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ザ・ヒットパレーズコミュの10/13大江戸城ライブレポ

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浅草寺の真横なのに、なぜかわたくしは前を通ったことがなかった、浅草の穴場「大江戸城」。
夜の店じまいが早いこの街にあって、ちょうちんで派手に飾られた外観はまるで不夜城そのもの。
なにせお隣は、ファッションホテルというかブティックホテルというか、つまりラブホだ(笑)。
中に入ると、頑丈な梁がむき出しな感じのごっつい天井。飲食物を提供する屋台村風のブースが
4、5箇所。中国語やハングルの表示が、いかにも観光都市浅草を感じさせる。

スタイリッシュに歌謡ポップスを奏でるザ・ヒットパレーズとは一件ミスマッチなこの空間でライブが
実現したのも、「ヨーロー堂さんにあいさつに行った後、バンマスがどうしてもビールが飲みたいと
言って飛び込んだ」のがきっかけだというから、何が幸いするかわからない。
客席前方の空間狭しと、全メンバーの楽器がセットされ、パワフルなステージが始まった。

浅草初上陸のヒットパレーズはいつもどおりの選曲でザ・ピーナッツからスタート。
ライブハウスのように音が決してきれいに響くとはいえない環境をものともせず、
小さいステージだからと小さくまとまることはなく、それでも普段との空気の違いを微妙に修正しながら、
会場を盛り上げるあたりはさすが。
そして演歌が似合う街ということもあるのか、珍しく美空ひばりナンバーへ。
アイちゃんの「悲しき口笛」も、ユキちゃんの「真赤な太陽」も、ひばりらしさを取り込んだ、
でもオリジナリティーあふれる歌いっぷりが魅力的。特に「真赤な太陽」はビッグバンドを従えて、
ヒットパレーズにふさわしいナンバー。ぜひSTBでももう一度聞いてみたい。

中盤からはshigeさんのギタープレイが冴え渡るおなじみのエレキ歌謡、そして再びピーナッツでは
出村さんのサックスが印象的な「可愛い花」、ホーンズが軽快な「恋のバカンス」と続き、
ベースのFukushin!さんがおいしいところを持っていく2012年バージョン「キャラバン」で締めくくる。

2ステもいつもどおりのキャンディーズから。アイドルなのに榊美香ちゃんが浅草という土地にも
なぜかよく似合うのはその親しみやすいキャラクターあってこそ。キャンディーズそのものが、
日常生活を描写した唄が多いことも、どんな土地にも溶け込める強みかもしれない。

tsuyoshiは客席から登場でいつものように女性ファンの熱い視線を集める。
ベストセレクションともいうべき4曲のミニステージは、「ダンシング・オールナイト」「バス・ストップ」と
これまたホーンズ中心に演奏陣の聞かせどころ満載。比較的ヴォーカルが届きにくい音響なのに
tsuyoshiの高音ががんがん響き渡る。さすがの歌唱力に感心していたら、これまたいつものように、
MCになるとバンマス頼りなのはご愛嬌。もっと気の利いたことがしゃべれるようにがんばれ!

「大げさな振りをユーチューブで見て真似してみた」というアイちゃんの真骨頂「かもめが翔んだ日」から
ユキちゃんお得意の笠置シズ子。このニューミュージックから戦後歌謡への飛躍を無理なくこなす
広角打法を見せつけ、オリジナル2曲から「りんごの唄」でフィナーレ。
アンコールはバンマス田口さんの愛にあふれた丁寧なメンバー紹介、そしておなじみ「ラバカン」。

こうやって振り返ると、ほぼスイートベイジルのライブをそのまま持ってきた浅草出張ライブ。
大江戸城という異空間もどうやらザ・ヒットパレーズはいともたやすくホームグラウンドにしたようだ。
もしかしたら、きょうの美空ひばりのように下町らしいナンバーも取り入れて、六本木とは違う、
もうひとつのヒットパレーズの魅力が浅草で花開く日も近いかもしれない。
ついに、江戸落城が見えてきた!

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