歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの都を転々とした『聖武天皇』?(^O^)

『文武(もんむ)天皇』の第１皇子で、母親は『藤原不比等(ふひと)』の娘『宮子(みやこ)』(^O^)
名前は、『首(おびと)』(^O^)
７１４(和銅７)年１４歳で皇太子となり、７２４(神亀１)年２４歳で即位します(^O^)

このとき、『長屋王(ながやおう)』が左大臣となります(^O^)
７２７(神亀４)年、后(きさき)『光明子(こうみようし)』の生んだ『基王(もといおう)』を皇太子としましたが、『基王(もといおう)』は翌年亡くなり７２９(天平１)年に『長屋王』が、謀反の疑いにより取り調べを受け自害する事件がおこりました〔長屋王の変〕(^O^)

『長屋王』亡きあと、代わって『不比等』の４人の息子『武智麻呂(むちまろ)』・『房前(ふささき』)・『宇合(うまかい)』・『麻呂(まろ)』が、要職を占めて勢力をのばし『光明子(こうみようし)』は、皇后となりました〔光明皇后〕(^O^)

しかし、７３７(天平９)年の“天然痘(てんねんとう)”の流行で４人が相次いで亡くなり、皇后の異父兄(いふけい)の『橘諸兄(たちばなのもろえ)』が、政権をにぎります(^O^)

『諸兄(もろえ)』は、『吉備真備(きびのまきび)』と『僧玄(そうげん)ぽう』を政治の顧問としました(^O^)人(^O^)
『玄ぽう』は、寺院勢力を背景にして力をふるい、『真備』は備中国(びっちゅうのくに=現在の岡山県)の郡司(ぐんじ=郡を治める役人)の家に生まれた身分の低い者でしたが、唐に２０年も留学した当時の代表的な知識人として政界の重要な地位をしめていました(^O^)
『玄ぽう』・『真備』の政治に不満をもった“太宰少弐(だざいしょうに=太宰府の役人)”『藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)』は、７４０(天平１２)年勢力の回復を狙って、九州で兵を挙げます〔藤原広嗣の乱〕(^O^)

これに対して朝廷は、約２万の軍隊を送りようやく鎮圧(^_^;)しますが、この頃天災・飢饉が頻繁に発生し政治は安定しませんでした(^_^;)
『聖武天皇』は、同年末に山背国(やましろのくに=現在の京都府)恭仁宮(くにのみや)、７４２(天平１４)年に近江国(現在の滋賀県)紫香楽宮(しがらきのみや)、７４４(天平１６)年に摂津国(現在の大阪府)難波宮へと転々と都を移転し、７４５(天平１７)年５月に平城京に戻りました(^_^;)