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東日本大震災記録コミュの705、福島の野鳥は知っている放射能汚染 短命化・DNAの突然変異・脳の萎縮・生殖能力低下などで個体数減少

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 秋篠宮文仁親王が総裁をされている山階鳥類研究所では、福島第一原発から放出された放射性物質の影響を調べるため、2011年にできた日本各地のツバメの巣を収集しています。

 ツバメは放射性物質が集まりやすい水たまりの泥で巣を作るため、ヒナに甚大な影響が出るとされています。

「チェルノブイリ事故ではツバメの白血球の減少や脳の容積の縮小も確認され、論文に発表されています」(山階鳥類研究所の研究員)とのことです。

 ところが、チェルノブイリよりも福島の方が、放射能の野鳥に与える影響が深刻なことが分かりました。

 末尾に掲載した2012年2月3日付け英インディペンデント紙の記事によると、東京電力福島第一原発の事故の環境への影響を調べている日本、フランス、米国、デンマーク合同の研究チームが、原発事故で大量の放射性物質が放出されて間もない3月から7月の野鳥の繁殖期間に、すでに放射能の深刻な影響が出始めていることを明らかにしたというのです。

2月3日付 英国Independent紙

“Bird numbers plummet around stricken Fukushima plant”

『福島原発周辺で野鳥の数 急減』
Timothy MousseauとAnders Pape Mollerの2人は、今回の調査は野鳥の短命化、オスの生殖能力の低下、脳の低サイズ化などを含む、野鳥への大規模な悪影響を明らかにしたと語る。

多くの野鳥種においてDNAの突然変異が“著しく”増加し、発育上の異常や死滅が見られた。また昆虫の数も著しく減少していた。
 研究チームには日本から立教、長崎、福島大学、米国からサウスカロライナ大学、他にパリ第11大学などが加わったそうです。

  調査チームに加わった立教大学の上田恵介教授は

「急性被曝ではなく低線量被曝なので、野鳥への影響はこれからジワーッと出てくると思います。野鳥は自然界の食物連鎖の頂点に位置しています。鳥が自然界 のものを使って巣を作り、昆虫など餌を捕食した結果、どのように生物濃縮が行われていくか調べたい。調査はまだ緒に就いたばかりなので、今後どんな影響が 出てくるかはわからない。とにかく調査を積み重ねることが大切です」

と語っています。

 では、食物連鎖において、鳥のさらに上に君臨する人間は・・・?

いわき市沿岸の動物性プランクトンから高濃度セシウム→魚→人間と生物濃縮で内部被曝の恐怖38
 この研究チームは放射能汚染の程度のデータをもとに福島県内の300に及ぶ地点で鳥の種類と個体数を調査しました。

 それぞれの調査地点の鳥の個体数と種類は、研究者らの目視と、鳥の鳴き声によって判別されたということです。紅白歌合戦でおなじみだった「日本野鳥の会」の実力で、「目視力」は実証済みですよね。

 放射線量の最も高い地点は毎時35マイクロシーベルト(年306ミリシーベルト!)、最も低い所で毎時0・5マイクロシーベルトだったそうです。ご苦労様でした。

 そして、この調査によるデータは最新の数学的手法と統計学を用いて解析され、線量が異なる地域間で鳥の個体数がどう異なるかを調査されました。

 その結果、鳥の個体数は、当然ながら、放射線量が高い所ほど少なくなっていることが明らかになったのです。

 しかも、福島、チェルノブイリの両地域に共通する14種類の鳥類で比較すると、チェルノブイリ原発事故と比べて、福島のほうが野鳥の生息数への影響が大きく、寿命が短くなり、オスの生殖能力が低下していることが確認され、福島の方が影響が深刻だったというのです。

 チェルノブイリでも、多くの動物種のDNA欠落の割合が急上昇して奇形や絶滅が生じ、加えて、昆虫が激しく減少したということですが、それを越えているというのです。

 今回の調査では、福島の野鳥の短命化、オスの生殖能力の低下、脳の低サイズ化などを含む、野鳥への大規模な悪影響が明らかになりました。

 多くの野鳥種においてDNAの突然変異が“著しく”増加し、発育上の異常や死滅が見られました。また昆虫の数も著しく減少していたというのです。

 野鳥に関しては、チェルノブイリより福島のほうが深刻だという今回の調査結果は、本当に哀しく、残念です。

 虫や鳥が生きていけない場所で、人間が暮らせるのでしょうか。

 そもそも、野鳥の数が減ったのは、生殖能力が衰えただけではなくて、鳥たちが、生存本能から福島以外の場所に去ってしまったのだとは考えられないでしょうか。

 いつまでかかるか、どれくらい効果があるか分からないのに「除染、除染」と言いますが、除染ばかりにこだわるのは除染ビジネスの利権のためではないのでしょうか。

 虫や鳥たちが死に、あるいは去っていなくなる場所から、人を国費=みんなの力で、避難=疎開させてあげるのが、本当の人道主義ではないかと思います。

福島県郡山市の幼稚園児の体重増加が昨年の4分の1 一刻も早く集団学童疎開を!
子どもたちを原発事故の放射線から守るために、除染だけではなく集団疎開を!子ども未来法律事務所通信13
2月3日付 英国Independent紙

“Bird numbers plummet around stricken Fukushima plant”

『福島原発周辺で野鳥の数 急減』

使用不可能となった福島原発周辺で調査をしている専門家たちの報告によると、野鳥の数が減少し始めてきており、これは周辺環境への放射性物質降下による影響の恐ろしい前触れかもしれない。

過去25年間で最も最悪な原発事故の影響に関する初めての大規模調査の中で、日本、米国、デンマークからなる調査団は以下のように述べた。福島と チェルノブイリ(チェルノブイリ事故のメルトダウンを経験したウクライナの市街)双方で共通する野鳥14種を分析したところ、日本の被災地の方が野鳥生息 数への影響が大きかった。

来週の“Environmental Polution”誌に掲載予定の調査結果によると今回の発見は、これからやって来る大きな繁殖期(3月~6月)において、放射能由来による直接の悪影響が野鳥たちにある事を証明するものと考えられる。

今回の調査結果を発表したうちの2人は、放射能を浴びたチェルノブイリの周辺2,850?で何年も調査を続けてきた。チェルノブイリは1986年 に爆発し、ヨーロッパのほぼ全体にセシウム、ストロンチウム、プルトニウム及びその他の毒性のある放射性物質を浴びせた。四半世紀後、この地域に人間はい ない。

Timothy MousseauとAnders Pape Mollerの2人は、今回の調査は野鳥の短命化、オスの生殖能力の低下、脳の低サイズ化などを含む、野鳥への大規模な悪影響を明らかにしたと語る。

多くの野鳥種においてDNAの突然変異が“著しく”増加し、発育上の異常や死滅が見られた。また昆虫の数も著しく減少していた。

2012年02月24日
http://blogos.com/article/32670/

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