世代別努力目標：20代、30代、40代のテーマとは
〜40歳、人生の転換期までにすべきこと〜
昨日、宮崎で娘のショッピングに付き合うことになり、宮崎市の南部近郊に在る宮崎大から、北部のシーガイア近くのイオン・モールの本屋でウロウロして、目に留まった「40歳、人生の転換期までにすべきこと」なる本を手にし、さわりを読んでつい購入し、待っている間に読んでいました。
その一節に「世代別努力目標」なるものがあり、私は40歳最後の年ですが、20代、30代、40代のテーマが書かれていたので、自分の30年を振り返りました。
・２０代の目標は、「記憶力」。
内容を読んでみると、人間の脳は一度見たもの、聞いたものは決して忘れることがない。だから、若いうちは色々者に触れ、記憶量を増やしておく。よって結果より、とにかく行動的であることが望ましい。
自分を振り返るに、建築の学校を出た時は、第2次オイルショック時代で、就職が全く無く、バブル後遺症よりも酷かったように思います。そこで、始めは無給の居候状態で仕事をさせてもらい、それから8年３つの事務所で修行しながら、夜は先輩方の事務所を見聞をため手伝いながら、建築設計業界の現状を見て回りました。更に、事務所を30才で開設するために、東京から以西、沖縄まで見たい建物を8年かけて見て回り、20代最後の年から、一級建築士の国家試験の挑戦が始まりました。
・３０代の目標は、「創造力」。
問題意識持つこと、20代に蓄積した情報の倉庫から、引っ張り出し、問題解決の糸口を探す創造力の発揮時期、この閃きにも行動が必要と書かれています。
私は、31歳で一級建築士やっと合格。32歳の正月の独立し、一年がアッと言うまに過ぎました。独立したころは、バブル末期で世はまだ景気の良い時期でしたが、開業当初に仕事は少なく、展望の開けに時期でした。
そんな時始めたのが、大人の社会勉強でした。建築分野では、誰に負けない知識・技術のつもりでしたが、他の社会問題に疎いことに気付き、費用の安い（無料に近い）セミナー、公開講座、講演会等へ参加し始めました。知らない分野を学ぶ面白さから、妻と交互に興味の趣くまま、勉強する楽しみを覚えた時期でも有ります。30代後半から異業種交流に興味を持ち、38歳から準備をして、39歳の春に開始しました。年間50名を越える方と会い始めたのがこの頃です。この時期に、社会活動の師と出会いました。
・４０代の目標は、「判断力」。
判断力とは、物事を「認識」、「評価」、「決断」する能力のこと。判断力とは、選択すること。40代は、社会の中堅として色々な場面で判断をする機会が多くなる。
私は、39歳で始めた異業種交流会は、だんだん広がり年に4回、40名〜80名の参加者の集まりになり、そのお蔭で年に100名を越える方と、新たに出会い・語ることを続けました。昨年末（38才）まで出あった人は、1,100名を越え、多様な分野の人たちと情報交換ができ、今では様々な分野で、一緒に活動したり、協力したりするネットワークに広がりました。その一人ひとりと出会うために、スケジュール調整とアポの確認で、日々判断・選択の連続だったように思います。
本の最後に、40代はあらゆる意味で＜大きな決断＞をするべき年代と書かれていました。４０代には、師と言える方と多く出会いました。現在、多様な相談できる環境を作れました。
本の内容は、なるほどと思う反面、違った面も多く書かれていました。多くの方が20代〜40代の中でも、やはり40歳を越える前が悩む時期と思います。
このままのやり方で行くのか、あるいは会社の残るのか、独立するのか、人生の「第2ステージ」の心の準備をする時期と思います。
我が家では、妻が38才から大学（夜学）に進学、国家資格の「社会福祉士」を目指し、７年がかりで取得しました。私は、異業種交流会をきっかけとして、まちづくりの活動実践と関連の勉強をするようになり、４６才から非常勤ですが地元大学で数時間ですが講義が始まり、昨年から中山間地域の中心市街地の町並み景観整備事業にも関わっています。
私は、自分の「興味」と周りの友人たちの「要望」に応えて来て、少しづつ活動が広がり、更に９年前「インターネット」に出会い、友人が国内はもとより、一気に海外まで広げました。このMIXIも、その拡大の一端を担っています。
自分を振り返ると、知らない事と人への興味が続いて、今が在ると思います。私の20代〜40代は、「興味と行動」の30年だった気がします。今日は、ちょっと長くなりました。
みなさんの40歳前後の話でもお聞かせ来ただけるとありがたいです。
＊参考資料：河北義則著「40歳、人生の転換期までにすべきこと」
〜ここから仕事のできる人、できない人〜（PHP文庫）
＜三国志の英雄・曹操の訓示＞
「烈士慕年、壮心已まず」（勇壮な兵士は老いても、挑戦心を持ち続ける）
〜40歳、人生の転換期までにすべきこと〜
昨日、宮崎で娘のショッピングに付き合うことになり、宮崎市の南部近郊に在る宮崎大から、北部のシーガイア近くのイオン・モールの本屋でウロウロして、目に留まった「40歳、人生の転換期までにすべきこと」なる本を手にし、さわりを読んでつい購入し、待っている間に読んでいました。
その一節に「世代別努力目標」なるものがあり、私は40歳最後の年ですが、20代、30代、40代のテーマが書かれていたので、自分の30年を振り返りました。
・２０代の目標は、「記憶力」。
内容を読んでみると、人間の脳は一度見たもの、聞いたものは決して忘れることがない。だから、若いうちは色々者に触れ、記憶量を増やしておく。よって結果より、とにかく行動的であることが望ましい。
自分を振り返るに、建築の学校を出た時は、第2次オイルショック時代で、就職が全く無く、バブル後遺症よりも酷かったように思います。そこで、始めは無給の居候状態で仕事をさせてもらい、それから8年３つの事務所で修行しながら、夜は先輩方の事務所を見聞をため手伝いながら、建築設計業界の現状を見て回りました。更に、事務所を30才で開設するために、東京から以西、沖縄まで見たい建物を8年かけて見て回り、20代最後の年から、一級建築士の国家試験の挑戦が始まりました。
・３０代の目標は、「創造力」。
問題意識持つこと、20代に蓄積した情報の倉庫から、引っ張り出し、問題解決の糸口を探す創造力の発揮時期、この閃きにも行動が必要と書かれています。
私は、31歳で一級建築士やっと合格。32歳の正月の独立し、一年がアッと言うまに過ぎました。独立したころは、バブル末期で世はまだ景気の良い時期でしたが、開業当初に仕事は少なく、展望の開けに時期でした。
そんな時始めたのが、大人の社会勉強でした。建築分野では、誰に負けない知識・技術のつもりでしたが、他の社会問題に疎いことに気付き、費用の安い（無料に近い）セミナー、公開講座、講演会等へ参加し始めました。知らない分野を学ぶ面白さから、妻と交互に興味の趣くまま、勉強する楽しみを覚えた時期でも有ります。30代後半から異業種交流に興味を持ち、38歳から準備をして、39歳の春に開始しました。年間50名を越える方と会い始めたのがこの頃です。この時期に、社会活動の師と出会いました。
・４０代の目標は、「判断力」。
判断力とは、物事を「認識」、「評価」、「決断」する能力のこと。判断力とは、選択すること。40代は、社会の中堅として色々な場面で判断をする機会が多くなる。
私は、39歳で始めた異業種交流会は、だんだん広がり年に4回、40名〜80名の参加者の集まりになり、そのお蔭で年に100名を越える方と、新たに出会い・語ることを続けました。昨年末（38才）まで出あった人は、1,100名を越え、多様な分野の人たちと情報交換ができ、今では様々な分野で、一緒に活動したり、協力したりするネットワークに広がりました。その一人ひとりと出会うために、スケジュール調整とアポの確認で、日々判断・選択の連続だったように思います。
本の最後に、40代はあらゆる意味で＜大きな決断＞をするべき年代と書かれていました。４０代には、師と言える方と多く出会いました。現在、多様な相談できる環境を作れました。
本の内容は、なるほどと思う反面、違った面も多く書かれていました。多くの方が20代〜40代の中でも、やはり40歳を越える前が悩む時期と思います。
このままのやり方で行くのか、あるいは会社の残るのか、独立するのか、人生の「第2ステージ」の心の準備をする時期と思います。
我が家では、妻が38才から大学（夜学）に進学、国家資格の「社会福祉士」を目指し、７年がかりで取得しました。私は、異業種交流会をきっかけとして、まちづくりの活動実践と関連の勉強をするようになり、４６才から非常勤ですが地元大学で数時間ですが講義が始まり、昨年から中山間地域の中心市街地の町並み景観整備事業にも関わっています。
私は、自分の「興味」と周りの友人たちの「要望」に応えて来て、少しづつ活動が広がり、更に９年前「インターネット」に出会い、友人が国内はもとより、一気に海外まで広げました。このMIXIも、その拡大の一端を担っています。
自分を振り返ると、知らない事と人への興味が続いて、今が在ると思います。私の20代〜40代は、「興味と行動」の30年だった気がします。今日は、ちょっと長くなりました。
みなさんの40歳前後の話でもお聞かせ来ただけるとありがたいです。
＊参考資料：河北義則著「40歳、人生の転換期までにすべきこと」
〜ここから仕事のできる人、できない人〜（PHP文庫）
＜三国志の英雄・曹操の訓示＞
「烈士慕年、壮心已まず」（勇壮な兵士は老いても、挑戦心を持ち続ける）
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