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ことば、言葉、言魂コミュの無為徒食

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何もしないでただぶらぶらとして日を過ごすことの意味。
悪く言えば貯金を食い潰して生きている。
でも、これは良い意味で使うそうだ。
川端康成の雪国の主人公の一人、島村は頑なに無為徒食に生きてきた。
頑なに無為徒食に生きる人だからだろう、清潔なものや純粋なものに過敏に魅かれる。清潔なものや純粋なものを得る事が無為徒食の目的でもあるからだ。
それは女性でもあり山や虫などの自然や生き物でもある。
もう一人の主人公、駒子は頑なまで純粋に生きている。
頑なに純粋に生きる人だからだろう、危ういものに魅かれてしまう。無為徒食な生き方はある意味純粋だからだ。
この二人は当然結ばれたが、別れが待っているのも当然だった。無為徒食な男は一人の女に囚われることはない。そして純粋な女は無為徒食な男の不誠実さを知ることになる。
川端がこの小説を書いた昭和10年頃は村島のような生き方がカッコ良かったのだろうか?

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