実践ボイストレーニング！！コミュの【歌唱トレーニング】語尾の伸ばし方 from「flying get（GILLE）」

歌が上手くなりたいと考えている生徒さんに
ボイストレーナーが行う事としては大きく分けて、
歌の基礎能力を上げる「ボイストレーニング」と基礎を応用し、
あなたの歌を作品へと高めていく「歌唱トレーニング」になります。

その中でも「歌唱トレーニング」は奥が深く、無数にテクニックがあります。

このカテゴリーではそんな「歌唱トレーニング」の中でも比較的理解しやすい、
でも効果的なテクニックをボイストレーナーの観点からご紹介させていただきます。

その第一弾はシルエット姿でakb48の歌を歌う事で一躍有名になった
GILLEさんの「flying get」から紹介させていただきます。

今回ご紹介させていただく歌唱テクニックは語尾の伸ばし方です。
注意深く聞いてみてください。

GILLEさんはこの歌中で同じ音程のまま伸ばすフレーズの時に、
所々一回音程を下げてまた音程を戻すというテクニックを使っています。

みなさん気づきましたか？
特にサビの部分目立つので気づかなかった人は繰り返し聞いて見てください。

このように、同じ音程を伸ばすフレーズの時に音程を上下させる歌い方は
R＆Bやゴスペルなどのジャンルのアーティストが多用しているテクニックです。
(上にあげたジャンルのアーティストはもっと複雑に音程を変化させていきます)

このテクニックを同じ音程を伸ばすフレーズが多い曲に使えば、
歌が単調にならず聞いてて飽きないという利点があります。

似たような場面で使うテクニックとしてはビブラートがありますが、
ビブラートは得意、不得意な人がいますので、
特にビブラートが不得意な人にオススメなテクニックです。

しかし注意点としては、音程を上下させるスピードとタイミングを間違えると
わざとらしい感じになってしまうので注意が必要です。

その点に気をつけながらこにテクニックを練習してみてください！

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