起用はなかった。
シリーズ通じて両軍ともにミスの多さが目立つが、終盤に出たミスが勝利の分岐点ともなった。8回先頭をエラーで出してしまったことで、その後のビッグイニングを生む結果につながった。
逆王手をかけられて本拠地に戻る。第6戦の先発はエース・山本が予想される。シリーズ初戦で7失点KOされた右腕が意地を見せるか。熱戦はまだまだ終わらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
牧、菊池に続け！ オリックスドラフト1位横山聖哉は「長野県の星になれるか」
高校野球ドットコム 11/3(金) 14:00
横山聖哉（上田西＝写真）
プロ野球ドラフト会議が行われ、高校生野手では大型遊撃手として評価が高かった上田西（長野）・横山 聖哉内野手が、オリックスから1位指名を受けた。181センチ、82キロとすでに体つきはプロ顔負け。今夏の甲子園では開幕戦で土浦日大（茨城）に敗れ、初戦敗退となったが1安打を放っている。
母校である上田西からは過去、川井進（大東文化大ー日本通運・2004年中日4位）、藤澤亨明（松本大・2011年西武育成1位）、高寺 望夢内野手（2020年阪神7位）、笹原 操希外野手（2021年巨人育成4位）と4人がこれまでにドラフト指名を受けていた。横山は5人目の指名で、上田西初のドラフト1位指名選手となったことになる。
長野県の高校出身者では、野手では牧 秀悟内野手（松本第一ー中央大・2020年DeNA2位）や、菊池 涼介内野手（武蔵工大二ー中央学院大・2011年広島2位）がプロ入り後に大きな結果を残し、日本代表にも選出された。また投手では、2022年に現役を引退した金子千尋（長野商ートヨタ自動車・2004年オリックス自由枠）が通算130勝をマークし、多くのタイトルも獲得した。
活躍した牧と菊池は大卒であり、金子も社会人出身。高卒でドラフト指名を受け結果を残した選手は、通算1027試合に出場した上田佳範（松商学園出身・1991年日本ハム1位）くらい。なかなか大きな実績を残した選手は誕生していない。
はたして、ドラフト1位・横山は長野県の高校出身の高卒プレーヤーとして、NPBの舞台でも大きな活躍を見せることができるだろうか。
高校野球ドットコム 11/3(金) 14:00
横山聖哉（上田西＝写真）
プロ野球ドラフト会議が行われ、高校生野手では大型遊撃手として評価が高かった上田西（長野）・横山 聖哉内野手が、オリックスから1位指名を受けた。181センチ、82キロとすでに体つきはプロ顔負け。今夏の甲子園では開幕戦で土浦日大（茨城）に敗れ、初戦敗退となったが1安打を放っている。
母校である上田西からは過去、川井進（大東文化大ー日本通運・2004年中日4位）、藤澤亨明（松本大・2011年西武育成1位）、高寺 望夢内野手（2020年阪神7位）、笹原 操希外野手（2021年巨人育成4位）と4人がこれまでにドラフト指名を受けていた。横山は5人目の指名で、上田西初のドラフト1位指名選手となったことになる。
長野県の高校出身者では、野手では牧 秀悟内野手（松本第一ー中央大・2020年DeNA2位）や、菊池 涼介内野手（武蔵工大二ー中央学院大・2011年広島2位）がプロ入り後に大きな結果を残し、日本代表にも選出された。また投手では、2022年に現役を引退した金子千尋（長野商ートヨタ自動車・2004年オリックス自由枠）が通算130勝をマークし、多くのタイトルも獲得した。
活躍した牧と菊池は大卒であり、金子も社会人出身。高卒でドラフト指名を受け結果を残した選手は、通算1027試合に出場した上田佳範（松商学園出身・1991年日本ハム1位）くらい。なかなか大きな実績を残した選手は誕生していない。
はたして、ドラフト1位・横山は長野県の高校出身の高卒プレーヤーとして、NPBの舞台でも大きな活躍を見せることができるだろうか。
もしオリックスが逆転日本一を達成したら？......MVPはこの男！
高校野球ドットコム 11/3(金) 14:09
宮城大弥（写真）
2023年の日本シリーズは第5戦を終えて、阪神3勝、オリックス2勝で、阪神が王手という形になっている。逆転で日本一を狙うオリックスは第6戦で先発が予想される山本 由伸投手（都城）、7戦目の宮城 大弥投手（興南）の2人が勝利に繋げられる投球ができるかにかかっている。
今回の日本シリーズは、2003年の阪神vsダイエー（現・ソフトバンク）の対戦となった2003年とよく似ている。この年は、阪神が甲子園で3連勝して、第5戦までに王手をかけたが、第6戦で杉内 俊哉投手（鹿児島実）7回1失点、第7戦では和田 毅投手（浜田）が2失点完投勝利を挙げて、逆転で日本一を呼び込んでいる。MVPは第6戦でシリーズ2勝目を挙げた杉内がMVPだった。崖っぷちに追い込まれたダイエーは二枚看板がしっかりと仕事したのだ。オリックスもそれを期待するしかない。
2003年同様、二枚看板が活躍してオリックスが日本一を達成すれば、MVPは宮城が有力だろう。第2戦では、6回無失点の好投を見せているのだ。高卒左腕のMVP受賞となれば、1986年の工藤 公康投手（名古屋電気＝現・愛工大名電）以来となる。高卒4年目の左腕にここまで大きな期待がかけられている。恐るべき22歳である。
高校野球ドットコム 11/3(金) 14:09
宮城大弥（写真）
2023年の日本シリーズは第5戦を終えて、阪神3勝、オリックス2勝で、阪神が王手という形になっている。逆転で日本一を狙うオリックスは第6戦で先発が予想される山本 由伸投手（都城）、7戦目の宮城 大弥投手（興南）の2人が勝利に繋げられる投球ができるかにかかっている。
今回の日本シリーズは、2003年の阪神vsダイエー（現・ソフトバンク）の対戦となった2003年とよく似ている。この年は、阪神が甲子園で3連勝して、第5戦までに王手をかけたが、第6戦で杉内 俊哉投手（鹿児島実）7回1失点、第7戦では和田 毅投手（浜田）が2失点完投勝利を挙げて、逆転で日本一を呼び込んでいる。MVPは第6戦でシリーズ2勝目を挙げた杉内がMVPだった。崖っぷちに追い込まれたダイエーは二枚看板がしっかりと仕事したのだ。オリックスもそれを期待するしかない。
2003年同様、二枚看板が活躍してオリックスが日本一を達成すれば、MVPは宮城が有力だろう。第2戦では、6回無失点の好投を見せているのだ。高卒左腕のMVP受賞となれば、1986年の工藤 公康投手（名古屋電気＝現・愛工大名電）以来となる。高卒4年目の左腕にここまで大きな期待がかけられている。恐るべき22歳である。
「中嶋監督さすがです」甲子園黒土の�牋枴儉畛｜里靴織�リ名将に阪神園芸のボスも最敬礼
東スポWEB 11/3(金) 14:56
甲子園の黒土のわずかな変化に気づいたオリックス・中嶋聡監督（写真）
阪神園芸の�犢�土の番人�瓩�オリックスの名将・中嶋聡監督の観察眼を絶賛した。
連夜の熱戦が続く日本シリーズは第3戦〜第5戦が阪神のホームグラウンドである甲子園球場で開催された。当該の3試合合計で阪神とオリックスはともに5失策。合計10ものエラーが立て続けに発生し、両軍のミスは試合の趨勢を大きく動かし続けた。
2日の第5戦終了後、2―6で敗れた中嶋監督は「土の感じがなんか（6月に行われた）交流戦のあたりとは違う。湿り方とか、それはちょっと感じる」とコメント。甲子園球場の象徴でもある内野の黒土の僅かな変化を指摘していた。
これに反応したのが「神整備」で知られる阪神園芸の金沢健児スポーツ施設本部甲子園施設部長。自身の「X（旧ツイッター）」アカウントで「中嶋監督のコメント…さすがですね」と切り出した上で以下のように解説した。
「土の湿り方は交流戦時期とは違います。交流戦時は試合前散水が徐々に乾いてくるのに対し、寒暖差の大きいこの時期は試合前散水が呼び水になって、下層の水分が上って来て湿り気が増します。タイガースの選手もこの時期のナイターは殆ど経験ないんで戸惑ってたかも…」
たったの3試合で、甲子園の黒土の僅かなコンディション差を三塁側ベンチから見抜いた中嶋監督。阪神園芸の現場トップとして球場の黒土と芝を預かる金沢氏も、オリックスをリーグ3連覇に導いた名将の眼力の鋭さに、プロフェッショナルとして最大限の敬意を示した。
東スポWEB 11/3(金) 14:56
甲子園の黒土のわずかな変化に気づいたオリックス・中嶋聡監督（写真）
阪神園芸の�犢�土の番人�瓩�オリックスの名将・中嶋聡監督の観察眼を絶賛した。
連夜の熱戦が続く日本シリーズは第3戦〜第5戦が阪神のホームグラウンドである甲子園球場で開催された。当該の3試合合計で阪神とオリックスはともに5失策。合計10ものエラーが立て続けに発生し、両軍のミスは試合の趨勢を大きく動かし続けた。
2日の第5戦終了後、2―6で敗れた中嶋監督は「土の感じがなんか（6月に行われた）交流戦のあたりとは違う。湿り方とか、それはちょっと感じる」とコメント。甲子園球場の象徴でもある内野の黒土の僅かな変化を指摘していた。
これに反応したのが「神整備」で知られる阪神園芸の金沢健児スポーツ施設本部甲子園施設部長。自身の「X（旧ツイッター）」アカウントで「中嶋監督のコメント…さすがですね」と切り出した上で以下のように解説した。
「土の湿り方は交流戦時期とは違います。交流戦時は試合前散水が徐々に乾いてくるのに対し、寒暖差の大きいこの時期は試合前散水が呼び水になって、下層の水分が上って来て湿り気が増します。タイガースの選手もこの時期のナイターは殆ど経験ないんで戸惑ってたかも…」
たったの3試合で、甲子園の黒土の僅かなコンディション差を三塁側ベンチから見抜いた中嶋監督。阪神園芸の現場トップとして球場の黒土と芝を預かる金沢氏も、オリックスをリーグ3連覇に導いた名将の眼力の鋭さに、プロフェッショナルとして最大限の敬意を示した。
MLB公式がオフの海外FAに期待 オリ山本由伸・DeNA今永昇太らに言及 今季デビューの吉田正尚＆千賀滉大の活躍が背景
日テレNEWS NNN 11/3(金) 15:00
山本由伸投手(左)・今永昇太投手(右＝写真:時事)
MLB公式サイトは「Here are 12 storylines to watch this offseason(このオフシーズンに見るべき12のストーリー)」と題した記事を日本時間3日に公開。日本人選手のフリーエージェント(FA)について触れました。
テキサス・レンジャーズが2日に初のワールドシリーズ制覇を成し遂げ、今季を締めくくったメジャー。オフシーズンに注目の集まるトピックとして、1章では大谷翔平選手の獲得について触れると、2章では「Foreign free agents will shake things up(外国人FAが事態を一変させる)」として、日本人選手のFAについてコメント。昨シーズンに海外FA権を行使してメジャーへ移籍した千賀滉大投手(ソフトバンク→メッツ)、吉田正尚選手(オリックス→レッドソックス)のルーキーらしからぬ活躍もあり、それが今季の日本人FA契約を促進させるだろうと予測します。
まず名前が挙がったのはオリックスの山本由伸投手。3年連続沢村賞を受賞していることから、今冬に2億ドル(約300億円)以上の契約も期待されているということです。
さらに10月に国内FA権行使を獲得したDeNAの今永昇太投手、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場するも、大会終了後に亡命が報じられた中日のジャリエル・ロドリゲス投手らの名前も挙げられました。
今永投手は9月頭にもMLB公式サイトによって「今オフにもポスティングへ」と報じられていて、与四球1つあたりの奪三振数であるK/BBが8.21であることに対し、「異次元の数字」だと絶賛されていました。
日テレNEWS NNN 11/3(金) 15:00
山本由伸投手(左)・今永昇太投手(右＝写真:時事)
MLB公式サイトは「Here are 12 storylines to watch this offseason(このオフシーズンに見るべき12のストーリー)」と題した記事を日本時間3日に公開。日本人選手のフリーエージェント(FA)について触れました。
テキサス・レンジャーズが2日に初のワールドシリーズ制覇を成し遂げ、今季を締めくくったメジャー。オフシーズンに注目の集まるトピックとして、1章では大谷翔平選手の獲得について触れると、2章では「Foreign free agents will shake things up(外国人FAが事態を一変させる)」として、日本人選手のFAについてコメント。昨シーズンに海外FA権を行使してメジャーへ移籍した千賀滉大投手(ソフトバンク→メッツ)、吉田正尚選手(オリックス→レッドソックス)のルーキーらしからぬ活躍もあり、それが今季の日本人FA契約を促進させるだろうと予測します。
まず名前が挙がったのはオリックスの山本由伸投手。3年連続沢村賞を受賞していることから、今冬に2億ドル(約300億円)以上の契約も期待されているということです。
さらに10月に国内FA権行使を獲得したDeNAの今永昇太投手、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場するも、大会終了後に亡命が報じられた中日のジャリエル・ロドリゲス投手らの名前も挙げられました。
今永投手は9月頭にもMLB公式サイトによって「今オフにもポスティングへ」と報じられていて、与四球1つあたりの奪三振数であるK/BBが8.21であることに対し、「異次元の数字」だと絶賛されていました。
オリックスの第6戦先発はエース・由伸 2日の第5戦は異例のブルペン待機
スポニチアネックス 11/3(金) 15:01
＜オリックス練習＞キャッチボールなどで調整した山本（写真＝撮影・岸 良祐）
絶対エースが崖っぷちのオリックスを救う。2勝3敗で迎える日本シリーズ第6戦に予告先発された山本由伸投手（25）が3日、大阪・舞洲の球団施設で調整。ブルペンでフォームを確かめながら15球投げ、必勝を期した。
「明日の試合で勝つことだけ考えて準備します。全員で試合に向かっていければ」
10月28日の開幕戦に当然のごとく先発も、6回途中7失点とまさかの炎上。同18日のCSファイナルSの開幕戦でも7回5失点し、驚異の防御率1・21でタイトルを獲得した右腕とは思えぬ2戦連続の大量失点となった。とはいえ、史上初の3年連続投手4冠に輝いた実力に疑いの余地なし。チームの窮地で本領発揮を誓った。
「本当に明日、勝つだけ。体も、心の部分も、いい準備ができたらと思います」
2日の第5戦では異例のブルペン待機。試合展開次第では登板準備もしていたが、出番がないまま逆転負け。当初の予定通り第6戦の先発に回った。
一方、第7戦の先発が予想される宮城も舞洲で軽めの調整。「どこで投げるか分かりませんけど、準備だけはしっかりしたい」と、先輩を信じて出番を待つ構えだ。
スポニチアネックス 11/3(金) 15:01
＜オリックス練習＞キャッチボールなどで調整した山本（写真＝撮影・岸 良祐）
絶対エースが崖っぷちのオリックスを救う。2勝3敗で迎える日本シリーズ第6戦に予告先発された山本由伸投手（25）が3日、大阪・舞洲の球団施設で調整。ブルペンでフォームを確かめながら15球投げ、必勝を期した。
「明日の試合で勝つことだけ考えて準備します。全員で試合に向かっていければ」
10月28日の開幕戦に当然のごとく先発も、6回途中7失点とまさかの炎上。同18日のCSファイナルSの開幕戦でも7回5失点し、驚異の防御率1・21でタイトルを獲得した右腕とは思えぬ2戦連続の大量失点となった。とはいえ、史上初の3年連続投手4冠に輝いた実力に疑いの余地なし。チームの窮地で本領発揮を誓った。
「本当に明日、勝つだけ。体も、心の部分も、いい準備ができたらと思います」
2日の第5戦では異例のブルペン待機。試合展開次第では登板準備もしていたが、出番がないまま逆転負け。当初の予定通り第6戦の先発に回った。
一方、第7戦の先発が予想される宮城も舞洲で軽めの調整。「どこで投げるか分かりませんけど、準備だけはしっかりしたい」と、先輩を信じて出番を待つ構えだ。
第6戦予告先発、オリ由伸VS阪神・村上の再戦！由伸は7失点KOの雪辱なるか
スポニチアネックス 11/3(金) 15:02
オリックス・山本（左）と阪神・村上 Photo by スポニチ
オリックスと阪神が日本一を争う「SMBC日本シリーズ2023」は、あす4日に京セラドームで第6戦が開催される。予告先発投手が3日に日本野球機構（NPB）から発表され、オリックスは山本由伸投手、阪神は村上頌樹投手がマウンドに上がる。
阪神が3勝2敗で85年以来38年ぶり日本一に王手をかけて迎える第6戦。先発投手は第1戦と同じ顔合わせとなった。
10月28日の第1戦は、村上が4回まで完全投球を見せるなど7回2安打無失点の快投で勝利に導いたのに対し、山本は5回に一挙4点先制を許すなど5回2／3で10安打7失点KO。7失点は昨年5月3日のソフトバンク戦（ペイペイD）で5回1/3を投げ10安打7失点（自責6）だった一戦以来プロ2度目の自己ワーストタイとなったが、自責点7はプロ7年目で初の屈辱だった。史上初の3年連続パ・リーグ4冠投手が崖っ縁で意地を見せることができるか。
第6戦は午後6時半にプレーボールとなる。
スポニチアネックス 11/3(金) 15:02
オリックス・山本（左）と阪神・村上 Photo by スポニチ
オリックスと阪神が日本一を争う「SMBC日本シリーズ2023」は、あす4日に京セラドームで第6戦が開催される。予告先発投手が3日に日本野球機構（NPB）から発表され、オリックスは山本由伸投手、阪神は村上頌樹投手がマウンドに上がる。
阪神が3勝2敗で85年以来38年ぶり日本一に王手をかけて迎える第6戦。先発投手は第1戦と同じ顔合わせとなった。
10月28日の第1戦は、村上が4回まで完全投球を見せるなど7回2安打無失点の快投で勝利に導いたのに対し、山本は5回に一挙4点先制を許すなど5回2／3で10安打7失点KO。7失点は昨年5月3日のソフトバンク戦（ペイペイD）で5回1/3を投げ10安打7失点（自責6）だった一戦以来プロ2度目の自己ワーストタイとなったが、自責点7はプロ7年目で初の屈辱だった。史上初の3年連続パ・リーグ4冠投手が崖っ縁で意地を見せることができるか。
第6戦は午後6時半にプレーボールとなる。
崖っぷちのオリックスは山本由伸がリベンジ登板へ「本当に明日、勝つだけです」阪神・村上と再び投げ合い 日本Ｓ第６戦予告先発発表
デイリースポーツ 11/3(金) 15:02
調整する山本（写真＝撮影・金田祐二）
日本シリーズ第６戦の予告先発が３日、発表された。オリックスは山本由伸投手（２５）、阪神は村上頌樹投手（２５）。第１戦と同じマッチアップとなる。
山本はこの日、大阪市此花区の球団施設で最終調整を行った。ブルペンでは１５球を投じて、準備万端。「本当に明日、勝つだけです」。２日に王手をかけられ、崖っぷちの状況。エースで勝利し、逆王手をかけたい。
初戦は六回途中７失点でＫＯ。村上との同学年対決で投げ負けた。「しっかり準備をして、明日までまだ時間があるので準備して臨みたいです」と意気込んだ。
また、第７戦での先発が有力な宮城も同施設で調整。「負けたら終わりなので、気負いすぎずに自分らしさを出せたらいいんじゃないかな」と第６戦の勝利を信じて、出番を待つ。
デイリースポーツ 11/3(金) 15:02
調整する山本（写真＝撮影・金田祐二）
日本シリーズ第６戦の予告先発が３日、発表された。オリックスは山本由伸投手（２５）、阪神は村上頌樹投手（２５）。第１戦と同じマッチアップとなる。
山本はこの日、大阪市此花区の球団施設で最終調整を行った。ブルペンでは１５球を投じて、準備万端。「本当に明日、勝つだけです」。２日に王手をかけられ、崖っぷちの状況。エースで勝利し、逆王手をかけたい。
初戦は六回途中７失点でＫＯ。村上との同学年対決で投げ負けた。「しっかり準備をして、明日までまだ時間があるので準備して臨みたいです」と意気込んだ。
また、第７戦での先発が有力な宮城も同施設で調整。「負けたら終わりなので、気負いすぎずに自分らしさを出せたらいいんじゃないかな」と第６戦の勝利を信じて、出番を待つ。
３８年ぶりの日本一へ王手の阪神 第１戦で勝利の村上頌樹が先発「王手と思わず普通の気持ちで」 オリックスは山本 第１戦と同じ同学年右腕対決に
デイリースポーツ 11/3(金) 15:07
決戦に向け、キャッチボールで汗を流す村上（写真＝撮影・高部洋祐）
ＮＰＢは３日、京セラドーム大阪で行われる日本シリーズ第６戦（４日、京セラ）の予告先発を発表した。第１戦と同じ同学年右腕の投げ合いとなった。
３勝２敗で勝てば３８年ぶりの日本一となる阪神は村上頌樹投手（２５）が先発する。１０月２８日の第１戦（京セラ）では７回２安打無失点と好投。日本シリーズ初勝利で主導権を握った。
この日は、甲子園での投手指名練習に参加し、キャッチボールやダッシュなどで調整。「王手がかかっているとか思わず。１戦目とか、シーズン通り普通の気持ちで（マウンドに）上がりたい」と意気込んだ。
対するオリックスの先発は山本由伸投手（２５）。前回の同戦では５回２／３を投げて、１０安打で自己ワーストタイの７失点。球界のエースが猛虎打線につかまり、敗戦投手となった。今オフにもポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦が有力。日本でのラスト登板になる可能性も高いマウンドでチームを勝利に導く。
デイリースポーツ 11/3(金) 15:07
決戦に向け、キャッチボールで汗を流す村上（写真＝撮影・高部洋祐）
ＮＰＢは３日、京セラドーム大阪で行われる日本シリーズ第６戦（４日、京セラ）の予告先発を発表した。第１戦と同じ同学年右腕の投げ合いとなった。
３勝２敗で勝てば３８年ぶりの日本一となる阪神は村上頌樹投手（２５）が先発する。１０月２８日の第１戦（京セラ）では７回２安打無失点と好投。日本シリーズ初勝利で主導権を握った。
この日は、甲子園での投手指名練習に参加し、キャッチボールやダッシュなどで調整。「王手がかかっているとか思わず。１戦目とか、シーズン通り普通の気持ちで（マウンドに）上がりたい」と意気込んだ。
対するオリックスの先発は山本由伸投手（２５）。前回の同戦では５回２／３を投げて、１０安打で自己ワーストタイの７失点。球界のエースが猛虎打線につかまり、敗戦投手となった。今オフにもポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦が有力。日本でのラスト登板になる可能性も高いマウンドでチームを勝利に導く。
【オリックス】第６戦・山本由伸＆７戦・宮城大弥 左右エースで逆転日本一！由伸「明日勝つだけ」
スポーツ報知 11/3(金) 15:08
キャッチボールで調整する山本由伸（写真＝カメラ・豊田 秀一）
オリックス・山本由伸投手が４日の阪神との日本シリーズ第６戦（京セラＤ）に先発する。
大阪・舞洲の球団施設でキャッチボールやルーチンの登板前日のブルペン投球を行い、最終調整。「明日の試合を勝つことだけ考えて、準備します」と力を込めた。
１０月２８日の第１戦（同）は３年連続の“シリーズ開幕投手”を務めたが、６回途中まで１０安打を浴びて自己ワーストタイの７失点。「こういう大事な試合なので。この負けはすごく大きいなと感じています」と悔しさをにじませていた。 また、宮城も５日の第７戦（同）の先発に備えて、同施設で汗を流した。「負けたら終わり。向こうも流れはあるので、また違うチームだと思ってやりたい」と意気込んだ。
オリックスが誇る左右のエースが逆転日本一に導く。
スポーツ報知 11/3(金) 15:08
キャッチボールで調整する山本由伸（写真＝カメラ・豊田 秀一）
オリックス・山本由伸投手が４日の阪神との日本シリーズ第６戦（京セラＤ）に先発する。
大阪・舞洲の球団施設でキャッチボールやルーチンの登板前日のブルペン投球を行い、最終調整。「明日の試合を勝つことだけ考えて、準備します」と力を込めた。
１０月２８日の第１戦（同）は３年連続の“シリーズ開幕投手”を務めたが、６回途中まで１０安打を浴びて自己ワーストタイの７失点。「こういう大事な試合なので。この負けはすごく大きいなと感じています」と悔しさをにじませていた。 また、宮城も５日の第７戦（同）の先発に備えて、同施設で汗を流した。「負けたら終わり。向こうも流れはあるので、また違うチームだと思ってやりたい」と意気込んだ。
オリックスが誇る左右のエースが逆転日本一に導く。
【オリックス】日本シリーズ第６戦はエース山本由伸が先発「明日勝つだけ」阪神は村上頌樹が先発
日刊スポーツ 11/3(金) 15:12
室内でキャッチボールを行い最終調整をするオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
4日に行われるオリックス−阪神の日本シリーズ第6戦（京セラドーム大阪）の予告先発が3日に発表された。オリックスは山本由伸投手（25）、阪神は村上頌樹投手（25）が先発する。
山本は3日、舞洲の2軍施設を訪れ、15球のブルペン投球などで調整。「もう明日の試合を勝つことだけ考えて準備してます」と話した。
エースにとって今シリーズ2度目の先発となる。10月28日の第1戦（京セラドーム大阪）では、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。「もうほんとに明日勝つだけです。はい」とあらためて勝利を誓った。
2日の第5戦ではベンチ入り。18年9月19日楽天戦以来、約5年ぶりの中継ぎ登板こそなかったが、ブルペン待機を続けた。
2勝3敗ともう負けられない大一番。
「もう全員で、試合に向かっていけたらなと思います。やっぱり大事な1戦になるので、しっかり体もですけど、心の部分もしっかり準備して、いい準備ができたらなと思います」
リーグ3連覇を導いたエースの好投で、2年連続の日本一へ逆王手をかけたい。
日刊スポーツ 11/3(金) 15:12
室内でキャッチボールを行い最終調整をするオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
4日に行われるオリックス−阪神の日本シリーズ第6戦（京セラドーム大阪）の予告先発が3日に発表された。オリックスは山本由伸投手（25）、阪神は村上頌樹投手（25）が先発する。
山本は3日、舞洲の2軍施設を訪れ、15球のブルペン投球などで調整。「もう明日の試合を勝つことだけ考えて準備してます」と話した。
エースにとって今シリーズ2度目の先発となる。10月28日の第1戦（京セラドーム大阪）では、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。「もうほんとに明日勝つだけです。はい」とあらためて勝利を誓った。
2日の第5戦ではベンチ入り。18年9月19日楽天戦以来、約5年ぶりの中継ぎ登板こそなかったが、ブルペン待機を続けた。
2勝3敗ともう負けられない大一番。
「もう全員で、試合に向かっていけたらなと思います。やっぱり大事な1戦になるので、しっかり体もですけど、心の部分もしっかり準備して、いい準備ができたらなと思います」
リーグ3連覇を導いたエースの好投で、2年連続の日本一へ逆王手をかけたい。
驚異の200万再生突破 ZOZOマリン場内アナウンス・谷保恵美さん最終戦密着動画「本当にビックリ」
スポニチアネックス 11/3(金) 15:17
ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当した谷保恵美さん（写真＝球団提供）
ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当した谷保恵美さんの公式戦最後の舞台裏に密着した動画「ありがとう谷保さん。サプライズセレモニーにカメラが接近！」の再生回数が3日、200万回を突破した。公式戦最終戦となった10月7日のオリックス戦後にアップされていた。
球団公式でアップした動画の中で2023年再生回数1位となり、動画のコメントは1600件を超えている。谷保さんは「本当にビックリですし、うれしいです。温かいコメントもたくさんいただきまして、本当に本当に幸せな33年間だったなあと改めて思いました。ファンの皆様、ご視聴ありがとうございました。千葉ロッテマリーンズのYouTube動画は面白いものばかりなので、これからもぜひご覧ください」と感激していた。
スポニチアネックス 11/3(金) 15:17
ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当した谷保恵美さん（写真＝球団提供）
ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当した谷保恵美さんの公式戦最後の舞台裏に密着した動画「ありがとう谷保さん。サプライズセレモニーにカメラが接近！」の再生回数が3日、200万回を突破した。公式戦最終戦となった10月7日のオリックス戦後にアップされていた。
球団公式でアップした動画の中で2023年再生回数1位となり、動画のコメントは1600件を超えている。谷保さんは「本当にビックリですし、うれしいです。温かいコメントもたくさんいただきまして、本当に本当に幸せな33年間だったなあと改めて思いました。ファンの皆様、ご視聴ありがとうございました。千葉ロッテマリーンズのYouTube動画は面白いものばかりなので、これからもぜひご覧ください」と感激していた。
崖っぷちのオリ、第6戦は山本由伸に託す 予告先発が発表、王手の阪神は村上頌樹
Full-Count 11/3(金) 15:18
オリックス・山本由伸【写真：荒川祐史】
■第1戦は阪神・村上が7回無失点…7失点の山本に投げ勝った
日本野球機構（NPB）は、4日に京セラドームで行われる日本シリーズ第6戦の予告先発を3日に発表。オリックスは山本由伸投手、阪神は村上頌樹投手がマウンドに上る。
第1戦も両投手が先発。村上は7回無失点、山本は6回途中7失点で阪神が8-0で完勝した。
山本は2日の第5戦にもベンチ入りしていた。3年連続沢村賞右腕が、王手をかけられた一戦でどんな投球を見せるか。
Full-Count 11/3(金) 15:18
オリックス・山本由伸【写真：荒川祐史】
■第1戦は阪神・村上が7回無失点…7失点の山本に投げ勝った
日本野球機構（NPB）は、4日に京セラドームで行われる日本シリーズ第6戦の予告先発を3日に発表。オリックスは山本由伸投手、阪神は村上頌樹投手がマウンドに上る。
第1戦も両投手が先発。村上は7回無失点、山本は6回途中7失点で阪神が8-0で完勝した。
山本は2日の第5戦にもベンチ入りしていた。3年連続沢村賞右腕が、王手をかけられた一戦でどんな投球を見せるか。
「こんな彼氏欲しい」「めちゃくちゃええ人すぎる！」オリ助っ人の行動にファン感動！涙で降板の宇田川優希に寄り添う
THE DIGEST 11/3(金) 15:19
ピンチの場面でマウンドに送られた宇田川。だが本調子には程遠かったようだ。（写真：野口航志）
11月２日に行なわれた『SMBC日本シリーズ第５戦』で、痛恨の逆転負けを喫したオリックス。その舞台裏で仲間を支えたオリックスの助っ人に多くのファンの心が揺さぶられたようだ。
２-０と２点リードで迎えた８回。オリックスは２番手の山��颯一郎が阪神打線に捕まり、１点を返された。なおも１死二、三塁の局面で、中嶋聡監督はマウンドに４連投となる宇田川優希を送った。
だが、疲労からか右腕は本調子から程遠く、森下翔太に２点適時三塁打を、続く大山悠輔にもタイムリーヒットを許し、２対４と試合をひっくり返されてしまったのだ。３勝目をかけた大事な一戦とあって、責任を感じた24歳はうなだれた。
目に涙を浮かべる宇田川を励ましたのは、この日に先制弾を放ったゴンザレスだ。ベンチで仲間のプレーを見守る宇田川の背後に歩み寄った助っ人は、落ち込む投手をそっと包み込むように腕を回したのだ。
中継に映し出された同シーンは、今なお反響が相次いでいる。「マーゴ素敵すぎる」「マーゴほんと良い男だよ」「めちゃくちゃええ人すぎる」「マーゴが優しすぎて染みる」「野球観戦史上最高に号泣しました」「こんな彼氏欲しい」「めっちゃかっこいい」などと感動の声が集まった。
４日の第６戦は京セラドーム大阪で開催される。崖っぷちに立たされたオリックスだが、ホームのファンの声援を力に変え、日本一を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
THE DIGEST 11/3(金) 15:19
ピンチの場面でマウンドに送られた宇田川。だが本調子には程遠かったようだ。（写真：野口航志）
11月２日に行なわれた『SMBC日本シリーズ第５戦』で、痛恨の逆転負けを喫したオリックス。その舞台裏で仲間を支えたオリックスの助っ人に多くのファンの心が揺さぶられたようだ。
２-０と２点リードで迎えた８回。オリックスは２番手の山��颯一郎が阪神打線に捕まり、１点を返された。なおも１死二、三塁の局面で、中嶋聡監督はマウンドに４連投となる宇田川優希を送った。
だが、疲労からか右腕は本調子から程遠く、森下翔太に２点適時三塁打を、続く大山悠輔にもタイムリーヒットを許し、２対４と試合をひっくり返されてしまったのだ。３勝目をかけた大事な一戦とあって、責任を感じた24歳はうなだれた。
目に涙を浮かべる宇田川を励ましたのは、この日に先制弾を放ったゴンザレスだ。ベンチで仲間のプレーを見守る宇田川の背後に歩み寄った助っ人は、落ち込む投手をそっと包み込むように腕を回したのだ。
中継に映し出された同シーンは、今なお反響が相次いでいる。「マーゴ素敵すぎる」「マーゴほんと良い男だよ」「めちゃくちゃええ人すぎる」「マーゴが優しすぎて染みる」「野球観戦史上最高に号泣しました」「こんな彼氏欲しい」「めっちゃかっこいい」などと感動の声が集まった。
４日の第６戦は京セラドーム大阪で開催される。崖っぷちに立たされたオリックスだが、ホームのファンの声援を力に変え、日本一を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
【日本シリーズ予告先発】勝てば38年ぶり日本一の阪神は第1戦好投・村上頌樹 崖っぷち・オリックスは大エースの山本由伸
日テレNEWS NNN 11/3(金) 15:40
（左から）阪神・村上頌樹投手、オリックス・山本由伸投手(写真:時事)
◇日本シリーズ第6戦 オリックス-阪神(4日、京セラドーム)
日本シリーズ第6戦の予告先発が発表されました。
2勝2敗で迎えた第5戦では、阪神が8回に一挙6得点し逆転勝利。38年ぶりとなる日本一に王手をかけました。
阪神が「あと1勝」を託すのは、村上頌樹投手です。村上投手は10月28日の第1戦に先発し、オリックスの強力打線を相手に7回100球を投じて被安打2、4奪三振、無失点という成績で、勝利投手となりました。
対するオリックスは3年連続沢村賞に輝いた山本由伸投手。第1戦で村上投手と投げ合った山本投手ですが、5回2/3を投げて被安打10と打ち込まれ、7失点で敗戦投手に。2日の第5戦では登板はなかったもののベンチ入りを果たしていて、話題となっていました。
ともに中6日での登板となる両投手。阪神が日本一となるか、オリックスが待ったをかけるか。注目の一戦です。
日テレNEWS NNN 11/3(金) 15:40
（左から）阪神・村上頌樹投手、オリックス・山本由伸投手(写真:時事)
◇日本シリーズ第6戦 オリックス-阪神(4日、京セラドーム)
日本シリーズ第6戦の予告先発が発表されました。
2勝2敗で迎えた第5戦では、阪神が8回に一挙6得点し逆転勝利。38年ぶりとなる日本一に王手をかけました。
阪神が「あと1勝」を託すのは、村上頌樹投手です。村上投手は10月28日の第1戦に先発し、オリックスの強力打線を相手に7回100球を投じて被安打2、4奪三振、無失点という成績で、勝利投手となりました。
対するオリックスは3年連続沢村賞に輝いた山本由伸投手。第1戦で村上投手と投げ合った山本投手ですが、5回2/3を投げて被安打10と打ち込まれ、7失点で敗戦投手に。2日の第5戦では登板はなかったもののベンチ入りを果たしていて、話題となっていました。
ともに中6日での登板となる両投手。阪神が日本一となるか、オリックスが待ったをかけるか。注目の一戦です。
【オリックス】山本由伸が日本Ｓ第６戦で先発「心の部分もしっかり準備できたら」
東スポWEB 11/3(金) 15:46
第６戦で先発するオリックス・山本由伸（写真）
オリックスの山本由伸投手（25）が、阪神との日本シリーズ第6戦（4日、京セラドーム）で先発する。3日は大阪・舞洲の二軍施設で調整を行った。フルペンでは約15球を投げて状態を確認。「ほんとにいつも通り練習したという感じですね。明日の試合を勝つことだけ考えて準備してます」。
前日の第5戦ではベンチ入りし、ブルぺンで待機したが、登板機会はなく、チームは2勝3敗で王手をかけられた。「大事な一戦になるので、体もですが心の部分もしっかり準備できたらと思います。お互い勢いあるので、全員で試合に向かっていけたらなと思います」と力を込める。
CSファイナルでは7回5失点、日本S第1戦では5回途中10安打7失点と2戦連続で不本意な登板が続き、心配の声もあがる。それでも、3年連続の投手4冠と沢村賞に輝いた不動のエースが�猝義佚蟲絖瓩妊繊璽爐望〕�を呼び込む。
東スポWEB 11/3(金) 15:46
第６戦で先発するオリックス・山本由伸（写真）
オリックスの山本由伸投手（25）が、阪神との日本シリーズ第6戦（4日、京セラドーム）で先発する。3日は大阪・舞洲の二軍施設で調整を行った。フルペンでは約15球を投げて状態を確認。「ほんとにいつも通り練習したという感じですね。明日の試合を勝つことだけ考えて準備してます」。
前日の第5戦ではベンチ入りし、ブルぺンで待機したが、登板機会はなく、チームは2勝3敗で王手をかけられた。「大事な一戦になるので、体もですが心の部分もしっかり準備できたらと思います。お互い勢いあるので、全員で試合に向かっていけたらなと思います」と力を込める。
CSファイナルでは7回5失点、日本S第1戦では5回途中10安打7失点と2戦連続で不本意な登板が続き、心配の声もあがる。それでも、3年連続の投手4冠と沢村賞に輝いた不動のエースが�猝義佚蟲絖瓩妊繊璽爐望〕�を呼び込む。
【巨人】阿部慎之助監督が投手陣に訓示 オリックス宇田川優希の例を出し「野手に信頼される投手に」
スポーツ報知 11/3(金) 15:56
練習を見守る阿部慎之助監督（写真＝カメラ・宮崎 亮太）
巨人の阿部慎之助新監督（４４）が宮崎秋季キャンプ３日目の３日、投手陣の練習前の円陣で訓示した。
投手、野手で分かれてアップを行う中、阿部監督はサブグラウンドの投手陣のもとに足を運び、練習前に言葉をおくった。
そこで話したことについて「昨日の日本シリーズで宇田川くんが打たれたシーンを出したんだけど、野手陣が励ましてたのか慰めてたのか分からないけども、お前大丈夫だ、お前は悪くない、お前で勝ってきたじゃないか、みたいに言ってるんじゃないかなと僕は想像した。ああやって野手からも言ってもらえるようなピッチャーになって欲しいと言った。技術ももちろんだけど、そう言っていただける人間、選手になってほしいと。そこを言って。悔しそうだったなと。悔しいのは誰もがそうだと思うんだけど、ああやって言ってもらえる、野手に信頼されるピッチャーに。だからみんな言動だったり、練習に対する姿勢だったり、野球に対する姿勢だったりというのはみんなができることだから、そういうふうなのを目指して頑張ってくださいと」と説明した。
２勝２敗で迎えた２日の日本シリーズ第５戦（甲子園）でオリックス１点リードの８回１死二、三塁。３連投となった宇田川は阪神の森下に逆転２点三塁打を浴び、マウンドで悔しそうな表情を浮かべる中、野手陣が声をかけて励ました。
阿部監督はその場面を巨人投手陣の前で例に出し、個々の高い意識を求めた。
スポーツ報知 11/3(金) 15:56
練習を見守る阿部慎之助監督（写真＝カメラ・宮崎 亮太）
巨人の阿部慎之助新監督（４４）が宮崎秋季キャンプ３日目の３日、投手陣の練習前の円陣で訓示した。
投手、野手で分かれてアップを行う中、阿部監督はサブグラウンドの投手陣のもとに足を運び、練習前に言葉をおくった。
そこで話したことについて「昨日の日本シリーズで宇田川くんが打たれたシーンを出したんだけど、野手陣が励ましてたのか慰めてたのか分からないけども、お前大丈夫だ、お前は悪くない、お前で勝ってきたじゃないか、みたいに言ってるんじゃないかなと僕は想像した。ああやって野手からも言ってもらえるようなピッチャーになって欲しいと言った。技術ももちろんだけど、そう言っていただける人間、選手になってほしいと。そこを言って。悔しそうだったなと。悔しいのは誰もがそうだと思うんだけど、ああやって言ってもらえる、野手に信頼されるピッチャーに。だからみんな言動だったり、練習に対する姿勢だったり、野球に対する姿勢だったりというのはみんなができることだから、そういうふうなのを目指して頑張ってくださいと」と説明した。
２勝２敗で迎えた２日の日本シリーズ第５戦（甲子園）でオリックス１点リードの８回１死二、三塁。３連投となった宇田川は阪神の森下に逆転２点三塁打を浴び、マウンドで悔しそうな表情を浮かべる中、野手陣が声をかけて励ました。
阿部監督はその場面を巨人投手陣の前で例に出し、個々の高い意識を求めた。
オリックス・山本由伸、背水の陣で日本シリーズ第6戦先発へ… ファン期待「絶対にやり返す」「由伸で負けたらもう悔いはない」
中日スポーツ 11/3(金) 16:12
キャッチボールで調整するオリックス・山本（写真）
５９年ぶりの関西ダービーとなった日本シリーズ。第５戦の逆転勝ちで阪神が王手をかけて迎える４日の第６戦（京セラドーム大阪）の予告先発としてオリックス・山本由伸、阪神・村上頌樹の両投手が発表された。
ＷＢＣでは侍ジャパンの一員として世界一に貢献、チームでは前人未到の３年連続パ・リーグ投手四冠、３年連続の沢村賞を獲得しながら第１戦で今年最悪の７失点を喫し６回途中でマウンドを降りた「山本由伸」が、予告先発発表後にネット上でトレンド入り。
来季からのＭＬＢ挑戦が現実味を増す中、Ｘ（旧ツイッター）上ではオリックスファンから「絶対にやり返す！！！ 山本由伸の力こんなもんじゃない！！！ 恐らくラストのオリックス背負っての先発登板。全力で応援する」「リベンジまで引っ張ったぞ！ 山本由伸の本当の力を見せつけてくれ！」「悔いがない投球してオリックスを日本一に導いてください」「山本由伸に期待はしているが、山本由伸で負けたら、もう悔いはない」など、エースへの期待があふれた。
中日スポーツ 11/3(金) 16:12
キャッチボールで調整するオリックス・山本（写真）
５９年ぶりの関西ダービーとなった日本シリーズ。第５戦の逆転勝ちで阪神が王手をかけて迎える４日の第６戦（京セラドーム大阪）の予告先発としてオリックス・山本由伸、阪神・村上頌樹の両投手が発表された。
ＷＢＣでは侍ジャパンの一員として世界一に貢献、チームでは前人未到の３年連続パ・リーグ投手四冠、３年連続の沢村賞を獲得しながら第１戦で今年最悪の７失点を喫し６回途中でマウンドを降りた「山本由伸」が、予告先発発表後にネット上でトレンド入り。
来季からのＭＬＢ挑戦が現実味を増す中、Ｘ（旧ツイッター）上ではオリックスファンから「絶対にやり返す！！！ 山本由伸の力こんなもんじゃない！！！ 恐らくラストのオリックス背負っての先発登板。全力で応援する」「リベンジまで引っ張ったぞ！ 山本由伸の本当の力を見せつけてくれ！」「悔いがない投球してオリックスを日本一に導いてください」「山本由伸に期待はしているが、山本由伸で負けたら、もう悔いはない」など、エースへの期待があふれた。
オリックス・山本由伸、いつもと違う『先発前インスタ』にファンは何を思う 「最高のラスト登板を」「日本Sで勝利してメジャーに」
中日スポーツ 11/3(金) 16:52
練習後、記者の質問に答えるオリックス・山本（写真）
侍ジャパンの一員としてＷＢＣ世界一に貢献、３年連続の沢村賞を獲得したオリックスの山本由伸投手（２５）が３日、自身のインスタグラムのストーリーズで、あす４日のＳＭＢＣ日本シリーズ第６戦の予告先発を報告した。
球団が制作した予告先発を伝えるビジュアルを貼り付けた山本。２９日の第１戦の予告先発の際は「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」の文字を添えたが、今回はメッセージはなく、今年最悪の７失点を喫したリベンジに燃える決意を表した。
Ｘ（旧ツイッター）上では「いつものＴＯＭＯＲＲＯＷじゃない…」と山本の心境の変化を感じとるファンの声が上がり、このほかにも「これがオリックス山本由伸としての最後の登板かもしれない。最高のラスト登板を！」「山本由伸、日本ＳＭＢＣ日本シリーズ第１戦未勝利なんだよね。日本一もだけど、日本Ｓで勝利を挙げてメジャーに挑戦して欲しい！！」「山本由伸の無双を残して日本一になって日本とさよならしてください。勝ってる姿しか山本由伸には似合わない」などの声援がおくられた。
中日スポーツ 11/3(金) 16:52
練習後、記者の質問に答えるオリックス・山本（写真）
侍ジャパンの一員としてＷＢＣ世界一に貢献、３年連続の沢村賞を獲得したオリックスの山本由伸投手（２５）が３日、自身のインスタグラムのストーリーズで、あす４日のＳＭＢＣ日本シリーズ第６戦の予告先発を報告した。
球団が制作した予告先発を伝えるビジュアルを貼り付けた山本。２９日の第１戦の予告先発の際は「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」の文字を添えたが、今回はメッセージはなく、今年最悪の７失点を喫したリベンジに燃える決意を表した。
Ｘ（旧ツイッター）上では「いつものＴＯＭＯＲＲＯＷじゃない…」と山本の心境の変化を感じとるファンの声が上がり、このほかにも「これがオリックス山本由伸としての最後の登板かもしれない。最高のラスト登板を！」「山本由伸、日本ＳＭＢＣ日本シリーズ第１戦未勝利なんだよね。日本一もだけど、日本Ｓで勝利を挙げてメジャーに挑戦して欲しい！！」「山本由伸の無双を残して日本一になって日本とさよならしてください。勝ってる姿しか山本由伸には似合わない」などの声援がおくられた。
オリックス逆転日本一へ 山本由伸�猩�投�瓮廛薀麌眈紂。横娃隠廓�の楽天「マー君伝説」再現なるか
夕刊フジ 11/3(金) 17:00
日本シリーズ阪神対オリックス第５戦 試合前のオリックス・山本由伸（写真＝甲子園球場）
オリックスは日本シリーズ第５戦（２日、甲子園）で自慢の中継ぎ陣がつかまり痛恨の逆転負け。阪神に３８年ぶりの日本一王手をかけられたが、日本一連覇には大エース・山本由伸投手（２５）の連投しかない。
２―０の８回、中嶋聡監督（５４）は、７回まで４安打無失点の先発・田嶋大樹投手（２７）から、コンディション不良で２試合ベンチ外だった山崎颯一郎投手（２５）をマウンドに送ったが３連打で１点差に。なおも１死二、三塁で宇田川優希投手（２４）にスイッチも森下、大山に連続適時打を浴び、継投が失敗した。
今季は中継ぎ陣のコンディション維持のため２連投、２５球までと決めていたが、この日は宇田川の３日連続登板を解禁。指揮官は「状態はいいと聞いていた」と話せば、厚沢和幸投手コーチ（５１）は「中継ぎのスペシャリスト。ピンチを何度も救ってくれている。体の状態を確認して起用した」とかばった。
ペナントレースの大半は勝ちパターンを宇田川、山崎颯、阿部、平野の４人で回して逃げ切ってきた。ところが山崎颯の不調で宇田川に負担が偏ってしまった。
その上、ファンの歓声、雰囲気が「二段階上がっている」（厚沢コーチ）とプレッシャーも増大する中で「ポストシーズンでは先発投手が予想より早く降板して中継ぎ陣全体の負担も大きくなった」（チーム関係者）と２つの要素が重なり耐えきれなくなったのが真相だ。
この日は第１戦（１０月２８日）で６回途中１０安打７失点と散々だった山本もベンチ入り。第６戦（４日）で先発予定だが、厚沢コーチはその意図について「由伸に限らず全員、どこでも投げられるように準備させている」とスクランブル登板も辞さない構えを示した。
前出関係者は「打線も期待薄で由伸、宮城がピシャッと抑えるしかない。由伸は連投も志願するのではないか」と第７戦のリリーフ登板を大予想。２０１３年の楽天日本一で、田中将大は第６戦に１６０球で完投負けも翌日の第７戦に９回を抑え、胴上げ投手を置き土産に米大リーグへと羽ばたいた。伝説の再現となるか。
（山戸英州）
夕刊フジ 11/3(金) 17:00
日本シリーズ阪神対オリックス第５戦 試合前のオリックス・山本由伸（写真＝甲子園球場）
オリックスは日本シリーズ第５戦（２日、甲子園）で自慢の中継ぎ陣がつかまり痛恨の逆転負け。阪神に３８年ぶりの日本一王手をかけられたが、日本一連覇には大エース・山本由伸投手（２５）の連投しかない。
２―０の８回、中嶋聡監督（５４）は、７回まで４安打無失点の先発・田嶋大樹投手（２７）から、コンディション不良で２試合ベンチ外だった山崎颯一郎投手（２５）をマウンドに送ったが３連打で１点差に。なおも１死二、三塁で宇田川優希投手（２４）にスイッチも森下、大山に連続適時打を浴び、継投が失敗した。
今季は中継ぎ陣のコンディション維持のため２連投、２５球までと決めていたが、この日は宇田川の３日連続登板を解禁。指揮官は「状態はいいと聞いていた」と話せば、厚沢和幸投手コーチ（５１）は「中継ぎのスペシャリスト。ピンチを何度も救ってくれている。体の状態を確認して起用した」とかばった。
ペナントレースの大半は勝ちパターンを宇田川、山崎颯、阿部、平野の４人で回して逃げ切ってきた。ところが山崎颯の不調で宇田川に負担が偏ってしまった。
その上、ファンの歓声、雰囲気が「二段階上がっている」（厚沢コーチ）とプレッシャーも増大する中で「ポストシーズンでは先発投手が予想より早く降板して中継ぎ陣全体の負担も大きくなった」（チーム関係者）と２つの要素が重なり耐えきれなくなったのが真相だ。
この日は第１戦（１０月２８日）で６回途中１０安打７失点と散々だった山本もベンチ入り。第６戦（４日）で先発予定だが、厚沢コーチはその意図について「由伸に限らず全員、どこでも投げられるように準備させている」とスクランブル登板も辞さない構えを示した。
前出関係者は「打線も期待薄で由伸、宮城がピシャッと抑えるしかない。由伸は連投も志願するのではないか」と第７戦のリリーフ登板を大予想。２０１３年の楽天日本一で、田中将大は第６戦に１６０球で完投負けも翌日の第７戦に９回を抑え、胴上げ投手を置き土産に米大リーグへと羽ばたいた。伝説の再現となるか。
（山戸英州）
追いつめられたオリックスで光る「フルスペック」助っ人の存在とは
CoCoKARAnext 11/3(金) 17:08
ゴンザレスは高い守備力でも注目を集めている（写真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext）
「SMBC日本シリーズ2023」第5戦は11月2日、阪神の本拠地・甲子園で行われ、オリックスは阪神に2ー6と敗れ、シリーズ2勝3敗と逆王手をかけられた。
悪夢の8回だった。2点をリードし、継投に入ったチームは好投していた左腕の田嶋大樹から2番手、山崎颯一郎にスイッチ。3試合ぶりの登板となった右腕は味方エラーもからみ、3連打を浴び、2−1と1点差に詰め寄られる。ここでベンチは宇田川優希を投入。3連投となった剛腕に火消し役を託すも一死二、三塁から森下翔太に低めの直球を捉えられ逆転の2点適時打を浴びる。続く主砲、大山悠輔にも連続適時打を浴び、涙の降板となった。
オリックスが誇る剛腕セットアッパー、山崎颯と宇田川の2人でも阪神打線の勢いを止められず、4番手で登板した阿部翔太も坂本誠志郎に適時打を浴びるなど、1イニング6失点と衝撃の結末となったが、試合後のベンチで注目を集めたシーンもあった。
悔しさのあまり涙ぐむ宇田川をベンチで助っ人のマーウィン・ゴンザレスが後ろからそっと抱きしめていたのだ。
この日、「6番・二塁」で先発出場したゴンザレスは4回に相手先発の大竹耕太郎から先制ソロを放つと、守備位置が代わった一塁でも好守を見せるなど、今シリーズは高い守備力でたびたび存在感を示している。
メジャー通算107本塁打をマーク、アストロズ時代には2017年にワールドシリーズを制覇と勝利の厳しさを知る男でもある。内外野を守れるユーティリティプレーヤー、両打ちなどフルスペックさも魅力、ファンの間では「マーゴ」の愛称で定着している。
シーズン打率は・217とふるわなかったが、日本シリーズに入ってからは代打でダメ押しの3点適時二塁打を放った第2戦から4試合連続安打と好調をキープしている。打率・333、1本塁打、4打点と攻守にわたって、奮闘している。
心優しきベテラン助っ人をめぐっては、ファンの間からもSNS上で「来季も残留して欲しい！」「マーゴ、大好き！」と声も上がるなど、好感度は高まるばかり。
逆王手をかけられたチームは本拠地の京セラドーム大阪に戻り、11月4日に運命の第6戦を迎える。先発予想はエース・山本由伸。初戦7失点KOされた右腕が意地を見せるか。好投を支える意味でもゴンザレス含め、ナインの守備の献身にも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
CoCoKARAnext 11/3(金) 17:08
ゴンザレスは高い守備力でも注目を集めている（写真(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext）
「SMBC日本シリーズ2023」第5戦は11月2日、阪神の本拠地・甲子園で行われ、オリックスは阪神に2ー6と敗れ、シリーズ2勝3敗と逆王手をかけられた。
悪夢の8回だった。2点をリードし、継投に入ったチームは好投していた左腕の田嶋大樹から2番手、山崎颯一郎にスイッチ。3試合ぶりの登板となった右腕は味方エラーもからみ、3連打を浴び、2−1と1点差に詰め寄られる。ここでベンチは宇田川優希を投入。3連投となった剛腕に火消し役を託すも一死二、三塁から森下翔太に低めの直球を捉えられ逆転の2点適時打を浴びる。続く主砲、大山悠輔にも連続適時打を浴び、涙の降板となった。
オリックスが誇る剛腕セットアッパー、山崎颯と宇田川の2人でも阪神打線の勢いを止められず、4番手で登板した阿部翔太も坂本誠志郎に適時打を浴びるなど、1イニング6失点と衝撃の結末となったが、試合後のベンチで注目を集めたシーンもあった。
悔しさのあまり涙ぐむ宇田川をベンチで助っ人のマーウィン・ゴンザレスが後ろからそっと抱きしめていたのだ。
この日、「6番・二塁」で先発出場したゴンザレスは4回に相手先発の大竹耕太郎から先制ソロを放つと、守備位置が代わった一塁でも好守を見せるなど、今シリーズは高い守備力でたびたび存在感を示している。
メジャー通算107本塁打をマーク、アストロズ時代には2017年にワールドシリーズを制覇と勝利の厳しさを知る男でもある。内外野を守れるユーティリティプレーヤー、両打ちなどフルスペックさも魅力、ファンの間では「マーゴ」の愛称で定着している。
シーズン打率は・217とふるわなかったが、日本シリーズに入ってからは代打でダメ押しの3点適時二塁打を放った第2戦から4試合連続安打と好調をキープしている。打率・333、1本塁打、4打点と攻守にわたって、奮闘している。
心優しきベテラン助っ人をめぐっては、ファンの間からもSNS上で「来季も残留して欲しい！」「マーゴ、大好き！」と声も上がるなど、好感度は高まるばかり。
逆王手をかけられたチームは本拠地の京セラドーム大阪に戻り、11月4日に運命の第6戦を迎える。先発予想はエース・山本由伸。初戦7失点KOされた右腕が意地を見せるか。好投を支える意味でもゴンザレス含め、ナインの守備の献身にも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
巨人・阿部慎之助監督、オリックス・宇田川をナインが励ます場面に感銘 「ああやって野手に信頼される投手に」と訓示
サンケイスポーツ 11/3(金) 17:23
ブルペンで投球練習を終えた京本真（左）と話をする巨人・阿部慎之助監督（写真＝撮影・佐藤徳昭）
巨人秋季キャンプ（３日、宮崎）巨人・阿部慎之助新監督（４４）は投手陣を入念にチェックした。練習前には円陣で訓示し、日本シリーズの�牘�田川の涙�瓩魄�き合いに出して「ああやって野手に信頼される投手になってほしい」と語り掛けた。
２日の日本シリーズ第５戦（甲子園）では、３連投で登板したオリックス・宇田川が八回に阪神に逆転を許した。その際にマウンド上で涙ぐみ、ナインに励まされる姿も話題になった。
阿部監督は報道陣に「宇田川君が打たれたシーンを（訓示で）出した」と説明。「僕には（オリックスの）野手たちが『大丈夫だ。お前で勝ってきたじゃねえか！』と励ましていたのか、慰めていたのかしているように見えた。野手からそうやって言ってもらえる投手になってほしい。真剣に練習に取り組んでいる姿はみんなに見られているはずだから」と、言動や練習に取り組む姿勢を正すように求めた。
宇田川は３月のＷＢＣに出場し、シーズンでも４６試合に登板して４勝０敗、２０ホールド、防御率１・７７と活躍。奮闘する姿をチームメートが知るからこそ、打たれても励ましてもらえるのだと、阿部監督は伝えたかった。
今季、プロ初勝利を挙げた来季６年目の横川は、阿部監督の訓示を聞き「野球は一人ではできない。人として周りから信頼される選手になることはすごい大事だと改めて感じました」と胸に刻んだ。
サンケイスポーツ 11/3(金) 17:23
ブルペンで投球練習を終えた京本真（左）と話をする巨人・阿部慎之助監督（写真＝撮影・佐藤徳昭）
巨人秋季キャンプ（３日、宮崎）巨人・阿部慎之助新監督（４４）は投手陣を入念にチェックした。練習前には円陣で訓示し、日本シリーズの�牘�田川の涙�瓩魄�き合いに出して「ああやって野手に信頼される投手になってほしい」と語り掛けた。
２日の日本シリーズ第５戦（甲子園）では、３連投で登板したオリックス・宇田川が八回に阪神に逆転を許した。その際にマウンド上で涙ぐみ、ナインに励まされる姿も話題になった。
阿部監督は報道陣に「宇田川君が打たれたシーンを（訓示で）出した」と説明。「僕には（オリックスの）野手たちが『大丈夫だ。お前で勝ってきたじゃねえか！』と励ましていたのか、慰めていたのかしているように見えた。野手からそうやって言ってもらえる投手になってほしい。真剣に練習に取り組んでいる姿はみんなに見られているはずだから」と、言動や練習に取り組む姿勢を正すように求めた。
宇田川は３月のＷＢＣに出場し、シーズンでも４６試合に登板して４勝０敗、２０ホールド、防御率１・７７と活躍。奮闘する姿をチームメートが知るからこそ、打たれても励ましてもらえるのだと、阿部監督は伝えたかった。
今季、プロ初勝利を挙げた来季６年目の横川は、阿部監督の訓示を聞き「野球は一人ではできない。人として周りから信頼される選手になることはすごい大事だと改めて感じました」と胸に刻んだ。
亀山つとむ氏 日本シリーズは「第7戦まで行くと思う」その理由とは…
スポニチアネックス 11/3(金) 17:43
神戸市内の小学校で開かれた少年少女野球教室で子供たちに話しかける亀山つとむ氏（写真）
スポニチ本紙評論家で阪神タイガースOBの亀山つとむ氏（54）が3日、神戸市の小学校で開催された野球教室に参加した。その際、阪神とオリックスの“関西シリーズ”で激闘が繰り広げられている日本シリーズについて「第7戦まで行くと思う」と私見を語った。
勝てば日本一となる第6戦を4日に控えた阪神について「（オリックスは）山本由伸投手で来るし、明日は（打ち込んだ第1戦のように）あんな簡単には勝てないと思う」と指摘。その初戦について「（山本は）カーブが悪かったから真っすぐ、フォークでいってた。阪神は見逃し三振OK、ファーボールを選ぼうってチームだから、低めの真っすぐに手を出さなかった。イコール低めのフォークも手を出さなかった」と分析した。
また「（前回は）カウントを悪くして、浮いてきた真っすぐを狙われたので、今回はそこを修正し全てのボールを混ぜて投げてくる」とする山本を再び攻略するのは厳しいとみる理由も説明。その上で「その次も（オリックスは）宮城くんなので、7戦までいって僕はタイガースOBだからギリギリ、タイガースが勝つ」と最終的には古巣に軍配があがるとの見立てを披露した。
この日参加したのは阪神OBら7人による少年少女野球教室で、市内の住吉小学校で行われた。地元企業のイーアールシーティーズが子供らの野球人気を高めようと初開催したもので、市内にある4つの野球チームに所属する少年少女約100人が参加。守備練習をポジションごとに分かれて行ったり、打撃指導の最後はホームラン競争で盛り上がった。
亀山氏は「限られた時間の中なので、野球に興味を持ってもらうことが大事だと思い、課題を出しながら教えました」と説明。理想的な勝ち方は？という問いかけには「1対0の野球」とし、理由を「0で守り切るというのは凄く難しい、ピッチャーが抑えられないから内野手がいる、内野で抑えられないから外野が守る。外野は最後の砦（とりで）だから少年野球の場合はうまい子がピッチャーや内野にいるけど、外野手はプライドや誇りを持って守ってほしい」と自身の現役時代と重ねて外野手の重要性も説いていた。
スポニチアネックス 11/3(金) 17:43
神戸市内の小学校で開かれた少年少女野球教室で子供たちに話しかける亀山つとむ氏（写真）
スポニチ本紙評論家で阪神タイガースOBの亀山つとむ氏（54）が3日、神戸市の小学校で開催された野球教室に参加した。その際、阪神とオリックスの“関西シリーズ”で激闘が繰り広げられている日本シリーズについて「第7戦まで行くと思う」と私見を語った。
勝てば日本一となる第6戦を4日に控えた阪神について「（オリックスは）山本由伸投手で来るし、明日は（打ち込んだ第1戦のように）あんな簡単には勝てないと思う」と指摘。その初戦について「（山本は）カーブが悪かったから真っすぐ、フォークでいってた。阪神は見逃し三振OK、ファーボールを選ぼうってチームだから、低めの真っすぐに手を出さなかった。イコール低めのフォークも手を出さなかった」と分析した。
また「（前回は）カウントを悪くして、浮いてきた真っすぐを狙われたので、今回はそこを修正し全てのボールを混ぜて投げてくる」とする山本を再び攻略するのは厳しいとみる理由も説明。その上で「その次も（オリックスは）宮城くんなので、7戦までいって僕はタイガースOBだからギリギリ、タイガースが勝つ」と最終的には古巣に軍配があがるとの見立てを披露した。
この日参加したのは阪神OBら7人による少年少女野球教室で、市内の住吉小学校で行われた。地元企業のイーアールシーティーズが子供らの野球人気を高めようと初開催したもので、市内にある4つの野球チームに所属する少年少女約100人が参加。守備練習をポジションごとに分かれて行ったり、打撃指導の最後はホームラン競争で盛り上がった。
亀山氏は「限られた時間の中なので、野球に興味を持ってもらうことが大事だと思い、課題を出しながら教えました」と説明。理想的な勝ち方は？という問いかけには「1対0の野球」とし、理由を「0で守り切るというのは凄く難しい、ピッチャーが抑えられないから内野手がいる、内野で抑えられないから外野が守る。外野は最後の砦（とりで）だから少年野球の場合はうまい子がピッチャーや内野にいるけど、外野手はプライドや誇りを持って守ってほしい」と自身の現役時代と重ねて外野手の重要性も説いていた。
【日本ハム】新庄監督「延長戦までやってもらって」日本シリーズ第７戦までもつれることを期待
日刊スポーツ 11/3(金) 17:46
撮影しながらグラウンドに姿を見せる日本ハム新庄監督（写真＝撮影・佐藤翔太）
日本ハム新庄剛志監督が、日本シリーズが第7戦までもつれることを期待した。
「次、オリックスが勝って欲しいかなあ。最後に延長戦までやってもらって、日本中を沸かせるような」。
阪神岡田監督、オリックス中嶋監督ともに元チームメートで「岡田さんの素晴らしいところは試合の雰囲気を変える交代。丸いものが四角に見えている。中嶋監督は打順を変えた選手が活躍する」と感嘆した。祝日とあって、この日の秋季キャンプには約1万2500人が来場。名前は伏せたが来季開幕投手を決定し、本人に伝達したことも明かした。
日刊スポーツ 11/3(金) 17:46
撮影しながらグラウンドに姿を見せる日本ハム新庄監督（写真＝撮影・佐藤翔太）
日本ハム新庄剛志監督が、日本シリーズが第7戦までもつれることを期待した。
「次、オリックスが勝って欲しいかなあ。最後に延長戦までやってもらって、日本中を沸かせるような」。
阪神岡田監督、オリックス中嶋監督ともに元チームメートで「岡田さんの素晴らしいところは試合の雰囲気を変える交代。丸いものが四角に見えている。中嶋監督は打順を変えた選手が活躍する」と感嘆した。祝日とあって、この日の秋季キャンプには約1万2500人が来場。名前は伏せたが来季開幕投手を決定し、本人に伝達したことも明かした。
オリックス宮城大弥は調整万全「準備だけはしっかり、そういうところをサボらないように」【日本シリーズ】
中日スポーツ 11/3(金) 18:39
練習を終え、囲み取材に臨む宮城（写真）
ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３は、４日に京セラドーム大阪に戻って第６戦が行われる。対戦成績３勝２敗で１９８５年以来２度目の日本一に王手をかけているセ・リーグ覇者の阪神と、本拠地で巻き返しを期すパ・リーグ３連覇のオリックスが対戦する。
第７戦に先発する見込みのオリックス・宮城大弥投手は３日、キャッチボールや体幹トレーニングで調整した。初戦に０―８で完敗して迎えた第２戦は、６イニング無失点の好投で８―０の快勝に貢献。第６戦に勝てば最終決戦となることが濃厚な一戦に向け、士気を高めた左腕は「準備だけはしっかりして、そういうところをサボらないように」と万全な調整で備えた。
中日スポーツ 11/3(金) 18:39
練習を終え、囲み取材に臨む宮城（写真）
ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３は、４日に京セラドーム大阪に戻って第６戦が行われる。対戦成績３勝２敗で１９８５年以来２度目の日本一に王手をかけているセ・リーグ覇者の阪神と、本拠地で巻き返しを期すパ・リーグ３連覇のオリックスが対戦する。
第７戦に先発する見込みのオリックス・宮城大弥投手は３日、キャッチボールや体幹トレーニングで調整した。初戦に０―８で完敗して迎えた第２戦は、６イニング無失点の好投で８―０の快勝に貢献。第６戦に勝てば最終決戦となることが濃厚な一戦に向け、士気を高めた左腕は「準備だけはしっかりして、そういうところをサボらないように」と万全な調整で備えた。
「秒速で転売…」甲子園での日本シリーズ無料PVが高額転売相次ぐ！ 転売ヤーの悪質行為に憤怒も「ずっと前からの課題」の”無対策”に疑問の声
THE DIGEST 11/3(金) 18:40
甲子園球場で開催される無料の日本シリーズPVチケットが高値で掲載されていた。（写真：梅月智史 THE DIGEST写真部）
ぶつけようのない憤りの声が溢れ返っている。
11月２日、甲子園球場で行なわれた「SMBC日本シリーズ第５戦」は本拠地の大声援を背に２点ビハインドだった阪神が８回に打線が爆発し、逆転に成功。オリックスを６対２で撃破し、通算成績を３勝２敗でリードし、38年ぶりの日本一に王手をかけた。
日本一の美酒まで、あと１勝。否が応でも盛り上がる阪神ファンに、さらなる朗報が球団公式ホームページで発表された。
明日４日に行なわれる第６戦（京セラドーム大阪）を甲子園球場での無料パブリック・ビューイング（PV）開催が決定。観覧エリアは内野スタンドのみ（アルプス席、外野席は開放しない）で、３日午前10時からローソンチケットで入場券の申し込みが開始されたが、チケットはわずか15分足らずで即完売する大盛況だった。
38年ぶりの歓喜が訪れるかもしれない重要な一戦。至極当然、ファンの間ではプラチナとされ、チケット争奪戦は必至に。入手困難は、ある程度予想されていた。
だが、シリーズ開幕前に起きた決して見過ごせない「転売ヤー問題」が再び今回も浮上した。
無料チケットの予定枚数販売終了直後、なんとインターネットのチケット通販サイトにPV入場チケットが掲載され始めたのだ。「０円」にもかかわらず１枚５万円、数十万円の高値でつける出品が多数見られた。心ない転売行為に、SNS上では野球ファンから怒りの声が飛び交っている。
「またか、、、」
「せっかくの球団の好意を、ないがしろに」
「無料やろ。どんな神経してんねん」
「高額過ぎて誰の手にも届かなかった席が空席とか誰も幸せじゃない」
「転売ヤーは人の心あるんか！」
「秒速で転売…言語道断だぞ！」
「転売した奴らは一生野球と関わるな」
常識外れな金額をつける転売行為は、確かに悪質極まりない。しかし、この問題は今に始まったことではない。何かしらの防止策は講じられなかったのか。この点を鋭く指摘する声も寄せられ、「初めから転売対策とるべきだろ」「電子チケットにしたら良かったのに」「ずっと前からの課題なのに何もしないのはなぜー？」「主催者サイドから、転売サイトと転売チケット売ってる人を訴えることできんのかね」など、具体的な対策を示さなかった球団側を批判する意見も見受けられた。
主催の阪神球団はホームページで「主催者の同意なく第三者へ有償譲渡することは禁止します」と明記しているが、転売行為を発見したり犯した場合の処罰記載はない。
野球以外のスポーツイベント、またはアイドルや歌手のコンサートなどにも見受けられる「転売ヤー」問題。根本的な解決策は、いまだ見つかっていない。
構成●THE DIGEST編集部
THE DIGEST 11/3(金) 18:40
甲子園球場で開催される無料の日本シリーズPVチケットが高値で掲載されていた。（写真：梅月智史 THE DIGEST写真部）
ぶつけようのない憤りの声が溢れ返っている。
11月２日、甲子園球場で行なわれた「SMBC日本シリーズ第５戦」は本拠地の大声援を背に２点ビハインドだった阪神が８回に打線が爆発し、逆転に成功。オリックスを６対２で撃破し、通算成績を３勝２敗でリードし、38年ぶりの日本一に王手をかけた。
日本一の美酒まで、あと１勝。否が応でも盛り上がる阪神ファンに、さらなる朗報が球団公式ホームページで発表された。
明日４日に行なわれる第６戦（京セラドーム大阪）を甲子園球場での無料パブリック・ビューイング（PV）開催が決定。観覧エリアは内野スタンドのみ（アルプス席、外野席は開放しない）で、３日午前10時からローソンチケットで入場券の申し込みが開始されたが、チケットはわずか15分足らずで即完売する大盛況だった。
38年ぶりの歓喜が訪れるかもしれない重要な一戦。至極当然、ファンの間ではプラチナとされ、チケット争奪戦は必至に。入手困難は、ある程度予想されていた。
だが、シリーズ開幕前に起きた決して見過ごせない「転売ヤー問題」が再び今回も浮上した。
無料チケットの予定枚数販売終了直後、なんとインターネットのチケット通販サイトにPV入場チケットが掲載され始めたのだ。「０円」にもかかわらず１枚５万円、数十万円の高値でつける出品が多数見られた。心ない転売行為に、SNS上では野球ファンから怒りの声が飛び交っている。
「またか、、、」
「せっかくの球団の好意を、ないがしろに」
「無料やろ。どんな神経してんねん」
「高額過ぎて誰の手にも届かなかった席が空席とか誰も幸せじゃない」
「転売ヤーは人の心あるんか！」
「秒速で転売…言語道断だぞ！」
「転売した奴らは一生野球と関わるな」
常識外れな金額をつける転売行為は、確かに悪質極まりない。しかし、この問題は今に始まったことではない。何かしらの防止策は講じられなかったのか。この点を鋭く指摘する声も寄せられ、「初めから転売対策とるべきだろ」「電子チケットにしたら良かったのに」「ずっと前からの課題なのに何もしないのはなぜー？」「主催者サイドから、転売サイトと転売チケット売ってる人を訴えることできんのかね」など、具体的な対策を示さなかった球団側を批判する意見も見受けられた。
主催の阪神球団はホームページで「主催者の同意なく第三者へ有償譲渡することは禁止します」と明記しているが、転売行為を発見したり犯した場合の処罰記載はない。
野球以外のスポーツイベント、またはアイドルや歌手のコンサートなどにも見受けられる「転売ヤー」問題。根本的な解決策は、いまだ見つかっていない。
構成●THE DIGEST編集部
オリックス・宮城 日本一あきらめん 仲間信じて第７戦先発へ万全準備「必死にやりたい」
デイリースポーツ 11/4(土) 5:01
調整した宮城（写真）
オリックスの宮城大弥投手（２２）が３日、大阪市此花区の球団施設で、先発が濃厚な５日の日本シリーズ・第７戦の阪神戦（京セラ）に向けて汗を流した。
宮城は出番が来ることを信じて、万全の準備を整える。この日はキャッチボールなど、軽めの調整。第２戦で白星を挙げているだけに、再現といきたい。
若き左腕も含め、誰も日本一を諦めていない。「準備だけはしっかりして。そういうところをサボらないようにというか、慌てないようにしたい」。１０月２９日の第２戦は６回４安打無失点。猛虎打線を苦しめたが「向こうの流れもある。また違うチームだと思ってやりたい」と頭をリセットしている。
阪神の強さは肌で感じたが、宮城がマウンドに上がるということは逆王手をかけているということ。「いつも慣れているホームですので、そこはプラスに考えたい」。大声援も味方につけ、本拠地で再び胴上げだ。
２日の第５戦の後、厚沢投手コーチは総力戦を予告。６、７戦目では東など先発投手陣のブルペン待機も考えられる。「全員そう（やり返したいと）思っているし、必死にやりたい」と宮城。王者の本領発揮はここからだ。
デイリースポーツ 11/4(土) 5:01
調整した宮城（写真）
オリックスの宮城大弥投手（２２）が３日、大阪市此花区の球団施設で、先発が濃厚な５日の日本シリーズ・第７戦の阪神戦（京セラ）に向けて汗を流した。
宮城は出番が来ることを信じて、万全の準備を整える。この日はキャッチボールなど、軽めの調整。第２戦で白星を挙げているだけに、再現といきたい。
若き左腕も含め、誰も日本一を諦めていない。「準備だけはしっかりして。そういうところをサボらないようにというか、慌てないようにしたい」。１０月２９日の第２戦は６回４安打無失点。猛虎打線を苦しめたが「向こうの流れもある。また違うチームだと思ってやりたい」と頭をリセットしている。
阪神の強さは肌で感じたが、宮城がマウンドに上がるということは逆王手をかけているということ。「いつも慣れているホームですので、そこはプラスに考えたい」。大声援も味方につけ、本拠地で再び胴上げだ。
２日の第５戦の後、厚沢投手コーチは総力戦を予告。６、７戦目では東など先発投手陣のブルペン待機も考えられる。「全員そう（やり返したいと）思っているし、必死にやりたい」と宮城。王者の本領発揮はここからだ。
オリックス・山本由伸 日本一逆王手導く 最強エースが日本ラス投？第１戦の雪辱へ「もう勝つだけ」
デイリースポーツ 11/4(土) 5:01
調整する山本（写真＝撮影・金田祐二）
オリックスの山本由伸投手（２５）が３日、大阪市此花区の球団施設で、先発する４日の日本シリーズ・第６戦の阪神戦（京セラ）に向けて最終調整した。前回登板の第１戦では六回途中７失点と猛虎打線につかまり、負け投手に。チームは２勝３敗と崖っぷちの状況。強い覚悟でリベンジを果たす。
笑顔はない。エースとしての重責を果たすために、決戦前日から表情は引き締まっていた。山本のリベンジ星から逆転での日本一への幕が開ける。「試合に勝つことだけを考えて、準備しています」。もう負けは許されない。逆王手へ、同じ失敗は繰り返さない。
ちょうど一週間前。５９年ぶりの関西シリーズが開幕した。山本と村上による白熱の投手戦が予想された中、絶対的エースが六回途中を１０安打７失点。３年連続で大事な先陣を任されたが、勝利に導くことができなかった。
チームはそこから一進一退の攻防を繰り広げ、２勝３敗。敵地・甲子園では第４戦をサヨナラ負け、第５戦は終盤での逆転負けと悔しい連敗を喫した。こういう時こそ、大黒柱の力が必要不可欠。「お互いに勢いはある。全員で試合に向かっていければ」。日本シリーズは通算５度目の先発となり、希望をつなぐ初勝利を挙げたい。
２日の第５戦ではブルペン待機。１日にベンチ入りは告げられていて、心の準備はできていた。第５戦の試合後には「もう勝つだけ。しっかり勝つためにやっていきたい」と勝利への執念を燃やしていた。この日はブルペンで１５球。「シーズン中の１試合と同じような感じで調整しました」。特別なことはしない。いつも通り、マウンドに立つだけだ。
今オフにもポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦が有力視されている。第６戦での先発が日本でのラスト登板となる可能性もある。ファンも打ち込まれる姿は見たくない。３年連続の投手４冠＆沢村賞と圧倒的な成績を残してきた。「本当にあす、勝つだけです」。山本由伸の集大成。期待通りの快投で猛虎打線を沈め、逆転での２年連続日本一をつかみに行く。
デイリースポーツ 11/4(土) 5:01
調整する山本（写真＝撮影・金田祐二）
オリックスの山本由伸投手（２５）が３日、大阪市此花区の球団施設で、先発する４日の日本シリーズ・第６戦の阪神戦（京セラ）に向けて最終調整した。前回登板の第１戦では六回途中７失点と猛虎打線につかまり、負け投手に。チームは２勝３敗と崖っぷちの状況。強い覚悟でリベンジを果たす。
笑顔はない。エースとしての重責を果たすために、決戦前日から表情は引き締まっていた。山本のリベンジ星から逆転での日本一への幕が開ける。「試合に勝つことだけを考えて、準備しています」。もう負けは許されない。逆王手へ、同じ失敗は繰り返さない。
ちょうど一週間前。５９年ぶりの関西シリーズが開幕した。山本と村上による白熱の投手戦が予想された中、絶対的エースが六回途中を１０安打７失点。３年連続で大事な先陣を任されたが、勝利に導くことができなかった。
チームはそこから一進一退の攻防を繰り広げ、２勝３敗。敵地・甲子園では第４戦をサヨナラ負け、第５戦は終盤での逆転負けと悔しい連敗を喫した。こういう時こそ、大黒柱の力が必要不可欠。「お互いに勢いはある。全員で試合に向かっていければ」。日本シリーズは通算５度目の先発となり、希望をつなぐ初勝利を挙げたい。
２日の第５戦ではブルペン待機。１日にベンチ入りは告げられていて、心の準備はできていた。第５戦の試合後には「もう勝つだけ。しっかり勝つためにやっていきたい」と勝利への執念を燃やしていた。この日はブルペンで１５球。「シーズン中の１試合と同じような感じで調整しました」。特別なことはしない。いつも通り、マウンドに立つだけだ。
今オフにもポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦が有力視されている。第６戦での先発が日本でのラスト登板となる可能性もある。ファンも打ち込まれる姿は見たくない。３年連続の投手４冠＆沢村賞と圧倒的な成績を残してきた。「本当にあす、勝つだけです」。山本由伸の集大成。期待通りの快投で猛虎打線を沈め、逆転での２年連続日本一をつかみに行く。
【オリックス】山本由伸“ラスト先発”へ 米移籍前に日本シリーズ最終登板で白星は過去１人だけ
日刊スポーツ 11/4(土) 5:15
練習後、報道陣に対応するオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
日本球界のエースが「ラスト先発」に臨む。オリックス山本由伸投手（25）が、4日の日本シリーズ第6戦（京セラドーム大阪）に先発する。
第1戦では阪神打線に攻略され、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。チームも2勝3敗と王手をかけられ、2年連続の日本一へ負けられない大一番だ。今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍が濃厚とされる右腕。虎を圧倒する快投で“有終の美”を飾れるか。
◇ ◇ ◇
◆渡米直前のシリーズ登板 大リーグ挑戦の前年に日本シリーズで登板した投手は過去8人いる（長谷川滋利、吉井理人、石井一久、岡島秀樹、上原浩治、高橋尚成、田中将大、山口俊）。8人のうち上原と山口を除く6人は日本一を手土産に渡米した。渡米前のシリーズ最終登板で勝利投手になったのは01年石井（ヤクルト）だけ。石井は近鉄との＜1＞戦で8回を1安打、無失点、12奪三振の快投。13年田中（楽天）は巨人との＜7＞戦でセーブを挙げ胴上げ投手になった。
日刊スポーツ 11/4(土) 5:15
練習後、報道陣に対応するオリックス山本（写真＝撮影・和賀正仁）
日本球界のエースが「ラスト先発」に臨む。オリックス山本由伸投手（25）が、4日の日本シリーズ第6戦（京セラドーム大阪）に先発する。
第1戦では阪神打線に攻略され、まさかの自己ワーストタイ7失点で敗戦。チームも2勝3敗と王手をかけられ、2年連続の日本一へ負けられない大一番だ。今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍が濃厚とされる右腕。虎を圧倒する快投で“有終の美”を飾れるか。
◇ ◇ ◇
◆渡米直前のシリーズ登板 大リーグ挑戦の前年に日本シリーズで登板した投手は過去8人いる（長谷川滋利、吉井理人、石井一久、岡島秀樹、上原浩治、高橋尚成、田中将大、山口俊）。8人のうち上原と山口を除く6人は日本一を手土産に渡米した。渡米前のシリーズ最終登板で勝利投手になったのは01年石井（ヤクルト）だけ。石井は近鉄との＜1＞戦で8回を1安打、無失点、12奪三振の快投。13年田中（楽天）は巨人との＜7＞戦でセーブを挙げ胴上げ投手になった。
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