競馬ノ―トコミュの獅子一閃、ガリレオの閃き－マサキの予想－

2014年もいよいよスタート、去年同様に金杯的中からスタート

今年はより一層、スバっとローリスクハイリターンで取りに行く！余計な小細工なしの馬券術にご期待下さい。

【2014年　的中】
京都金杯　●☆　馬単、馬連
シンザン記念　○●×　馬単、3連複、3連単

【2013年の高配当的中】
1位　日本ダービー　●○△　馬単、3連単10万馬券（200円分）
2位　シルクロードS　◎○☆　馬単、３連複万馬券、３連単万馬券
3位　京都金杯　◎▲☆　馬連、馬単、３連単万馬券
4位　カペラS　○×●　馬連、馬単、3連複、3連単
5位阪神JF　○▲×　馬連、馬単（200円分）、3連複、3連単
6位　オークス　△●○　3連複万馬券
7位　新潟大賞典 △◎▲馬単、三連複、三連単万馬券
8位　宝塚記念　●×☆　馬単、三連複、3連単万馬券
9位　東京新聞杯　●○△　馬単、3連複、3連単万馬券
10位　中日新聞杯　▲○×　馬単、3連単万馬券
11位　アイビスSD　●○×　馬単、3連複、3連単万馬券
12位　京都牝馬S　●△×　馬単、３連単万馬券
13位　エリザベス女王杯　○☆▲　馬連、馬単、3連複万馬券
14位　JCD　○△●　馬単、3連複
15位　桜花賞　▲●　馬単
16位　大阪杯　●○△　馬単　３連複　3連単
17位　アンタレスS　●○▲　馬単、3連複、3連単
18位　根岸S　☆◎　馬単
19位　京王杯SC　△○　馬単
20位　小倉記念　▲○　馬単
21位　平安S　●×○　３連複
22位　みやこS　○×●　3連複
23位　マイルCS　☆△●　3連複　
24位　金鯱賞　○☆　馬単
25位　JC　●○　馬単
26位　秋華賞　●○　馬単
27位　中山金杯　馬単
28位　フローラS　馬単
29位　皐月賞　馬単
30位　高松宮記念　馬単

【2012年の高配当的中】

1位　フローラＳ　●○☆　馬単、3連複万馬券、3連単10万馬券
2位　デイリー杯2歳Ｓ　○◎×　馬単、3連複、3連単万馬券
3位　カペラＳ　●○☆　馬単、3連複、3連単万馬券
4位　ステイヤーズS　●▲　馬単3万馬券
5位　スプリンターズＳ　●×▲　馬単、3連複、3連単万馬券
6位　ＣＢＣ賞　●▲○　馬単、3連複
7位　スワンＳ　◎○　馬単万馬券
8位　富士Ｓ　◎×　馬単
9位　高松宮記念　●○×　馬単、3連複、3連単
10位　JC　▲●○　馬単、3連複、3連単。

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[961] mixiユーザー 08月01日 22:48

【クイーンＳ　最終決断】
時間がないので予想だけ。

◎レッドリヴェール
○ブランネージュ
▲フーラブライド
△イリュミナンス
×ノットフォーマル
☆フレイムコード

[962] mixiユーザー 08月01日 22:54

【アイビスSD　最終決断】

◎ベルカント
○セイコーライコウ
▲サカジロロイヤル
△アースソニック
×レンイングラント
×アンネゲーム
☆サフィロス

[963] mixiユーザー 08月09日 00:21

【小倉記念　最終決断】

天気によって馬場傾向が一気に変わりやすい一戦。それでも今回は天気が持ちそうで馬場に泣く陣営が減るのは何よりである。とはいえ、マローブルーが近況のレース内容＋現地滞在＋軽ハンデ＋好相性のディープインパクト産駒という兼ね合いで1番人気になっているが川田のメイチはこれではない。危ない話もさることながらだが、良い話も逆に然りである。意外な法則性と臨戦過程が物を言うレースである。

◎③ウインプリメーラ
○⑬メイショウナルト
▲①パッションダンス
△⑭タガノグランパ
×⑯ジャイアントリープ
☆⑮アズマシャトル

◎…前走、外差し展開で踏ん張った格好。思えば「インポケにすっと入れれば行けると思ったが外枠とは」という調子が良かったが枠に泣いた中であの結果は立派だろう。京都で好走していることを考えれば小倉の馬場は合う。ドリームジャーニーも制覇しているゲンのいいレースであるが、近年は3番人気が3連勝というこのレース…オッズがこのままならば勝ちを引き寄せられるはず、アズマシャトルではなくこちらを選択した点も注目。

○…今年も去年同様のローテで参戦、「早めの小倉入りでデキはピークに近い」と陣営がかなりの自信を持っている。とはいえいつ走り出すかわからないが今回は走る気配しているという、叩き三戦目で走り頃を迎えており今回は先手を主張できそうでこれが大きく作用しそうだ。

▲…新潟大賞典から直行組の好走が多いこのレース、今年はこの馬である。極端な瞬発力勝負ならなければこの馬のチャンスは到来する。ちなみにディープインパクト産駒、小倉芝2000ｍは比較的得意。

△…この馬が走るときは必ず雨が降り、持ち味がそがれてしまうのだが今回はなさそうだ。菱田が欠場中のため弟鮫に乗り替わるがあの気難しいレーヴデトワールで好走するなど好結果を出している。

×…このメンバー構成ならインに潜って前走のようにタメて、一瞬の脚を活かすという戦法を試す予定。追って味のある太宰騎手の手綱に懸けるという陣営。

☆…週中、猛時計が出てテキがっかりしていたがそれだけ気合が入っているという事、データ的にはこの馬も怖いだけに注意が必要である。

[964] mixiユーザー 08月09日 00:21

[965] mixiユーザー 08月09日 00:34

【レパードＳ　最終決断】

第１回のトランセンドを筆頭に、第２回のミラクルレジェンド、そして第４回のホッコータルマエと後のＧⅠ馬を３頭も輩出し、一昨年はその後に重賞２勝、今年のフェブラリーＳで２着したインカンテーション、昨年もアジアエクスプレスと、古馬になってダート界の一線級にまで成長する馬が多く、真夏の３歳限定戦とは言え注目の出世レースとなっている。盤石な態勢で臨むクロスクリーガーだが、対抗馬にはそれぞれ不安ありな状態、果たして？

●⑨クロスクリーガー
〇⑧カラパナビーチ
▲⑦ライドオンウインド
△①ゴールデンバロース
×⑭オールブラッシュ
☆⑥ディアドムズ

●…前走は勝ち馬には完敗と言われても仕方ないが、これは素直に相手が悪かった。自身も後続には５馬身差つけており、そのノンコノユメがいないメンバーなら即巻き返しは可能。２月のヒヤシンスＳで苦杯をなめさせられたゴールデンバローズもまだ本調子には戻り切っていないという話なら、なおさら有力と言える。「今週の追い切りでは時計が出すぎて多少疲れがあるみたい」という話もあるのだが、それも「敢えてアラを探せば」という事らしい。ジョッキーの周りでも「言うことがないくらい順調」と言われていて、ココも小細工せずハナを切って押し切りを狙うという作戦を立てていたようだ。因みに鞍上岩田は、ＪＲＡ重賞を騎乗機会３連勝中。ここで勝って、サマージョッキー図シリーズを盤石にするか。

〇…「ダートなら相当出世できるのでは」と芝で大敗した当時から囁かれていた。現にスーニやゴルドブリッツを筆頭にダート馬を育成するならココ、という厩舎。次走の交流重賞・北海道２歳優駿で２着し賞金加算、使おうと思えば使えたクラシック戦線には目もくれずダート戦線を歩み、徐々に力を付け前走の鷹取特別では降級古馬らを一蹴し快勝、いよいよ軌道に乗ってきた。今回は久しぶりに同世代同士の対決だが、力を付けた今ならアッサリがあってもいい。伏竜Ｓで敗れたクロスリーガーに迫るどころか逆転する可能性は十分ある。

▲…ジャパンダートダービー５着（勝ち馬からは2.3秒差）という結果には陣営も「現状の力差」と見ていたそうだが、馬場も多少は影響があったようで、「２走前の時のような力のいる馬場の方が合っている」とも言っていた。その点では乾いて力のいる馬場になりそうな今回はコンディションも向きそうだ。また初の左回りも特に気にしていなかったらしく、巻き返して来ても驚けないムードはある。そして２勝を挙げて走り慣れた1800ｍに距離が短縮されるのも歓迎との事。500万を勝った時のくすのき賞や、２走前の鳳雛Ｓは「相手が軽かった」と見る者もいるのだが、この鞍上も含めて侮れない所はあり、上位争いには加わってきそうだ。因みに鞍上のミルコは２週連続重賞制覇中だがダート重賞の相性が悪い。

△…「稽古に乗ったヤツが『以前に比べれば明らかにバランスが悪いし体も萎んでいます』と言ってましたよ」と報告してきていた。さらにジョッキーに近い人間の中でも「状態は明らかに悪く、もしかしたら前走よりも悪化しているかもしれないですよ。地力で恰好はつけるかもしれませんが、距離も1800ｍは気持ち長いですし」という不安の声が多かった。今回はほぼ地力に懸ける陣営。

×…見事抽選を突破して出走にこぎ着けた。相手は強化するが、厩舎周りの雰囲気は決して悪くなく、事情通の間でも「ココでも自分のペースで運べれば通用してイイ」と色気の十分ある話だった。クロスクリーガーの他にも前に行きたい馬がいて、楽にハナには行かせてはもらえなさそうだが、控えたらダメというタイプでもなく、前走楽勝の勢いに乗ってイキナリ通用しても驚けない所はある。

☆…帰国初戦に選んだ前走ジャパンダートダービーは中央馬の中で最下位どころか、大半の地方所属馬にも遅れを取ってしまい11着大敗。「水の浮くような馬場で馬が自分から戦意を喪失した」と厩舎サイドは分析していたそうだが、復調に手間取っており、昨秋のイイ頃にはまだまだ遠い様子。また、最近はノドが鳴るようになっているという話で、今回は舌を縛るとの事。前走後はすぐにココを目標に乗り込んでいて状態自体は悪くないようだが、そう言ったことよりも「それ以前に馬の気持ちが萎えてしまっているので変わり身は難しい」と厩舎に近い連中の間で言われている。果たして舌を縛っただけでガラリ一変があるのか…。

[966] mixiユーザー 08月16日 00:59

【エルムＳ　最終決断】

昨年２着のクリノスターオー対前哨戦（大沼Ｓ・マリーンＳ）組という図式。その前哨戦組にしても、一戦ごと着順が入れ替わるような混戦メンバーにあって、その序列を難しくしているが、むしろ馬券的には面白い一戦。どうやら人の思惑が強く働いてる一戦らしい(関屋記念もそうだが)その点が鍵を握りそう。

◎クリノスターオー
○カチューシャ
▲ジェベルムーサ
△ヒラボクプリンス
×グレープブランデー
☆ソロル

◎…前走の帝王賞は、主戦の幸騎手がホッコ－タルマエに騎乗するので、代打でテン乗りの岩田騎手が騎乗。この馬は、前に馬を置いて壁を作るという方法で、これまで幸騎手とのコンビで好走してきた。ただ、テン乗りの岩田騎手ではその辺が分からずにハナを切る競馬。しかもかなりのハイペースで飛ばしてしまい、結果は６着と失速。これには調教師も少しお怒り気味との事だった。そこで今回は昨年同様、小倉から気心知れた幸騎手を呼び寄せた。さらに、ツメに弱いところがあるのだが、栗東から獣医さんも呼んでケアを施し、万全を期して早めの木曜日に札幌へ移動と完璧なほどの仕上げで臨むとの事。「最終追い切りでは少しフワっとしましたが、中間シッカリやりました。昨年は２着でしたが、今年こその気持ちです」と巻き返しに余念のない陣営だった。展開的にモアオバーを行かせられれば。

○…前走はスタートで躓き、１角では鞍ズレしてしまい、その後は鞍上が落ちない様に捕まっているのが精一杯で全くの参考外の一戦。「滞在競馬がいいので、前走後はすぐに札幌に移動しました。環境の変化にも慣れて、順調に調教できています」と、デキは変わらず良さそうとの報告。今回は鞍上が伊藤工騎手から武豊騎手に強化。「ベストは1400ｍくらいで、1700ｍは小回りだから我慢できているという感じです。中央場所での重賞ではワンパンチ足りないし、牡馬相手の重賞で互角に戦えるとすれば、ここだけだと思います」との見解で、文字通り目一杯ヤリの態勢にある。ちなみに工真はクビであったとのこと。

▲…前走はデキも万全とは言えなかったし、このエルムＳに出走が微妙なので、使ってしまったという経緯もあった。スパートのタイミングが遅れて４角で外を回る形になりながらも３着なら、見せ場十分と言える。「前走を使ってきて体つきがシャープになりました。間違いなく前走以上のデキです。相手は強くなりますが、前に行く人気馬を目標にできて、レースはしやすいと思うので、ここでも一発ありますよ」と、今回もマクリで重賞初勝利を狙っている。

△…前走のマリーンＳの時に、『（２走前）仕方なく函館ＳＳに使っただけで完全な叩き台。元々ココ（前走）が目標だし、デキも型通り良化した』という経緯、４番人気だったが２着と好走。「一旦札幌に入り、その後また函館に移動して、順調に調整されています。今回は別定戦になるので斤量が２キロ増えますが、馬格があるので苦にしないし、相手なりの馬で上手くレースを運べる強みがあります。流れひとつで重賞でも出番があると思います」と色気アリ。前走２着と好走したが、人気の盲点になる個性の馬で、この中でも能力的に見劣るところはなさそう。

×…「昨年は休み明けで一息なところがありましたが、それと比較すると今年の方が順調です。58キロの斤量と小回りの1700ｍは決してベストではありませんが、押し切るだけの地力はあります」とムードは良かった。

☆…２走前から浅いブリンカーと耳つきのメンコを着けた効果で集中力が増し、スタミナ勝負の追い比べになった前走でも外から力強く追い込んで勝利。「前走後は放牧に出してリフレッシュして函館に入りました。調教では相変わらず動きませんが、いつもの事で順調です。前走は57.5キロでも強い競馬でした。今回は相手は強くなりますが斤量が56キロになるのはありがたいですね。実績では及ばないところはありますが、勢いなら負けませんよ」と強気な陣営。実は鞍上の吉田隼人騎手は昨年札幌でワケあって騎乗停止処分を受けている。そんな事もあり、エージェントからは札幌では騎乗しないで、新潟に行く様に言われていたが、この馬が前走勝ち、重賞に挑戦するというのを大義名分で札幌での騎乗を続けており、来週からは新潟で騎乗するとも言われている。そのためにもここでキッチリと結果を出したい気持ちはあるとの話もある。

[967] mixiユーザー 08月16日 01:29

【関屋記念　最終決断】

サマーマイルシリーズ第２戦。第１戦からの臨戦馬が６頭出走してはいるが、今年は例年に比べ小粒でしかも少頭数での争いとなった。その第１戦の中京記念は時計の掛かる、しかも坂のある中京コース、逆に今回は時計の速い、坂も無い平坦新潟コース、全く色の違うコースなだけに結果も大きく変わる可能性はある。12頭立てと少頭数ながらワケアリ騎乗が多くレースとしてはかなり面白い！

◎レッドアリオン
○マジェスティハーツ
▲エキストラエンド
△アルマディヴァン
×ヤングマンパワー
☆サトノギャラント

◎…前走は出負けした上に挟まれてポジションが後ろになり、ずっと外を回されるというロスの多い競馬。なおかつトップハンデの57.5キロを背負って0.3秒差なら決して悲観する内容ではないだろう。新潟は初参戦だが、ご存知のように半兄クラレントは昨年のこのレースと京成杯オータムハンデの新潟マイルを連勝、さらに全兄リディルもこのコースでオープン特別を勝っており、その兄２頭も管理した厩舎サイドも不安は持ってなかったようだ。また、夏場の連戦となるが、それについても「兄のクラレントも夏場で頑張ったけど、この馬も大丈夫そうです。調教の動きを見ていると重苦しさがないし、調子はいいですね」との事。当然、別定戦に変わるのは好材料で、スタートさえ決まれば勝ち負けには加わってきそうなムード。また、事情通の中には「最悪、出遅れても、慌てず末脚勝負に徹すれば上位争いできる」と見る者もおり、前走のような事はなさそうだ。ちなみに前走は『坂で止まった』と川須、良積が京都にあるならここが馬券的には一番美味しい。

○…３歳時から「能力は高いが気難しいところがある」と言われるこの馬。名手ユタカやノリをしても手を焼いていたほど。しかし、所属騎手で調教でも跨っていた森一馬とは、その気心が知れているからか比較的手は合う。神戸新聞杯ではエピファネイアの２着、昨春の新潟大賞典は本当に惜しい２着、続く中京記念でも勝ち馬と同タイムの３着、もういつ重賞を勝っておかしくないところまで来ていた。暖かくなってきたころから漸く立ち直り、前走の鳴尾記念では、モタれながらも、横を向きながらも、鞍上は幸四郎でありながらも鋭く追い込み２着を確保。勝ち馬がラブリーデイなのだから価値ある結果だった。待望の人馬重賞初勝利を狙っている。

▲…京都金杯２着の後は勝ち負けまでは加われないでいるが、かと言っても決して大きく負けているわけではなく、前走の安田記念も不利な大外枠からでも３着馬とは0.5秒差だった。昨年のこの時期は、このレースと京成杯オータムハンデと新潟マイルを続けて使って９・14着と結果は出ていないが、「当時は完全にスランプでした」と厩舎サイドは見ており、当然、今はその時よりはだいぶイイとの事。また、今回は１週前にビシッと追って直前は軽め調整も、西の事情通によると「鞍上サイドもこちらを選んでいるし、久々に狙いたくなるようなムード」との事で、一部では結構盛り上がっているようだ。中には「メンバー的にもここでダメなら復活は厳しい」という声もあるが、少なくとも復活の兆しは見せているようだ。

△…前走はインを上手く立ち回ったのと52キロの軽ハンデもあり、13番人気の低評価ながらクビ差２着と重賞でもやれるだけの能力は見せた。そこから中２週と間隔は詰まるものの、厩舎に近い事情通によると「今は立ち直りが早く、予定通りの調整ができている。馬も勝手に動いて坂路を楽々と登るくらいで、イイのはイイ」との事で、体調面の心配はいらない様子。

×…函館競馬場で追い切ってから新潟競馬場に直接入厩という、あまりない調整過程にはなるが、体自体は出来ているそうで、厩舎に近い連中の間では「馬は確実に成長して53キロの斤量差なら古馬相手でもやれる。平坦の時計勝負はのぞむ所」という話。ちなみにココを使うのは松岡Ｊのリクエストである。

×…昨年のこのレースの３着馬。当時は稍重でも走れたが、これは水はけの良い新潟だからこそ。その他にも渋った馬場で好走した事はあるが、以前から「馬場が渋った時点で二束三文」と言われているように、勝ち負けにはやはり良馬場が絶対条件となる。また、最近はゲートの悪さも目立ってきて、前走は出遅れて１頭だけ大きく離れた最後方をポツンと追走。事情通からは「（周りに馬がいなくて）あれでは馬も気が抜けてしまう」と言われていたが、力を出し切っていないのは明らか。ココでもゲートは課題となるが、「得意の新潟マイルなら」と見る者は多く、厩舎周辺でも「とにかく課題はゲートとそれに道悪。良馬場で上手くスタート切れれば勝負になっておかしくない」と言われていた。

[968] mixiユーザー 08月23日 00:08

【札幌記念　最終決断】

ＧⅠ馬が出走する数少ない真夏の重賞。ゴールドシップ、ハープスターがいた昨年ほどではないが、今年も例に漏れず昨年のＧ１ホースが集った。そこに函館記念の上位馬が揃って参戦。その他、各所から好調馬が顔を揃えた一戦にして混戦ムード。このレースを！という陣営の気合いがカギを握っている。

◎⑦ラストインパクト
〇⑫トーホウジャッカル
▲⑪ディサイファ
△①ラキシス
×④ダービーフィズ
×⑧ヤマカツエース
☆⑨ステラウインド

◎…宝塚記念も使おうと思えば使えた状態だったが、馬主、牧場サイドからも、『無理をせずに秋に大きいところを狙いましょう。そのためには札幌記念からの始動で良いでしょう』との判断で、ココを選んだとの事。今回は放牧明けという事もあり、使っている頃の絶好調という感じではないが、それでも「昨年の夏よりも一回りも二回りも成長して、逞しさが出て来た」と関係者は手応えを掴んでいる。鞍上の川田騎手のジャッジは、以前から宝塚記念を勝ったラブリーデイよりも上と評価は絶大。厩舎としても数々の有力馬をこの札幌記念に送り込んできただけに、ラストとなる今回はこの馬で締めくくって欲しいところだろう。

〇…今年の復帰戦に考えていた阪神大賞典はザ石のため回避、天皇賞・春も使えず、ようやく間に合ったという感じの前走の宝塚記念。しかし、さすがに菊花賞馬という底力を見せて４着と健闘した。その後は「秋の前に一戦しよう」という話になり、このレースを選んだとの事。ただ、札幌入りした直後から、「トモの肉が落ちて寂しい感じがする」「目の周りが黒くて、夏負けかもしれない」等々の様々は不安説が流れていた。それに関しては、「シッカリ食べているし、良い頃と比較しても、トモにそんな感じはないです。目の周りは元々毛が黒いですよ」と雑音を一蹴。調教に騎乗した酒井学騎手も、「前回はモサモサしてたけど、今回は追ってからスッと反応してグッと伸びて、とても良い動きでした。四肢を一杯に伸ばして大きなフットワークで、この馬らしい走りが戻って来ました。馬体に太め感もないので、力通りの走りを見せられると思います」と確かな手応えを掴んでいた。

▲…函館から札幌に移動して調整。「乗り込んで仕上がりは万全です。ダービーフィズと比べても甲乙つけ難いくらいイイですよ。大事に育ててきた甲斐があって。６歳になって、ようやく馬が充実。特に背中の使い方が上手になって、走る時のアクションがとても良い感じになりました。前走は前残りの展開の中で後方からの競馬になってしまい、完全に脚を余すような競馬でした。函館ですが洋芝もこなしているし、この相手でもヒケはとらないと思います」と陣営。例え下級条件でも２頭出しをするのを嫌う厩舎が２頭出し。どちらも期待が大きく、できれば１・２着の親子丼が理想との事。

△…宝塚記念後は放牧を挟んで7/31に函館に移動。入厩当初は落ち着きを欠いていたが、今はだいぶ慣れて来て、調教も順調にこなしているとの事だった。初の洋芝のコースについても、「２走前に馬場の悪い阪神競馬場で勝っているので問題ないと思います」と心配していない様子。ただ、サマーシリーズを獲りに来たとう感じはなく、あくまでも秋に向けての好発進をしたいという前哨戦的な意味合いが色濃い参戦である事とは事実でルメールもこの馬がメイチではない。

×…ダービーフィズは。「今年になってからフワフワする面なくなり、実が入って馬が変わって来ました。一戦ごとに成長を感じています。今週の調教でも岩田騎手が持っていかれそうになるほど、引っ張りきれない手応えでした。前向きさが出れ来てようやくオープン馬らしい風格も出て来ました。前走より相手は強化しますが、岩田騎手も手の内に入れているし、鞍上の勢いも心強いところなので、重賞連勝を狙います」と強気な陣営だった。

ヤマカツエースは元々「次走が買い」と言われていた、函館記念以降はかなり調整が順調だったと聞いており嵌めるならココ。

☆…「先週・今週とジョッキーに乗ってもらい、ビシっとやりました。多少緩んでいた体も締まって来たし、馬もスイッチが入った感じです。札幌は初めてになりますが、同じ洋芝のコースの函館で、昨年の函館記念３着と好走しました。まだ重賞勝ちがありませんが、能力的には見劣らないと思います」と厩舎サイド。４歳時に遠くフランスであのオルフェーブルと同じレースに出走して0.7秒差に好走。実績では一枚落ちるが、実力は互角で鞍上蛯名騎手を迎え重賞初勝利を目指す。

[970] mixiユーザー 08月23日 00:23

【北九州記念　最終決断】

今年のスプリンターズＳを占う意味でも重要な意味を持つであろう、今年の北九州記念。ココをステップに主役不在のスプリント路線に本格的に名乗りを挙げる馬が出てくるかどうか。そのレース振りにも注目が集まる。極端に荒れる重賞であるが、今年は様相が一変。それでも紐荒れ注意である。

●⑤ビッグアーサー
〇⑮マヤノリュウジン
▲⑪バーバラ
△③ベルカント
×①サドンストーム
×⑮ヘニーハウンド
☆⑦ミッキーラブソング

●…無傷の５連勝とはいえ、時計、相手関係、そしてラップ推移と一戦ごとに字面のパフォーマンスを落としていることは紛れもない事実。いわゆる“机上”の予想では「重賞のココで壁に当たる」と考えるのが妥当だろう。しかし、その背景に「とにかくＧⅠまで回り道をしたくない。確実に勝てるところを６～７分程度の仕上げで勝たせていく」という厩舎の方針があったとすれば？　少なくとも準オープンの２戦は完調には程遠いデキであり、辛勝に見えるのもそれがゆえ。今回、まだ絶好調とは言えないものの、「まずはこのレース。獲れるだけの仕上げはしてある」と担当が豪語するところを見る限り、近走とは雲泥の差と言っていい状態で出走してくることは間違いない。２戦目の八代特別を勝った時点で「来年の高松宮記念の惑星になる」と言われ、高松宮記念と同日の岡崎特別を勝った時点では「来年の高松宮記念はほぼこの馬で決まり。スプリンターズＳにも間に合う」と関係者が口を揃えたほどの逸材。表向きは試金石でも、陣営の本音は通過点に他ならない。

〇…重賞勝ちこそないものの、ＧⅠ３着の実績を含めトップクラスのスプリンターと渡り合ってきた経験値はココに入れば一枚も二枚も上。強靭な末脚はいかにもこのレース向きであり、普通なら上位必至の存在になるべき馬である。今回、どうも厩舎のトーンが上がらない様子で、聞けば、ココまで決して予定通りに運ぶことができなかったらしく、「やっと先週くらいから気持ちが乗ってきた感じ。もう少し迫力が欲しい」とは調教師の言葉。まだレースに行って破壊力を見せるほど内面からデキていないという見立てはあるようだ。だが、浜中もこの馬のためにわざわざ身体を空けていたらしくこの馬自身の走るポイントが読めない。斤量は背負う場面ではあるが実戦向きの馬ならココも。

▲…ブリンカーを着用した前走は圧巻の逃げ切りだった。ハンデは重くなるが許容内、ただ気掛かりなは幸四郎が乗るという点ぐらいだろう、それでも前走ようなレースができれば得意な季節での激走も大いにあり得る。

△…「短いところならこのくらい走れるよ」と、短距離馬としての能力を改めて証明する一戦でもあった。その後も「引き続き具合はいい」と先の担当者。「モタれるのは気がかり」と、コーナーのあるコースに戻る点に不安がないわけでもなさそうだが、「まともに走ればやれていい。今のデキなら大丈夫だと思うし」と、重賞連勝に意欲的な陣営。ちなみに、武豊は当初、マヤノリュウジンの依頼も受けていたそうだが、アイビスＳＤのレース後、陣営がこのレース出走を決めるや否や、「お手馬だから」とアッサリこちらに乗り替えたという話。そもそも、アイビスＳＤで乗らなかったことをレース前から悔やんでいたという別線からの報告もある。

×…サドンストームは早めに小倉入り。「環境にも慣れて状態は安定しています」と現地担当も納得の好態勢。「前走は強い競馬をしていると思います。馬場も不問のタイプですから、ココも力を出して勝ち負けに持ち込めるはずです」と、意欲的な言葉が飛び出した。来週のキーンランドＣには、弟のティーハーフが控えている状況。「２週連続で決めてもらいたい」と、栗東にいるスタッフも楽しみにしているそうだ。

ヘニ―ハウンドはテン乗りに強い。乗り変わったファルコンＳや高速レコードを叩き出したレースはいずれもテン乗りの騎手だった。前走は出過ぎたが今回は控える格好、ならば出番あり。

☆…「ズブイから1800ｍでもいいくらいだと思っていたんだけどね」とは調教師。それだけに前走に関しては完全にお試しと見ていたようだが、忙しいとハナから分かっていたこともあり、テンから気合をつけて行く鞍上の好判断、コレが功を奏する形の差し切り勝ちには、テキも「上手く乗ってくれた」と鞍上を手放しで褒めていた。そこで手応えを掴んだ上で臨む重賞のココ。勢いは侮れないものがあり、厩舎サイドも「重賞で相手は強くなるけど、今は本当に状態がイイ。この時季が合うのだろう」とトーンは高い。このレースといえば、毎年穴を開ける上がり馬。今年はこの馬という可能性もある。

[971] mixiユーザー 08月29日 21:51

【キーンランドＣ　最終決断】

サマースプリントシリーズ第５戦にして、秋のスプリンターズＳを見据えた重要なステップレース。シリーズ最終戦のセントウルＳには現在、Ｖマイルの覇者ストレイトガール、そして高松宮記念２着以来となるハクサンムーンが虎視眈々と態勢を整えているが、いずれにしろ大混戦のスプリント戦線。ココからも新星が現れるか、馬券を離れても楽しみな一戦と言える。

◎⑪ローブティサージュ
○⑥レッドオーヴァル
▲⑫オメガヴェンデッタ
△⑨エボワス
×⑩ティーハーフ
☆⑧ネオウィスダム

◎…デキも枠も絶好で期待していた前走の函館ＳＳだったが、その好枠が逆にアダになってしまい、内で何もできずに全く力を出せなかった。調教師も開幕週を意識して、『詰まってもいいから内を突け』との指示を出して、それに鞍上は従ったので責められない。結果大渋滞で揉まれてしまった。「デキは変わらず良いです。前走は全く競馬に参加していないので、痛んでいませんよ。今回は丁度真ん中の枠なので、出たなりの競馬になると思いますが、ロスなく運べれば、勝てるだけの馬ですからね」と連覇を狙う陣営。

○…１番人気の前走のＵＨＢ賞だったが、後方から追い込む競馬でレコードの３着。人気を裏切る格好になったが、元々叩いてココが目標だっただけに、内容に関しては陣営は悲観していない。「レース後の回復も順調だったし、追い切りも予定通りにできました。全て前走以上なので、良馬場ならばまず崩れる事はないでしょう。内枠だけのコース取りがカギとなりそうですが、スムーズに捌ければまず勝ち負けです」と陣営。鞍上はインを突く事へのこだわりを持っているので、取りこぼす可能性はないとは言えないが、この夏の重賞での好成績は心強い。同厩舎のオメガヴェンデッタは先々を見据えているが、この馬には、ここでタイトルを獲らせたい雰囲気は感じられる。

▲…このレースを目標に札幌で調整。今週の最終追い切りではこの馬に、競馬ではレッドオーヴァルに岩田騎手が、レッドオーヴァルには助手が跨り、併せ馬を行った。それに関して、「岩田さんは以前、ロードカナロアの調教で馬とケンカしてでも走りたい気持ちを抑え込み、競馬で爆発させるというのを馬に教え込みました。この馬にも先々はそういう馬に成長して欲しくて、同じような調教をしてもらいました」との事。既にあのロードカナロアを意識しているとの発言。「まだ完成途上で、これからの馬で、ここは試金石になるでしょう。今回云々ではなく、長い目で見ているので、先々に繋がる競馬をして欲しいですね」との事。

△…格上挑戦の形の前走で鮮やかに勝利。初めて着けたチークの効果も絶大だった。「勝った後も順調です。今回は相手強化、斤量も３キロ増えて、条件は厳しくなりますが、今の勢いならば一気に行きそうな感じはあります。あとは今回、札幌にいて当日輸送がないので、馬体が増えていない事は条件でしょう。前走から極端に増えていなければ、ここも楽しみです」と、課題をあげつつも期待の方が大きい関係者。鞍上モレイラというのも大きな魅力。

×…前走勝った後は短期放牧を挟んで7/31に函館へ入厩。「追い切ってその日に輸送するリスクはありましたが、Ｗコースのある函館で調整しました。札幌は初めてになりますが、前走の勝ち方ができるなら、気にしないくて大丈夫ですね。環境の変化に強くないので、少しピリピリしていますが、レースまでに慣れてくれると思います。若干状態は前走が上か。

☆…藤沢厩舎が面子を立てるために乗り変わった。今回展開として単騎逃げが叶いそう、この鞍上ならきっちり最後まで走ってくれるはず。

[972] mixiユーザー 08月29日 22:20

【新潟２歳Ｓ　最終決断】

一昨年は１着ハープスター・２着イスラボニータという後の桜花賞馬・皐月賞馬を輩出、後のＧⅠ候補生を輩出する出世レースとして注目されてきたこの新潟２歳Ｓ。過去10年でメンバー中最速上がりをマークした馬が６勝、２着３回と好成績を収めているか果たして。

◎⑱ビプノティスト
○②ロードクエスト
▲⑮ルグランフリソン
△⑦マコトルーメン
×①タニセンビクトリー
☆④プリンシパルスター

◎…初戦は中団追走から、直線残り400ｍ辺りで馬群がバラけて追い出されると、何度も手前を替える幼い所を見せながらもキッチリと前を捕らえて白星発進。そこから２ヶ月と間はあいているが、中間はずっと厩舎に置いての調整で、仕上がりは順調のようだ。柴田善騎手も１週前に跨がって、かなりの好感触だったとの事。初戦も決して低い評価ではなかったのだが、その周囲では「思ったより奥がある」と言われていて、今回は明らかにその時以上のトーンで、鞍上もハッキリと勝ち負けを意識している様子。調教師はまだ30代で開業２年目の若手だが、国枝厩舎の助手時代にはアパパネを担当していた人物。そんな縁もあってこの馬を預かる事になったようだが、このオーナーの馬で大きい所を勝てば先々も明るくなるだけに、そういった意味でも注目の１頭だ。

○…東京マイルの新馬戦は６番人気と事前にはそれほど注目されていなかったものの、33秒２という驚異的な末脚を使って次元の違う勝ち方。一部では「大物誕生か？」とかなり騒がれたが、その後は札幌２歳Ｓと天秤にかけて、このレースを使うのが決まったそうだ。普段はあまり褒める事がない田辺騎手も、何度も稽古に跨がって「イイですね」と言っていたというくらいなので、仕上がりに不安はない様子。

▲…同じく新潟遠征したデビュー時には、「同日メインのアイビスＳＤに使っているアースソニックよりも厩舎の目玉はコレ」という話。さらに「負けてもらっては困るんです」という話まであったが、その通りに危なげなく逃げ切ってみせた。口向きの悪い所も見せたが、「ほとんど一杯に追わず八分で勝てたのが大きい（西の事情通）」と言われていて、担当も「今週初めてビシッと追って、前走以上のデキでしょう。反動もないようですし、口向きの悪さもマシになりました」と上積みを見込んでいたとの事。ジョッキーに近い東の人間の間でも「完成度は抜けている」と言われていて、さらに「揉まれるのが嫌だったのでこの枠も大歓迎」という話。そして、これは専門紙などには書いていないことだが、北村宏騎手は金曜にワザワザ栗東に出向き跨ってきたそうだ。

△…ノリが代打を務めたが、レース後は「トモが甘い上に、スタートで外に切れて落ちるかと思ったほど。それを考えればよく掲示板に載ったよ」と褒めていたらしい。さらに「間違いなく距離はもっとあった方がいいし、直線も長い方がいい。軽い芝でも走れるから新潟なら面白い」とも言っていたそうで、事情通の間ではこの条件替わりは揃って歓迎と見られている。函館での２戦はいずれも後方から最速の上がりをマークしているが、お世辞にも小回りの1200ｍがベストとは思えないタイプで、それでも重賞でも崩れなかったのは能力の裏付け。手綱が戻る勝浦騎手も、中間は跨がっていないものの期待は持っているようで、その周囲でも「人気はあまりないでしょうが、外回りの1600ｍなら」と密かに盛り上がっていた。

×…今週の追い切りに跨った鞍上も「この動きならチャンスがある」とかなり感触を掴んだらしい。新潟の外回りマイルでもスピード負けはなく、その完成度の高さで圧倒するシーンも。

☆…「ひと叩きの影響がかなり見込めるだけに、折り合いさえつけば面白くなる」という話。また、「まだこれといった武器がないが、ココでも大崩れはなさそう」とも言われており、上積みも込みで見れば勝ち負けのチャンスも十分にあるはず。

[973] mixiユーザー 09月05日 00:26

【札幌2歳S　最終決断】

去年は弥生賞、桜花賞、毎日杯勝ち馬を輩出しているハイレベル重賞。やはりここから将来性豊かなスターホースが今年も誕生するのかが争点となりそう。もちろん陣営の思惑も様々であり「来年は解散だけれど…」という厩舎、さらには「夏は1勝しかできていない」という不振の名門ステーブルと思惑は様々、鍵を握っているのは確かだが人の思惑もそれなりに働いている。

◎⑪アドマイヤエイカン
〇⑩プロフェット
▲⑤ラヴアンドポップ
△⑥アラモアナワヒネ
×③アラバスター
☆④クロコスミア

ちなみに札幌→札幌の参戦の馬は意外と不振である、阪神や東京での勝ち馬が有利。

◎…超スローに落として逃げ切った新馬戦。時計は遅かったが、自ら逃げてペースを作ったもので、後続が迫ってくればペースを上げたので、そうなればもっと詰められた可能性はある。「新馬戦は素質の違いで押し切れると思っていました。ただ、その後はココを使う予定で調整を進めてきて、最初はどうかな？という感もあったのですが、ひと追いごとに良くなり、一度競馬を経験した事で体の使い方が上手になり、急激に成長しています。今週の調教も芝コースでとても良かったです。気持ちの面でもだいぶ前向きになりました。無事に育てば来年の春は楽しめそうな馬。そこに向けて早い時期に重賞勝ちして、選択肢を広げたいですね」と陣営。手掛けるのは2011年２着のゴールドシップ、2013年の１着レッドリヴェールでお馴染みの今浪厩務員だ。須貝厩舎も一時期ほど噂は減っているが毎年2歳重賞もしぶとく勝っておりここで決めるか。岩田のメイチは別の馬、だが今年はこの後小倉へと参戦予定。

〇…初戦は予想に反しての逃げ切り勝ち。陣営としてはそういうのは想定してなかったようだったが、「敏感なところがあるし、自分のペースでリラックスして行けたのは、良かったかもしれません。思った通りの能力の高さは見せてくれたし、勝ってココは青写真通りです。レース後は一旦放牧に出して、順調に調整して来ました。あとは、今回は頭数も多くなり、揉まれる形になるとどうかとの課題はありますが、能力はココでも通用すると思います」と陣営。この夏はこの馬以外は未勝利で１勝と不振だが、「この馬が最後に決めてくれれば良いです」との事で腕利き助手を残して調整しているそうだ。ルメールはこれが明日のメイチで、終われば小倉へ。

▲…デビュー戦で６番人気が示す様に、正直なところ勝つと思ってなくての勝利。そして前走のコスモス賞は担当がもう１頭手掛けていたのがグレープブランデーで、それがエルムＳに使うので、それなら一緒に北海道に連れて行こうと使ったら勝ってしまった。メンバー中唯一の２勝馬ではあるが、勝って当然でココに駒を進めて来たのではなく、２戦とも思った以上の走りを見せて、嬉しい誤算的なところがある。それでも、「普段はヤンチャですが、競馬に行くと気の悪さは見せないし、思った以上に奥があるかもしれません。中間もシッカリ調整できているし、多頭数も距離も経験しています。どんな競馬をしてくれるか楽しみです」と厩舎サイド。

△…、『もうひと追い欲しい感じはするが、やる毎に良くなってる。真面目で前向きさある。追えば時計も出る。枠もいいし先行する形で。いい競馬になってもいい』という話もあった。そして手掛けるは、かつてＧⅠ馬を育てた厩舎一の腕利き、色気を見せている。しかし、気になるのは鞍上の話。どうやら札幌開催終了後に何やら発表があるらしく、良い話が全く聞かれていないのが心配。

×…デビュー前から、『新馬を勝って札幌２歳Ｓ』という青写真を描いていたので、連続して騎乗できるのが条件で、菱田騎手が抜擢された。だが来年定年でクラシック、というわけでも勝負駆けというわけでもないらしい。どこまでやれるか試金石の一面が強いようだ…。それを示してか、テキは今週から栗東に帰ってきているそう。

☆…デビュー２戦は1200ｍを使ったが、コーナーワークが下手で勝ちきれず。それが２走前に距離を1800ｍに延長したら、スムーズに立ち回り初勝利。その勝ちっぷりから前走のコスモス賞も期待したが、４角で行き場をなくし、立て直したが中途半端で脚を余した格好で４着に終わった。「ロスの多い競馬だったので仕方のないところはありました。ただ、1800ｍだとコーナーもスムーズに回るし、色々と収穫もあった一戦でした。滞在して体調は安定しているし、豊富なキャリアは強みになると思います」と一発を期待している関係者。

[974] mixiユーザー 09月06日 00:19

【小倉2歳S　最終決断】

札幌2歳Sは◎→○→☆で馬単、ワイド、三連複、3連単総取りだった。毎年夏は大不振なのだが今年は逆に当たれば万馬券まで突き抜けている、地味にこの夏の的中額は18万強、恐ろしい話である。毎年恒例、夏の小倉を締め括る２歳重賞。２開催16日間で行われていた頃は、馬場の悪化が影響してかキャリアのある馬の好走が目立っていた。しかし12日間開催に短縮された2011年以降、昔ほどの馬場の悪化は無く新馬勝ち馬の好走が目立つ。今年も、週中の雨は多かったが基本的にはそれほど悪いわけではなく、同じ芝1200ｍの土曜日メイン北九州短距離Ｓで１分７秒８、その前の９Ｒ八幡特別では500万条件ながら１分７秒７と、まずまず良い馬場が保たれているのが注目、明日は雨予報だが果たして…。

◎③シュウジ
○⑥レッドカーペット
▲⑧コウエイテンマ
△⑤ファビラスヒーロー
×④レッドラウダ
×⑬サイモンゼーレ
☆⑨ブンブンブラウ

◎…「兄のツルマルレオンに似ているね」とは小牧の談。かつて、ハーツクライ産駒ながら「この馬は絶対に短いところ」とテキが見抜き、重賞まで勝たせた兄を髣髴とさせる雰囲気を持つこの馬。その短距離馬としての資質はシッカリと受け継がれているようで、「1200ｍはいかにも合っている」と、小牧も適性の高さを語っている。その小牧曰く「デキも絶好」とのことで、どうやら相当乗りたがっていたらしい（一部筋からの話では、「普通に勝つやろ。勿体無いことしたわ」と嘆いていたとか…）。替わりに手綱を取る岩田サイドは、橋口師の相馬眼に絶対の信頼を置いており、「あの先生が短距離を使うということは、かなり自信がある証拠なんです。それを信頼して岩田は遠征を決めたそうです」と、実に2010年以来となる小倉行きを決めている。デキ、条件ともに絶好。「焦点は勝ち負けより勝ちっぷりだろう」と強気な話をする者もいる。

ちなみに、「小牧が乗れないのはいいとして、なぜ岩田？」と疑問を持つ方もいるだろうが、元々、この馬主は岩田や四位のラインと関係が深く、その馬主から「小牧が乗れないなら、そのあたりに声を掛けて欲しい」というオーダーが厩舎にあったそうだ。しかし懸念材料としては岩田が小倉の相性が良くない、2010年に札幌シリーズ参戦前に乗ったら１開催2勝しかできなかった。

○…初戦でシュウジに完敗しているこの馬だが、「力量的には互角以上。今度は逆転する！」と、厩舎サイドのトーンが妙に高い。その背景にあるのが初戦の明確な敗因。聞けば、「ハミ受けが悪くて、上へ上へ走っていた。あれじゃ能力を半分も出せない」ということだったらしい。その課題をシッカリ克服した前走でほとんど追うところなしの大楽勝、それでも「1400ｍだからスピードをセーブして走っていた。1200ｍの方が絶対に合う」と、この条件ならさらに良さが出るというのである。「使うごとにパワーアップしているし、デキの不安もない」と、一度土を付けられた相手がいるにも関わらず、そのトーンはむしろ迎え撃つ立場のそれ。ルメールをわざわざ呼び寄せるほどの勝負度合いで、重賞の舞台で借りを返す腹積もり。

▲…「馬込みに入っても怯まない精神力があって、トップスピードに乗るまでの速さが持ち味」とは調教師の言葉だが、担当に言わせれば「とにかく完成度が抜群に高い」と、この時期の２歳戦には欠かせない成長の早さが最大のセールスポイントである。さらにいえば、今回に関しては条件もこの馬に味方。「有力馬は小倉の1200ｍを走ったことがないけど、こちらは同じ舞台で勝っている。これは大きな利点でしょう」と、厩舎サイドからは人気のシュウジあたりを意識した発言も。一度栗東に戻ってからの中２週となるが、カイ食いは良好でデキ落ちの心配はないとのこと。将来性で劣るタイプだけに、ある意味でココは勝負使いでもある。

△…初戦よりもデキが向上、乗り手も含めて「ゆくゆくはダートで大成しそう」と、本質的な適性に差はありそうだが、「今の時期なら問題なくこなせるし、雨でも降ればプラスに働く」と、馬場悪化があるようなら警戒の必要はあるだろう。

×…レッドラウダは音無先生が弟子に手綱を託していること、血統的にもゆるい馬場は対応可能である。　サイモンゼーレはでココ一本に絞ってシッカリ調整することが決定。その甲斐あってデキは上向きとのことで、「バッチリできましたよ！」と担当も上機嫌にデキの良さを強調していたとのこと。

☆…先週のあの破天荒な勝ち方で現地に滞在して連闘での重賞挑戦が決定。松山も当初はクリノシャンボールの依頼を受けていたところ、この馬の出走が決まるとすぐにコチラの騎乗を選択「滞在組はどれもイイが、中でもこの馬は一番でしょう」と、現地筋からも前向きな報告。侮れない１頭だ。

[975] mixiユーザー 09月06日 00:41

【新潟記念　最終決断】

３年前より、新潟２歳Ｓに替わり夏の新潟ラストを飾る重賞となった新潟記念も、夏の新潟を締める重賞として定着しつつある。またサマー2000シリーズの最終戦でもあるが、レース前にダービーフィズの優勝が決まっており、昨年のマーティンボロや３年前のトランスワープの様な「サマーシリーズの勝負懸かり」も無い。それでも「平坦新潟の中距離ハンデ戦」を狙ってきた馬が多く出走、さらにＧⅠ好走の３歳馬の参戦もあり馬券的にも魅力のあるレースとなった。買って賞金を加算！という馬がそろった一戦、はたして。

◎③パッションダンス
○⑧クランモンタナ
▲⑯メドウラーク
△⑫アルフレード
×⑬ロンギングダンサー
×⑭ネオブラックダイヤ
☆⑨マジェスティハーツ

◎…何とか重賞を１つ獲っているものの、度重なる故障で「才能の半分も発揮していない」と言われ続けている未完の大器。前走の小倉記念当時、「絶好調！この一語」と担当が唸るほど好態勢で、３週続けて追い切りを付けた藤岡佑介も「コレは普通に走れば勝っちゃうんじゃないですか」とかなり自信を持っていた。ただ、陣営としては「そのユースケの自信だけが心配だけどな」と懸念していたが、結果は見事その不安的中。スタートしてポジションを取りに行ったが取れず、逆に折り合いを欠いてしまいやや掛かり気味、直線も内を捌けず踏み遅れ、そして伸び負けし６着敗退。この結果には陣営もガッカリしていたそうだ。
幸い、脚元は問題なくこの中間もビシビシ乗られている。そして今回は鞍上にミルコ・デムーロを早々確保、年齢とともにレースに飽きている雰囲気があり、この乗り替わりはまさに勝負駆け。そして鞍上のミルコも、ほぼ安泰の夏の新潟リーディングに花を添えること、そしてサマージョッキーシリーズで岩田を逆転するためにも勝負騎乗になる。新潟2000m重賞で復活なるか。

○…昨年のこのレース２着馬。「重賞でもアッと言わせる可能性も十分ある」とお伝えしていたが、その通りの好走を見せてくれた。その後はしばらく低迷が続いていたものの、前走の小倉記念は後方からの競馬で最速上がりをマークし復調を感じさせる４着。これにはジョッキー、厩舎陣営とも好感触を掴んでいたらしく、レース後はすぐにココへのローテが決まった。ただし、使える脚には限度があるので「今回はある程度前で運んで」と、長く脚を使って渋太さを生かす作戦を考えている。今年春の新潟大賞典こそ先行策で崩れているが、２年前の信濃川特別では条件クラスとは言え、後の菊花賞２着馬サトノノブレスを退けて勝っているようにこのコース適性の高さはかなりのモノがあり、事情通の間でも人気（土曜夕方時点で単勝９番人気）以上に評価する者は多い。

▲…現在４連勝中、重賞初挑戦ながら集める注目はすでに重賞を勝っている馬以上のモノがある。中間はしっかり稽古を積んでいて、厩舎でも「先週のひと追いで、絶好調だった前走くらいのデキに近づきつつあります」と仕上がりに不安は持っていなかい様子。また、情報筋の中には「気持ち増えていそうだけど問題ない。この厩舎は余裕残しの仕上げをしてきた時のほうが走る」と見る者もおり、いずれにしてもデキに問題はないようだ。また、カツハルも３歳夏からずっと跨がっていたスイートサルサの依頼には目もくれずにコチラを選んでおり、やはり本人も相当惚れ込んでいるそうで、親しい人間には「自在性があるし、最終週の馬場は絶対に合う。負けるイメージがないんだよね」と勝つ気満々だったという話も伝わってきている。
厩舎サイドは「休み明けだから、前回ほどの自信はありません」と慎重な話もしていたそうだが、この厩舎なだけにほぼ煙幕。西の情報筋の間では「前走の勝ちっぷりは強かった。あれだけ走ればココでも絶対足りる。この後は、内容次第では天皇賞直行、そしてジャパンＣの王道を歩む可能性はあるしそれだけの器」と言われており、まず上位争いに絡んで来そうなムード。

△…今週の最終追い切りはセーブされたが、これは「先週やってあるので敢えて地味な時計で追い切った」という話。また、距離についても「2000ｍは正直ギリギリだけど、福島の2000ｍよりは新潟2000ｍの方が競馬はしやすいので何とかなると思う。あとは18頭立てをどう捌くかだけ」とのこと。

×…2頭ともにデキの良さとコース相性が抜群、穴要素十分で激走があっても驚けない。

☆…この新潟外回り2000ｍでは昨年５月の新潟大賞典でクビ差２着があって、距離延長も問題なし。西の事情通も「近走は安定感ある走りを見せているし、もともと重賞級の力の持ち主。決め手はここでも上位だし、馬場が広くて、直線の長い新潟コースは、この馬の持ち味を最も発揮できる舞台」と引き続き評価しており、仕上がりも問題だ。

[976] mixiユーザー 01月04日 23:22

【中山金杯　最終決断】

2016年、競馬開幕。ディープインパクト旋風から一変して他血統の台頭、日高vs社台の構図はこれからも注目したいところである。その中山金杯なのだが明けの4歳勢は苦戦の一戦、とはいえ今年のクラシックホースたちの出来を考えると今の層の薄い中長距離戦線をあっさり食っても不思議ではない。さあ、初笑いを決めるのは？

◎⑤ヤマカツエース
○⑩フルーキー
▲⑦マイネルフロスト
△⑨ベルーフ
×⑥ブライトエンブレム
☆⑫バロントゥオール

◎…年末から厩舎サイドは、「福島記念当時よりもデキは上向いている」と腕利きが豪語していた。「ＧⅠ戦線でどうこうなるという器ではないが、ＧⅢくらいならば勝ち負けできる力はつけています。最終追い切りは輸送を考慮してビシビシはやりませんでしたが、気配は良く、今回も楽しみです」との事。前走、エージェントの手違いで乗れなかった池添騎手も、ここは力が入るところだろう。キンカメ産駒は覚醒すると風格が変わってくる、そしてキンカメ産駒は母父の良さをダイレクトに伝える血統である。このオッズで買えるのはラストかもしれない。

〇…京都金杯の方にエキストラエンドを使うので、２頭出しを嫌って、この馬は使い分けで中山金杯の方に出走。これまでは、やや人気先行のイメージの同馬だったが、前走はシッカリと集中して、素晴らしい瞬発力を引き出しての勝利だった。「以前は気性的にも幼かったし集中力に欠けるところがあったので、距離もマイルくらいが良かったのですが、今なら距離が延びても大丈夫だと思います。競馬を使った後の回復も早くなったし、心身ともに成長したのが大きいですね」と陣営。実績から57.5キロのトップハンデ、さらに初距離、初コースとなるが、鞍上と厩舎の勢いの後押しもあり、ここも目が離せない存在であることには間違い無い。

▲…調教では仕上がらずに、実戦を叩きつつ良くなる典型的なタイプ。それを裏付けるように、３走前のオールカマーから一戦ごとに確実に着順を上げて来ている。有馬記念に登録をしたが、早い段階で出走が叶わない事がわかり、目標をココに切り替えて調整して来た。「この中間の調教の動きは文句ないし、思い描いた様に上手く仕上がっています。詰めたローテーションで有馬記念を使わなかったのも、却って良かったのかもしれません。ハンデは背負っていますが、実績からそれは仕方ないでしょう。昨年末に良い形で締めくくれた（東京大賞典でサウンドトゥルーが勝利）ので、この馬で2016年は好スタートを決めたいですね」と厩舎サイド。鞍上松岡騎手も、「お年玉だよ」とかなり吹いているらしい。ちなみに松岡は今年は勝負の年（ワケあって）なので追う価値ある。

△…今週は輸送もあるので坂路で軽めだが、仕上がりは良いとの事。「以前は気性的に難しいところがあり、ゴネるような仕草も見せたりしましたが、今はそういう面もだいぶ収まっています。最近はスムーズさを欠くレースばかりだったので、まともにレースして欲しいですね。今回からブリンカーを外すことがいい方に出る事を期待しています」と厩舎サイド。

×…「それでもパッタリと止まりませんでしたが、あの時に強く手綱を引いた影響で、その後にずっと首の辺りに張りが残ってしまいました。放牧から戻って来てからも、しばらくは気にしていました。レース中でできたものと判明してからは、それを取る様な調整して、今はだいぶ回復しました。菊花賞の時が本当に素晴らしく良かったので、それに比べると少し及ばないところはありますが、古馬相手でも戦える様にシッカリと調整したので、この馬らしい走りを見せてくれると思います」と、改めて反撃ムード。

☆…アイルランドＴを予定していたが、調整が間に合わずに福島記念に変更した前走、思ったよりも道中の位置取りが後ろになってしまい、最後は追い上げるも７着までだった。「馬場も影響したみたいだったので仕方ありません。前走後は放牧に出さずに、厩舎で調整しました。ひと叩きした効果はあるし、今週乗り役さんが乗ってくれて、丁度良く仕上がりました。中山コースは得意だし、ハンデも据え置きの54キロならば、今度はもう少し動けそうですよ」と陣営。実はこの鞍上起用までには紆余曲折あった。まずは主戦の田辺、前走は急遽の予定変更で乗れなかったのだが、早々と中山金杯で乗る事は決まっていた。その経緯がありブライトエンブレムを断る（クビでは無い）ことになった。ところが、年末から腰痛で騎乗を見合わせるアクシデント、ギリギリでのことで鞍上が見つからず一時は今回から短期免許を取得し来日するＬ．コントレラスで決まりかけていた。ところが、免許が１月４日からで調教には騎乗できない事が判明、それを懸念していたところ「ノリが空いている」となり最終的に決まった。

[977] mixiユーザー 01月04日 23:36

【京都金杯　最終決断】

この時期の京都と言えば内枠天国。エアレーション作業が行われて1秒半遅くなった秋開催に比べてどうなっているかがカギを握る馬場読みに相反するこの枠順、カギを握るのは「勝ちたい」理由がある陣営という所、去年の巻き返しを図る陣営と勢いそのままに来る陣営、その点の勝負度合いが高いのは？

◎⑨オメガヴェンデッタ
○③シベリアンスパーブ
▲⑯トーセンスターダム
△⑫エキストラエンド
×④ケイティープライド
☆⑦ウインプリメーラ

◎…コレは一部で盛り上がっている１頭。スワンＳから間隔が開いているものの、十分すぎるほど入念に乗り込まれて「デキに狂いはない」と担当はキッパリ。前走時はまだ緩いところがあったとのことで、「上積みしかないくらい」と、かなり良くなっていると見て良さそうだ。また、鞍上岩田も「年明けの金杯は何としても勝ちたい」と、かなり意気込みが強い様子。近しい関係者からも「昨年はかなり流れが悪く、本人もフラストレーションが溜まっているようです。年が開けて心機一転、そのためにも初っ端で決めたいという思いが強いらしいです」と、裏付けが取れている。暮れの阪神Ｃ出走も考えながら、熟慮の末にココ出走を決めたという話（岩田の進言もあったという）も好感。伏兵の一発があってもいい。

○…人気になりにくい関西遠征の関東馬、その典型例とも言えるのがこの馬。11番人気３着とアッと言わせた前走時も、厩舎サイドは密かに色気のある話をしていたという背景がある。その前走が休み明けだったこともあり、「使ってさらに良くなっている」とこの中間の担当者。休み明けの重賞挑戦と、決して楽ではない条件だった前走で一度は先頭に立つ見せ場タップリの競馬ができたことは厩舎にとっても自信になったようで、「今回も狙っていく」と、そのトーンは極めて高いという美浦筋の報告。一部では速い時計への対応力が懸念されているようだが、「調べてもらえれば分かると思うけど、持ち時計もちゃんとあるんだよ」と厩舎は意に介していない様子。絶好の内枠も含め、「もうあとは勝ち運があるかどうかだけ」と、上位で拾う必要がありそうな話。
なお、テン乗りの康太には「スローの瞬発力勝負だと分が悪い。ある程度のポジションを取って勝ち負けを狙ってくれ」と指示を出しているそうだ。

▲…追い切りは大晦日にビシッとやれており、年が開けてからは軽い味付け程度。腰の状態もだいぶ良くなっているようで、「絶好調と言っていい」と担当もデキの良さには太鼓判を押している。当週になって武幸四郎騎手に乗り替わる誤算があったマイルＣＳでも見せ場タップリの競馬ができており、「やはり京都の外回りなら崩れない」と厩舎サイドも自信を深めた様子で、前走後、すぐに決まったこのレース参戦。「幸先の良いスタートが切れるでしょう」と、厩舎サイドからは星勘定の様相。あとはこの枠だけ。内枠天国とも言われるこのレースだけに、天才の手腕に頼るのみだがこの馬多頭数が捌けない。そこをどうとらえるか。

△…前走後はマイルＣＳを予定していたのだが、短期放牧から戻った後の調教中に左前脚に外傷を負うアクシデント。意外に傷が深かったと、苦渋の決断ではあったようだが、ＧⅠ挑戦を断念、年明けのココに目標が切り替えられた経緯がある。その判断が功を奏し、12月上旬に帰厩してからの調整は極めて順調。年末の段階でほぼ仕上がっており、年越しも上手く乗り切れたという担当の報告。２年前の同レース勝ち馬で、昨年も２着。「坂の下りで勢いを付けられる京都外回りのマイル戦がベストの舞台。今年もイイ勝負してくれますよ」と、最高の年越しを果した鞍上の勢いも含めて、やはり主力を形成する１頭になりそうなムード。

×…内枠に入ったディープ産駒の中でこの馬も気になる一頭。中山などの小回りコースで不振なら、ここでの巻き返しがあっても良い。

☆…ここ２戦は一時に比べて体調一息。それがココに来て徐々に復調気配を辿っているとのことで、得意の京都マイルに舞台が替わることも含めて、今回は侮れない存在になりそうだ。厩舎サイドもだいぶ自信を取り戻した様子で、「イイと思う。狙ってみたら」と久々に近しい筋にプッシュしているという報告も入ってきている。今回のポイントは川田への手替わりがどう出るか。和田がエイシンの騎乗依頼を先に受けてしまっていたことが乗り替わりの理由。「歩様が硬い馬を嫌がるからな～」と、この馬に合っているかどうか微妙という見方が多いようだが、川田本人は「ハンデも絶好。年明けに良い馬が回ってきた」と、決める気マンマンという報告。

[978] mixiユーザー 01月09日 23:04

【シンザン記念　最終決断】

中山金杯は◎▲○で4種馬券総取りで今年は発進、この調子で今年はきっちり取りたいレースは取りに行くスタイルで行きたい。シンザン記念はフルゲートになれば外は一切要らないというはっきりとした傾向にある。グァンチャーレが居ながら、ラルクを取ったユタカの胸中は如何に。と言っても鍵を握っているのは見え見えの勝負を賭けてきた陣営、この時期は勝ち切ったほうが賞金的には良いレースが多いこの冬場に使うからこそ、意地でも勝ちたい陣営とは！？

●②アストラエンブレム
○⑦ジュエラー
▲⑩ピースマインド
△⑤レインボーライン
×③レオナルド
☆⑥ロジクライ

●…事の始まりは去年のサウジＲＣ。陣営としても必勝態勢という所を敷いていたが、馬体も減り状態がギリギリのため後方一気の競馬しかできなかった。それでも3着に雪崩れ込んだのはそれだけのポテンシャルがあったということ、無論あの馬の本気ではない。その轍を踏んで今回はしっかり調整をして「ワケあって」ルメールが騎乗する、この経緯は過去のコラムに遡れば書いているがそれを踏まえればかなりのプラスと見る。ブライトエンブレムの借りはここで返すことになりそうだ。

○…ワンカラット、サンシャインでお馴染みの母がヴィクトワールピサに父を変えて送り出す厩舎縁の血統馬。「絶対に勝たせたい」ということで当初小倉デビューだったのを先伸ばした経緯があり新馬戦は快勝、その反動あって無理せずここ一本で来た。ただ、この一族といえば必ず藤岡兄弟が乗るのだが稽古までにとどまっている。実はデビュー戦も秋山Ｊだったがそこからミルコにスイッチ、これに関しては社台Ｆ特有のパターン。実はミルコ自身も牝馬戦線のお手馬が居ない、去年はギリギリでクイーンズリンクであったがこちらもゆかりの血統とサウンズオブアースの借りを返す騎乗をしそう。ただ、ミルコ自身この一族は「あまり良くない」ということはあるがここは勝負乗り期待。

▲…前走は自分でレースを作り、勝ち切るという展開。速力もありハナも奪える点とディープ×トニービンで末脚の持続力が強化されている血統背景なら京都で走らないわけがない。リオンディーズを物差しにするならこの馬だって同等の評価もあるだろうその人気を裏付けられるのも納得である。坂路も自己ベストで陣営のトーンは急上昇している、賞金加算！と意気込んでいる。あとはコータが押してでも行けるかどうかだろう、流れが良くないだけにここはまずハナを叩くことを意識して。

△…前々走は上り最速。中一週になるが、最後の外からの末脚は圧巻の一言。この血統だけにこれぐらいは余裕という所か。枠的にも渋とさと勝負根性を生かせる展開になれば面白い。

×…枠も良く先行力が魅力の一頭。アドマイヤムーン産駒なら平たんコースでさらに前進もあって不思議ではない。

☆…シンザン記念の法則。「9番人気が連に絡む」の今年はこの馬らしい、前走は秋山が内の狭い所に拘りすぎて追えずに終了。それを考えれば巻き返し必至の今回、この厩舎の勝負騎手でもある浜中を配してきた。そして恐ろしいのはここ5年で3勝しているシンザン記念男、浜中が思わぬ波乱を呼びそうだ。

[979] mixiユーザー 01月10日 23:38

【フェアリーＳ　最終決断】

この時期の中山重賞はクラシックに直結しづらい、特にこのフェアリーＳは最たる例である。2着賞金を加算してもクラシックでは除外対象になるという勝つか勝たないかで運命の別れ道がデカイのがこの重賞、除外組に涙を飲んだ者も居たそうだ。その中で勝負をかけている陣営は？

◎⑫リセエンヌ
○③コパノマリーン
▲⑪シーブリースラブ
△⑥ビービーバーレル
×⑤ダイワダッチェス
☆⑭アルジャンテ

◎…牡馬相手だった前走のサウジアラビアＲＣでも堂々のレースぶりで４着と健闘。「放牧を挟んでの調整ですが、覇気があって良い状態です。小柄な馬で、輸送で多少減ると思いますが、その辺りも考慮して、最終追い切りは軽めにしました。パワーで押すというタイプではありませんが、切れ味ならこの中では一番という気持ちがあるので、中山の急坂もプラスに働くと思います。先々を考えると、ここで賞金加算をして、ユッタリとしたローテーションで今春の目標の桜花賞に向けて調整したいですね」と陣営。他のライバル陣営からも、この馬を警戒する声が一番多かった。

○…登録のあったコルコバードの依頼を先に受けてしまった柴山騎手は、一週前のジュニアＣにと使ってもらえるように画策したが、馬主サイドが鞍上を田中勝騎手に替えてココに出走を決意。（コルコバードは除外）今週の調教に跨り、「凄くよい動きでした。メンバーの中で、以前に乗った馬もいますが、この馬の素質は抜けています。理想的な内枠を引けたし、ここは楽しみです」と絶好の感触。「少しテンションの高いところがあり、一度競馬を使い、ピリピリしていますが、競馬に影響するほどではないです。将来的にも楽しみな馬で、ここで賞金を加算できたら理想的です」と陣営。実はカツハル、昨年の11/23日以降勝ち星がなく、この３日間競馬では２日間が終了して、掲示板にすら載っていない、大スランプに陥っている。そんな鞍上の不振を、この馬で一気に晴らせるか。

▲…阪神ＪＦに登録をしたが、追い切りのフットワークがひと息だったので、鞍上の横山典騎手の進言もあり、そこは見送り、一息入れて、このレースを目標に切り替えた。今週の追い切りにも乗った横山典騎手いわく、「（阪神ＪＦは）使おうと思えば、使えない事もなかったけど、無理しなくて正解でした。これまでで一番良いです」と好感触を掴んでいたとの事。「センスが良くて、反応も良いので、中山のマイルにも問題なく対応できると思います。まだ良くなる余地を残していました、１勝馬が大半のココなら、勝ち負けになるでしょう」と厩舎サイドの期待も高まっている。ちなみにこういう時のノリはちゃんと乗る上に島川オーナーの依頼なら燃える、泣く泣くマジェリガールを阪神であてがった経緯からも要注意。

△…「雰囲気はとても良いし、機動力を生かせる中山コースは向きそうなので、チャンスはあると思います」と厩舎サイド。最近乗れ始めた石橋、ちなみに中舘先生は松山康久厩舎に縁のある騎手を勝負駆けに依頼する。

×…「前走はシャドーロールを着けて、舌も縛りました。その効果があったのだと思います。今は落ち着きがあって良い雰囲気だし、折り合えば」とのこと。問題は鞍上のスランプか。

☆…２戦目の前走もゲートは悪かったが、大外枠からポジションをとりに動いて、脚も使ったが、それでも押し切って初勝利。「外を回すロスがありながらの完勝で、着差以上の価値がある競馬でした。あの競馬なら、距離はむしろ延びた方が良いし、だいぶトモがシッカリしてきたので、スタートも少しはマシになると思います。素質的には昨年ウチで活躍したココロノアイにも見劣らないので、楽しみです」と陣営。前走で勝った戸崎騎手は、「連勝するってイメージは沸きませんが、スタートを出れば流れ次第でチャンスはありそうです。重賞といっても実質は500万の馬が大半ですからね」と色気はある様子だった。戸崎は意外と外枠から巧く乗る。

[980] mixiユーザー 01月10日 23:47

>>[979]
リセエンヌ馬体重が軽すぎが気になります。

[981] mixiユーザー 01月10日 23:52

>>[980]
でもノットとかオメガハートロックとか小柄な牝馬でも勝てているので不安要素としては薄いですがディープ向きの馬場かも不安はあります。

極論、コパノとシーブリースラブかコパノ、バーレル、ドレッサーでBOXでもいいかもしれません。

[982] mixiユーザー 01月16日 00:08

【愛知杯　最終決断】

牝馬重賞競走の改善がなされた今年。暮れの中京名物となっていたハンデ重賞・愛知杯も今年から１月に施行。その他、京都牝馬Ｓが距離も短縮し、１月から２月へ。さらに４月の阪神牝馬Ｓも1400ｍから1600ｍに変更。それもヴィクトリアマイルに繋がる前哨戦の確立を図ったようだ。その先陣を切るこのレースだが、重賞勝ち馬がわずか２頭のハンデ戦とあって混戦模様。そして従来ならＡコースを使う開幕週がＢコース使用、コーナーが緩くなる分捲りは利き辛いのも踏まえると前残りベタ買いでもいいだろう。

◎⑯シュンドルボン
○②ハピネスダンサー
▲⑪マキシムドパリ
△⑤クイーンズミラグロ
×⑦アースライズ
☆⑭レイヌドネージュ

◎…夏から３連勝して、勢いのあるデキで臨んだ前走のエリザベス女王杯が、0.2差の７着。当時もお伝えしたが、『イキナリＧⅠで勝ち負けというのではなく、将来的に重賞を勝つために、敢えて強い相手にぶつける』という、いわば胸を借りる、力試しの感だったので、それを考えると上出来と言える結果だった。「短期放牧を挟んで、このレースを目標に調整しました。以前はお尻がとんがっていたのが、適度に筋肉がついて、逞しくなりましした。この寒い中でも食欲旺盛で、とても毛づやが良く、体調は申し分ありません。初の中京コースになりますが、左回りで勝っているで問題はありません。ハンデは１キロくらい軽い53キロくらいが良かった感じはしますが、それだけ力を認められた証拠でしょう。持ち前の勝負根性を生かして、ここは頑張って欲しいですね」と厩舎サイド。明けて５歳だが、まさに今が充実期とも言えるので、初の重賞制覇の可能性も十分ありそう。

ちなみにこのレースグレイゾヴリンの血を持っている馬が強く、この馬もその一頭。

○…現在２連勝中、担当はスーパークリークを手掛けた腕利で「ショウナンパンドラとコレはクラシック級」と豪語したという逸材が、ココに来てようやく本格化の気配。京都外回りの２走前を33秒０の上がりを使って差し切ると、牡馬相手の前走ではデビュー以来初の逃げ切り勝ち。馬体の充実に加えて、３走前から舌を縛っているのも大きいようで、情報筋の間でも「折り合い面もだいぶ進歩を見せている」との事。中間はココを目標にシッカリ来ており、間隔はやや開いているものの、厩舎に近い人物からは「馬体充実でいい気配」と好仕上がりの報告。そしてまた好枠を引いた事で「内枠をうまく活かした騎乗ができれば」と、直前になってさらに盛り上がってきている様子（ちなみにハナには拘っていないとの事）。53キロのハンデも恵まれた印象で、３連勝の場面も十分にありそう。

▲…「来年の牝馬重賞を狙っているとあって、ココは通過点にする腹積もり」という話通りの結果だった。そして、さらなる飛躍を目論む今年の初戦、賞金の上では格上挑戦なので、「53キロは見込まれた」と言う者もいたようだが、それでも「秋華賞だけ走れば勝ち負けの相手関係」という話だった。当初はココも武豊騎手が騎乗という話もあったくらいで（結局は色々なしがらみがあって見送ったが）、関わる者の間では、揃ってもちろんココでも好勝負と見られている。鞍上は先週の騎乗を見た関係者が「この馬と相性が良さそう」と見て短期免許で来日中のヴェロン騎手になったが、ジョッキーの周りでは「ココを勝つか負けるかで今後（の騎乗馬）が変わりますからね」と巡ってきたチャンスに盛り上がっているようだ。ただ、メイチは別の馬なのでこの馬が！という感じではない。

△…秋華賞でも穴人気したが大敗、そこから巻き返しになるが「日曜日にビシッとやり、直前は輸送を考えて軽めというのは予定通りです。53キロのハンデならば、古馬と混合になっても出番はあると見ています」と陣営。全く流れに乗れなかった前走でも大きく崩れていなかった上に吉田豊が気合の遠征なら何かあっても。

×…直線残り200ｍを切ったところで前が開くと、そこから強烈な末脚で一気に突き抜けて久々の２勝目。３戦連続のプラス体重で使えているように馬体も成長してきており、厩舎の周辺でも「これで先が楽しみになった」と評価されていた。その後はすぐにココを使うのが決まり、年末年始は厩舎に置いての調整で、前回と同じぐらいの体重で出られそうという話。

☆…オツウを乗れなかった理由は謎であるが、どちらか選んでこっちを選んだ感じもなくはない。激走要素のトニービン血統も入っているし荒れている馬場は大歓迎。個人的な見解だが京都コースあるいは洋芝コースで走れる馬に追い風なコースと考えている…と来れば最後なだれ込んでくる可能性は高くても。

[983] mixiユーザー 01月16日 23:19

【京成杯　最終決断】

３月の弥生賞、年末のホープフルＳとともに、牡馬３冠の第一弾皐月賞と同じ舞台で行われることもあって、やはり有力関西馬の出走は多くまた好走もしている。但し、皐月賞と同じ舞台ながらほとんど直結していないのも事実。やはり厳寒期、しかも変則調教の正月明けの競馬なだけに調整も難しく、また勝ち負けした馬はオツリも残らないのだろう。ベルーフやプレイアンドリアルも満足にクラシック路線を戦えなかった、その点を考えるとここメイチ！という馬をしっかり見極めたい。

◎⑧マイネルラフレシア
○④プロフェット
▲①メートルダール
△②ウムブルフ
×⑦プランスシャルマン
×⑫ユウチェンジ
☆⑮ナムラシングン

ちなみにここ5年の勝ち馬はハ行、パ行、バ行の名前の馬である今年は3頭だが…。

◎…430キロ台で牡馬としては小柄で見栄えはしないが、「繋ぎが柔らかくて、フットワークがとても良い馬。使われながらトモに厚みを増しており、調教でも首を使って走れるようになっています。ココ目標で仕上がりは万全と言えます。どんな相手でも堅実にシッカリと能力を発揮します。ここは先々の事を考えて、手堅く勝っておきたいですね」と好感触。素質馬が仕上がる前に稼ぐだけ稼ぐというイメージにマイネル軍団にしては大事に使われているこの馬。レース振りから距離延長も問題なさそうだし、前々で流れに乗れるので、今の中山コースも合いそうだ。キャリアと完成度でも一歩リードしている存在、更には鞍上もこのレースを２年前に勝っており主役候補の１頭ではある。ちなみに今日のメインを勝ったような番手抜けだしのイメージを持って乗るなら…。

○…前走は５頭立て５着の最下位に敗れているが、その前走はソエの影響で体を減らし「決していい状態とは言えない」というデキ、まして初めて硬い馬場での競馬に加え瞬発力勝負という初めてづくし、まさに負けるべくして負けたレースだった。この中間は放牧で立て直し「体も戻しました」との事。状態に関しては前走とは雲泥の差と言える。昨年ベルーフで制している池江泰寿厩舎、その京成杯のみならず中山金杯やＡＪＣ杯など、とにかく１月の中山重賞とドル箱としている。今年、金杯のベルーフは不運な発走除外となってしまったが、その鬱憤もここで晴らせるだけのデキ。

▲…裏を聞けば、ホープフルＳを使う予定もあったほどで、勝って京成杯は目論見どおり。１週前の追い切りには戸崎を乗せて感触を掴ませているいが、戸崎にはプロディガルサンやサトノキングダムが居るにも関わらず乗せるという事は「選ぶ可能性がある」「それらと５分以上である」自信の現われでもあるだろう。重賞実績馬が多く出走しているためまた人気の盲点になるかも知れないが、今回も当然侮れない存在であることには間違いない。葉牡丹賞の勝ち方はインパクト絶大。

△…『もう勝たないと、春のクラシックに間に合わない』と言われた前走、前半は折り合いを欠いていたが、終いはシッカリと伸びて快勝。その後は厩舎に置いて調整。「ちょうど成長していた時なので、出さずに手元に置いて様子を見ながら、このレースへの出走を決めました。まだ粗削りなところがあるし、前走のメンバーとは違って、一気に強くなるので、色々とクリアしなければいけない課題はありますが、持っているポテンシャルは相当高い。ちなみに堀厩舎で牡馬ならこれがエース。

×…プランスシャルマンはこの中間は調整方法を工夫。普段は隊列の後で我慢させ、追い切りは併せ馬ではなく単走で行うなどして巻き返しに燃えているそうだ。ただ、飛びが大きいだけに大外を分回る競馬になりそう。

ユウチェンジは「体調は前走以上です。距離延長は歓迎だし、操縦性の高い馬なので、初めての騎手が乗っても心配ないでしょう。ここで賞金加算してクラシックに乗せたいですね」と前走の好走で、俄然トーンアップして来た。この激走にテンションは上がっている。

☆…地味な存在だが、実は厩舎サイドの期待が相当に大きい馬。昨秋のデビュー当時、「来年のダービーを狙っている」と、スタッフが本気で言うほどの逸材。「来年はウチの看板馬になる馬」と、ＧⅠホースであるショウナンパンドラを越える存在になると言う者もいるほど。もちろん、まだ成長途上ではあるものの、今回はマークする馬もおらず自分の競馬に徹する予定。道中しっかり折り合って落ち着いて走れれば、アッと言わせる可能性は十分にある。それだけの素材にしてこのプロ集団ステーブル…ここで大敗しても名前は憶えておいてほしい一頭。

[984] mixiユーザー 01月16日 23:48

【日経新春杯　最終決断】

13頭立てという事で少頭数だが、明け4歳世代が主役。名手が惚れ込んだ逸材、定年前に結果を出したい逸材…波乱もあったりしたが、今年は固い決着になるのか？春につながる重要な一戦。

◎⑦シュヴァルグラン
○⑨ベルーフ
▲①レーヴミストラル
△⑥プロモントーリオ
×⑤ダービーフィズ
☆③アドマイヤフライト

◎…デビュー時からダービー候補と期待されていたことを考えれば、遅すぎる感もある出世街道。それでもウチパクがこの馬のためだけに遠征を決めたりしていた経緯もある。以前は体のバランスがイマイチで、そのためエンジンの掛かりが遅いという弱点があったこの馬。それゆえの取りこぼしが目立っていたわけだが、ココに来てトモがパンとしたことで加速力がアップ。いかにもハーツクライ産駒らしい。前走にしても余裕綽々に構えてアッサリ前を捕まえるパーフェクトな競馬。そもそもレース前の時点で「勝って日経新春杯」が陣営の青写真だったわけだが、その期待に満点回答を出して厩舎サイドを喜ばせた。担当に言わせれば「前走はまだ８分程度。今回の方が数段イイ」という話。さらなる良化があると来れば、ここ重賞の舞台でもヒケを取らないどころかむしろポテンシャル的には最上位。鞍上も前走で確かな手応えを掴んでおり、ココも勝つ気マンマンで乗るそうだ。

○…年明けの中山金杯はレース前に頭絡が外れてしまい暴走、表彰台を破壊して競走除外になるというお騒がせぶりを発揮してしまったわけだが、元々「骨格的に（頭絡が）外れやすいところはあったんです」と、ある意味で想定されたアクシデントだったようだ。ただ、幸いにも馬自体にダメージはなく、「すぐに乗り出せましたからね。影響はないと思ってもらって構いません」と、ココに向けて態勢自体に不安はない。厩舎の思惑ほど出世し切れていない現状でも、「ラブリーデイのように、キッカケさえ掴めばポンポン行くはずです」と、晩成の気を感じているらしく陣営に諦めムードはない。まだ成長の余地を残すところがあるとはいえ、今年の飛躍を狙う陣営にとって、金杯の借りも含めてこのレースを獲りたいという意気込みは強い。マクドノーの手腕に関してだが確かに前回の遠征は社台系のバックアップを全く受けられなかった、今回はそれに比べたらマシ。フォーリやヴェロンに続きたい。

▲…テキは前走の敗因が掴めていないと首を傾げるばかりだそうだが、助手連中に言わせると「距離だろう。未勝利時代は能力の違いで1800ｍあたりでも走れたが、今はもう長距離の馬になっている」と、この馬にとって忙しい距離で脚が溜まらなかったことを敗因と見ているようだ。裏を返せば、馬自体の具合に関して何の不安もないということ。「まともな競馬なら突き抜ける」と、その絶好調を維持できているとあって今回もトーンは高く、もう解散時期が迫っているという厩舎事情から「何とか結果を出したい」と、ココに賭ける意気込みは並みではない。だが調整に頓挫があったらしい、この人気を嫌って評価を下げる。

△…陣営は前走の敗因を馬場に求めており、すぐに目標をココに切り替えられたとのこと。この中間も放牧を挟んで体調は良好、「良馬場でやれればあんなことはない。重賞を勝てる馬だと思っている」と、意気込み十分の遠征を仕掛けるという話。ミルコも２走前に乗って勝たせている馬とあって、良いイメージしかない様子。今回の騎乗も当然のように楽しみにしているそうだ。ちなみに、人気を裏切った前走について、「乗り役選びが失敗だった」という説がある。昨秋の来日でほとんど存在感を見せなったクリスチャン。全体的に闘争心を欠く騎乗が目立っており、この馬に関しても「馬場云々以前にクリスチャンのヤル気の問題」と語る者もいた。

×…昨年終盤の古馬３連続ＧⅠを全て使い、放牧にも出さずココ出走。一見するとキツいローテでも、「真面目に走っていないから疲れがない」という理由でのココ出走ならデキの不安は皆無。「道中で遊ぶ面があるから、ケンカしながらでも馬に気合を入れながら追走させられるジョッキーが合う」と探していた中で、浜中が当たったことも幸運というもの。実は雨が降ると俄然盛り上がるのはこの陣営だけ。

☆…一昨年2着、去年3着馬だが夏場の北海道シリーズ以来の参戦となる。この厩舎、去年のデウスと丼狙いだった。「ここ狙いで仕上げた」という経緯もあるだけに今年も掲示板には乗ってきそうだ。鞍上は怪我の兼ね合いもあるが岩田にスイッチ、実はユーイチが「ブリンカー付けたほうがいいんじゃないか」という話をしていたが、この鞍上が相殺するか。

[985] mixiユーザー 01月16日 23:57

>>[984]
ちょっとここは逆らわない予想がいいと思います。

[986] mixiユーザー 01月24日 00:39

【東海Ｓ　最終決断】

フェブラリーＳの叩き台、実は勝ち馬の中からそのままフェブラリーＳを制覇する馬も出てきているだけに川崎記念や根岸Ｓよりもステップとしては直結しやすい。馬場は稍重だが恐らく馬場は回復するはず、それも踏まえての展開予想が重要となる。

◎⑦インカンテーション
○⑤ロワジャルダン
▲⑧ローマンレジェンド
△⑥アスカノロマン
×⑨グランドシチー
☆⑩モンドグラッセ

◎…「何とか間に合った程度」という厩舎サイドのコメントが一般紙に掲載されているようだが、実はコレ、煙幕らしい。「しっかり乗り込んでいますよ。恥ずかしい競馬はしません。イイ感じですし順調。そんなに強い馬もいないでしょう」と、テキは密かに色気を持っているとのこと。「羽月先生は普段から温厚な人で、あまり強気な話をしない人。それを考えればかなり手応えがあるニュアンスだった」と、どうやら勝ち負けを狙える態勢にあるようだ。内田博も能力の高さをかなり高く評価している馬で、その内田博とも「手が合う」（担当談）ベストコンビ。一部関係者に言わせれば「大野が消極的な競馬を続けていただけで、まともならもっと稼いでいるはずの馬」と、現状でもまだ器に見合った成果が出ているとは言えない、もっと活躍できる馬というのがその見立てであり、今年を更なる飛躍の年にしたいという意気込みは強い。表向きのコメントで実績に見合わないオッズになるようなら、馬券的には今回で仕留めたい。

○…「今年の目標はチャンピオンズＣ制覇」と、年頭の挨拶でこの馬の大きな目標を掲げた厩舎サイド。このレースはそこに行き着くまでの過程としての賞金加算を狙っての参戦。この後は、結果にかかわらず放牧に出して英気を養うことが決まっているそうだ。フェブラリーＳには目もくれないあたり、暮れの大舞台を本気で狙っている意気込みが伝わってくる。もちろん、賞金上位馬が強力なダート路線、少しでも多くの賞金を稼ぐことが持つ意味は大きく、ココも大目標に向けてキッチリ決めなければいけない鞍。中間の調整も順調に来ており、「勝ち負けできると思っています」とは調教師。基本的に強気な発言が多い調教師だけに鵜呑みにはできないものの、相当な手応えを掴んでいることは伝わってくる。

▲…明けて８歳だが、「放牧に出してココ目標に仕上げてる。８歳でも馬体の衰えは見られない」と厩舎筋。前走チャンピオンズＣは大きく負けてしまったが、これは早めに動いて３～４コーナーでも外々を回ったのも影響した、相手も楽になり、ＧⅠ以外では久々の57キロで出られる今回は厩舎サイドも反撃態勢にあるようだ。ただし、一部の事情通からは、年齢的に止めてしまう所が出ているという話で、また体調も本物ではないとの事。「前の馬交わすと止めてしまうので、だいぶ後ろから進める」という予定らしい。

△…「以前は１度使うとガタッと来ていたが、体質が改善されて詰めて使えるようになっている。テンションも上がらず、精神的にも成長がうかがえる」という話のアスカノロマン。昨年春以降は期待ほど走れていなかったが、放牧明けのみやこＳで４着すると、前走は勝ち馬には逃げ切りを許したものの２着は確保。そして中間は厩舎精通の筋によると「この厩舎らしく使いつつ状態は上向き」で、また「休み明けだった２走前の（ロワジャルダンやローマンレジェンドとの）差も今ならもっと詰められる。道悪馬場も上手いタイプなので雪予報は歓迎のクチ」との事。

×…キングマンボ系の馬が活躍するこの舞台、もう終わった感とか尋常じゃないがロワジャルダン含めてキンカメ産駒は2頭だけ、ブリンカー復活でショック療法が利けば…。

☆…ハナはエーシンモアオバーに譲り２番手からの競馬となった前走（当時鞍上の三浦は「タイプ的には逃げなくても競馬はできそうですよ」と事前には言っていたらしい）、さすがにイキナリ重賞で通用するほど甘くはなかったが、1600万を勝った直後で、しかも不慣れな控える形と、一応言い訳の利く部分はあった。その後は短期放牧を挟んで、ココ目標に順調に来ているそうだ。厩舎に近い人物によると直前の軽め調整は「予定通り」との事。そしてやはり、「理想はハナ。スンナリなら渋太いし、自分の競馬さえできればチャンス十分」という話で、巻き返しムードにはある。なお、前任者の三浦は「オーナーの意向でクビ、岩田か田辺」という希望だったらしいが、岩田は先約があって都合がつかず田辺になったという話。その田辺は同じレースで競馬をしていて良く知っている馬だったので、オファーには即答で乗りに行くのを決めたそうだ。その周囲では「前走は馬場の影響もあったのでは。まだ底は見せてないので楽しみある」と期待されていた。

[987] mixiユーザー 01月24日 00:46

【ＡＪＣＣ　最終決断】

１回中山は最終週、その１回中山最終週の重賞は今年で57回目を迎える伝統の重賞、古くはスピードシンボリやアカネテンリュウ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザン、メジロブライト、スペシャルウィークなど、数多くのその時代のトップホースが勝利を飾ってきたが、近年は、昨年こそゴールドシップが出走してきていたものの、そこまで超ＧⅠ級と言う馬は中々出走してこない。今年もやはり、ＧⅠ勝ち馬は出走しておらず「そんなメンバー」になってしった。ただ、中山金杯からの転戦組と年明け初戦の実績馬、そこに明け４歳馬が加わり馬券的には非常に面白い。

◎⑪スーパームーン
○⑦ショウナンバッハ
▲⑨ライズトゥフェイム
△⑬ヤマニンボワラクテ
×①マイネルフロスト
☆⑥サトノラーゼン

このレース、非サンデーの馬がの相性が良い。

◎…ＪＣを除外になり、前走のディセンバーＳは１番人気に推されるが、クビ差の２着惜敗。「前走は勝ちに行った分、目標にされてしまいましたが、最後まで抵抗を見せて内容は悪くありませんでした。お正月を挟みましたが、緩めずに調整はうまく行きました。今週はルルーシュに遅れてしまいましたが、元々調教はそんな走る馬じゃないので心配ありません。ノンビリした性格で、競馬を使いながら調子を上げる叩き良化型。2200ｍの距離は初めてになりますが、スタミナがあるので問題ありません。明けて７歳になりましたが、馬は若いし、まだまだ頑張ってもらいますよ」と陣営。今週、有力馬揃いだが、これが一番という話もあった。

○…充実の４歳秋を迎え、初の重賞に挑んだ前走のＪＣは12着だったが、出遅れたので腹を括って終い勝負に徹し、メンバー中最速の上がりを使い、着差は0.5秒なら悪くない内容と言える。「この中間は放牧に出してリフレッシュしました。戻って来てからもシッカリと負荷をかけた良い調教ができて、デキは申し分ないです。前走に比べると相手もだいぶ楽だし、今ならば中山でもという気持ちはあります」と陣営。１つ下の半弟は菊花賞馬で有馬記念も３着と健闘したキタサンブラック。その弟に追いついて、ＧⅠの舞台で戦うためにも、ココは賞金を加算したいところ。

▲…「メンバー的にも、スローになるのが見えていたので、積極策を指示したが、行けずに後方からの競馬になってしまいました。腹を括って直線勝負に出たら、坂を上がってから、良い脚は使って追い込んで４着。力をつけて、馬が変わっているのは間違いないところですね。2200ｍなら、前走以上に出入りが激しくなるから、この前のような後方からの競馬で良いと思います」と一転して今回は後方待機策で臨むようだ。外回りも距離も心配していないので、同様に終いを生かす競馬ならチャンスは十分。ただし、少しでも雨が降るとダメなタイプで、最大の課題は天候かもしれない。

△…前走、準オープンの迎春Ｓを勝ち、今回が初の重賞挑戦となる。「中１週で関東への遠征が続きますが、今週も坂路でシッカリと追われて、デキ落ちはありません。むしろ上昇している感もあります。初のオープンが重賞への挑戦で相手は強くなりますが、今の勢いと、中山の馬場適性の高さも相当なので、楽しみな一戦です」と厩舎サイド。

×…４走前のオールカマーから復帰して、一歩一歩階段を上がる様に、確実に良化して行き、前走の中山金杯が２着。「前走、本来は逃げ切って勝たなければいけないところですが、目標にされたぶん仕方のない結果でした。中２週になりますが良い意味での平行線で、調教の動きからも疲れはないし、デキはキープしています。前走がハンデで57キロが、今回別定で56キロ。雨で馬場が悪くなったら、この馬には尚良いし、もう勝たないといけない気持ちです」と厩舎サイド。

☆…菊花賞の後はノーザンファームしがらきに放牧へ。金鯱賞に間に合わせる予定もあったが、背腰に疲れが残っていたので、無理せずに目標をココに切り替えた。「前走の菊花賞も、もう一列前で流れに乗れていたら勝ち負けに加わっていた可能性はありました。戻って来て、筋肉量が増えた感じで成長を感じます。中山コースではセントライト記念の７着というのがありますが、あのレースは菊花賞を見越して、折り合い重視の競馬をしたことがアダになっての凡走で、この馬本来の力ではありません。本質的にはコース、距離も合っていると思うので、今年一発目で好発進を決めたいですね」と陣営。厩舎としても過去２回勝っている相性の良いレースで鞍上ベリー、レースの中心の１頭になりそうだ。

[988] mixiユーザー 01月31日 00:22

【シルクロードS　最終決断】

週中、ストレイトガールが現役続行を発表。それでも宮記念はパス。ということ、おそらくドンキで向かいたい馬主サイドの思惑があるし、ズブくなっている。ハクサンムーンを筆頭に世代交代を叫ばれつつあるこの戦いだがまだ賞金的にもボーダーの馬も居る。勝負駆け必至の馬たちでカギを握っているのは！？

●⑯ビッグアーサー
○②ダンスディレクター
▲⑮ネロ
△⑤サトノギャラント
×⑥セカンドテーブル
×⑪アースソニック
☆⑧ローレルベローチェ

●…「コレは勝たないとダメ」。助手のその言葉が全てを表す今回。以前からお伝えしている通り、陣営はこの馬でＧⅠを獲る気マンマンで、実際、惜しくも除外になったスプリンターズＳも「出ればこの馬が勝っていた」と語る関係者は（以前の主戦である藤岡康を含め）多い。前走は京阪杯を取りこぼした関係で、仕方なく使った一戦。1400ｍの距離に加え、内枠で馬場の悪いところを通らされる不運もあった。改めて力の一端を見せ付けたものであり、「やっぱり1200がいいのは間違いない。ここは最高の舞台」と陣営が語るとおり、もう今回は言い訳できない一戦という位置付け。この馬に惚れ込んでいた息子・康太のクビを切ってミルコにスイッチ。その鞍上交替を見ても、今回に賭ける並ではない意気込みが見て取れる。年明けにフレグモーネを発症し、馬場入りを休んだ時期もあったが、「このレースまで時間はあったし、キッチリ元に戻せている」とは担当者。この後に控える短距離重賞について、「阪急杯は1400ｍだし、オーシャンＳを中山まで使いに行きたくない」と調教師。高松宮記念出走を確実にするため、ココは是が非でも１着賞金が欲しい鞍。もちろん、勝てば本番へ直行する予定。

○…とにかく今週の笹田師は上機嫌。それもそのはず、このレースで今年緒戦を迎える期待馬たるこの馬が絶好調なのだから。「言うことなし！」とは中間、この馬に対してテキが出したコメント。精通の筋も「この厩舎にあって、これだけ何の不安もなく使える馬も珍しい」と言わしめるほどの好態勢にあるというのである。助手に言わせれば「理想は1400ｍだけどね」とのことだが、成績を見れば崩れていないのはむしろ今回の1200ｍであり、条件面では不足はない。この馬でヘグリ倒している浜中も、出世が遅れている一要因を作っているという自覚があるようで、「本当に今度こそ」と気合は並大抵ではない。コントロールが難しいこの馬に最内枠がプラスかどうかは微妙な面もあるが、馬のデキ、取り巻くムードはこれまでの中でもピカイチ。悲願のタイトル奪取の可能性は高まっている。

▲…坂路一番時計の常連である森厩舎でも、この馬は別格に動く馬。それは以前から変わらないことではあるのだが、そのスピードとパワーをそのままに、ココに来て気性面の成長がかなり大きい。ココ２回の競馬を見ても分かるとおり、以前とはまるで別馬のような大人びた競馬を披露、「溜め弾けるようになったのは大きい。精神的な成長が大きいんだろうね」と、厩舎サイドも本格化を強調しているそうだ。ダートでも走れるほどのパワータイプであり、馬場悪化が残っても問題ない（むしろ、助手連中の間では『馬場が悪ければ勝つチャンスが広がる』と言われている）。

△…当初の予定通りこのレースで復帰させようと調整が重ねられてきた。あくまで大目標はこの次の高松宮記念であり、今回はそこに向けての叩き台と割り切っている一戦。「次に繋がる競馬をして欲しい」と、若干少なめの追い切り本数も含めて完調とは言えないことは間違いないが、「それでもこの条件なら無様な競馬にはなりませんよ」と、内心では色気がある様子。

×…セカンドテーブルは前走も「これは！」という手ごたえがあった、今回は「一発狙って乗ります」と水口さすがにこの強力メンバー相手に大きなことは言えないが、やる気満々。

アースソニックは「近２走は必ずしもキッチリ攻められたわけじゃなかった。それに比べてこの中間は目一杯造れたと思っているし、もう一段上があってもいいはず」という陣営の弁、そして馬場悪化も苦にすることはなく、今回も不発は考えにくいデキと条件。あとは横の比較という話。

☆…足元の関係でダート使いだったが、本来は芝馬。まだ向正面で頭を上げる悪癖が残っているが、「中井はその辺りも含めて完全に手の内に入れている」と調教師の信頼も厚い名コンビ。その中井にとっては、まさに千載一遇、コレを逃したら次はないとも言える大チャンス。一戦毎に体が増えてパワーアップは顕著。有力処に差し馬が多いメンバーの並びも好都合。ダートで３勝なら道悪も不問。「自分のペースなら粘れます」と、ここ一気の逃走劇を本気で狙っている。

[989] mixiユーザー 01月31日 00:32

【根岸S　最終決断】

施行時期が秋からこの時期に変更され、距離も1400ｍとなった2001年以降、ＧⅠフェブラリーＳの前哨戦として毎年好メンバーが揃うレースとしてすっかり定着したダート重賞。一昨年より勝ち馬には優先出走権が与えられることになり、より「ココ勝負」の話も多くなってきた。今年も、前売り１番人気のモーニンを始め、現状の収得賞金では微妙なラインの馬が、ひとまずここへ勝負を懸けてきている。人馬共にカギを握っているのはそのラインに居る。

◎⑥アンズチャン
○⑨タガノトネール
▲⑪プロトコル
△⑧タールタン
×⑮モーニン
☆⑩アドマイヤサカス

◎…いつも通り、迷いなく最後方から進んだ前走だったが、直線で内の馬に弾かれる不利もあり、少差だが６着に敗れた。「中山コースという事を考えて、もう少し積極的に動いても良かったかもしれません。少し大事に乗り過ぎました」と鞍上の横山典騎手はレース後に反省していたとの事。ただ、「今回東京の1400ｍ戦という事を考えれば、仕掛けていかなかったことは良かったと思います。位置取りには拘りませんが、スムーズに追走できるかが最大の鍵でしょう。それで上手く展開が嵌まれば、まとめて差し切っても不思議はありません。とにかくコース適性が抜群ですからね」と、このレースに向けて前向きに捉えていた。無欲で一発狙いのスタンスで臨めるこの馬の出番も十分にありそうだ。因みに、この馬も現時点での収得賞金ではフェブラリーＳへの出走は微妙な状況。さらに鞍上もフェブラリーＳでの騎乗馬が決まっておらず、ジョッキー的にも勝負騎乗にはなる。

○…前走の武蔵野Ｓ、本質的には長い1600ｍだったが、前々でスムーズに流れに乗り、抜け出して勝利目前のところだったが、勝ったノンコノユメに鬼脚を使われて２着惜敗。「あれは58キロを背負っていても勝った相手を褒めるしかありませんね。この馬も距離を克服して、上手に乗れていました。この中間は放牧に出して、このレースを目標に調整して来ました。距離、コース共にベストのココは負けられない気持ちですね」と強気な陣営。長年この厩舎で攻専として数多くの馬を仕上げて来た、フェブラリーＳへの出走を確実にするためにも、何としてもここでタイトルが欲しいところだろう。

▲…２走前にモーニンの２着に好走し前走の錦秋Ｓを勝利。以前は1400ｍまでの馬だったのが、パワーアップして成長を見せ、芝スタートの1600ｍまでこなして脚質に幅が出たのも収穫と言える。「前走後は、このレースを目標に逆算して調整してきました。攻め馬でやたらと動くようになったら成績が上がって来ました。相手はかなり強くなりますが、勢いを感じるし、上手く流れに乗せてスムーズな競馬ができれば差はないと思います」と厩舎サイド。２週続けて追い切りに騎乗した柴田大知騎手も、「跳びが大きな馬なので、東京コースは合うのでしょう。力をつけた今ならば、速い馬場にも対応してくれると思うし、何とか賞金を加算して、フェブラリーＳに出走を決めたいですね」と力が入っていた。

△…東京巧者でこの鞍上、今回勝負駆けということで実現したコンビである。もちろんルメールにはノンコノユメが居る為、次走は乗り代わりである。仕上がりは勝負仕様

×…馬は５連勝が懸かり、鞍上の川田騎手としても今後コンビを組めるかの重要な一戦だった前走の武蔵野Ｓだったが、スタート直後に他馬と接触、向正面では前をカットされた後に接触。度重なる不利で力んでしまった分、直線で２着馬を交わせずに３着までだった。ロスの多い競馬で、前走後は疲れが出たので放牧に出して立て直し。「短期間ですが、背が伸びて成長した感じです。年明けは雪等で調整が難しい中でも至って順調に来て、思い通りに仕上がりました。距離短縮は良い方向に出ると思うし、先々を考えると、ココは負けられせんね」と強気な関係者。初コンビとなる戸崎騎手も、何度もレースのリプレイを見て、「力があるし、楽しみです」とヤル気十分だったとの事。因みにこの鞍上、本番ではベストウォーリアの騎乗が決まっているが、同じ厩舎で同じオーナーという事もあり、最終的にはどちらに乗るのかも注目と言える。

☆…前走は中山まで輸送してプラス体重が示す通りに少し太め。それでも右回りだと崩れずに４着と健闘を見せた。しかし、今回は左回りのコース。「左回りだと、どうしても最後に甘くなってしまいます。それにこの馬には重賞とオープン特別の壁がある様です。メンバーも強くなるので、展開の助けは必要かも知れません」と控えめだが、担当の厩務員が今回で引退になるので一応目一杯の仕上げで挑んで来ている。自力で勝つのは厳しいと思われるが、シゲルカガが飛ばすに飛ばすなら、この馬向きの流れになれば入着以上の可能性が無きにしも非ず。

[990] mixiユーザー 01月31日 01:20

>>[989]
馬場が重そうなんでどこまで砂が回復するかにもよりますね。

[991] mixiユーザー 01月31日 07:57

>>[990] 晴れてますけど、風がないです。乾くまではどうかと…

ただシゲルが飛ばすに飛ばすので流れ込みは注意です。

[992] mixiユーザー 02月06日 22:52

【きさらぎ賞　最終決断】

５億円対決再び。高馬は走らないとは俗説だが、それを覆すに余りある走りを見せて再び重賞の舞台で相見えるこの２頭。デビュー戦の差は大きいと見る者もいるが、そうは思わない関係者も数多く、あくまで１強ではなく２強がこのレースの図式である。また、その牙城を崩すのは楽なことではなさそうだが、話を聞いてみると、第三グループでも逆転を狙う陣営は少なくない様子。クラシック戦線を見据えたこの戦いは、皐月賞はもちろん、ダービーにも繋がると言われている。先々のために必見の戦いと言えそう。

◎⑨サトノダイヤモンド
○③ロイカバード
▲②レプランシュ
△⑧ノガロ
☆④ロワブソリュー

正直、明日は◎〇▲のボックスだけ買うつもり。

◎…良馬場もコーナー２回も未経験。まだ未知の部分を残すことは間違いないのだが、周辺関係者の意見は「そんなことを問題にする馬じゃないトーン」。オルフェーヴルを筆頭に、何かと難しい馬が揃う池江寿厩舎にあって、「ココまで何の注文もない馬は本当に初めてかもしれない」とテキが語るほどの優等生。開業以来、この厩舎を知る筋も「こういう話が出てきたことは、今までにない」と、どうやら相当な器のようだ。厩舎スタッフの誰に聞いても「こんなところで負けてる場合じゃない」というトーン。まだまだパワーアップする余地を残しながらなお、現時点でも十分やれるという評価。目標はもちろん「コレでダービーを狙っている」。数ある有力お手馬がいるルメールも、現時点でこの馬を一番評価しているそうだ（恐らく馬主が囲って意地でも乗せるだろうが）

○…まだ勝負付けが済んだとまでは考えていない様子。事情通の間でも「初戦に関しては、スムーズさを欠いた時点でユタカも無理をしていなかった」と、あれが力の差と見るのは早計と見る者が多い。その後は文句ナシの内容で２連勝。サトノに比べてワンターンの1800ｍを経験している強みは大きく、この中間も順調そのもの。「柔らか味があって、追えば全身を伸ばすフォームになるのが良いところ。これが安定した末脚に繋がっているので、今回も好走できる」と、２強の一角としてふさわしい態勢、もちろん、逆転の可能性も十分にある。

▲…まだ緩さが残る現状とのことで、「本当に良くなるのはまだ先」と厩舎サイドは意外に慎重（普段、この厩舎は強気なコメントが多い）。ただ、これも期待の高さがゆえであり、担当に聞くところによると、「現時点で絶好調のデキにある」と、まだ完成途上とはいえ現状の能力は出し切れる態勢にある。手綱を取る内田博にとっても、コレはクラシックを狙えると踏んだ期待馬。「手薄なメンバーだったのかもしれないが、勝ったということに意味がある。ココは相手がかなり強いが脚は確実に使うのでチャンスはある」と、今回も前向きな遠征を即決したという。これまで３戦、使った上がりは常にメンバー最速。末脚の切れには絶対の自信を持てる馬であり、その軽い決め手は平坦京都でこそ。人気馬２頭が牽制し合う展開なら、自分の競馬に徹して一発もある。

△…終始包まれて動きが取れなかった前走だが、元々、デビュー戦からそんな競馬が続いている馬であり、あの競馬もある意味では想定内。「現状、スッと動ける器用さがない」と厩舎スタッフも苦笑いするしかないといった様子。ただ、そんな個性の馬だけに「バラける外回りの方が絶対にイイ」というジャッジがあることもまた事実。今回は外枠を引けたこともあって、スムーズな競馬は叶いそうな情勢。「能力で劣ることはない」とは調教師の話であり、先々に向けて一角崩しの賞金確保を狙っている。また、鞍上にとってもデビュー以来手綱を取り続けてきたブラックスピネルの乗り替わりが決定（次走は武豊騎手）した直後。この馬で何とか結果を出したいという思いは強い。

☆…基本的には気性が前向きな馬で、使った後もテンションが上がりそうな気配を見せていたとのこと。それもあって勝った後はすぐに放牧に出すことが決定したそうだ。実は、その時点では先週東京で行われたセントポーリア賞を目指していたのだが、２週前の段階でこのレースの登録が少ないと見るや、すぐに矛先を重賞のココに切り替えてきたという経緯がある。ここ一気の相手強化、初戦が逃げ切り勝ちということで「さすがに大きなことは言えない」と慎重に構える向きもあるところ、担当の北村浩平元Jは「足りないとは思わない」と言うが、前々から言う通りこの厩舎の外人使いは疑ってかかっていい。

[993] mixiユーザー 02月06日 23:14

【東京新聞杯　最終決断】

一番人気大不振のこのレース、今年は昨年、３連勝で挑んできたヴァンセンヌが勝利を挙げ、そして安田記念でも２着と好走した。今年、同じ様な雰囲気で出走してくるのがダッシングブレイズ、鞍上浜中の感触はまさに『ソレ』で、ここは大きな試金石の一戦、もちろん注目の１頭だ。だが、枠がカギを握りそうで天気も右に同じ…と考えると飛ぶことも加味しなければならなそうだ。

◎⑪ダッシングブレイズ
○①グランシルク
▲③エキストラエンド
△⑥スマートレイアー
×⑫トーセンスターダム
×②ダノンプラチナ
☆⑬サトノギャラント

◎…「もし、ラブリーデイに乗れなくてもこの馬のために東京で乗るつもりだった」と話した浜中Jが期待を寄せるこの馬。前走後は「成長分を差し引いても太かったので、今回は短期放牧から早めに戻しました。重賞というのを意識して、これまでよりも入念に乗り込みました。前走以上のデキで、これなら十分太刀打ちできるはずです。東京のマイル戦も経験しているし、今の充実ぶりなら本当に楽しみです」と厩舎サイド。「来年のマイルのＧⅠはこの馬が勝つ」と多くの関係者に話していたが、プラス16キロの馬体で、内有利の阪神の馬場で豪快な差し切り勝ち。恐らく、その思いは確信に変わっており、まずはここで重賞初制覇を決めて、この春は王道を歩みたいところだろう。

○…それに対抗しうるのはこの馬。関係者の期待は高いのだが、確勝を期していたオープン特別戦でも勝てないレースが続いている。このレースに際して騎手が手配できずにいた。そこで池添Jが「乗せてほしい」と直談判して決まった。オルフェーヴル、スイープトウショウ等の一癖もふた癖もある気難しい馬に跨り結果を出しており、水曜日には美浦に足を運び、最終追い切りに騎乗。調教だけの感じでは、「乗りやすく、良い馬」と好感触だったとの事。「前走は、最後は良い脚を見せましたが、展開のアヤで仕方ありません。レース振りから東京コースの方が合うし、ここは何としても勝ちたいですね」と厩舎サイド。このまま賞金加算ができないと、使いたいところに使えない可能性があり、立場的には常に勝負の態勢。東京では走らない、と言われているが勝つならココがチャンス。

▲…前走は3度目の京都金杯。思えばその中で一番外を引かされてしまったための敗戦だった。この馬は内にさえ入ってしまえばロスなく回ってくる強さがある、何より叩き2戦目は２・１・０・０というデータも後押しする。鞍上は岩田Jになったが、このレースはクラレントで勝利しており悪いイメージは持っていない。ちなみに岩田Jの不振は某誌でも取り上げられていたが去年の北海道開催から不振が続いてたこととエージェントが出禁を食らっていたからによるもの。同エージェントのユーイチが来週から復帰、となると岩田もそろそろ不振脱却の起爆剤を探しているはずでこれ、ということだ。

△…「1600ｍで流れてくれれば、掛かる事ないし、ある程度前でも競馬ができます。年を重ねて融通性が出て来ました。６歳になっても衰えはないし、牡馬相手でも決め手は通用しますからね」と厩舎サイド。初コンビとなる吉田隼人騎手に、『有馬記念のゴールドアクターの様な好位の内からの競馬をして欲しい』との要望があったらしい。

×…トーセンスターダムは昨年の毎日王冠は勝ち馬から少差の５着と悪い内容ではない。このあとの豪州遠征に弾みをつけたいのが陣営の本音。ベリーJも土曜日の東京競馬で降着処分になり、中央競馬は２週お休みが確定であるためここが今回の来日で最大のチャンス。日曜日の騎乗は、当然力が入るだろう。

ダノンプラチナは「先週の時点でまだ500キロありました。今週の追い切りに乗った蛯名さんも、『重い』と言ってました。絶好調時に比べるとデキがもうひとつなのは確かです。ただ、２走前の富士Ｓの時も、今回と同じ感期待十分です」と厩舎サイド。

☆…前走の関屋記念の後は富士Ｓを予定していたが体調が整わず回避。その後も関西に持って行こうとしたが回避の繰り返し。何度も復帰しようとして頓挫して、ここまで延びてしまった。「昨秋ぐらいからずっと厩舎にいます。使おうとするたびに柴山騎手に頼んでいましたが、何度もキャンセルして迷惑をかけてしまいました。ようやく今回、体調が整って出走できそうです。調教の動きも良かったし、この馬を知り尽くしている柴山騎手にお任せします」と厩舎サイド。上手く馬混みからの競馬できれば、相性抜群の東京コースだけに、食い込むシーンはありそうだ。

[994] mixiユーザー 02月13日 00:52

【クイーンC　最終決断】

メジャーエンブレムの復帰戦という事で注目度合いは高い。だが、この路線はこれまで強烈な強さを持ったタレントに欠けている。本来であれば復帰戦はチューリップ賞が女王復帰戦になるがこれがここに来るのは意外と言えばそれだ。シンハライトを筆頭にまだ、大物級は潜んでいるがここは新興勢力がカギを握る。

◎⑥メジャーエンブレム
○⑧ペルナソリテ
▲③ロッテンマイヤー
△⑯ルフォール
×⑬サブルマインド
☆⑩コパノマリーン

◎…渾身の仕上げの前走、阪神ＪＦで圧倒的は強さを見せて勝利。牧場に近い筋から、「勝てると自信を持っているようです」という報告があり、かなりの重圧を感じていた調教師も１番人気での勝利に胸を撫で下ろしたとの事だった。昨年の最優秀２歳牝馬に輝き、桜花賞候補ナンバーワンの呼び声が高い同馬、このレースからの始動になる。「放牧から３週前に戻って来て、更に体はパワーアップしている感じです。ここが目標ではないので、目一杯の仕上げではありませんが、リラックスして調教の走りもとても良かったし、不利なく回ってくれば、結果はついてくると思います」と揺るがない自信を見せる厩舎サイド。ペースが遅いと折り合いが課題となるが、前に行く馬も何頭かいるので、問題はなさそうだ。

○… 前走の阪神ＪＦはスタート後にハミをとらず後退してしまい、結局最後方まで下がり、直線で大外からメンバー中最速の上がりで追い込むも６着までだった。「少し間隔が開いた影響で、反応が悪かったですね。それでも最後に脚を見せてくれました」と鞍上。レース後に放牧を挟んだが、このレースに向けて緩めずに調整を進めていた。「２週連続で調教に乗りましたが、動きは良かったです。小さい馬ですがカイ食いも良く、体調も安定しています。少し我が強いところも出始めていますが、それが競馬に行ってプラスに出れば、この相手でも差はないと思います」と鞍上。季節が進んでいくと、スケールで負けてしまうこの馬主の管理馬。素質馬が目覚める前に稼ぎたいところで、ここも貪欲に上位を目指している。

▲…好スタートを切り過ぎて、前半抑えるのに苦労した新馬戦だったが、直線に向いてゴーサインを出した途端に弾ける様な伸びを見せて、結果的には快勝だった。「この中間は馬の後で我慢させる調教をしました。東京を想定した左回りの追い切りも行いましたが、スムーズに対応していました。東京までの長距離輸送や、一気に相手強化と課題はありますが、東京向きの末脚があるし、大きな可能性を感じるので、どこまで通用するのか楽しみですね」と陣営。キャリアの浅さはあるが、祖母にビワハイジ、叔母にあたる母のひとつ上の姉がブエナビスタと早い時期から活躍馬を多数輩出している母系。無事抽選を突破して、今の東京の馬場では有利な内枠も引き当てるなど、強運を感じる。

△…このレースに向けて1/15に美浦に帰厩。「体重は前走よりも減っているかもしれませんが、調教の動きはマズマズで、仕上がりは合格点をあげられます。前走も余力のある仕上げであの勝ち方。岩田騎手も相当気に入ってくれました。ただ、今の東京コースで、大外枠は明らかに不利ですね。重賞で流れも変わるので、それにどう対処できるかでしょう。高い素質を秘めているので、それらの課題をまとめて克服できる可能性はあると思いますよ」と、課題を挙げつつも期待は大きい陣営。

×…前走は底力だけで３着したのをむしろ褒めたいところでもある。松山騎手を乗せたのが失敗との見解もあった前走だが、今回はＭ.デムーロに手が戻る。「前走後は放牧に出して立て直しました。広々とした東京コースに替わるのも好材料だし、ココは巻き返します」と鼻息荒い陣営。２歳女王には実績では一目置いているが、「潜在能力の高さなら負けない」と強烈に意識している。小柄な馬だけに、馬場が極端に悪くなった時の心配はあるが、それ以外は何も不安はなく、強気な構えだった。

☆…前走は斜行し、カツハルが騎乗停止を食らう一因を作った。今回は本人の希望で戸崎Jが乗る。「怖がりだし、調教でもビッシリとやったのが少なかったせいもあり、前走は追い出されて過敏に反応してしまいました。真っ直ぐに走れる様に、今回はリングバミに替えます。周りを気にするので、広い東京コースは合うと思うし、２戦目であれだけの競馬ができれば、ここでも差はないと思います」と、ここも色気ありの陣営。鞍上戸崎騎手になるのも好材料。

[995] mixiユーザー 02月14日 00:19

【京都記念】

出先で時間がないので印だけ。

◎スズカデヴィアス
○ヤマカツエース
▲アドマイヤデウス
△タッチングスピーチ
×レーヴミストラル
×ワンアンドオンリー
☆ショウナンバッハ

[996] mixiユーザー 02月14日 00:26

【共同通信杯　最終決断】

◎ハートレー
○ティーマジェスティ
▲メートルダール
△イモータル
×スマートオーディン
☆リスペクトアース

[997] mixiユーザー 02月19日 23:50

【ダイヤモンドS　最終決断】

リピーターは来ないこのレース、今週は3連覇の偉業に先立って、フェイムゲームが挑む。去年の１、２、３着馬がこぞって参戦だが注目はこの路線で主役に躍り出るであろう馬たち。果たしてコーセイが乗る経緯とは？

◎⑤マドリードカフェ
○⑦タンタアレグリア
▲⑪モンドインテロ
△⑯フェイムゲーム
×④マイネルメダリスト
☆⑩トゥインクル

◎…田村厩舎から荒川厩舎に転厩して２戦目にダートから芝の長距離に路線変更、イキナリ２、４着と好走して見せた。それでも、まだ信用されておらずに、前走の万葉Ｓでも６番人気だったが、正攻法の競馬で堂々の勝利を挙げた。勢いに乗って、今回は重賞初挑戦。「中間は厩舎で調整して来ました。元気が良すぎるくらいで、とても順調に来ています。使いながら体つきが変わってきた感じがするし、今の充実振りでハンデ53キロならば楽しみですよ」と陣営。この路線の上位常連で厩舎の先輩でもあるファタモルガーナよりもトーンはこっちのほうが上だった。かなりの降雨が予想されるが道悪馬場は歓迎だし好走条件は整ったと言えるだろう。鞍上は今週の美浦トレセンで話題の中心だった大野、一発ある。

○…「休ませた効果で、芯が入って来た印象です。多分体重はそんなに変わらないと思いますが、走っている中でフラフラするところがなくなりました。スタミナには自信があるので、距離は長ければ長いほど良いし、ハンデも55キロなら、古馬相手でも十分に太刀打ちできるでしょう。大きいところを目指している馬なので、ココは好発進したいですね」と厩舎サイド。鞍上も菊花賞の失敗もあるので、ここはその汚名返上の為に何としても重賞のタイトルは欲しいだろう。的中をお届けした先週の共同通信杯、ディーマジェスティで今年最初の重賞制覇。２週連続の可能性も十分にある。

▲…多少エンジンの掛かりが遅いタイプなので、３角からの下り坂でトップスピードに乗れる京都外回りコースがピッタリ合うと見て挑戦した前走の松籟Ｓ。注文通りの競馬を好位でできて勝てたのは収穫だった。そこから中２週で重賞挑戦となるが、「体質がシッカリしてきたので、間隔を詰めて使える様になりました。今週の最終追い切りも、調教駆けする馬に併入と、申し分のない動きでした。ギアの切り替えに手間取るタイプですが、そういう意味では東京コースは良いし、距離延長も望むところでしょう。ハンデ54キロならチャンスはあると思います」と陣営。先週の共同通信杯１番人気のハートレーが惨敗して重苦しいムードが漂うこの厩舎。上がり馬の活躍で、それを吹き消してもらいたいところだろう。

△…「戻って来てからは当然このレースを目標に仕上げました。今週の調教は、体重の重い助手が乗ったので時計を要しましたが心配ありません。仕上がりに関しては満足のいくものだと思います。ハンデも59キロを覚悟していましたが、58.5キロに留まったのも良かったです。後は始めて乗る乗り役さんが、しっかりと御してくれるかどうかでしょう」と陣営。当初はベリー騎手予定だったが、騎乗停止で白紙になり、鞍上サイドからのプッシュで三浦騎手に決定。年齢とともにズルさも出て来たとの事なので、そこが最大の課題になりそうだ。

×…ステイヤーズＳで４着と復調の気配を見せたので、前走のアメリカＪＣＣでも密かに関係者は期待していた。積極騎乗が持ち味の柴田大知騎手らしく、２番手に付けて行くが、この馬としては距離が短すぎて、瞬発力勝負にも対応できずに最後はバテてしまった。「負けましたが、馬は良い感じで、適度に気持ちが入っている状況はキープしています。距離延長は大歓迎だし、この距離なら前走の様な競馬をしても簡単にはバテないと思います」と陣営。ハンデも前走より１キロ減の55キロというのも歓迎材料。高齢のムラ馬だが、実績は十分で無視はできない。

☆…３走前の比叡Ｓでヘグった浜中騎手、前走の万葉Ｓは志願しての騎乗で巻き返しを図るも、スローで上がりの勝負になってしまい、５着と着順を落としてしまった。「準オープンの身でトップハンデを背負っていたし、直線でもゴチャついてしまったので仕方ありません。レース後は放牧に出して立て直しました。本質は小回り向きなのですが、広い東京なら詰まる心配はなさそうなので、その点は良いと思います。勝浦騎手とは手が合いそうだし、恐らく体重の10キロくらい絞れてるハズなので、ココは改めて期待します」と巻き返しムード。

[998] mixiユーザー 02月20日 00:00

【京都牝馬S　最終決断】

今年から1400ｍに距離が短縮され、施行時期も後ろにズレ込んだこのレース。主催者の意図がどこにあるのか、イマイチ掴みかねるところもある（一応、表向きには牝馬重賞の番組整備の一環と言われている）が、これによって、いわゆる1400ｍ巧者に活躍の場が生まれたことには意味がありそうだ。様々な思惑を胸に、このレースから始動する有力馬も出走。仕上がり面も勝敗のカギを分けそうだ。

◎⑭クイーンズリンク
○⑧ディープジュエリー
▲⑥ウキヨノカゼ
△②ウリウリ
×⑩マジックタイム
☆⑯スナッチマインド

京都の外回り重賞、最近は中山コースでの連対実績のある馬が連対を果たしている。

◎…陣営は早い段階で今年緒戦をココに決めていたとのこと。目標にしていたレースとあって、もちろん調整は計算通り順調そのもの。「具合はイイ」と、まずはココを勝って次に進みたいといったムード。クラシックの呪縛もあって長い距離を使われてきた中、今回は久々の1400ｍ出走。この距離を不安視する声も一部にはあるようだが、「坂路でバンバン時計が出る馬だし、距離は全く心配していない」と担当はキッパリ。雨が降っても問題ないタイプでもあり、馬場悪化があっても能力減退の恐れがない点は強み。

○…３連勝の後、３連敗を喫して窮地に立たされているこの馬。どうやら世間の評価もダダ下がりの様相だが、厩舎サイドは「追い切りの動きがとにかくイイ。調子は絶好だと思うし、この距離で新しい面を見せられると思う」と、実は密かにヤル気十分。一発狙っての西下であることを近しい関係者に明言しているという。近走の走りを見ても、折り合いに苦心するあまり位置取りが悪くなり差し遅れる競馬ばかり。その不安を解消できるこの条件で、なるほど違った面を見せる可能性は低くない。鞍上には戸崎。どうしても断れない先約があったスイートピーＳ以外、その手綱にこだわってきた柴山を下ろしての起用。当然、それだけの意気込みがあるということだ。

▲…休み明けで、一部マスコミには「一度使ってからの方がイイ」と話しているようだが、本音を聞ける人間に言わせれば「担当はかなり自信を持っています」との報告。「１ハロン長いかな」と距離を心配する話はしているようだが、少なくとも休み明けで仕上がり途上というわけではなく、それを理由に負けることはないという見立て。四位もこの馬の才能には惚れ込んでおり、当然、今回も勝ち負けに持ち込む腹積もり。末脚の破壊力はメンバー随一。この距離で多少は鈍るケースも想定できるが、休み明けを理由に人気が落ちるようなら、逆に好都合という見方はできる。

△…はこの厩舎にしてみれば『イイ』というジャッジ。前走後はこのレースを目標に据えてシッカリ乗り込まれており、これまで戦ってきた相手を考えてもココに入れば一枚上は明らか。厩舎サイドも「相手関係より斤量との戦い」と、敵は己にアリといった話をしているらしい。岩田にとっても、最近、栗東での評価が右肩下がりにある状況にあって、続けて乗せてもらえている数少ない藤原英厩舎の重賞級。こういう馬で結果を出さなければ、本気で今後の身の振り方を考えなければいけないところまで来ており、「コレは決める」と相当力が入っているようだ。

×…「デキの面で不安はありません」と担当も豪語。「年齢を重ねて落ち着きが出てきているし、輸送も心配いらないでしょう」と、金曜に現地到着、その時点での気配もイイという報告が入ってきている。継続騎乗となる柴山も、デビュー以来惚れ込んでいたディープジュエリーを下ろされた背景のあるココ。この馬で結果を出したいという意気込みは強い。

☆…以前はその操縦の難しさで取りこぼすことも多かった馬だが、気性の成長のみならず、２走前からハミをトライアビットに換えた効果が絶大、その決め手を存分に発揮できるようになっている。この馬を最も知る浜中が乗れないのは痛いが、菱田もかつてこの馬に騎乗経験があり、中間にも乗って感触は掴めているという話。単なる格下と侮れないムードはある。

[999] mixiユーザー 02月20日 23:58

【小倉大賞典　最終決断】

去年は雨の中、カレンブラックヒルの逃走劇。今年は雨は上がるが馬場は前年と同様の形になりそうだ。毎年、毎年恒例（？）と言って良いか蛯名Jの10場重賞制覇。今年はそれに関して最大のチャンスと言えるのは方々からの話の通り疑いようがない。だが、そこに付け入るスキがあるとしたら？意外な馬の激走がカギを握りそうだ。

◎④マイネルフロスト
○⑯ベルーフ
▲⑩メドウラーク
△⑥ハピネスダンサー
×⑭テイエムタイホ―
×①ダコール
☆②アルバートドッグ

◎…これが年明け３戦目になるが、厩舎に近い筋からは「前走は状態も良かったけど、まだお釣りがある」との報告で、ココも勝ち負けの期待。久々の1800ｍについても「レース運びに成長は見られるし、自在に立ち回れるので問題ないはず」という話。コーナー４回のコースでもほとんど崩れておらず、「タフな流れでも走れるので、チャンスはあるでしょう」と言われていた。鞍上はテン乗りながらもココを勝てば史上４人目となる全10場重賞制覇が掛かっており、今回はＧⅠには見向きもせずに早い段階から遠征を決めていたとの事。そういった意味でもココ最近にない勝負ムードと見る者もおり、久々の重賞勝利で鞍上も偉業達成というシーンも可能性は十分にありそうだ。

○…前走の日経新春杯も５着と、昨秋以降は大崩れの無い一方でひと押しの利かないレースが続いているベルーフだが、「レースが終わってもケロっとしているし、全然本気で走っていない。真面目に走って力を出し切れば、もっとやれる馬のはず」と関係者の評価は決して低くない。また、前走に関しては「事前に距離や折り合いの不安を鞍上に伝えたことで、内に入れたり仕掛けを遅らせたりと、結果的に必要以上に慎重な乗り方になってしまった」と、やや作戦ミスを悔いる面もあったが、小回りの1800ｍに替わる今回はその辺りの不安も無くレースを進めることが出来そうだ。「結果こそ伴わないが一戦ごとの成長は確実に感じているし、噛み合えばアッサリまであって不思議ではない」と、昨夏好走の小倉で改めての気持ち。

ちなみに、小倉の芝中距離重賞は池江厩舎が密かに稼ぎ処としている舞台で、ドリームジャーニーによる小倉記念制覇を皮切りに、ダノンバラード、ラブリーデイ、カフナ、サトノノブレス、そしてベルーフ自身と多くの馬が好走。ほぼ勝負になる馬だけを連れて行く狙い撃ちで、複勝率は５割を超えている。その点でも巻き返しが期待されるところ。

▲…前回の休み明け（２走前の新潟記念）は500万からの４連勝が止まってしまったが、前走はそこから良化はしていたものの、直線では詰まり気味で脚を余してしまう不完全燃焼。その後は再度放牧を挟んだが、今回は陣営の間でも「元気一杯。２走前とは全く状態が違う」と言われているそうで、担当も「今回は本当にイイ」と自信を持っていたそうだ。バルジュー騎手も２週連続で跨がって「これで重賞を勝ちたい」と気合が入っていたという話。馬場については「こなせんことはない」と、厩舎周りではそこまでは気にしていなかったそうで、ココでも色気は十分持っているようだった。

△… 連勝で臨んだ前走時は好枠を引いた事もあって「３連勝も」とだいぶ盛り上がっていたが、直線ではすぐ前にいた馬がバテて前を塞がれて外に出す事もできず、包まれたたまま馬群の後方でゴールという度外視できる一戦。それだけに今回は改めて力が入っている、枠も恵まれたので注目。

×…マイラーとリピーター好走するこのレース、馬場がもう少し乾けばダコールへの恩恵が高くなる。タイホーも先行力魅力、前走は枠が枠だっただけに見直す手も。

☆…今月で引退を迎える名伯楽・松田博資調教師がおそらく最後に重賞に送り出す１頭となるのが、このアルバートドック(現時点では来週の重賞への出走予定は無し)。調教師本人はやはり泰然自若に構えているようだが、厩舎スタッフ、そして当然のようにフェブラリーＳではなく小倉大賞典での騎乗を選んだ川田などは「何としてでもイイ形で最後を飾りたい」と、相当に気合が入っているようだ。前走後はひと息入れて疲れを取り、この一戦を目標に順調な調整。「この中間はトモがグッと入るように意識して乗り込んできたので、休む前とはかなり変わった感触がある。調教では折り合いの難しさを見せなくなっているし、今なら小回りのコースでも不安なく立ち回れるはず」と感触は上々で、有終の美へ向けてあとはその走りを見守るのみ。

[1000] mixiユーザー 02月21日 00:18

【フェブラリーS　最終決断】

今年初のG１がやってきた。コパノリッキー3連覇なるか、それともノンコノユメか…オッズは完全に決しているように見えるが一騎打ちとはいきそうにない。そしてこの降雨、強烈に足抜きの良い馬場…恐らく強烈なレコード決着になること必至だろう。この馬場がノンコに強烈にプラスに働くのは言うまでもないが、他にも多士済々なメンバーが揃った一戦…本命はこの馬からだ！

●⑦ノンコノユメ
○②ホワイトフーガ
▲⑥ロワジャルダン
△⑭モーニン
×⑤ベストウォーリア
×⑧コーリンベリー
☆⑨モンドグラッセ

●…前走のチャンピオンズＣではサンビスタ騎乗のミルコに会心の騎乗をされてしまい２着に追い上げるのが精一杯だった。しかし、差しの決まらない中京ダートであそこまで追い上げたのは負けて強しの内容、この馬の評価を落とす事は全くなかった。その後は放牧に出し、ブッツケでこのレースへの挑戦は予定通り。「去年の秋に比べると休んでる期間が短いので、調整もスムーズにできて、すこぶる順調です。トモがパワーアップしたし、背腰に力が付いてきた感じです。前走は仕方なく内を突き、伸びてはいましたが100％の集中力では走っていませんでした。なので今回は最後は必ず外に出すようジョッキーには言います。調教で動かない個性は相変わらずですが、仕上がりは申し分ありませんよ」と陣営。武蔵野Ｓでは初の古馬相手に58キロを背負い好時計勝ちしている馬。相手関係が云々と言うよりは、スムーズに運べて、自分の時計をどれだけ詰められるかだけだ。

○…只今交流重賞を連勝中。２走前のＪＢＣレディスクラシックで２着に敗ったサンビスタが、その後に牡馬相手にチャンピオンズＣを勝っている事もあり、関東の関係者の中ではかなり盛り上がっている。「ここにきての充実ぶりは目を見張るものがあります。まさに絶好調ですね。枠は特に強い要望はありませんでしたが、内のここなら前に馬を置けて、折り合いがつけやすいです。距離のロスも少なくなるでしょう。牡馬相手ですが、ヒケは取らないと思います」と主戦の大野騎手はかなりの自信が見せている。ダート路線に変更してからまだそれほど経っていないので上積みも大きく、まとめて面倒を見る可能性は十分ある。

▲…前走の東海Ｓ、騎乗予定だった浜中騎手が落馬負傷の為に急遽横山和騎手に乗り替わり。出たなりで好位で競馬をするが、ペースが遅く、前との差を詰められずに３着に終わった。２走前そして前走と内容が良く、本番のこのレースで期待が膨らんだ。浜中騎手がまたもや落馬で戦線離脱を余儀なくされてしまったために、鞍上は横山典騎手にスイッチ。この馬で勝ち星を挙げている事もあり、今の充実振りから、かなり色気を持っているとの話。「内目の良い枠に入りました。距離が短くなるのは間違いなく歓迎だし、今年のメンバーなら可能性はあると思います」との事。

△…チャンピオンズＣには見向きもせず休養に入り、年明けまで待機、これもフェブラリーＳを見据えてのこと。前走の根岸Ｓでは体も戻し本当に良い馬体になっていたが、勝たなければならないレースを勝ちに行って完勝という、その内容も着差以上の完璧なレースだった。今回の鞍上はミルコが手綱を取るが、６戦という僅かなキャリアの中で４人のジョッキーで５勝を挙げている様に、特にクセがあるタイプではなく全く問題は無い。

×…ベストウォーリアは同厩舎のモーニンが根岸Ｓを戸崎騎手で勝ったので、そちらに戸崎騎手が乗るのかとも思われたが、調教師がコチラに決めたとの事。「全て順調で、仕上がりに関しては申し分ありません。過去２回と比べても遜色ないデキです。東京のマイルはベストだし、枠も絶好。今年こそは何とかしたいですね」と厩舎サイド。

コーリンベリーは「前走は果敢にチャンピオンズＣに挑戦するも13着。ただ、当時から「来春のフェブラリーＳのために使います」と話していた。その敗戦を糧に「今回は調教で色々な馬具を試してみました。競馬ではシャドーロールを着ける予定です。距離への対応もできる様に工夫したし、その成果が出るか楽しみですね」とのこと。

☆…田辺騎手に乗り替わった前走の東海Ｓ、積極的な競馬で逃げ込みを図ったが、勝ち馬にピッタリとマークされてしまう厳しい流れで２着に惜敗。ただ、テン乗りだったがイメージ通りの『走る馬』と確信した鞍上だった。そこで調教師に、「東京のマイルって合いそうですね」と鞍上サイドから挑戦を提案したらしい。昨年、東京のマイル戦を使った時、芝の部分での行きっぷりの良さを見せていた事もあり、大舞台への挑戦を決めた。「力強さが出て来たので、距離短縮でも対応できるでしょう。雨で馬場が渋りそうなのもこの馬にはありがたいし、差のない競馬ができると思っています」とのこと。

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