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日本の未来を考える会コミュのイラン戦争について

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米国はイラン攻撃の準備を着実に進めています。 
いつ戦争が始まってもおかしくありません。

以下、RPEジャーナルNo.794より

「▼イラン攻撃の真因
イラン戦争が起こったとしても、本当の理由は「核兵器開発」でないこと、ご理解いただけたでしょうか?
考えてみれば、イラク攻撃の表向きの理由も、「大量破壊兵器保有」でした。
実際には見つかりませんでしたが。
アメリカがイランと戦争したい本当の理由はなんでしょうか?
いくつか考えられます。

1、ドル体制防衛
思い出してください。
フセインは「イラク原油の決済通貨をドルからユーロにかえたので攻撃された」説。
<イラクの旧フセイン政権は00年11月に石油取引をドルからユーロに転換した。
国連の人道支援「石油と食料の交換」計画もユーロで実施された。
米国は03年のイラク戦争後、石油取引をドルに戻した経過がある>
(毎日新聞06年4月17日)
イランはどうなのでしょうか?
この国もバリバリ、ドル体制に反逆しているのです。
こちらをごらんください。
<イラン、原油のドル建て決済を中止=通信社
 07年12月10日9時31分配信 ロイター
[テヘラン 8日 ロイター] イラン学生通信(ISNA)は8日、ノザリ石油相の話として、同国が原油のドル建て決済を完全に中止した、と伝えた。
ISNAはノザリ石油相からの直接の引用を掲載していない。
ある石油関連の当局者は先月、イランの原油の代金決済の「ほぼすべて」はドル以外の通貨で行われていると語っていた。>
困るんですよね〜、こういうことされちゃあ。
アメリカは当然、イラク同様、イランに傀儡政権を樹立し、原油の決済通貨を「ドルに戻したい」ことでしょう。

2、石油、ガス
皆さん、グリーンスパンさんの衝撃発言、覚えておられますか?
<「イラク開戦の動機は石油」=前FRB議長、回顧録で暴露
 07年9月17日15時0分配信 時事通信
【ワシントン17日時事】18年間にわたって世界経済のかじ取りを担ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長(81)が17日刊行の回顧録で、2003年春の米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと暴露し、ブッシュ政権を慌てさせている。>
アメリカ・エネルギー情報庁によると、2010年時点で、イラクの原油確認埋蔵量は、1150億バレルで世界4位。
では、イランは?
なんと、1376億バレルで世界3位。
ちなみにイランは、天然ガス埋蔵量でも世界2位。
世界有数の資源大国なのです。
アメリカは、当然この石油・ガス利権を他国に渡したくないでしょう。

3、公共事業
ルーズベルトの「ニューディール政策」を思い出してください。
この方は、初めてケインズ理論をとりいれ、大々的に公共事業をしたのです。
しかし、ルーズベルト最大の公共事業とは、「第2次世界大戦」でした。
おかげで、アメリカは大好況になった。
以後、アメリカは、景気が悪くなるたびに戦争を繰り返してきました。
ITバブルがはじけた直後にアフガンを攻め、その戦争が終わる前にイラク戦争をはじめた。
オバマが、ルーズベルトの歴史を知っているのなら、「戦争による景気浮揚を」と考えても不思議ではありません。

4、イスラエル防衛
産経新聞2011年11月6日付。
 <【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権は、イスラエルが単独でイラン核施設の攻撃に乗り出す可能性に懸念を強めている。
イランが核施設攻撃の報復に打って出れば、原油高騰など世界経済に悪影響を及ぼすのは確実。
一方で大統領選をちょうど1年後に控え、米国内のユダヤ票の行方には神経質にならざるを得ない。
イランの核問題はオバマ大統領の再選戦略を揺るがしかねない。>
実際、オバマがイラン戦争を開始すれば、ユダヤは彼を支持し、「再選の可能性は高まる」ということなのでしょう。
逆に躊躇すれば、負ける可能性が高まります。

5、中国封じ込め
米中覇権争奪戦の観点から見ると、イランに傀儡政権を樹立することは、非常に重要です。
中東産油国の民衆は、イスラム教徒で概して反米。
しかし、トップは、概ねアメリカと良好な関係を築いています。
とはいえ、中東産油国で反米の国もあります。
その代表がイラクとイランでした。
しかし、アメリカはイラクを攻撃し、傀儡政権をつくった。
残るはイランです。
これは非常に重要なのですが、アメリカがイランに親米反中傀儡政権をつくれれば、ほぼ「中東支配」を完了したといえます。
すると、どうなるか?
米中関係がいざ悪化してきたとき、中東産油国を脅して中国に原油を売らせないようにすることができる。
中国の方にもそういう危機感があります。
そのため、中国は陸続きのロシアや中央アジアとの関係構築に必死になっているのです。たとえ、中東から原油が入ってこなくなったとしても、ロシアからの原油輸入をアメリカが邪魔することは難しいでしょう。
いろいろ理由を挙げましたが、イランがアメリカにとってどれだけ重要な国なのかご理解いただけたことでしょう。
イラン戦争は、アメリカの国益に完璧に合致しているのです。
残る問題は、後一つ。
国際世論をうまくつくること。
アフガン戦争の世論作りは完璧でした。
9.11の衝撃があったため、全世界がこの戦争を支持した。
しかし、イラク戦争はお粗末だった。
インチキがばれ、アメリカの国際的信用は完全に失墜しました。
だから、慎重に世論を誘導しなければならない。
今、アメリカは、非常に巧妙にイランを悪者にすることに成功しています。
しかし、まだ戦争するには、足りないですね。
どうするか?
一番いいのは、日本にしたように、「イランから攻めさせるよう誘導する」ことでしょう。
そして、「リメンバー○○!」と叫びながら、開戦する。
現在、巧みにそのための工作が進められているように見えます。
「イランがホルムズ海峡を封鎖した!
それで、全世界が迷惑し、脅威にさらされている!
アメリカは、武力での解決を望まないが、ホルムズ海峡の封鎖は容認できず、仕方なく武力行使に踏み切った!」
こんなのは最高のシナリオですね。」

以上です。

核平気を持っている北朝鮮ではなく、核兵器を開発していないイランを攻撃しようとする米国の行動は常識的に考えると無茶苦茶です。

日本に輸入される原油の80%は、ホルムズ海峡を通って来ています。
なので、ホルムズ海峡が封鎖されたら、日本経済は大変なことになるわけです。

イランが米国の挑発に乗りホルムズ海峡を封鎖してフセインの二の舞にならないことを祈るのみですね。


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