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映画レビューアーフォーラムコミュの【ネタバレ有り】『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』[日本公開:2015年10月31日]

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●Introduction
 著名な冒険物語「ピーターパン」を、『つぐない』などのジョー・ライト監督が独自の視点で実写映画化。ピーターパンにはオーディションで抜てきされた新星リーヴァイ・ミラー、悪役の海賊黒ひげをヒュー・ジャックマン、フック船長に『トロン:レガシー』などのギャレット・ヘドランド、タイガー・リリーを『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラが演じる。黒ひげと対峙(たいじ)するピーターのストーリーなど、新たなピーターパンの描かれ方に期待。

ロンドンの児童養護施設で生活している少年ピーター(リーヴァイ・ミラー)は、ある日生き別れた母(アマンダ・セイフライド)が残した手紙を見つける。その後、冷酷な海賊・黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)が立ちふさがる異世界ネバーランドにたどり着く。そしてピーターは、若いころのフック船長(ギャレット・ヘドランド)や女戦士タイガー・リリー(ルーニー・マーラ)と出会い……。
[日本公開:2015年10月31日]

コメント(1)

 ピーターパンの誕生またフックと出会うまでのアドベンチャー・ファンタジー。海賊や冒険、お姫様に妖精の出現とディズニー映画の鉄板要素が散りばめられた王道作品。なのでヒーローによる勧善懲悪で、「海賊共をやっつけて、みんなしあわせに暮らしたのさ、めでたしめでたし!」という王道パターンは不変。しかも斬り合いの戦闘シーンになっても、血も流れないし、誰も死なないので、子供からお年寄りまでご家族で安心してご覧いただけます。(裏読みしてください(^^ゞ)

 なのでつむじのの曲がった映画ファンの方は、なんで海賊船が空に浮くんだなんて野暮なつっつこみは止めましょう。あくまでファンタジーですからね。

 ストーリー自体は、訳ありで幼児の頃母親に捨て子にされて、孤児院で育ったピーターが、ある夜他の孤児とともに黒ひげが率いる海賊船にさらわれてしまうところから始まります。
 海賊船がむかった先は、異世界ネバーランド。この世界では、島も宙に浮いていました。でも人間はしっかり大地を踏みしめて歩くことができる、重力があるのかないのか不思議な世界です。ネバーランドの世界はとても極彩色で、鮮やか。異次元の世界のお話しにどっぷり浸かれそうな美しさです。
 ネバーランドでは、のちにピーターパンの仲間となる若いころのフック船長や女戦士タイガー・リリー(ネバーランドの闘うプリンセスという設定)との出会いが待っていました。
 リリーの話から、妖精がいなくなって、ネバーランドが存立の危機を迎えているとのこと。早く憲法の改正をとはいわなかったものの、まるで習近平のような黒ひげは貪欲に妖精の宝物を求めて、妖精を捕まえたために、ネバーランド全体が危機を迎えていたのでした。
 ピーターたちは、ネバーランドを救うために、生き残った妖精たちが宝物を守っている光の国を目指します。どこにあるかも分からないあてのない旅でしたが、ピーターは、自分を導く母親からのインスピレーションで、自分を信じる気持ちこそ、一番の羅針盤になることを確信して、突き進んでいきます。
 途中、黒ひげからの攻撃にあって、絶体絶命のピンチに陥りますが、「いちばんの魔法は、信じる気持ち」なんだと心から念じたとき、ピンチから逃れるシーンは、なかなか感動的でした。何事も念ずれば花ひらくですね(^。^)

 そんな信念をもった、力強いピーター少年を。新人のリーヴァイ・ミラーが好演しています。将来が楽しみな子役さんですね。
 さらに、黒ひげ役のヒュー・ジャックマンは、数々のヒーロー役から大きくイメチェンして、小憎らしい悪役に成りきっていました。ルーニー・マーラも、今までは女らしいしとやかな役柄が多かったのに、女戦士へと大幅にイメチェン。
 キャストの意外性と、イメチェンぶりも見どころです。

 海賊船やピーターの浮遊感、妖精の世界の目映い光の描写が素晴らしい作品なので、ぜひ3Dと大きな画面の劇場でご覧ください!

 それにしても、ジョー・ライト監督作品は、いつもお話の展開が淡泊ですねぇ(^^ゞ

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