歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの豊臣秀次の悲劇(≧ε≦)

今から約４００年前、１５９５年８月２日の昼さがり京の三条大橋西南の河原で世にも恐ろしい悲劇が演じられました(≧ε≦)
秀吉の姉『とも』の子として生まれたのが、『秀次』です(^O^)
秀次は豊臣を継ぐ関白太政大臣として天下をときめいてました(^O^)
ある日、秀次の一族すなわち４人の若者と１人の姫君、そして側室として公に仕えた若く美しい女性たち３４人は、盛夏の熱気さりやらぬ三条河原の刑場に次々と引き出され、刺され或いは首を打たれて命を断たれました(≧ε≦)
そのとき鴨川の清流は、彼女たちの鮮血によって朱色に変じたと言われてます(^_^;)
何故、このような悲劇が起こってしまったのか(・◇・)？
この悲劇の日の２年前、太閤秀吉の愛妾『淀の君』に秀頼が生まれ、それ以来養子の秀次は実子を盲愛する老齢の秀吉から次第にうとまれ、加えて『石田三成』の奸計（かんけい）もあり、最後には謀叛（むほん）の罪状のもとに関白の職を奪われてしまい、同年７月１５日秀次は高野山青厳寺において自刃させられてしまいます(≧ε≦)やがて京に運ばれた秀次の御首は、その日の刑場の土壇の上に西向きに据え置かれてました(^_^;)
早朝より死装束に装いをこらした一族の女性たちは、母君の胸に抱かれた若君や姫君とともに牛車に乗せられ、市中引き廻しのあと三条河原の刑場に運ばれました(^_^;)やがて主君の御首と涙の対面をはたした３９人の御一族は、それぞれの死出の晴れ着も悲しく１人、また１人と殺されていったのです(≧ε≦)
戦国の世には、主君に命を捧げて死んだ子女は沢山いますが、戦いにもならず無念の最期をとげた罪なき一族の運命は他に例をみないですね(^_^;)
この日、全ての遺骸は刑場に掘られた大穴に投げ込まれ、跡には四角推の大きな塚が築かれました(⌒人⌒)そして塚の頂上に、秀次の御首を納めた「石びつ」を据え、三条大橋を渡る人々の見せしめにしました(^_^;)
「石の首びつ」は、瑞泉寺にある石塔の中央部に泰安されています(￣人￣)