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原作リンダリンダラバーソールコミュの好きな台詞

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コメント(5)

「でも、もう駄目だね。みんな一緒に大人になるのに、大人になったら離れていくね、好きな同士でも差がついてしまうね。競争なんかしたくないのに、並ばせられてスタートさせられて、どこがゴールかもわからないのに、追いついたり追い抜かれたりして、そのうちそれぞれが生き方も考え方も変わっていって、好きって気持ちがただ一つあるだけなのに、周りはそうは思ってくれないね。今、君は自分の位置がわからなくて心配で、そんでバカばっかりやっているんだろうけど、コマコはコマコで、自分がどこくらいの場所にいるのかわからなくてつらいんだよ。みんなそれがわからなくて寂しいんだよ。だから君も、もう少し、しっかりしなよ」

「俺もこの世界に入ったばかりの頃は、ただバンドをサポートして音楽を広げていけばいいだけだと思っていたよ。でもとんでもなかったね。いろんな思惑が複雑に絡み合って、最初の目的はいつの間にか後まわしになる。そのうち最初の目的すら忘れてしまう。最初の目的を思い出した頃には、もう身動きの取れないしがらみの中にポツンといるんだよね。それが大人になるってことかね。」
「あのね、多分、大人になるって、逃げ出さないことと、面と向かい合うことなんだと思う。今逃げたってまたピンチは来るの。逃げ場なんてない。」
そのうち表現したいという想いさえ薄れて、社会の中になんとなく埋没してしまうのだろう。ミもフタもないが現実とはそういうものなんだ。「しかたのないことよ」自虐的につぶやいてみた。するとセスナが頭上を通り過ぎ、良く晴れた埼玉の空の上を、ぶぶぶぶうんと飛び去っていったのだ。
「きのうのライブよかったよ。いいよねバンドの人たちは、いつまでもバカなことやっていられて。それってすごくいいことだってきのうあたしは思ったよ。神様が君たちに一生バカやれる権利を与えてくれたんだよ。それ君たちは大事にしなきゃ駄目だよ。私も観ながらなんか昔に戻っていったよ……ねえプレゼント引き換えてよ。」

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