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SOHO/フリーランスの互助組織JSCコミュの国民年金基金 vs 確定拠出年金(個人型),どっちがいい?

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20代は将来の展望など何もなく、
その日暮らしで「最期は路上かもね」
とか無頼派を気どっていたわたくしも、
おかげさまで生きながらえて40代に足がかかり、
ありがたくも今日明日のメシの種にはありつけるようになった一方、
老後のことも考えねばならない年になりました。

今、20代30代のひとは目の前の仕事と家庭のことで手一杯だと思うけれど
(あたしも考えも及びませんでした)、
複利の効果を考えれば、毎月少額ずつでも早く始めて、
長く積み立てると先々大きな差になります[上図:運用利回り5%(税引後)]
●複利の効果
http://www.bk.mufg.jp/tameru/toushin/tsumitate/index.html
とまあ、自分の30代という「失われた10年」を反省するけれども後悔しないさわやかなゾーイーであった。

さて、
●老後は海外で夜露をしのぐ?
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3774572&comm_id=53264
でもお話ししたように、
【国民年金】だけでは、月6万ソコソコにしかならない。
これではいかにも心もとない。

そこで気になりはじめているのが、
【国民年金基金】
【個人型確定拠出年金】(またの名を個人型401k)

どちらも、会社に属さない自営業者のための年金制度で、
自分でメニューや毎月の掛金が選べるうえ、
掛金が全額、所得控除の対象となります。
ちょっと古いですが、わかりやすい比較記事が出てます。
●徹底比較!国年基金vs個人型401k
http://allabout.co.jp/finance/401k/closeup/CU20030324/index.htm

で、わたくしの戦略としては、
両者のええところを組み合わせていこうじゃないかと。
1)国民年金基金は利回りが低いので、給付が有期のものは魅力なし(インフレで目減りする可能性あり)。「終身」のメニューだけに、国民年金の不足分を補う意味で入りたい
2)でも、国に運用を任せるのは不安だし、中途解約はできないので、最低限で加入
3)個人型確定拠出年金は、株式のインデックスファンドを中心にした投資が、長期的には安心かつ利率もいいかな
……ということで、ただいま考え中です。

[参考リンク]
●国民年金基金
http://www.npfa.or.jp/
●個人型確定拠出年金
http://www.npfa.or.jp/401K/

コメント(24)

個人型確定拠出年金の現況を調べてみました。

●加入者は、まだまだ少ない![図-左;われわれは「第1号」になります]
・第1号加入者の推移
 303人(H14.3;この年に始めた人、かなりのツウね)
→7,047人(H15.3)
→13,354人(H16.3)
→21,146人(H17.3)
(情報源は、厚労省の「確定拠出年金連絡会議」配布資料の最新版)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/11/s1125-15f.html

個人事業主(国民年金)である第1号の加入者は、現在約2万人
数はどんどん増えてるけど、絶対数は超少数ですね。
いつも思うのは、ぼくら社会的少数派は、
受け身でいてはナンの情報も入ってこないってこと。

確定拠出年金には、
会社員が入る「企業型」と、
われわれ自営業者が入る「個人型」があるんだけど、
個人型の情報って少ないです。
ゆえに、民間の投資信託と比べてのメリットが、
ほとんど知られていないと思う。
どうぜ老後資金を目的に投信やるなら、
個人型拠出年金の方が、所得控除になる分かなりお得。

●掛金は1〜1.4万円が最頻値[図-右]
ぼくもやるならこの当たりが手頃かなあ。

グラフを見ると中間がなくって、
6.5〜6.8万円と限度額めいっぱい掛けている人がやや多くなってますね。
これは高所得者や、年配でまとまった資金のある人が、
所得控除のメリットを最大限に活かそうとしての行動とみた。
これはマネする必要なし、というかマネできない(^_^;)
大型連キューの自由研キュー。yo!

https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/yamazaki/in05_report_yamazaki_20060502.html

山崎元氏の指摘。
確定拠出年金で、なんとなく株式・債券・外貨建て資産などをミックスした「バランス型」の商品を選んでしまいがちだが、これはマズイとのこと。
長いので超訳すると、

◎確定拠出年金のメリットは――
(1)掛け金が課税所得から控除されること
(2)運用益に対する課税が繰り延べされること

◎期待利回りの高い「リスク資産」(株式など)こそ、確定拠出年金に割り当てよう。(2)の運用益に対する課税の繰り延べのメリットを活かすことができるからだ。

◎逆に、債券・預金などの安全資産は、手元で運用する。これにより、全体として個人のリスク資産/安全資産の配分を最適化する。

要は確定拠出の中だけでなく、個人の資産全体のバランスをみて配分を考えよということですね。
前述のように、
「株式のインデックスファンドで信託報酬の少ないもの」
に、コツコツ長期投資することを基本戦略としたい。
国内株式のインデックスファンドはいろいろあるんだけれど、
海外株式のインデックスファンドで、低コストなものを検索。

個人ブログを含めあちこち見てるんだけれど、
「個人型」商品の情報は少なくてみんな困ってるみたいね。
そんな中、評判なのが、

●DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>
信託報酬が年率0.2625%(税抜 0.25%)と格安!

http://www.morningstar.co.jp/fund/sr_detail_snap.asp?sts1=+al+&sts2=sn&name=DIAM&tn_a=&tn_k=&tn_s=&tn_t=&tn_h=&tn_o=&tn_c=&itk=%2D1&rt5b=&rt4b=&rt3b=&rt2b=&rt1b=&rtn_1=&rtn_1b=&rtn_1c=&rtn_2=&rtn_2b=&rtn_2c=&hnb=&hnb_nm=&hnw=&rm5=&rm4=&rm3=&rm2=&rm1=&ft4=&ft3=&ft2=&ft1=&ch=&rt0=&as_f=&as_t=&pu1=&un=&un_b=&sy=&sy_b=&ctg=&cnt=30&page=0&sort=4&fnc=47311029

運営管理機関は三重県の百五銀行。
ほかに窓口はないかと探してみたが、見つかりません。
モーニングスターの「販売会社一覧」では、
「みずほ銀行、みずほコーポレート銀行、八十二銀行、
百五銀行、第一生命、SBI証券」 となってるんですが。。。
各行各社のウェブを見て回っても情報見あたらず。
むむう。縁もゆかりもない三重の銀行とおつきあいするしかないのかな?
国民年金基金の2つの弱点

●自営業者の公的年金に上乗せする『国民年金基金』
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fp/fp040715.htm
> たとえば、40歳でA型の終身年金(年金月額2万円)に
>加入する場合で見てみましょう。掛金月額は男性1万4580
>円、女性は1万7380円なので、60歳までに払う掛金の合計
>は、男性350万円、女性417万円になります。これに対して、
>65歳〜80歳までに受取る年金額合計は360万円です。節税
>効果や長生きすればずっと支給されることを考えてもそれ
>ほど投資効率がいいとはいえません。

確かに投資効率が悪いのですが、
80才以上生きる「長生きのリスク」には
これ(国民年金基金の終身年金)で備えるしかないなあ
と思います。
ただし、前述の通り最小限で。

>国民年金基金の「遺族一時金」が支給される遺族は、「死
>亡時に生計を同じくしていた、1.配偶者、2.子、3.
>父母、4.孫、5.祖父母、6.兄弟姉妹と決められてい
>ることです(この順位で支給)。終身年金A型と確定年金
>は、加入者が死亡したときには遺族一時金が支払われます
>が、将来配偶者と死別して、子どもと別に暮らしていれば
>財産として残すことはできません。

「死亡時に生計を同じくしている」というのは、縛りがきついですね。
たとえば、子のない場合、おい、めいに遺そうと思っても、遺せないということになりますね。
あ、そうそう。
申し遅れましたが、
個人事業主の退職金制度「小規模企業共済」は、
今回選択肢に入れてません。
予定利率が1%と低すぎるため、魅力なしと判断。

http://www.smrj.go.jp/skyosai/qa/kyosaikin/000374.html
>【これまでの変更状況】
>平成8年4月〜それまでの「6.6%」から「4.0%」に変更
>平成12年4月〜「4.0%」から「2.5%」に変更
>平成16年4月〜「2.5%」から「1.0%」に変更

恣意的にどんどん下げられてます。
国にまかせてホゾを噛むよりも、
確定拠出の「株式パッシブ型ファンド」で運用した方がましだし、
自分が決めたことだから納得がいくだろうと思うのです。

[参考リンク]
●小規模企業共済
http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html
シミュレーターを2つご紹介。

●自分で出来る年金額簡易資産(社会保険庁)
http://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/top.htm
国の国民年金・厚生年金の見込額を概算できます。
やっぱし。自明のことなれど、ぼくの場合年額68万そこそこと出ました。

確定拠出金の節税メリット・シミュレーション(イー・トレード証券)
●税金のメリットを比較してみましょう!
http://ad401k.etrade.ne.jp/simulation/401k_sim/et_taxsim_input_ind.asp
グラフで分かりやすく見ることができます(上図;一例)。

ただし、このシミュレーターは
会社員の企業年金資産→個人型確定拠出年金への移換を
試算することが主眼なので、
ぼくらSOHOは、
・「保有または移換可能資産」欄は「ゼロ」万円
・「過去の勤続(拠出)年数」欄は「ゼロ」年
を入力すること、で、たぶんイケルはず。

問題は月々の掛金。
1万円だと無理はないが節税効果が乏しい。

3万円掛ければ御の字だけれど、
山あり谷ありのSOHO稼業、何があるかはわからない。
・60歳になるまで途中引き出しや、担保にしての借入はできない
・減額(増額)も毎年4月から3月の間で1回のみ可能
ということで、状況の変化に対応できるかどうか。
半年先どうなってるかも見えてなかったりしますからねσ(^^;)。
おおお、ゾーイーさん。
なかなか勉強家ですね。お世話になっております、ともすいです。

SOHOの老後資金準備について、なかなかいい視点をお持ちだと思います。

私は、以前、フリーランスのときに国民年金基金に加入していましたが、一人の会社を起こし、積立を継続できなくなって、今はただ、累計分を国民年金基金連合会で運用しているだけです。たしか予定利率3%の時代の積立です。

一人会社でも、社会保険を厚生年金と政府管掌健康保険にしているので(これも保険料を半額会社持ちにし、健康保険の傷病手当金を確保したくて加入しました)、国民年金基金の積立はできないので、今は確定拠出年金の個人型にしています。
でも、会社員の場合は、毎月積立額が少ないので、あまり税金上のメリットも感じていません・・・。とほほ。

会社形態をとることで、経費はその分計上、更に役員報酬で給与所得控除も使えるので、これはこれでメリットがあると思っているのですが、確定拠出年金の拠出限度額が少ないのがネックです。

そんなこんなで、損得勘定、どれが一番有利かどうかは、その人の仕事の形態(自営業・一人会社)などによっても変わってくるなぁと感じています。
ともすいさん、まいどです!

ご専門の方のアドバイス、もったいなくもありがたく拝受。
会社を起こして経営者になると、
国民年金基金は継続できなくなってしまうんですね。
それでも3%時代の積立は「虎の子」。
これからも着実に利を生んでくれるから、
じっと持っておいて損はないですね。

自営業か、一人会社か。
ぼくは今のところ一人会社にする予定がないので、
個人型確定拠出年金をうまく活用すれば
メリットがあるんだということがわかったことが、
今回の自由研究の成果です。
みずほ信託のサイトを見て、
http://www.mizuho-tb.co.jp/kakutei/lineup.html
外国株式のインデックスファンドでええ商品あるやん、
信託報酬も0.2625%(税抜0.25%)と、百五銀行のと同じやし。
と思って電話で問い合わせてみたら、
全部「個人型」じゃなく「企業型」でした。
「企業型」なら「企業型」って書いとけ!

大手銀行にとって、自営業を対象にした個人型の投資信託なんて
中身を説明しづらいし、一人ひとり手間かかるわりに手数料安いし、
小銭集めにしかならないと考えていることが見てとれます。
メガバンクのうち、がんばって情報詳細をサイトに載せているのは
「三菱東京UFJ銀行」。
庶民派の三和以来の流れでしょうか。
一方「三井住友銀行」「みずほ銀行」は、
具体的な商品情報がまったくありません。
リテールに特化した地方銀行や信用金庫の方が、
商品情報を信託報酬含めすべて公開しており、
よほど力が入っています。

三菱東京UFJ銀行だと、
「三菱UFJ<DC>外国株式インデックスファンド」
http://www.bk.mufg.jp/sonaeru/401k/unyou/ufj/index.html
信託報酬は0.8295%(税抜0.79%)

地元の信用金庫も見てみましたが、
http://www.dcnavi.jp/shinkin/
外国株式のインデックスファンドの
信託報酬は0.9975%(税抜0.95%)。

やはり、百五銀行の「DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>」の
0.2625%(税抜0.25%)は、格安だと思います。
http://www.hyakugo.co.jp/service/p_kakuitei.html
★ほかに対抗馬があったらぜひ教えてください!★

というわけで、百五銀行に電話。
三重県外はフリーダイヤルがつながらないので、通常回線で。
「遠方なんですけど…」と尋ねると、
ほかにも、この確定拠出年金(DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>)について、支店のない地域から問い合わせがあるそうです。
さっそく資料を送ってもらうことにしました。

あわせて、国民年金基金にもウェブサイトから資料請求しました。
https://www.npfa.or.jp/test/kmkikin/c/c_2top_v.html

明後日ぐらいには到着するかな。
本日、兵庫県国民年金基金から資料到着。

同封の冊子が、ヘン。
まず、「楽しもう自然の恵み」というタイトルがぶっ飛び!
なんじゃこりゃ。どう見ても、リゾートの案内パンフでしょ。
1ページ目をめくると
「高原の体験を、ごっしょに」というキャッチコピー。
全頁にハイキングの風景イラストがちりばめられているが、
文章はフツーに年金の説明が書いてある。

●国民年金基金の基本的なしくみ

・20才から60才までの自営業者なら、いつでも加入できる
・一度加入すると、脱退することができない
・掛金は、加入時の年齢で決まっている
・1口目を基礎として、2口目以降は選べる口数制
・何口加入するかは、自分で決めることができ、途中で口数を変更することもできる(年1回限り)
・1口目は、終身年金のA型・B型から選択
・2口目以降は、確定年金のI型、II型、III型から選択
(詳しくはhttp://www.npfa.or.jp/b/b_p9_1.html)

掛金月額表(http://www.npfa.or.jp/b/b_p10_2.html
)を見ると、
加入時の年齢が高いほど、
月々の掛金が高くなるしくみ(当然)。

僕の場合、41才なので、
終身年金A型の月額2万円(基本額)を得るための掛金は
月額16,500円となる。

つまり、これから60才まで毎月16,500円払ってれば、
死ぬまで毎月2万円もらえるということだ。
これじゃ少ないねえ。
せめて国民年金とあわせて約10万ぐらいあれば、
預貯金を食いつぶしながら、
ほそぼそと暮らしていけるのではないか。
あと2万円プラスしたい。

そこで、上積みとして終身年金A型で掛金の必要額を求めると
16,500円のプラスとなる。

つまり、これから60才まで月額33,000円払えば、
死ぬまで毎月4万円もらえるってわけ。

国民年金基金だけで毎月3万円の支払いはきっついなあ。
確定拠出年金での運用に回す分がとれない。
問題は、いつ死ぬかだ。
それがわかってりゃ、終身年金はいらないのだが(汗)。
もうちょっと思案橋。
加入者の視点から書かれている、
たいへんわかりやすいコンテンツを見つけました。

●フリーターのための 個人型確定拠出年金
http://www.page.sannet.ne.jp/fumitakayoshino/dc401k/

タイトルに「フリーター」とありますが、
フリーターに限らず自営業者なら誰でも
バッチリ当てはまる内容です。
ぜひご一読を。
百五銀行より資料一式到着。
ぶあつ!重っ!

個人型確定拠出年金の一般的なガイドブックのほか、
百五で扱っている商品と、その過去実績などが載ったガイド、
申出書一式が入ってます。

お目当ての「DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>」
のほか、ユニークなのは「東海3県ファンド(確定拠出年金)」。
愛知県・岐阜県・三重県に本社があり、上場している企業に投資するもの。
デンソー、トヨタ、中部電力、JR東海、豊田自動織機、アイシン精機、豊田通商、マキタ、イビデン、ジェイテクトが組み入れ上位10銘柄です。
ここ数年、自動車産業は絶好調で基準価格はアゲ♂アゲ♂ですが、地域を限定することによる地政学的リスクもあるでしょう。この地域が、この先も長期的に成長し続けるかどうかですね。
毎月14,580円を20年間払うと、総額3,499,200円。
仮に65才時点で死亡すると、3,170,000円が遺族に支払われる。
約1割の減だが、まあしかたないか。
本人が死んでいるわけだから、
生存にかかる生活費がかからないわけで、
遺族にとっては、マルマル使い出のあるお金となる。
(中途半端に数年受け取って死ぬと、遺族に遺すことはできない)

一方、本人が長生きして“モト”がとりたければ、
月20,000円の給付を14年7カ月受ければよい。
80才以降はおつりの人生だ。

  # ちなみに、すでに加入している「国民年金」はどうだろう。
  # 比較のため調べてみた。
  # http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/pdf/34.pdf
  # http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/pdf/35.pdf
  # 1965年生まれは、40年間フルに掛けて
  # 「保険料830万円に対し、給付1,600万円」とある。

  # この計算のもととなる平均余命の根拠が明示されていないが、おそらく
  # http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life00/life-1.html
  # の「65才時点の平均余命=男子17.43才・女子22.44才」を採用か。

  # 総額8,300,000円に対し、給付がおよそ月66,000円とすると、
  # 10年6カ月以上(平均余命の約半分)生きればモトがとれる計算だ。
  # 75才以上はおつりの人生というわけ。
  # 国が半分負担しますってことになってるので、
  # 単純に支出対給付を考えても、わりとお得な制度といえる。
  # 「障害基礎年金」は厚いし、
  # 「遺族基礎年金」や「寡婦年金」も
  # 男が一家の大黒柱という昔ながらの考え方で、
  # 社会の実情にそぐわなくってきているけれど、
  # ないより、あったほうがいい。
  # 制度のわかりにくさや、社会保険庁への不信から、
  # 未納者が多く社会問題化しているが、
  # ぼくも納得はいかない部分もあるけれど、
  # トータルでプラスの方が多いと思う。

というわけで、
41歳の私が国民年金基金に入るなら「1口目A型・月16,500円」なのだが、
問題は個人型確定拠出年金とのかねあいをどうするかだ。
何しろ出せるお金は限られている(汗)。
それはまた、次回に。
結論から言えば、国民年金基金に入るのはやめようと思う。
制度がスタートした平成3年当時は、たいへんお得な制度であった。しかし、平成7年、12年、14年、16年と予定利率が引下げられ1.75%に低下。今から入るには魅力に乏しい。
確定拠出年金が登場した今となっては、高所得の自営主が、枠いっぱいの月額6万8000円を掛けて、節税を狙うことの方にメリットを感じるいびつな制度といえよう。

しかし、限られた資金の配分を考えなければならない私には、
そのぶんも個人型確定拠出年金に回して運用効率を高めた方がよいと思う。
どっちみち国民年金基金で月額2万円をもらったとしても、足りないわけだしね。

計算してみた。
『国民年金基金』の場合
40才から入るとして、
掛金の毎月14,580円を20年間払うと、総額3,499,200円。
支給は65才からスタート。
80歳まで生きるなら、
支給額は……20,000円×12カ月×15年=3,600,000円。
90歳まで生きるなら
支給額は……20,000円×12カ月×25年=6,000,000円。
100歳まで生きるなら、
支給額は……20,000円×12カ月×35年=8,400,000円。

では、『個人型確定拠出年金』で同額の掛金を運用するとどううなるか。
毎月14,580円×20年で、総額3,499,200円。
金利5%で回せたとすると、60才時の積立額は5,920,000円。
ならば、100才までは無理としても、90才まではまかなえる。
「5%」という数字は、外国株のインデックスファンドに
長期投資するなら、そう高望みではなかろう。
しかし、その保証は全くないが。

もちろん、掛金は毎月14,580円では足りない。
とりあえず30,000円で考えてみるか。
いや、はじめの数年は多めにかけて、だんだん減らしていくか、などなど思案中。

●確定拠出年金「積立シミュレーション」
http://www.dcnavi.jp/shinkin/F0600/html/F0600_01.html

国民年金基金で対処するはずだった「長生きのリスク」については、
『稼げるうちにできるだけ稼いで積立てていく』ことで
対処しようと思う。
月並みだけど、あれこれ考えるよりもっとも効果が高い方法だ。

★この記事は峯村の個人的見解であり、
★これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、
★峯村は一切責任を負いません。
★投資は自己の責任でお願いします。

異論、間違いのご指摘、いつでも大歓迎です!
個人型確定拠出年金の節税効果はどの程度のものか。

一例として、課税所得3,000,000円の人が
月額20,000円を確定拠出年金に拠出(投資)した場合を考えてみました。

年間の投資額は240,000円。
これがマルマル所得から控除されるわけだ。
その節税効果は、所得税はもちろん、県市民税にも及ぶ。
(国民健康保険の所得割にも及ぶのかと思ったが、西宮市ではだめみたい(下記URL)。
他の自治体はどうなんだろ)

表にしてみると――

課税所得が3,000,000−240,000=2,760,000円に減るので……
-------------------------------------------------------------
所得税(10%) 300,000円→276,000円(24,000円おトク)
市県民税    200,000円→176,000円(24,000円おトク)
==============================================================
★合計 48,000円の節税!★

つまり、年間240,000円投資すれば、48,000円税金が安くなるというわけ。
当然、課税所得が高い人ほど所得税率が累進するので(20%,30%,37%)、
節税効果はさらに大きくなる。

●所得税の税率
http://www.taxanser.nta.go.jp/2260.htm
●市県民税
http://www.nishi.or.jp/contents/00001652000301030.html
●国民健康保険(西宮市の場合;自治体によって違う)
http://www.nishi.or.jp/contents/00003461000301029.html

間違いありましたら、フォローよろしくです。
かまたけさん、まいど〜。

制度自体を根本から問うといういいご指摘なので、
も少し補足たのんます。

16番は「国民年金」についての話ですよね?
国が半分持つといっても、
そのお金の源は結局国民の税金なのだから、
日々いろいろ買い物をする際の消費税でまかなわれるわけで、
実質の負担は変わらないということかな。

----
で、17番で言われているのは、
年金制度全般が、確定拠出年金も含めて
ない方がいいってことでしょうか?

社会保険庁の役人による
年金資産の無駄遣いが問題になっていますね。
国民年金や厚生年金は、役人の寄生を生みました。
でも、確定拠出年金については、
運用は民間だし、
個人別の資産管理なので、
運用の出来不出来はあっても、
食いつぶす余地はないように思うのですが、
どうでしょう。
かまたけさん、ご意見おおきに。
高所得者に有利という問題はありますね。

これまでも触れてきましたが、
所得税は累進課税であるがゆえに、
確定拠出年金や国民年金基金などで所得控除を受ける際には、
逆に高所得者を優遇するものになる。
(10%→20%→30%→37%)

こうした制度上の不公平感には目をつぶるとしても、
長期で資金を固定化してしまうのは、
それはそれで別種のリスクがともないます。
しかも、積立なので人生後半に向けて
どんどん膨らんでいくわけで。

はじめから所得控除をねらいにいくより、
まずは自己積立、
余裕があれば確定拠出年金、
それでもまだお金が余っていれば国民年金基金。
というのが、
政治経済情勢の変化にもフレキシブルに対応でき、
上策ではなくとも、良策かもしれませんね。
迷っているうちに4カ月が経ってしまいましたが……、
使えるものは使ってみようということで、
人柱を兼ねて申し込むことにしました。

確定拠出年金にはリスク資産を割り当てよ、との方針から
「DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>」と
「ニッセイTOPIXオープン」
を50%ずつ。

信託報酬の安さを追求するなら
100%「DIAM…」に割り当てておき、
日本市場は信託報酬の激安なETFで運用するのがよいと思いますが
(http://www.tse.or.jp/cash/etf/square.html)
将来、大きく積み立った状態ならともかく、
今のうちは全く変わりないので、
内外“半分半分”にしておきました。
円高円安とか面倒なことを考えなくていいですし。

さて、申込書を郵送したあとどうなるか。
またご報告します。
10月20日頃に申込書類一式を郵便ポストに投函してから約40日。
ちゃんと受け付けられたのかどうか、
なんの音沙汰なく不安でしたが、
「個人型年金加入確認通知書」「規約」「加入者の手引き」が封書で
国民年金基金連合会から、
IDとパスワードを記した「確定拠出年金のお知らせ」が、
日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社からハガキで、
相次いで届きました。

毎月15日以降の申込みの場合は、
初回掛金引落が1カ月遅れて、
2カ月分まとめて、になることがあるようです。

ぼくの場合、月半ば(10月15日)以降の申込みだったので、
初回掛金引落としが、
12月26日に2カ月分まとめて行われることになります。
----

さっそく、
ウェブサイトから自分の情報にアクセスしてみました。
・資産評価額
・取引履歴照会
・運用商品の預け替え
・運用割合変更
などができます。
ただし、毎月の掛金額の変更はウェブではできません!
書類による届出が必要となります(毎年4月〜翌年3月までの間で、年に1回限り)。
申込み時に、無理のない額を設定しておく必要があるゆえんです。

ウェブに関しては、
思ったより機動的に動けるシステムですが、
ヘタの考え、休むに似たりですからね。
時間分散しながら長期にわたってコツコツ定額を積み立てるのが基本戦略なので、
預け替えや運用割合変更は、
世の中がデフレにならないかぎりしないつもりです。
---

実際に申込み手続きをしてみて、初めて知ったこと。

【ああ、勘違い】
「縁もゆかりもない三重県に銀行口座開いてどうするよ?」
最初、百五銀行を年金の窓口に指定したら、
百五銀行に口座を開かなくちゃならないもんだと思ってました。
実際は、引落口座は他の銀行でも、郵便局でも、自分の普段使っている口座でいいんですね!
これなら、全国の金融機関の中から、
自分の欲しい商品を取り扱っているところ、
信頼の置けるところを探せばいいわけです。

【ウラ技】
波のあるSOHO稼業、停止や追納ができないと言われると躊躇してしまうわけですが↓――
http://www.npfa.or.jp/401K/faq_k/index.html?PHPSESSID=c6fa75bc82ed3f1386f61e835ae6faa6#con07
> 確定拠出年金は、あくまで年金であり貯蓄とは異なります。
> 従って、一般の貯蓄のように加入者の方の都合により、
> 掛金の払込を中断したり、掛金をまとめて支払うことはできません。

一方で、
>口座振替日に引落しができない場合、
>その月の掛金は拠出されなかったという扱いとなります。
ということは……。
払えないときは残高をゼロ円にしておく、
という手がありますね。
(微妙な残高の時、ギリギリ引き落とされるといちばんツライ(汗))。
いま食い詰めてまで、将来の年金の掛金を支払う必要は、
ないわけですから。

口座が増えると振替が面倒ですが、
確定拠出年金の引落し用に専用口座を作っておくやり方も
ありではないかと思います。

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