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映画レビューアーフォーラムコミュの【ネタバレ有り】『マイティ・ソー』[ 2011年7月2日公開 ]

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●Introduction
神の世界アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、選ばれた者しか持つことのできない伝説の武器“ムジョルニア"を手に、最強の戦士としてその力を誇っていた。しかし強すぎるあまりその傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。その行為に怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放する。地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)たちの乗った車に追突される。ジェーンたちはソーを病院へ連れていくが、ソーはそこでも暴れ出す。ソーは慣れない人間生活を送るが、ジェーンとの出会いによって人間の痛みや弱さを学び、彼女に心を奪われていく。一方そのころ神の世界では、邪神ロキ(トム・ヒドルストン)がアスガルド征服を狙い、陰謀を企てていた。ソーの護衛であったホーガン(浅野忠信)、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ファンドラル(ジョシュア・ダラス)の三銃士は、国家の危機をソーに伝えるため地球へやってくる。しかしロキは、破壊者デストロイヤーというマシンをソーに向けて放っていた。さらに危機は、ジェーンにまで迫っていた。ソーは力を取り戻し、地球と神の世界を救うことができるのだろうか?

北欧神話とスーパー・ヒーローの物語が融合したマーベル・コミックを実写映画化。主人公のソーを、エイブラムス版『スター・トレック』で、ジェームズ・T・カークの父親を演じたクリス・ヘムズワースが演じる。ほかにも、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスと豪華俳優陣が集結し、日本からは浅野忠信が念願のハリウッドデビュー作として参加している。監督はケネス・ブラナー。(作品資料より)
[ 2011年7月2日公開 ]

コメント(6)

 う〜ん、最近の人間ドラマ重視のマーベルスタジオ作品としては、かなり希薄なドラマでした。まずロケ地がニューメキシコのみで、あとはCGというのが気になります。ひょっとしたらB級に近い予算なのかも知れません。
 浅野忠信の出演シーンを期待していたのですが、ソーの側近で護衛役という重要な役柄でありながら、出番は少なく、ガッカリしました。ナタリー・ポートマンが演じるジェーンとの恋も、いつの間にかそういうことになっていて、ロマンが感じられません。ヒーローものの恋であっても、TVシリーズ『ヤングスーパーマン』のように、恋愛ドラマを上回るロマンチックなストーリーは可能なはず。アカデミー女優を相手に、ラブストーリーをきっちり描き込んでおけば、傲慢だったソーが、地球で恋に落ちて、思いやりの心を持つようになるという変化が、もっと印象深くなったことでしょう。とういことでCGで作り込まれたSFバトルを楽しむヒーロー映画に仕上がっていました。

 それにしても、マーベル最強のキャラクターは、「神様」だけに強すぎます。そのため戦闘シーンの軸はアスガルド中心で、巨人とのバトル以外に地球で戦闘に絡むシーンがありませんでした。まぁ、地球にいたときの殆どが、パワーの源泉であるムジョルニア(聖なるハンマー)を取り上げられて、フツーの人間なってしまっていたら、仕方がないですね。

 また他のキャラクターは町中にいても、あるかもと思えるのに、さすがに神様が天から振ってきて、人間と共同生活するのは、ギャップが大きすぎました。結局、今までのヒーローは、人間だったのに比べて、「神様」をヒーローにしてしまうと、人間界とのギャップがありすぎて、感情移入しにくいドラマになってしまうのです。
 だいたい「神様」というわりには、登場人物が世俗の人間と対して変わらないのが気になります。神話の世界を感じさせず、どこか舞台のアスガルドは中世の王国のような感じなのです。

 ストーリー面でも、突っ込みたいのが邪神ロキが何を目論んでいたのかということですロキは、王の息子であり、ソーの弟でした。しかしその出生には秘密があり、実は氷の巨人の息子でした。ソーの王宮追放後、勝手に王位に就いたロキは、氷の巨人掃討を始めます。それは王としての実績を国民に示すことで、権威をつけたいためでした。でも、いくら名誉のためとはい自分の本当の父親が統治する国を攻撃するでしょうか。しかも同時に、今度は氷の巨人の軍隊をアスガルドに密かに手引きして、病床に伏せる王オーディンの殺害を企むのです。ロキが何に野望をもっているのか、その心理がよく分かりませんでした。
 
 試写会は2Dでしたが、3Dになったら迫力あるバトルシーンは、見応えあるでしょう。アスガルドの美しい王国の風景やエンドロールで繰り広げられる大宇宙のパノラマシーンは、大変美しく、3Dで見応えある映像なるだろうなぁと思えました。

 ところでマーベルスタジオ作品のお約束は、エンドロール後に必ず重要シーンが登場すること。エンドロールの最後の文字に、「ソーは、アベンジャーで帰ってくる」という予告めいた文字が躍りました。しかし、ラストのあることで、ソーは2度と地球に戻ってこれなくなったはず。もう会えなくなってしまったジェーンに恋い焦がれるソーが描かれて、ラストを迎えたのです。
 アベンジャーで帰ってくるには、何か仕掛けなくてはいけません。すると、アベンジャーの指揮官ニック・フューリー大佐(風貌は丹下段平に似ている)の元に訳ありの機器を携えて、ある人物が訪ねてきます。この自分人物は、ラストでアスガルドから宇宙の彼方に消えていったはずなのに、こんなところで再登場して驚きです。そして、この機器がソーを呼び戻す切り札になりそうな予感を感じました。

 ところでいよいよ、来年に公開の迫った『アヴェンジャーズ』。オールスターヒーローによるストーリー展開だけに、過去の『アヴェンジャーズ』の興行成績はいまいちでした。
 マイティ・ソーはアイアンマン、キャプテン・アメリカと並び、アヴェンジャーズのビッグ3のひとり。10年がかりで、慎重にアヴェンジャーズのヒーローを小出しに再登場させて、ファン層を広げてきたマーベルスタジオにとって、いよいよの正念場を迎える時期が近づいていると思います。
 そのための布石として、『インクレディブル・ハルク』の終了時には、トニー・スターク登場し、アイアンマン1終了時ではニック・フューリーが登場しました。アイアンマン2終了時に、空からハンマーが降ってくるシーンが描かれたのは、本作への伏線だったわけです。
 『アヴェンジャーズ』は、同じ配役が登場できるようスケジュール調整中であるとかで、これまでのマーベルスタジオ作品を見てきたものとしては、楽しみです。たまにはエドワード・ノートンをスクリーンで見てみたいものですね。
「こういう映像もつくれます」という、ある意味自社テクの見本市みたいな映画。

 てゆーか、『暴れん坊将軍』のハリウッド的解釈ってのはこーゆーもんかという作り。人相と衣装でだいたいのキャラ(どれが悪代官でどれが越後屋か?みたいな)がわかっちゃう。身分を隠した「やんごとなきひと」の世間知らずっぷりからくるオチャメな一面もキュート。

 アメリカ人の思い描く理想の男性像ってのが、引き締まったブロンドマッチョのハニカミ笑顔から白い歯キラリン☆ということがよくわかる作品でした。なので、ポップコーンをほおばりながらコーラで流し込むようにして観るのが正しい作法。
 
 キスシーンがあともうちょびっとだけ生々しければよかったかもしれない。
ホントにプロモーションで『暴れん坊将軍』が登場していましたよ。
単純明快なアクション映画だったね〜。
ストーリーにもうヒトひねり欲しかったかな?
しかし、こんなに強いと後の映画で他のヒーロー達と釣り合いが取れないような・・・(沙*・ω・)
きっと威力が有りすぎて市街戦では十分戦えない><なんて扱いになったりして。

細かい感想は日記に書きました。よかったら見てください。


http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1749985627&owner_id=30467750
ザンカンさんへ

そうなんですよ。アベンジャーを組んだとき、俺様神様ひとりいれば片付いてしまうし、逆にソーが釣り合う敵のレベルは、地球のヒーローでは力不足になってしまいます。その矛盾を解消するストーリーはどうなるものでしょうかね。

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