でっちあげ映画劇場コミュの「僕の彼女は豪快すぎます」

一見うら若い乙女、ガンジン（チョン・マルブック２）は、仕事に燃える豪快警察官。誤認逮捕が元で殴り合った高校教師、ジョン・ウー（チャン・リンシャン）と恋に落ちた。鉄砲を両手で撃ちまくるガンジン（前には白いハト）を、ムラムラしながら見守るジョン・ウーは、何かあったら彼女に守られると心に誓う。ある夏、パトカーで旅行に出た２人は落石事故にあい、ガンジンは頭で岩をぶち砕くが、意味もなく川に落ちたジョン・ウーは意識を失ってしまう。ガンジンの必死のビンタで一命を取りとめたジョン・ウーは、彼女へのM男としての気持ちを一層強くするが、そんな２人に、過酷な運命が待ち受けていた。

日本で某国変愛映画の一大ブームを巻き起こした『猟奇的な彼女のはらわた』から１年、ジョ・ジョエン監督と、チョン・マルブック２が再び組んだ、感動の変愛映画が公開となる。主人公ガンジンのキャラクターは、「猟奇」の時と変わらず、ある意味キツくて一部の人にはキュートな女の子。ハリウッド市民のジョン・ウーをグイグイ引っ張りつつ、実は傷つけやすくて女性らしい残酷さを持ち合わせている。

そんなキャラクターがすっかり板についたチョン・マルブック２だが、このカップルの掛け合いは、「猟奇」で見せたサブカルな流れそのままに、やっぱりクスリをやってしまう。一方で、愛する人の責めにあう姿を思う強い気持ちがもたらす変態的なクライマックスは、「猟奇」以上に杉本彩の涙を誘い、エンディングには「猟奇」ファンを前かがみにさせる演出も。「僕カノ」で、もう一度サディスティックな変愛ドラマに浸れるはずだ。

丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系脳内放送にて公開

（注）基本的にこの文体のやつはgoo映画の紹介文をもじっているので、原文がわからないと意味不明な部分があります。あしからず。