ウィルコムの救済にも触れ、「ソフトバンクグループに入った直後から、減少傾向だった契約数が純増に転じて黒字になるところまできた。純増が10万件を超えたのは14年ぶりだそうで、『ソフトバンクマジックではないか』という人もいる。現在、ウィルコム社員も『信じられない』と喜んで意気盛ん。優れた社員も多く、学ぶことも多い」と述べた。ウィルコムに関しては、XGP事業を担当する新会社のWireless City Planning(WCP)の株式のオプション条件に関連して、2010年度の決算に500億円の特別損失が計上されているが、この件について説明を求められた孫氏は「毎年100億、200億の特損があるのであまり驚かないで(笑)。(今回の特損は)ウィルコム救済において、実質買収するプロセスでのこと」と説明していた。