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■危機管理@放射能情報倉庫コミュの除染は不可能

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やはりチェルノブイリの状況と同様に、道路も建物も全て造りかえるレベルのことをしなければセシウムの安全基準値までの除染は不可能なようだ。セシウム137の半減期は30年だから30年で徐々に半減はするが、放射能が無くなるには320年かかる。


■除染
神戸大学大学院 山内教授「除染してもあまり線量が下がらない。高圧洗浄してもこびりついて線量が下がらない。闇雲に掃除をさせられている。」

http://savechild.net/archives/9563.html

9月29日のMBSラジオたね蒔きジャーナルでの神戸大学大学院 山内知也教授のお話です。

高圧洗浄してもこびりついているから線量が下がらない。雨でセシウムは流れない。多少流れたとしてもそのセシウムが流れて違う場所に移動するだけ総量は変わってない 。落ち葉を除いたとしても最大でも3割しか線量は落ちない 。コンクリやアスファルトや屋根瓦にセシウムが吸着していて、屋根を張り替えるしかない。

雨や風で埃が舞ったら、また線量が上がる。線量を下げるにはコンクリやアスファルトを剥ぐしかない。街を作り変えるぐらいしないと線量は下がらない。除染しようとしても除染はしきれない。経済がダメになるから除染という事にして放射線量の高い所に人を住まわせている。この1〜2年は小さい子どもと妊婦は外に出てもらって、残った人で町をきれいにするほうがいい。


渡利地域における除染の限界[PDF]

概要(2ページ)

2011年9月14日、福島市渡利地区において空間線量の計測を実施した。「除染」が行われたということであったが、6月の調査において最も高い線量を記録した側溝内堆積物には手が付けられておらず、地表面における空間線量は当時の2倍に上昇していた。「除染」のモデル地区としてある通学路がその対象になったが(「除染モデル事業実施区域」)、その報告によると平均して7割程度(約68%)にしか下がっておらず、空間線量も1〜2 μSv/hに高止まりしている。今回の調査においてもその通学路の周辺において20 μSv/hを超える非常に高い線量が地表面で計測された。コンクリートやそれに類する屋根の汚染は高圧水洗浄によっても除去できておらず、住宅室内におけ る高い線量の原因になっている。除染の対象にはされなかった地域の水路や空き地、神社、個人宅地内の庭で高い線量が計測され、最も高い線量は地表で20 μSv/hを記録した。本来の意味での除染はできていない。

まとめ(10〜11ページ)

・6月の調査で見つかった 40,000 Bq/kg を超える汚染土壌が堆積していた道路の側溝はそのまま放置されていた。堆積した土壌表面の線量は6月の 7.7 μSv/h から 22 μSv/h に、11μSv/h から23 μSv/hに上昇していた。降雨と乾燥とによる天然の濃縮作用が継続している。

・住宅の内部で天井に近いところで、あるいは 1 階よりも 2 階のほうが空間線量の高いケースが認められたが、これらはコンクリート瓦等の屋根材料の表面に放射性セシウムが強く付着し、高圧水洗浄等では取れなくなっ ていることに起因することが判明した。学童保育が行われているような建物でもこのような屋根の汚染が認められた。

・渡利小学校通学路除染モデル事業が8月24日に実施されたが、報告された測定結果によれば、各地点空間線量は平均して「除染」前の 68%にしか下がっていない。除染作業の実態は側溝に溜まった泥を除去したということであって、コンクリートやアスファルトの汚染はそのままである。道路 に面した住宅のコンクリートブロック塀や土壌の汚染もそのままである。一般に、除染は広い範囲で実施しなければその効果は見込めない。今回の計測において 通学路の直ぐ側の地表で 20 μSv/h に及ぶ土壌の汚染があった。除染というからには天然のバックグラウンド・レベルである 0.05 μSv/h に達するかどうかでその効果が評価されるべきである。「除染」の限界が示されたと見るべきである。

・薬師町内の計測を行ったところ、国が詳細調査を行った地域から外された地点で高い汚染が認められた。ある住宅の庭では 1 m 高さで 2.7 μSv/h、50 cm 高さで 4.8 μSv/h、地表で20 μSv/h の汚染が認められた。これは南相馬市の子ども・妊婦の指定基準(50 cm 高さで2.0 μSv/h)をゆうに超えている。

・渡利地区では、地表1 cm高さでの線量が異常に高い値を示す箇所が随所に見られる。この地区全体の土壌汚染に起因すると思われる。土壌汚染の程度については、特定避難勧奨地点 の検討項目になっていないが、チェルノブイリの教訓に学び、空気の汚染にも直接関係する土壌汚染の程度について、避難勧奨の判断に反映させるべきである。

・文字通りの「除染」は全く出来ていない。Cs-134 の半減期は2年、Cs-137 のそれは30年である。したがって、この汚染は容易には消えず、人の人生の長さに相当する。そのような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。

http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/110921_2.pdf

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■放射性セシウムの恐怖 前編『除染を諦めたロシア』

放射性セシウムの恐怖 前編『除染を諦めたロシア』
チェルノブイリ原子力発電所の事故から25年。半減期が約30年の放射性セシウムによる土壌汚染が問題になっている。しかし、一方で放射性セシウムの除染を何年も行ってきたが、ロシアは結局諦めてしまった。それは何故なのか。
 未だに強い放射線に汚染されている地域はチェルノブイリ原発を中心に約350km。約100箇所をホットスポットと呼ばれる箇所ではいかなる農業、畜産業も行うことはできない。

放射性セシウムの除染を諦めたロシア
 チェルノブイリ原発事故では大量の放射性セシウムを含む放射能が飛散した。放射性セシウムは非常に反応しやすい物質で、常に他の元素と結合した状態で発見されている。IAEAが行った環境影響調査結果では、「屋根材やコンクリートにも容易に結合している」と報告がされている。
 放射性セシウムの半減期は30年。ガンマ線という波長の短い電磁波を放射し、これがDNAを傷つけ発がん作用をもたらす。ガンマ線は透過能力が高く、これを遮蔽するには10cm以上のコンクリート、鋼鉄、鉛、水しかない。

社会を崩壊させる恐ろしい物質、それが放射性セシウム
 「人々は自分たちの村や町を捨てなければならなかった。広大な土地はただの空き地になってしまった。セシウムは社会を崩壊させる恐ろしい物質だ」
 半減期が長く、何でもくっ付く放射性セシウム。ロシアは何年にもわたり放射性セシウムの除去を試みるも、結局は諦めた。これは資金不足だけが原因ではないと、スタンフォード大学の物理学教授、ステインハウスラー氏は述べている。

■チェルノブイリ発電所から飛散したセシウム137の汚染レベルと距離

放射性セシウムの半減期は30年、しかしチェルノブイリは違う
放射性セシウムの半減期は30年だが、チェルノブイリ付近の土壌に含まれるセシウムの量はそのペースで減少していないことが明らかになっている。

説明:黒線(Cs-137)が放射性セシウム。縦軸が残留濃度、横軸が経過年数。(10,000日は27.4年)
 このグラフは放射性物質のそれぞれの減衰予想したもの。約27年が経過すると存在する放射性物質は放射性セシウムだけになり、これがほぼ100%になると予想している。

半減期は30年、実際は最長320年
 テレビや新聞で言われる半減期とは『物理的半減期』で放射性セシウムは約30年といわれている。しかし科学者は自然の拡散作用によって放射性物質の減少が促進され半減期が早くなるのではないかと予想していた。これを『環境的半減期』とよんでいる。この環境的半減期の予想は放射性ストロインチウムについては当たった。しかし、放射性セシウムは逆に環境的半減期が伸びていたのだ。理由は不明なものの説として幾つか挙げられる。

1.土壌採取地点に、チェルノブイリ原発の付近から新たにセシウムが供給されている可能性。
2.セシウムは地中深くの土壌にまで拡散している可能性。


 ことからチェルノブイリ付近における放射性セシウムの物理的特性は変わらないものの、実際の環境的半減期は180〜320年になると算出している。もちろん、これはチェルノブイリに当てはまる例であり、福島第一原子力発電所ではまた別の結果がでることが予想できる。

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