歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの千利休と山上宗二の生きざま§完結編§

利休『このわしの死は、筑州（秀吉）への朝鮮出兵反対の最後の嘆願（たんがん）でもあるのじゃ(^-^) わしの辞世（じせい）のイ曷（げ）と句（く）を、お前達に伝える(^-^)
>―人世七十力圍希咄吾這宝剣祖仏共殺｛我が人生七十年、喝（かつ）！この宝剣（切腹に使用する短刀・粟田口吉光〈あわたぐちよしみつ〉を指す）で、己と共に仏をも両断し、自在無辺の境地を得ん！｝―堤ル我得具足の一太刀今此時ぞ天に抛（ひっさぐるわがえぐそくのひとつだちいまこのときぞてんになげうつ）=｛永年使いなれた愛用の太刀を、死に臨み我が身と共に天空へ投げ放つ｝この中には、わしの侘茶の奥義が込められておる皆、泣くでない(^^ゞこの命１つで全てが丸く治まり、わしの生きざまを通すことがやっと出来るのじゃ(^-^)それと利家殿には、くれぐれもよしなに我が真意をお伝え申すのじゃ(^-^)』
>京――聚楽第利休の屋敷
>同年２月２６日――秀吉の命令で、利休は再び京へ呼び戻された(^^ゞ
>屋敷はすでに上杉景勝（うえすぎかげかつ）の軍勢３千が厳戒態勢（げんかいたいせい）で包囲していた(^-^)秀吉は、それほどまでに利休七哲と他の弟子らによる利休の救出行動を恐れたのである(^-^)りき（利休の嫁）『お願いにございまする(T_T)秀吉様に謝罪をなさって下さい(T_T)今からでも間に合います(T_T)どうか…(T_T)あなた様が生きていてくださるなら、りきはどんな生き方でも構わぬのです(T_T)どうか…(T_T)』
>利休『…私が心から愛した宗二も長次郎も今はもういない…遅すぎた…わしは死ぬ時を間違えたのだ(^-^)どうか…わかって欲しい(^-^)りき、不器用にしか生きれないわしを許しておくれ(^-^)』
>…御使者がお着きです

利休『…別れだ(^-^)りき、…許してくれ(^-^)そして…(^-^)』
>りき『…(T_T)』
>利休「…これからは、心ゆくまで自由な茶が出来るのか…宗二…待たせたな(^-^)』
>ズバッ、ビシャーッ(^-^)
>大坂城―秀吉の居室
>秀吉『利休…利休さえ…いれば…』第２次朝鮮征伐を前に秀吉は呆けたように利休の名を呟いていた(>_<)利休死して、失ったものの大きさに気付いたのだ(>_<)
>１５９１（天正１９）年２／２８―利休はここに生涯を閉じました(≧ε≦)