先日、こんな話を聞きました。あるエージェントA氏はそれはもう善人を絵で描いたような男性だったそうです。そんな性格ですので案の定、お客様に振り回され、裏切られ続けた結果、彼はその顧客に復讐を企てました。掘り出し物と称して欠陥住宅を売りつけたのです。地盤沈下であちこちにヒビが入り普通では絶対に売れない家に塗装を施し、その事実を隠してその顧客に売りつけたのです。購入後、その事実に気づいた顧客はA氏と売主を訴えました。しかし、英文のSeller's Transfer Disclosure Statement(日本の重要事項説明書)にはその事実が記載されており、A氏は隠匿の事実を否定しました。買主のサインもあり、訴訟は今も継続中です。