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EQ こころの知能指数コミュの精神病の患者達の脳の「怯えの処理能力」は劣っている

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トピ主コメント:対人共感性に関する新たな発見です。
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精神病の患者達の脳の「怯えの処理能力」は劣っている
(Psychopaths' brains 'different':12月5日英語版配信分)

科学者達によると、精神病の患者達を一般の人々と区別する指標となる、生物学的な脳の差が存在しているそうです

精神病の患者達は、顔の表情から感情を評価する事に関係している脳領域の活動がより少なかった、という事が「British Journal of Psychiatry」で報告されています。

精神病の患者達は健康なボランティア達に較べて、恐怖を示している表情に、特に敏感さが劣っていたのです。 Kings College Londonの「Institute ofPsychiatry」の研究チームは、これが精神病の患者達の振る舞いを部分的に説明するかもしれない、と語っています。

▼無慈悲な心

精神病を持つ犯罪者達は、攻撃的で非社交的な個性をもっています。彼等は他人に対する感情移入を欠くのです。彼らはレイプや殺人のような忌まわしい犯罪を犯すことがあり得るのですが、後悔や罪を感じている兆候を全く示しません。

精神病の患者達が、他の人々の恐怖や悲しみなどの苦悩を示している表情や声の表現を処理する事に欠陥を持っている為に、感情移入に欠けるのだ、という事はこれまでも示唆されてきました。

Declan・Murphy教授と同僚達は、脳の活動を目立たせるスキャンを使用する事によって、この事についてのテストを行っています。

彼等は6人の精神病患者達と9人の健康なボランティア達に対して、異なった感情を示している写真を示しました。 両方のグループが、幸せそうな表情の写真を示された場合に、中立的な表情の写真を示された時に較べて、幸せそうな顔に対応する処理を行う脳領域の活動性が高まりました。ただし、精神病の患者達ではその増加は、より小さなものでした。

そして対照的に、恐れを示している表情の写真を示された場合には、中立的な表情の写真を示された場合に較べて、健康なボランティア達では脳の領域の活動が増加したのに対して、精神病の患者達では脳の領域での活動が減少していた事が示されました。

▼怯えた顔

「これらの結果は、幸福を示す表情を処理する為の神経経路が、精神的な混乱を持っている人々では、いくらか敏感さに劣るにしろ、機能上は完全な状態に有る、という事を示唆しています。それとは対照的に、恐怖を示す表情は、非常に異なった方法で処理されているのです」、と研究者達は語っています。

苦悩を示す表情や他の信号を認識して、感情的に反応しないという事が、精神病の患者達が他の人々に苦痛を引き起こすような彼等の振る舞いを妨げない事の、また彼等が他の人々に対する感情移入を欠くことの根底に有るのかもしれない、と研究者達は示唆しています。

Cardiff University's School of PsychologyのNicola・Gray博士は、精神病の患者達を支援するための研究を続けてきています。

「私達は、精神病の患者達の振る舞いに存在する、認知の穴の源を理解しようとしている所なのです。精神病の疾患を持つ人々が恐れの感情を処理することができないという事は、この研究が示唆しているように彼等の脳の活動に反映しています。それは、私たちが認識的な「穴」を理解する事を助ける事になるでしょう」

「けれども、それに関して何をしたらよいのか、という事を見いだすまでには、まだ長い道のりが存在するのです。私達は精神病の患者達を治療する為の方法を知る、という事からはまだはるかに隔たった場所にいるのです」


[科学ニュースあらかると]
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1535067

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