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ニュース  色々コミュの6月28日 mixi 足跡機能はなぜなくなったか

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【転載】足跡機能はなぜなくなったか


かつて韓国で夜間外出禁止令が多年にわたり施行されていたころ、その誰もいない夜の町はKCIAを初めとする「合法的な無法集団」の跳梁跋扈する巷となっていた。

今回の足跡機能削除は、巷間言われているようなシステム軽量化だけが原因であるというような説明では収まらない事態だと思う。

それだけが原因ならばそのくらいのことは語ってもいいはずだが
(のちにシステム軽量化なんかしてなかったことも判明。
日記「足跡機能削除はシステム軽量化のためではなかった!」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1737342990&owner_id=4324612)、
運営は頑なに口を閉ざし、方針転換の真意を明かさない。
でも明かさなくたってバレバレである(笑)。
悪は顕れるものよ。
以下、考察する。



足跡機能は、
もともとmixiの売りの機能であり、詳細ログ解析機能を備えたアクセスカウンターの標準装備は多くのユーザーになくてはならないものだった。
主として各個の活力の源泉として、他方、実名登録および日記公開の推奨とのペアリング原則として。
これが失われるのはもはやmixiではないといってもいいほどの改変である。

どのくらいの話題性を持っていたかというと、
他の改修や規約改定にユーザーの目が届かなくなるほどだったわけ。
からくりはここにある。

mixiは、
ソーシャルグラフを駆使したビジネスだ。
ソーシャルグラフとは、人と人のつながりをデータベース化したもので、
そこには個人の趣味嗜好によるつながりから購買傾向までが含まれる。

かつてmixiグラフという外部アプリケーションから人と人のつながりを可視化するアプリがあったが、
それが有効なままだとmixiにおけるソーシャルグラフを誰でも簡単に分析出来たためmixiは外部アプリケーションからのアクセスを制限し無効化した。

理由としてプライバシー保護等があげられていたが、
本当の目的は人と人のつながり情報の独占である。
その情報の重要性と活用方法を適切に運用すれば、
それは広告会社にとって巨大な市場となる。


何かを販売したい時、
人と人の繋がりを利用することはどれくらいの効果を持つか?
身近なところではアクティビティ機能。
主としてマイミクが何かのmixiアプリを始めたことが分かる機能だが、
始めたマイミクが信頼できる相手だったり趣味嗜好が同じ相手だった場合、
その情報を見るだけでそのアプリに興味を持ち、
進んで登録して利用し始める人が出てくる。

発信源であるmixi運営としては、
必要最小限の宣伝を打った後はとりたてて宣伝をしなくてもアクティビティによって口コミ現象が発生しユーザー同士で連鎖的に広まり、ネズミ講的な宣伝効果を得ることができるわけだ。

あるいはスポンサーへのリンク誘導。
バナー広告等では宣伝効果は低いため他の広告手段を取る必要がある。

mixiスポンサーにもなっているセルフィちゃんねるを例に取ると、
バナー広告サイトのアンケートに答えたり試供品を申し込むことで特別なアイテムを得ることが出来るという営業展開を行っている。

これが実は巨大なビジネスで、
mixiだけでもこの系の売り上げは年間133億円に上る。
較べてmixiアプリ課金は遥かに劣って年間27億円。
アプリ課金より、広告収入がおいしいよねぇ、
ということでつい先日mixiはこの人と人の繋がりを利用したビジネスのノウハウを持つ某企業を買収し傘下におさめた。

そして極めつけ。
新着情報には載らなかったが、
2010年5月10日に有料サービス利用規約改定を実施。
ここ大事なので精読されたし

↓↓
*****

×旧規約
3 ユーザーは、商品等販売者との間に紛争が発生した場合には、自己の責任と費用において解決するものとし、弊社は、かかる紛争に起因してユーザーに生じた損害について責任を負わないものとします。ただし、弊社に重過失がある場合を除きます。


○改定後の現在の規約
↓↓
ユーザーは、商品等販売者との間に紛争が発生した場合には、
自己の責任と費用において解決するものとします。

*****



どうですねん。
ポイントは「有料サービス利用規約第14条免責事項」において、商品等販売者との間に紛争が発生した場合『その起因がmixiの重過失であった場合は保証する』ものとしていたが、
これを完全に放棄するために重過失の場合の事項を削除。

そしてこの改定の目的は
『mixiアプリ向けにクレジット決済機能のご提供を予定するため』としている。

ここからとうぜん予測されることは、
クレジット決済によるmixiポイント購入決済上限を大幅に引き上げ、
新たなビジネスを展開することであろう。

取引額が大きくなれば規約改定前のmixiは非常に大きなリスクを負うが故に、
その保証を行わなくてもよいようにコッソリ改定したのである。



まとめ。

1.
mixiはソーシャルネットワークであり、かつては会員になるためには招待を受けなければならなかったが、それを撤廃し、ユーザー数を無差別に拡大することを可能とした。

2.
外部アプリからのアクセスブロックをかけることで広告収入の核となるソーシャルグラフの独占化を敢行。

3.
ソーシャルグラフを利用して販売したい業者への情報提供を行い、
業者は購買動向、趣味趣向の繋がりといった情報から個別に効果的な宣伝を実施することを可能にする。
情報の利用料は、
取引額に応じてパーセンテージでmixiが料金を徴収するため、
業者がユーザーにモノを売れば売るほどmixiが儲かる仕組みを確立する。
ただしこのソーシャルグラフを業者が保存することは規約上許されていない。
そのための抜け道として用意されたのが、
今回の足跡機能改定。

足跡機能改定は、
おそらく業者が独自にソーシャルグラフを分析し、
ユーザーのターゲティングを行った後の裏づけを取るために、
ユーザーへのアクセスを行いやすいようにしたのではないかと、
僕は推測している。
それ見られると何かと世論上まずいから、
一般ユーザーが自分で足跡を見る機能を削除したのだろうと。
ほらKCIA出たー!
これ夜間外出禁止令と何が違うのか!



つ ま り 。


「mixiが不利益とならないような利用規約に対する免責事項改定を行うという重要事項」から「ユーザーの目をそらす目的で」、「ユーザーの不満を利用して」別の話に視線を集めてみました的な陽動が、今回の足跡機能改定のアナウンスと俺は読んだ。



ではユーザーは何をすべきか?というと、答えは簡単。今後mixiがmixiポイントをクレジット決済で購入できるようにしても、絶対にクレジット登録など行わないこと。

それだけ。大事なことだから2度書いておこう。





『今後mixiがmixiポイントをクレジット決済で購入できるようにしても、絶対にクレジット登録など行わないこと』





これに気付かない人は、あとで詐欺などで大損こいてもmixiは一切の責任を負わないので、泣き寝入りしかなくなります。例えそれが「mixiの重過失」であったとしてもね。

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