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心斎橋 若松コミュの「いのち抱きしめて」第1回リポート

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大変遅くなしましたが、ご報告させていただきます!
あいにくの雨になってしまいましたが、5名の妊婦さんとパパになる方、ご家族が来られていました。

■まず、ビデオで実際の出産シーンを見ました。
ノーカットで、少し顔を背けたくなるような場面もありましたが、事実を知ることができました。

 ◎計画無痛分娩
 産ませようとする前日に子宮口を広げるものを入れ、
 人工的に開けて行く。促進剤も打つ。
 陣痛が来ると麻酔で痛みを取る→鎮痛剤も注射する→
 お母さんに麻酔→赤ちゃんを吸引→
 お母さんは意識がないま まにお産が終わってしまう・・。
・オギャー!って声を聞けない(聞かない?)出産ってどうなんだろう・・。

◎帝王切開
 お母さんが楽だからとか、
 病院の都合とかで切って出産するときもある。
 お母さんの骨盤のカタチの関係などで、どうしても逆子に
 なってしまう場合もあり、そういう場合は自然には
 産めないので帝王切開になる。
・メスでおなかを切るシーンは、思わず目を背けました・・。 赤ちゃんも、まさに「取り出す」みたいな感じで、 何か違和感が残りました。

◎計画出産
 病院や、本人の都合で、平日の昼間にお産できるように、
人工的に陣痛を起こさす。
・大きな病院の院長が「これだけ医学が進んでいるのに使える ものフルに活用すべき。夜間や休日は医者も手薄なので十分な処置ができない。医者もきちんと休まないと」と話していました。それはそうかもしれないけれど「産まされる」感が強いですよね・・。

◎自然出産(ラマーズ法)
 呼吸法や出産に対する心構え、体作りなどをトータルに取り 入れた方法。
・実際に陣痛が始まっているところから、
出産までのビデオを見ました。陣痛がきたらまず大きく深呼吸して、周りにいる人たちに今きてる!ことを知らせる。自分がいいと思う呼吸で落ち着かせたり、痛みをうまく逃がしたりする。 これって思うやつをどんどん使う。
・今までの私のお産のイメージは、ドラマの印象が強いのかもしれませんが、お母さんは、分娩台でベッドの手すりやシーツの端をギューッと握り締め、叫んで、汗だくで大股開きで、力め〜力め〜!って言われながら、やっと生まれた赤ちゃんは血まみれ、お母さんはグッタリ・・って感じだったのですが、ラマーズ法で出産したお母さんは、確かに痛そうでしんどそうだったけど、自分で産む!っていう自信と練習してきた余裕があってか、うまく呼吸法を使って痛みを逃がしているように見えました。なんと言っても、生まれてきた赤ちゃんのキレイさにびっくりしました。全くと言っていいほど出血していないし、満足して、自分で出てきた赤ちゃんは、余計な汚れがつかないそうです。

■続いて先輩妊婦さん、カワベさんのお話
 自分のお産の印象・・やっぱり痛い!経験者にもこればっか り聞いて、そりゃ痛いわよ! って言われていた。
実際に産んだ時の感想は、快感!!
痛いのは痛いけど、ちょっとだけで、あとはなんて心地よいんだろうってことと自分の体って、なんて凄いんだろう!って思った。体中で実感。

カワベさんも一般的な感じで、妊娠の兆候があったとき、なんとなく近所の病院に行って、数分の診察で、まぁこんな感じなんかな〜って思っていた。助産院に試しに行ってみると、建物も助産師さんも年季が入っていて大丈夫かな?って不安になったけど、まず一番始めに自分の話を一時間半くらい聞いてくれた。
今の状態とか家族とか普段の生活とか。色々聞いてくれた後で、じゃあこういうところに気をつけて下さいねって、自分の生活とかを考慮して話してくれた。
どこか人事だったけど、この助産院の先生や、ゆみさんが話しをじっくり聞いてくれたことで、自分は気づかなかったことも気づいて、お産を自分のもとに取り戻した感がすごくあったそうです。
私が産む!ってすごい実感と何の心配もなくなって、楽しく過ごせたそうです。
話しをしておられている時、とっても満ち足りた感じで優しい〜お顔でした。
本当に楽しかったってことが、すごく伝わりました。
旦那様もステキな男性で、妊娠しているってことに常に関心を持って毎日どう?
など聞いてくれたそうです。それだけでも、気持ち的にすごく違いますよね!

■ゆみさん、改めて自己紹介
・なぜお産に関わるようになったか
30年前に大ちゃんを産んだ時、何も知らないままにポコッと病院で産んだ。 こんなもんやな〜て思っていた。
出産直後に親友から手紙が届いて、同じく出産したとのこと。それが、みんなでわいわい 言いながら、すごく楽しいものだったとのこと。楽しかったって何?全然繋がらなかった。なんで?どういうこと?と追求したくなった。

当時は関西ではラマーズ法をしていたのが1人しかいなかったけど、一緒に講演会などをしているうちに、ゆみさんも覚えてしまい、主催などしておられたそうです。
今の時代の全て、食生活や、環境や普段の生活、自分の体に無関心すぎるのを関心を持つように伝えたい。
お産だけではなく、食べることなど、体、命に繋がるもの全て含めてトータルで伝えたい!という思いが、この時間の間中すごく伝わってきました。
色んな事情が絡み合って、健やかに出産する為の方法を妊婦さんが選び取るのが非常に困難になっているのが現状で、そんな中でも、健やかに産んでほしい!!

★ゆみさん、カワベさんからパパに一言!★
女の人は妊娠期間中肉体的にも精神的にも、とっても不安定になります。
それを、しょうがないなって受け止めてあげてください。
期間限定のお姫様と付き合っていると思って諦めてください。
そして、彼女の要求はおなかの赤ちゃんの要求なんやってことも覚えておいてください。
大きく受け止めて。この期間、どれだけゆったり過ごせるかは、すごく大切です!
そうすると、男っぷりも上がりますよ!!
 
練習のみっつの柱
?妊婦体操
妊婦に必要な筋力を鍛えるのに有効。
現代は、まず、しゃがむことがほとんどない。
例えば、床の拭き掃除、畑仕事、洗濯、和式トイレ・・。ぜんぶしゃがむので自然に足腰が鍛えられて、
「大グソするよりお産の方が楽」ってことだったそうです。
?呼吸法
ラマーズ法は胸式呼吸。
陣痛は痛くて苦しい時間なので、出来るだけ短く、しんどくなく過ごせるように、いまから体を作っていく。
陣痛がきたら、周りの人に知らせるためと、自分もさあ、行くぞって感じで深呼吸する。
波が去った時も、過ぎたよってことを知らせるために深呼吸。
?リラックス法
呼吸法もリラックス法のひとつ。
陣痛がくると体が緊張する。でも、そんなに緊張しなくていいんだよってことを出産前から体で覚えとかないと、こわばったままになってしまう。陣痛の波が過ぎて緊張しなくてよいときまでもゆるまないから、自分もしんどいし、赤ちゃんにも
酸素が行かなくなってしまう。疲れてしまう。
練習では、逆に力を入れる練習をする。なぜかというと、力を抜くと、こんなにもクなんだってことを体に覚えさせるため。


陣痛促進剤について
まだ出たくない時に、無理やり出されてしまうので、赤ちゃんにも不満感とかが、残るのではないか?
陣痛促進剤を打ったり、たくさん出血すると、お乳が出なくなるか、非常に出にくくなる。
赤ちゃんにとって、お乳がもらえないってことがどれだけ赤ちゃんの不満につながるか。
お乳は単なる食べ物ではなく、もちろん栄養だけど、命まるごと、心の満足度も入っている。100%完全食品!
赤ちゃんは、生まれてくるとき、産道を4回転しながらでてくる。赤ちゃんにとって、非常に困難なことだけど、脳の刺激になって、後々のいい影響になる。すごい努力。
母乳を飲むことも努力が必要。哺乳瓶だと努力しなくても、楽に飲めてしまうので、脳の刺激にならない。アゴを使うと脳に刺激を与える。
また、お母さんはお乳を吸ってもらうことで、自分の子宮や骨盤が元にもどる手伝いをしてもらっている。
うまくできてるんです!!


自然におこる陣痛は、必ず休みがあります。その時に、どれだけゆるーくリラックスできるか。そして深呼吸することで赤ちゃんにも酸素がいく。たくさん練習したら、それだけ使えます。お産に対する恐怖や心配でどうしても緊張してしまう。それをできるだけ少なくする。
自然な陣痛は、徐々に痛みが強くなって、すこしずつ子宮の収縮もおこる。
陣痛促進剤を使うと、むりやりに収縮させるし、陣痛の合間のお休みもほとんどなくなる。

少し生々しいお話ですが、今回、印象に残っていることのひとつに、出産の時に切る必要がないってこと、あんなに自然に産まれるんだ!ってことです。
ラマーズ法での実際の出産の様子を何名か見ましたが、どのお母さんも叫んだりせず、自分で色んな呼吸法を駆使して、うまく痛みを逃がし、赤ちゃんがおりてくるリズムに自分が合わせる、助けるんや!っていう思いが溢れていました。
助産婦さんも、ずっと一緒に呼吸をしたり、力抜いてね、とかそうそうそうとか、常に声をかけていた。見ていても自然に顔がゆるんでくるくらい、安心している様子がよくわかった。
自信に満ち溢れているようにも見えました。
本当に自分が産む!って感じでした。
産んだ後も、疲れ方が少ないし、なんとも清々しい表情で赤ちゃんを抱っこしていました。
赤ちゃんもツルンっとしてキレイだし、元気に産声をあげていました。
私の友人にも何人も出産経験者がいますが、みんな切って(切られて?)います。西洋医学が主な現在、裂けるより切った方がキレイに早く治ると言われているのが一般的で、医師もそう教わっているし、あそこまで伸びるとは知らないそうです。
小さな穴から大きな赤ちゃんが生まれてくるのに、時間がかかるのは当然のこと。
このあたりで、日本の病院では切ってしまう。そして、リキませる。そんなに長いこと力んでたら体力が持たない。
力むのは、最後のほんのちょっとだけ。あとは、ガマンガマン・・。(カワベさんは、それが苦しい!って言うてはりました♪)なぜ切るかというと、日本の保険の問題もあるとのこと。(切ったり縫ったりしないと点数がつかないとか)
人間の皮膚っていうのは、怪我したら治るようにできている。
予定日を1日過ぎたくらいで、大きくなり過ぎてるんちゃうのとか、早く切って出してもらい、とか大丈夫なん?とか、よく聞くお話しですよね?
けど、落ち着いて考えてみると、大きくなり過ぎるなんて事はありえない。
産まれられない大きさにはなるはずがないのだから。
聞くと、「そらそうやわ!!」って思うことなのに、知らない、気づかない。
ゆみさんの心配されている、自分の体に無関心過ぎるってことにつながる気がします。

■リラックス法、呼吸法の練習
体に、ゆるめるのは、こんなに気持ちのいいもんだってことを
覚えさせるために、あえて力を入れる練習をします。
力こめる→ゆるめる→深呼吸
力を抜いた時は、大地に抱かれているような・・何の心配もないような・・感覚を身につける。
目は閉じない。どこか一点を見つめておく。
呼吸法は、色々あって、この時には、これがいいよってことで説明されているけれど、どれを使っても良い。
何種類も覚えとけば、いざってときに色々できるので、リラックスできやすくなる、とのことでした。

■テキストや配布資料の説明に続き・・
カワベさんのご長男は、今、1歳4ヵ月だけど、お父さんがジャンベラーということもあり、おなかの中にいるころから、太鼓の音を聞かせていたそうです。今では、すでに机やお母さんや自分の体をリズミカルに太鼓のように叩きます。
何種類か違うリズムの音を聞かせても、違う反応をするそうです。
このお話からも分かるように、赤ちゃんは、おなかの中でも私たちが話していることが分かっています。例えば、逆子の赤ちゃんに「君、反対向いてるよ〜」って声をかけると、
自分でくるっとまわって逆子じゃなくなるんだそうです。

■妊婦体操の練習
一応、右3回、左3回とかなっているけれど、自分がやりやすい方、楽な方をたくさんすればよい。
自分の生活の中に取り入れて、忘れないように意識する。
強く揉んだり、おしたりしたらだめ。呼吸に合わせて、ゆっくりゆっくりしましょう。
まずは、足首を回す。体中が温まります。
冬は体も冬の体制をとっているけど、春夏は、そうじゃないので、逆に冷える。今からの季節、毎日足湯をしましょう。
全身欲の前に足湯。温まり方が違います。

■横座り(お姉さん座り)をすると、一瞬で骨盤がゆがむそうです。妊婦さんは、あぐらをかきましょう。

■宿題
自分の体日記、自分の食べた物、出したものを日記につける。
絵日記でもどんな形でも好きなかたちでよい。
とにかく自分の体と向き合う。

■第2回目は、3/19(日)です。

「いのち抱きしめて」に参加させていただいてから、家族や会社の同僚や友人に見てきたこと、聞いてきたこと、教えていただいたことを話しています。
みんなの共通の反応が「えっ!?」
こういうこと、私も含め、知らなかった人がほとんどでした。
助産婦さんが見直され、アメリカでは増えているし、地位もあがっているそうです。(私のまわりでも、この頃自宅出産や産院での出産を何人か聞きました。)
逆に日本では、桁違いに減っているし、すごく軽視されていて、病院の先生が一番という風潮も強く、助産院をやること自体しんどいそうです。
こういう自然の仕組みを知ったら、病院での出産のほうがヘンに思えてきています。

家族や自分の体のことを考えると、食べるもの、環境のこと、ゴミのこと・・・。
命のこと全てにつながっていくと思います。
立ち止まって、じっくり見直さないといけないときなのではないでしょうか。

かなり長くなってしまいましたが、これでもかなり削りました・・・。知っておいてほしいことが、いっぱいです!!

                    リポート うみでした。

コメント(5)

うみさん、ものすごい力作ですね---!!!

この詳細さから、うみさんがとても感銘を受けたこと、とっても伝わってきました。

残念ながら(?)、わたしにはご縁のないお話ですが、たくさんの方にこのレポートが読まれたらいいですね。

「知らないと」のメーリングリストに流してみたらどう?
これもひとつの「知らないと」だものね。
うみさん リポートおつかれさまです。
当日、会に参加させていただきましたあしこです。

2週間たちましたが、「からだ日記」に「妊婦体操」に
「呼吸法」にと、せっせと励んでいます。食べるものにも気をつかう
ようになり、生活の「質」が少しずつ変わりつつある今日この頃です。

今回参加させていただいてよかったことのひとつが、
夫が同じビデオを見、お話を聞けたことです。妊娠がわかって
からは、自分のからだでその「変化」をびしびし感じられる
本人は、からだのことやお産の場所や方法など、興味は
つきないのですが、それに比べて、どうしていいんかわか
らへん、という感じの夫(仕方ないと思いますが…)との
温度差が気になっていました。
会が始めると同時に超リアルなビデオの数々!
(あ〜〜、「立会いやめとくわ」とか言い出しそうやなぁ〜)
と心配になったほどでした。

私自身、今回のお産の場所は、納得して決めたつもりでした
が、ビデオを見て
「これはやってみたい」
「これはしてほしくない」がさらにいくつか見えてきました。
ラマーズ法による、なごやかな雰囲気でのお産のシーンでは
生まれてきたばかりの赤ちゃんのきれいさ、
出産直後のおかあさんの充実した、幸せいっぱいの表情が
感動的だったし、先輩ママのカワベさんのお話を聞き、
「お産て楽しいのかも!?」と思えるようになりました。
子どもが、後ろに「ころん」とできるのは愛されて育ってきた
証拠、という言葉も印象的でした。

このごろは「自然出産」ブームで、この言葉だけが病院や
産院でもひとり歩きしている印象をもっていますが、
「自然出産」の解釈っていろいろあっていいんだとも思います。
由美さんも言われてましたが、自分の体の声、要求をしっかり
受け止めてあげること。(それがおなかの赤ちゃんの要求だから、という言葉にじーんときました)
そして「こんなお産がしたい」のイメージができてくれば、
それが100%は無理だけど、できるだけたくさん実現できる
場所を選べばいいんだ、というふうに思えました。 
でも、そういう選択をするためには、きちんと勉強をして
お産に向けたからだづくりをすることが大前提ということも。

さて、1回目が終わってからの夫の変化、というか感想です。
いま通っている病院について、聞いてきました。(それまでは
「どこでも好きなとこで産んだらいいで」としか
言わなかった。。)
「助産院みたいに和室はないし、雰囲気は『病院』やで」
「促進剤もエイン切開もできるだけしないと聞いたけど、可能性はあるみたい」
ということを伝えると、驚いているふうでした。
あと、胎児名をふたりで決めて、たくさん話しかけるようになりました!
それから、甘いもの好きな私がなかなか間食をやめられないで
いるのを、きつく咎められました。

そんな感じです。同じ船にいっしょに乗れたような…
そんなきっかけをいただけた1日でした。

次回 19日も楽しみにしています。
ほんま、うみさんお疲れ様でした。
子どもを生み、育てると言う事、
もう一度振り返りつつ考えたいものです。
男も女もね。
すみません!  ちょっと訂正です。
「満足して、自分で出てきた赤ちゃんは、
余計な汚れがつかないそうです。 」
「満足」ではなく、「充分熟して」です!
「余計な汚れ」ではなく、「胎脂」でした。

Kaoruさん
早速のコメント、ありがとうございます。
本当に、この頃何でも「知らナイト☆」につながって
いきます。
本当にたくさんの人に知ってほしいです!

あしこさん
妊婦生活リポート&ご感想などなど、
ありがとうございます!!
やっぱり、実体験中の方のお話は、ものすごく
伝わりますね!!
旦那様も男っぷりが上がられて、惚れ直したんじゃないですか〜?(*^^*)
なんか、すっごくいい感じですね〜。
いいな〜。
次回も宜しくおねがいいたします♪(できればリポートも♪)
(こういうふうな「生の声」ってすごく伝わります!!)
はじめまして〜。ボクところの3人子供達も、東京の国立の故三森さんとこにお世話になりました。ラマーズ法の話でなつかしく思いました。…石.

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