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数理的脳科学コミュの自然確率論 運不運 幸不幸 愛と恋愛

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[02月24日] 地震の痛ましい犠牲と被害者の意義を考える

■ビル倒壊現場で47人の遺体が見つかる (日テレNEWS24 - 02月24日 19:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1514354&media_id=88

ひっきりなしに報道が伝える。ニュージーランドのクライストチャーチの大地震についてだ。
専門家が語学学校ビルの崩壊の惨事をパンケーキ崩壊や液状化現象等と分かり易く説明する。
勿論他人事ではない。この中に200人もの人がいたという証言もある。今は瓦礫の下にいる!

観光客も外国人も大勢巻き込まれたのに、日本のニュースは殊更日本人の安否だけを強調する。
お陰で奈良女子大の学長が後輩の野口君だと分かる。素粒子物理の研究者。地震は物理現象だ。
この機会に地震による痛ましい犠牲と被害者の意義について、数理的脳科学の視点で考察する。

先ず何度も繰り返すが、「知らないと気が付かない」と云う基本定理を挙げておく必要がある。
例えばニュージーランドは、インドプレートと何たらプレートのぶつかる地点で地震国なのだ。
この市内を流れる川が蛇行していて囲まれた地域が特に被害が大きい。知らなかったことだ。

特に昨年、大きい地震が起きていて今回の地震はその余震と見られること。遠いから無関心。
このような情報は語学研修を行う日本の業者は知っていた筈だ。この建物は危険だったのだ。
それを意図的に知らせなかったら営利主義に走る犯罪だ。金儲けのために情報を隠蔽する。

一方でこのビルには語学の教師を始め現地のスタッフも多数いたに違いない。地震国なのだ。
地震には慣れが付きまとう。揺れが小さいうちは動かない。収まるのを待つ。日常的になる。
つまり恐怖感が薄れて行く。水や電気の有難味が次第に感じなくなるのと同じだ。省エネだ。

いちいち心配していたら生きて行けない。起きたらしょうがない。そして犠牲者が出て判る。
そこにいなくて良かった。助かった。これらは自分が無事だから感じる。当の被害者は別だ。
こうして我々生き物はすべて我が身第一に生きている。では犠牲者の遺族は誰を責めるのか。

地震は天災だと諦める前に生と死を考えるべきだ。人の死は常に生を考えさせる。心構えだ。
まだ死んだとは限らない。必死の救助作業が続けられている。テレビの前で祈るしかないか。
けれどもこのニュースには改めて災害の大きさに気付かされる。ここにあるのは運・不運だ。

我々の住む地球は宇宙と共に動いている。太陽の活動から新燃岳の噴火や温泉などが証拠だ。
植物が日光と水と養分で育つ。その植物から筋肉と神経で動く動物が生まれた。動く宿命だ。
省エネで動かなければお腹が空いて死ぬ。かといって動けば餌に有り付くという保証もない。

動けば敵に見付かるから隠れ家が要る。餌のありそうな住み易い場所を選び家庭を築くのだ。
要するに餌を求め狩をし農業をするにも自然の力を利用している。この自然を知らないのだ。
何が起きるか、いつ、どうして、どこに、そして、なぜ起きるのかは経験を積んで判ることだ。

知らないとリスクに気が付かない。リスクに気が付いても死ぬとは考えない。高を括るのだ。
そして誰かが犠牲になるとリスクに気が付く。対策が講じられリスクが減少することになる。
それにしても、足が挟まれ切断を余儀なくされた被災者にインタービューするリポーター!
それを夕食時の茶の間で観る。その残酷なまでの自然の脅威と人間の関わりは営利の為だ。

コメント(12)

[03月01日#1] 結婚は愛かお金か決められないって?(その1)

♡結婚は愛ですか?お金ですか? (教えて!ウォッチャー - 03月01日 07:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1518820&media_id=116

3月に入って雛祭りだ。たまたまアクセスランキングがトップのこの記事に目が留まった。
数理的脳科学の視点で結婚を考えたことがあるが思い当たることがあり再度考察してみる。
理由は相談者が何事も自分で納得して前進したいという強い意志の持ち主のようだからだ。

ここにも黄金定理「知らないと気が付かない」が場面に応じて付きまとう。まだ知らない。
愛とは何か?お金は収入に基づく経済力や財力などの資本を指す。生活設計に欠かせない。
多少違和感を感じる点は、二人の男性を比較して結婚に愛が必要なのか不明だという点だ。

成人になると誰にでも価値観が備わる。過去の体験と学習の蓄積の結果だが気が付かない。
無意識の判断力が働いて価値を見定める。ここに迷いが出る原因がある。一般にはどうか。
多様な例があるが最初に気付くことがある。彼女に欠落しているのは自己を認識する力だ。

男を比較するのは誰でも出来る。資産の多い少ない。イケ面かどうか。育ちは。優しいか。
それに対して自分はどう男の目に映って見えているのかという意識がない。誘惑など皆無。
結局、誰かに決めて貰うしかない。責任をその人に転嫁する。責任の無い奥さんを目指す。

ここで怒る筈だ。読者の参考になるように理由を明かすと、他人を比べることに集中する。
それによって自分を見ることがおろそかになってしまうのだ。脳は実にうまく出来ている。
一旦肉体でも何でもアッピール出来たら恋愛が進行する。欠点はマスクされてしまうのだ。

しかし臆病な性格だと二人を冷静に比較するので恋愛の芽を摘んでしまうのだ。冷たい女。
だから権威に頼んで仲人をやって貰うのがオススメだが、その前に自己を見詰めるべきだ。
[03月01日#2] 結婚は愛かお金か決められないって?(その2)

♡結婚は愛ですか?お金ですか? (教えて!ウォッチャー - 03月01日 07:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1518820&media_id=116

その1はひどい!なぜこんなに突き放した言い方をするのだ?可哀想ではないか!
その通りだ! 紙面の都合と時間が無かった。そこでその2として追加する。
結婚は誰としてもいい面があるが、離婚のリスクを頭に入れて置く必要がある。
先ず、これから結婚する人に常識的に知って置くべきことがらを挙げてみる。

1.男と女の双方とも仮面を被った動物という知識がない。だから気が付かない。
2.資本主義社会で法治国家だということも知っているようで気が付かない。
3.結婚が契約だということも知らなかった。
4.男のオスとしての本能は出来るだけ精子を多くの女性にばらまく欲望だと知らない。
5.女のメスとしての本能は子供を作って育てる欲求だと知らない。

その他があるが勿論大体は知っている女性が圧倒的に多い。経験的に学んだからだ。
しかし米国など先進国で離婚するのが普通となると日本も似てくる。なぜ離婚するか?
愛とは何かが分かっていない。愛とは長期的に家庭を維持する努力を課す謀略だ。

これを知らないから気が付かない。まんまと仮面の下の本能に負けて浮気をする男。
それに怒って離婚に走る。カネ次第で何ともなる社会だ。家庭に縛るのにはどうするか?
先ず結婚する。様子を見る。合わないなら別れる。最後には戻る?これが男の論理だ。

しかし女性の側からは男の身勝手だとしか見えない。出産と育児は大変なことだ。
結婚までに将来を考えてリスクを減らすための手段を講じる知性を身に着けることだ。
男の浮気の芽が出るのを封じるためにはどうするのがいいか。でないと苦しむ。

答えはトラウマにすることだ。浮気をしたら痛い目に遭うのだと徹底して教え込む。
なにしろ一生を左右する問題だ。とことん考え抜いて結婚に踏み切る覚悟が必要だ。
最後に勝つのは妻なのだ。子供を作れば母親の家族愛が家庭の中心になるのだから。
愛とはどうも長期戦略が絡んだ謀略のようだ。
なぜ謀略かと言うと、愛は利己的なのだ。その意味で情けに通じる。
余裕のあるときは情けだが、見返りを期待した一種の保険だ。
どうもおかしな考えではないか?
[03月11日#2] 東北で巨大地震と大津波で死者数百か、大惨事だ

■東北で巨大地震M8.8 大津波で死者数百人か (毎日新聞 - 03月11日 19:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1531851&media_id=2

栄のオアシスのスタバを出てNHK名古屋ビルに向かう途中めまいを感じた。入口で唖然。
人々がモニターに釘付け。スタジオの照明がゆらゆら、なんと宮城県北部で震度7が発生。
大津波警報が太平洋沿岸から全国規模へ拡大する。携帯には新たな地震情報が次々に届く。

お台場の火事そして相馬の津波がなんと7.5mだって!仙台や宮古の情報が次々に画面に。
名古屋では長周期振動と見られる揺れが何度も感じだ。免振構造と誰かが口にしている。
地下鉄で帰宅してもテレビに釘付けだ。大津波の奔流が家や沢山の車をごみと押し流す。

仙台や相馬それにいわきの状況が報道される。電話はつながらずメールも返事が来ない。
報道が次第に整理されて行くにつれて大惨事だと悟る。福島県浜通りは原発が多いのだ。
M8.8は想定外の大きさという。心配が増す。案の定停止した炉心を冷却する電源が冠水。

冷却出来ない。このままでは放射能が漏れ出す危険がある。非常事態だ。緊急避難命令。
現在は深夜で停電のまま。新たな惨状が続々と報道されている。被害は増えるばかりだ。
これで夜が明けるとまた新たな被害が明らかになる。過酷で悲惨な自然の脅威から学ぶ?

日本は地震国だ。大地震の次に来る津波。その恐ろしさは繰り返し伝えられて来た筈だ。
特に海岸近くは要注意だ。しかし10mもの巨大な津波は想定外だ。人間の予想は変わる。
人間の偉大な能力は予知のために研究をし知識を蓄積して予想が出来るようになる事だ。

そのために予兆を検出しようと地震計を配備する。今回は突然起こった。突然?そうかな。
起きてから振り返る。新燃岳の噴火、NZの地震、ハワイの火山の噴火、地球は活動中だ。
生き物は絶えず自然の驚異に晒されて生きている。人類は弱いため常にびくびくしている。

これではエネルギーを余分に消費するばかりか健康に良くないのは明らかだ。どうするか。
馴化する。心配しない。高を括る。起きたら起きたで諦める。或いは安全な場所を選ぶ。
私の専門は自然確率論だ。予想が付かないが確実に起きる現象を扱う。丁度当てはまる。

確率がpの時として出発するのが確率論だが、自然界では滅多に起きないからpは不明だ。
人間の予知能力は推理する能力から出発する。そこには脳の中の連想記憶が働いている。
敏感に察知しようと過敏になるか、馴化に任せて楽天的に暮らすか、運不運の問題になる。
科学研究の重要さを再認識する必要がある。そして脳の仕組みもだ。気が付かないのだよ。
[03月20日#1] 夫の最後の贈り物の指輪は涙で愛を教える

■夫の最後の贈り物、指輪に誓う「娘と強く」 (読売新聞 - 03月20日 03:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1541200&media_id=20

大津波の惨状は何回見ても心が疼く。がれきのどこかに流された遺体がまだまだある。
そんな中で佐脇俊之記者は何よりも大切な記事をものにした。涙なくしては読めない。
生き残るか死ぬかは紙一重の運不運に委ねられた。津波から間一髪で生き延びられた。

娘と一緒だが夫は遺体で見付かる。夫の荷物を整理しているとなんと指輪が出てきた。
生前ふと何も買ってくれたことないねと洩らしたのを心に留めていたのだと思い出す。
何も言わぬ泥の付いた夫の頬に優しくキスする妻の愛は読者の魂を涙で深く揺さぶる。

今は愛とは何か説明出来る気がする。数理的脳科学の著作の最終章に適当なテーマだ。
これまで数回だが本能について恋愛や闘争心や性犯罪を取り上げて検証し書いて来た。
例えば恋愛とは一時的な好きと言う感情で、相手の欠点や周囲に対して盲目になること。

闘争心は生きるために欠かせない努力から出発し子や家族を守り子孫の繁栄の為にある。
では愛とは何か?私はこう考える。恋愛と比べると分かり易い。恋愛は欲しがる欲求だ。
相手を自分のものにしたい。片思いもある。裏切られる場合もある。憎悪に切り替わる。

恋愛も無意識の闘争心の一種だ。一時的な欲求が充たされると数年で恋愛感情は冷める。
一方、愛は恋愛とは本質的に違う。夫婦愛や家族愛、人間愛や人類愛に共通する愛とは?
愛とは誰かを生きさせる欲求だ。わが身が犠牲になることを厭わない。この指輪が示す。

妻が喜ぶことを夢見て結婚記念日に手渡す予定だったかも。恋愛から昇華させた夫婦愛。
娘と二人で生きて行くことになるがこの指輪はかけがいのない遺品だ。愛があるからだ。
残されてもそれを感じ取る。高い放射能レベルの中で放水任務に当った人たちも同様だ。

現場の作業員も家族の気遣いの中で闘ったし今も尚危機的状況の下で闘っている英雄だ。
社会の一員としての自覚が崇高な愛を成し危険を冒しても守るために闘ってくれている。
March 20, 2011, “A ring tells about true love"

Eventually, I discovered what the word love means!

A woman was just lucky having survived the big tsunami with her infant daughter, but a week later her husband was found in the mud. When she was sorting through the messy items she found a ring which reminded her that she had complained to him in the past saying, "You've never bought me anything …" He had intended the ring for her.

Do you know that Japanese has two similar words for love? My thought is to distinguish true love from so-called sexual love. I conclude from my theory of the mechanism of the brain that sexual love is based on one's innate instincts to fulfill the desire to own the loved object. According to this instinct and being absorbed too much by it, young people become blind. It produces one-way love and the feelings of love are replaced by hatred when betrayed. If the desire is satisfied in a couple of years, the feelings of love disappear and change to another object.

On the other hand, true love is basically different from sexual love, and in this case the ring tells us the difference. This couple had established true love. He had intended to present the ring to her on their next wedding anniversary. She can feel his love now and gently kisses his muddied, cold cheek while thanking him for the wonderful gift.

We know various forms of love: between lovers, between a married couple, among a family, a nation, and mankind, etc. I also conclude that those who know the meaning of true love are willing to sacrifice their life for the safety and survival of others, not caring that their own life is at serious risk.

Now we are watching the rescue crews trying to cool down the nuclear reactors under high levels of radioactivity. They are real heroes with great fighting spirit for their mission to protect their family and countrymen. They are demonstrating a strong will in fighting the effects of this serious accident caused by the recent natural disaster

Thank you for reading through the whole sentences. Hope you understand what I intended to say.
chielyさんの日記「夢と希望」−2011年03月22日01:31−へのコメント
prohits2011年03月22日 04:58
1.私の理論では自然は全ての生けるものに悉く運と不運を与えます。残念ながら予知は出来ません。もしも諦めれば一挙に不運に傾きます。そのために生きるものは闘うのです。いよいよ私の方も最終章「愛について」に取り掛かりました。指輪の涙のお陰です。

2.CDの中にブラームスのハンガリー舞曲第17番は入っていませんか?

3.チャリティ・コンサート是非とも盛会でありますように!
 闘争心というよりガッツというか不屈の負けじ魂、あるいは精神力が鍵だと思います。
[03月26日#2] 東電 貞観地震の解析生かさず!財界のおごり

■福島第1原発、東電「貞観地震」の解析軽視 (毎日新聞 - 03月26日 19:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1548397&media_id=2

原発事故で研究者が出て来ない理由が判明した。情報操作はつきものだがここまで?
東電、貞観地震の解析生かさずという毎日の須田桃子、藤野基文両氏の記事が物語る。
これこそジャーナリズムが生きている記事だ。営利に走り組織ごと故意に捻じ曲げた。

想定外ではなかった!実際に起きた津波が詳細に研究されていたのを知り驚かされた。
岡村行信委員(産業技術総合研究所活断層・地震研究センター長)が指摘をしていた!
貞観(じょうがん)地震の解析がすごい研究結果だ。まさに今回の大地震を予測した!

この記事を読めば読むほど東電の横暴さが伝わって来る。それを想定外と言い逃れる。
この指摘が2年前の原発の安全性の見直しに出されたとは驚きだ。それを握り潰した。
これでは社会に言い訳は通用しない。200年に1回でも驚く大臣がいるが起きるのだ。

これが自然の確率論だ。地殻の運動を観測出来る体制にはないが過去の例が役に立つ。
産総研と言えば日本有数の頭脳を揃えた代表的研究機関だ。今更言いくるめられない。
やはり旧自民党の体質は財界と癒着していたのだ。大学や研究機関を軽んじる政策だ。

独立法人化がそれだ。研究者は文句ばかり言う。経済観念がない。予算は自分で取れ。
政治家が財界と結託して会社の営利による献金で蓄財する構図を作った。官僚も一緒。
かくして研究成果は軽視され財界と自民政治家はにんまりとほくそ笑んだ。東電もだ。

しかし驕る平家は久しからず。リーマンショックが来て庶民が目覚め旧自民はしゅん。
あやかった議員も影を潜める。なぜ研究者が声を大にして言わなかったのか?だって?
その答えがこれだ。立派に主張していた!それを東電が握り潰していた。想定外だって!
[04月06日#1] 大地震の予測…公表目前、手遅れが起こり得る例だ!

■間に合わなかった東北巨大地震の予測…公表目前 (読売新聞 - 04月06日 16:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1560554&media_id=20

東北地方で巨大地震の予測がまとめられ3月に公表の予定だったが目前に地震が発生!
2月に福島県で説明会があったという。公表されていたらと思うと何とも悔しい限りだ。
けれども自然は人間の都合など構わず襲って来る。忘れた頃だ。恵みの海が破壊し尽す。

これも手遅れの例だ。公表されたとしても果たして真剣に耳を傾けただろうかと考える。
NZ地震で数十人の日本人が犠牲になった。そのとき私は2月24日付けの日記に書いた。
生きるものには悉く自然によって運・不運が与えられる。生きる闘いを強いられるのだ。

分かっていれば災難を避けられた可能性が大だ。しかし、いつ起きるか分からないのだ。
いちいち心配などしていられない。心配と闘うのも生きる知恵だ。そして忘れ油断する。
しかし科学が進歩するにつれて人間の英知の素晴らしさが見直されて来た。予測能力だ。

危険を予測しいつ起こりそうか予知したり予測したりして被害を最小限に抑える努力だ。
そのために大学や研究所を設置して優秀な研究者を育成して研究して貰うことになる。
実際、専門家が多方面から調べ上げて知識を蓄積し文明の高度化に寄与し貢献している。

しかし折角の調査結果も聞く耳を持たない営利最優先主義の財界と結託した官僚が無視。
なんと天下り先が東電!これには開いた口がふさがらぬ。原発推進派だらけになるだけ。
安全面の意見は少数派だから握り潰される。そんなにご心配ならお辞めくださいとなる。

組織ぐるみの原発の強硬な推進が批判を封じ込み、東電は財界を率いるまでに成長した。
慢心が出る。調子に乗る。思い通りだ。そこへ大地震と大津波。驕る平家は久しからず。
威張った社長や天下った元官僚は雲隠れ。原子力安全委員長も12日間も面会拒否をした。
大勢の専門家による研究の結果を握り潰した報いと言える。取り返しが付かない人災だ。
[04月14日#2] 地震予知は不可能!−科学と洗脳の関係は

■地震予知は「不可能」、国民は想定外の準備を=東大教授 (ロイター - 04月14日 11:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1569591&media_id=52

東大教授が地震予知は不可能だと断定したというニュースに目が行き記事を熟読して驚いた。
たった今だ。アメリカ議会がとっくの昔に地震予知は不可能で研究の予算を切ったと書いた。
1ヶ月以内にM8クラスの津波を伴った地震が起きる可能性があるという記事に日記を書いた。

不可能と発表したのがアメリカ人で東大の教授だ。詳細に読むと他の記事との違いが分かる。
さすがロイター通信の記者だ。日本人記者とは大違いで科学とは何かを知って書いている。
そしてゲラー教授の言っていることがよく理解出来る。そして科学者として批判も出来る。

アメリカで学んだことだ。いい講演には最低でも三つの質問が付くというものだ。教訓だ。
司会をする時は常に肝に銘じる。さくらでも議論をして知識を共有する。敬意を払うのだ。
彼の主張には科学の真実がある。少なくともエネルギーの本質を知っている。当然だ。

数学では確率論という分野がある。私は特に自然確率論と標榜した。彼の使った例がいい。
鉛筆をゆっくり曲げるといつかポキッと折れる。いつ折れるか。予知出来るかという問題だ。
彼はそれが出来ないという。私は違う。鉛筆を何本か折ってみる。ある分布をする筈だ。

これが実験科学の立場だ。しかしアイデアは理論物理だ。脳は総合科学を駆使して解いた。
もし折れる時間分布が鋭利な山なら“かなり”正確に予測することが出来る。理解可能だ。
なだらかな分布だと予測の誤差が大きくなる。おっと誤差論もひとつの分野だ。手遅れだ。

予測には時間の概念が関わる。正確な時刻を出すためには正確で大量の情報が必要不可欠だ。
地震のように深さ何十キロで起きる地殻の破壊や断層の活動の情報を得るのは大変なのだ。
だからどうしても曖昧になる。しかし米国議会の考えは間違っている。SF地震は有名だ。

現在は無理でもアイデアはいつ生まれるか分からない。それが研究だ。研究を止めるのか?
東電のように英知をカネで操ることは出来ない。政治家ではない。曖昧な予知でもいい。
予知は不可能だから心構えが必要だと言う。実際は過去の例から予知しているではないか。

一般の人には科学の議論は馴染まないだろう。理解出来ないからだ。不可能は安易過ぎだ。
過去の歴史を調べることで貞観地震と続いて大津波が起きたことが判明した功績は大きい。
地震予知は不可能と言うヘッドライン又はキャッチフレーズに騙されてはいけないのだよ。
[04月25日#1] 人間の尊厳について恐ろしい考えが閃いた!

☆知り合いのマイミクさんら6人が広島の瀬戸内海に浮かぶ生口島から柑橘類で慰問。
 詳細は、http://blog.goo.ne.jp/salonedelmonte を参照してください。

私の郷里は福島県相馬市。海岸まで4キロ。子供の頃は戦中戦後で栄養失調で育った。
父が師範を出て教師のため中通りや会津を転々。相馬に定住したのは5歳のときだ。
初めて海に連れて行かれて泳いだときのことを父から何度も聞いた。水を得た魚だ。

それ以来魚は頭や骨まで残さず食べ、風光明媚な松川浦で自分の庭のように遊んだ。
それが大津波で壊滅した。仙台に通学した常磐線の新地駅では乗客が間一髪で無事。
偶然乗り合わせた研修帰りの警官が機敏な判断をしたためだ。駅も電車も泥まみれ。

気仙沼や志津川は松島からドライブをしたことがある。だからテレビに釘付けだった。
るぅーちゃんさんたちがみかんで慰問したレポートに改めて見入るとあの地獄絵が。
恐ろしい考えとは人間の尊厳についてふっとよぎった考えだ。人の尊厳は口先だけ?

数学の分野に確率論があるが私は自然確率論を専門の一つにしている。物理数学だ。
確率がpであると決められないのが自然だ。運不運は生き物にとって避けられない。
但し結果だ。塞翁が馬の故事はあくまでも結果を見る話だ。先のことは分からない。

人間はソクラテスと同じく必ず死ぬ。いつ死ぬか?明日かも知れない。まだ先かも。
地震が起きるのはいつか?向こう千年までには東海地震は必ず起きる。では明日か?
予知は不可能と言っても過去の頻度が参考になる。実際今回の地震は予測されていた!

近いうちに起きる!しかし誰も耳を貸さなかった。人々は皆平和ボケしてしまった。
社会の仕組みにも慣れっこになった。収入は多くないが安全に暮らせる幸せな国だ。
自分が知らないことに気付かない状態だ。それを威張ることでカバーしようとする。

それが誇りだ。本質は劣等感なのだがプライドと虚栄心によって紛らわせるのだ。
組織化した管理社会は厳然と階級があり上にはゴマをすり下には威張る。何の為か?
欲求不満だ。知らない。誰かが旨い汁を吸っているなんて。トップだけ天下りする。

人間の死が牛や馬の死と同じにされたくはない。しかし現実は避難が出来なかった。
なんとその仕掛けが平和ボケにする政治にあった。国民を騙す密約も同じ仕掛けだ。
疑ってはいけないと教える。多くの国会議員や社長は悪どいから謝罪させられたのだ。

庶民には善良でありなさいと教え、資本家は狡猾で儲ける。その構図が見えて来る。
狡猾は悪くは無いが商人には欠かせない資質だ。頭がいい。しかし尊厳と言えるか。
[05月07日#2] 浜岡原発停止は首相の独断としても!運不運の勝負だ!

■政府内で十分な検討の形跡なし…浜岡原発停止 (読売新聞 - 05月06日 22:55)
http://mixi.at/a8alvuY

旧自民政権時代の財界による国民支配が国民を平和ボケさせたと先ほど書いたばかりだ。
昨日の菅首相のテレビ放送は根拠を挙げて国民の安全のため浜岡原発停止を真摯に訴えた。
それに対して意外なことにマスコミが菅首相の個人プレーだと袋叩きを始めた。面白い。

これは民主主義の資本主義に対する初の挑戦になるかも知れない。自然確率論が必要だ。
従来の運命論は仏教の諦観に由来した自然に対する無力感に基づいている。今は違う。
科学の時代だ。運命とは結果を見て言う。人間の英知は先を見越す。視点が全く異なる。

運命と諦めるのは簡単で誰にでも出来る。科学は本能の働きを知った。諦めたら最後だ。
生きるとは闘いなのだ。そのために闘争本能が備わっているのだ。それに気付かなかった。
起きてしまったことはしょうがない。諦める。これを庶民に浸透させる。闘う気を無くす。

上から押し付けの裁判で被害者の人権が無視されようやく最近裁判員制度を取り入れた。
闘争本能ならスポーツや発明発見で発揮すればいい。自衛隊や警察が代わりに行使する。
これは一見すると平和的だ。但し政治家が国民の安全を思っている限りの話だ。現実は?

財界人が組織のトップで大勢の雇用者を安くこき使って儲ける。政治家をカネで操れる。
隠蔽や情報操作が出来る。情報社会は密約だらけだ。こうして責任感が薄れる。結果だ。
結果次第で評価する。まさに運命論だ。それに対して人間の英知はシミュレーションだ。

災害の原因を突き止める。そこから災害の被害を最小限に食い止めるのが行政の仕事だ。
今回の菅首相の袋叩きは付和雷同型だ。その論拠が誤っている。以前の政府が悪かった。
その甘言に踊らされて原発の旨い汁から抜け出せない。原子力安全委員長が典型例だ。

認識が甘かったと告白。これが行政官僚の生命線としなければ真の民主主義ではない。
生肉と同様に罰則付きの法律による規制が必要だ。主権在民だ。運不運は変えられる!
想定を変えることで安全度が変わる。過去の例から予測や予知がかなり出来る時代だ。

自分の運を不運にして後悔するのでは生きる闘いを諦めることだ。幸運を勝ち取るべきだ。

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