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日本企業の動きコミュの115.ソフトバンク、LTEで世界覇権狙う 矢継ぎ早の大型買収

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■「顧客1億クラブ」高まる相乗効果
 ソフトバンクが経営不振に陥っている米スプリント・ネクステルの買収を決断したのは、世界規模で導入が進みつつある高速データ通信サービス「LTE」で競争力を高めるためだ。今後、「アジアへの進出も考えている」(業界関係者)とみられ、新興国でも近い将来の本格導入が予想されるLTEで、グローバル展開を視野に入れているのは確実。世界の覇権を狙う第一歩となりそうだ。

 ソフトバンクは今月1日にイー・アクセス買収を発表したばかり。だが、孫正義・ソフトバンク社長は10日、ミニブログ「ツイッター」に「目標が低すぎないか。平凡な人生に満足していないか」というつぶやきをアップした。矢継ぎ早の大型買収によって、携帯電話市場参入以来、繰り返してきた「NTTドコモを抜く」という大言壮語と思われていた発言も、ぐっと現実味を帯びてきた。
 スプリント買収が実現すれば、グループ契約数が3倍の9千万件に増え、世界に11社ある契約数1億件以上の大手携帯事業者の仲間入りも目前だ。LTE対応のスマートフォン調達力で優位になるほか、日米をまたぐ基地局設備の投資効率も格段に高まる。

 森行真司・SMBC日興証券シニアアナリストは「顧客が1億件に近づけば、設備投資などで大きな相乗効果が見込める。スプリントのLTEサービスが本格化すれば投資回収は可能」とみる。
 こうした効果でNTTドコモやKDDIを上回る価格競争力を手に入れることができれば、国内のLTEの顧客獲得にもつながる。いわば、海外投資を国内強化に使う、ブーメラン効果も狙う。
 日本の携帯電話市場はすでに1人1台以上普及しており、今後の成長には限界がある。国内首位のドコモでさえ契約数が6千万件程度と、世界市場から見れば小さい。30年後に株式時価総額を200兆円に伸ばすとぶち上げるソフトバンクにとって、国内にとどまっていれば大きな成長は見込めず、世界に打って出るのは当然といえば当然だった。

 だが、過去にドコモが米国大手に出資して失敗したほか、米国市場でも競争は激烈。買収後、思惑通り世界市場で戦うことができるか課題は多い。(芳賀由明)

産経新聞2012年10月12日
http://news.livedoor.com/article/detail/7036978/

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