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アナログゲーム総合サークルAHCコミュのあまおち総統の同人誌製作基礎知識講座

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■オフセット本

・オフセット本とは

オフセット本とは、ようは印刷所に頼む方式の本であり、コピーなどで自分で手作りで作る本ではない系の本。

・メリット

綺麗に作れる。
原稿だけつくれば製本をする必要がない。

・デメリット

金がたくさんかかる。
締め切りが早い。


・作るために最低限決めておかなければならない事

1.本のサイズ
2.表紙の色数
3.ページ数

1.本のサイズ

同人誌として売られている本には様々なサイズがある。
A4・B5・A5あたりがよく見かける。
文字本なら新書サイズや文庫サイズも見かける。
漫画だとA5ぐらいまでがほとんど。A4かB5が主流。
文字本の場合、サイズがでかいと逆に読みにくくなるので注意。
その場合、段組みを3段とか4段にすると読みやすくなる。

また、文字本の場合、横書きにするか縦書きにするかも決めておく必要がある。

オフセット本の場合、A4に比べてA5の方が多少安い。
ただし文庫サイズだと印刷所によっては高くなる場合もある。

2.表紙の色数

大きく分けて、フルカラーかフルカラーでないか。
フルカラーでない場合は、一色刷、二色刷、三色刷とある。
この一色と言う場合、その色の濃淡は一色に含める。
例えばスミ一色(黒)の場合、黒〜灰色が使えるわけである。

当然、一色→二色→三色→フルカラーの順で値段は高くなる。
一色とフルカラーの差はかなりある。
よって一色本も珍しくないし、文字本だとそれが顕著である。
ただし、買う方からすれば、心理的にフルカラーの方が手に取る機会は多くなる。

3.ページ数

言うまでもなく、ページ数が多い方が値段は高くなる。
本の場合、イメージ的に、A4サイズの本の場合、紙で言うとA3を半分に折るため
1枚の紙には、左右と裏表で合計4ページ作られる計算となる。
よって基本的に4の倍数のページ数を設定する必要がある。
なお、印刷所によってはA5サイズ等の小さめの本の場合
8の倍数に設定しているところもあるので、注意が必要。

また、印刷所に書いてある料金表には、表紙4ページ分を含んで書いてある場合と
そうでない場合があるので、ここも要注意。
例えば、基本的に20頁本という場合は、表紙4ページ
(表紙の裏の多くは何も印刷されていない部分を含んで4ページという計算)
と、本文16ページという内訳の本である。

ちなみに、コミケットなどで売る場合には奥付を入れる必要があり
また多くの場合、前書きやあとがきを入れる事が多いので、
メインという意味での本文のページ数はもうちょっと少なくなる。


・その他、決めること

表紙の紙や本文の紙の種類を決める必要があるが
言い出したら色々と好み等があるので、個別に相談に乗る。
極端なことを言えば、どれにしようと本にはなるので、こだわる人以外は適当でもかまわない。

あと、印刷所を決めるという作業も必要だが、これも個別対応。

・発行部数

これは予算次第。
ただし、少部数しか刷らない場合には、一冊当たりの単価が高くなる。
一方いっぱい刷ると、一冊当たりは安くあがるが、在庫を抱えてしまうと保管に困るし
印刷代がかかり、売れなければ回収できないという事態に陥る。

基本的に同人誌はたいして売れないと考えておきましょう。



■コピー本

・コピー本とは

コピー機などで印刷をし、自分で製本を手がける方法。
多くはホッチキスで真ん中を綴じて作られる。

・メリット
金がかからない

極端な例だと、イベント当日でも作ることは可能なので締め切りが長い

・デメリット

見た目がちゃちい(それがいいという人もいるが)
製本が手間
大部数をつくるには向かない
ページ数が多い場合にも向かない

・作るために最低限決めておかなければならない事

1.本のサイズ
2.表紙の色数
3.ページ数

1.本のサイズ

コピー本の場合、市販のコピー用紙を使う場合が多いので、
A4〜B6ぐらいまでがほとんどだと思われる。

おすすめはA5以下のサイズ。
これは、多くの有料コピーサービスが、A3から10円であるからである。
例えばA5だと、A3の紙に一度に片面4ページ印刷できるので、
8ページ本なら20円で作れるからである。
A4本だと、4ページで20円かかってしまう。

ただしA5本の場合、紙を切るという手間が余分にかかることはかかる。

2.表紙の色数

フルカラーの場合、コピー機でフルカラーコピーを使うか、
もしくは家庭用プリンターで印刷するという手がある。
この点はオフセット本に比べてフルかラーしやすいと言えよう。
もちろんモノクロ表紙でもかまわないし、その方が安いのは安い。

3.ページ数

サイズのところの例を用いれば、
A5サイズだと1枚の紙に4ページ+表裏で4ページ作る必要があるので8の倍数。
A4サイズだと4の倍数となる。
もちろんA5サイズでもA4の紙に印刷するというのであれば4の倍数でよい。

コピー本の場合、あまりページ数が多くなると、ホッチキスが通らなくなるので
少ないページ数が望ましい。
また、値段が高いコピー本は普通は売れないので、原価一冊200円までが望ましいと思われる。
もちろん赤字覚悟で出す分にはかまわないが、
ページ数が多くなると、コピーする時間もとても長くなる点は注意。


・その他注意すること

原価100円で作る場合、A5の本をA3の紙で作る場合、
8ページ本で20円なので、100円では40ページまでとなる(表紙含む)
表紙だけは家庭プリンターで作るという場合には
おそらくB4から対応が多いので、表紙のみA4の紙を使うことになるわけだから
インク代を考えないのであれば、100円以内で最大36ページ本となる
(本文32ページ+表紙4ページ)
そしてここには表紙用紙代やホッチキス代を含んでいないことにも注意。

また、製本を自分でやるので、裏表のページ割り当て(面付け)作業も注意しなければならない。
案外めんどう。
それが同人誌(コピー本)の醍醐味だというMな人もいるが。

・発行部数

ほとんどが20部まで、多くて30部までだと思われる。
50部までいくと、作るだけで気が遠くなるし、
オフセット本に移行した方がいいかもしれない。
そもそもコピー本でそこまで売れるのかどうかあやしい。



■オンデマンド印刷

・オンデマンド印刷とは

いろいろと規格があるみたいだが、少部数発行用で業者に頼む方式と思いねぇ。

・メリット
それなりの値段で綺麗に印刷、製本してくれる
ページ数が多くてもオフセットよりは値段が高くならない

・デメリット
普通のオフセットよりは、印刷は綺麗ではない
大部数にすれば逆に高くなる

・製本の基本

は、オフセットと同じと思いねぇ。

・オフセットと何が違うか

文字本の場合、むしろオンデマンドの方が綺麗な場合がある。
これは印刷に使う機械の違いにある。
この方式を使う場合というのは

・少部数の発行しか予定してない
・予算もあまりない
・製本もそこまでこだわらない
・表紙も最低一色でかまわない
・オフセットの時並の締め切りの余裕がある

といった場合によく使われる。

案外、かけだしサークルの文字本には適していると思われる。



以上、捕捉があれば随時加えていく。
質問もどんどん受け付ける。
また、指摘があればどしどしくれい。

コメント(4)

っ 「フルかラー」
|ミ

・割り付けは、プリンターのドライバによっては簡単に設定できるのでそれを利用するのも手人差し指
・コピーは、安いところでは8円コピーがあったような。
・この時期印刷所は混むので遅延等トラブルが発生することがある。定評ある印刷所を使うが吉人差し指
・知名度低いうちは、おまけ作戦を併用するのもアリ(不要になった付録ポスターとかw←廃品処理w
・隣接するサークルとの物々交換用に何冊か確保しておくこと人差し指(わらしべ長者ともいうw←多少の話術は必要w

…なんか方向性がどんどんずれてってる気がするのは内緒w
まぁ、最初は気張りすぎるとスカるから少なめがぐっど手(パー)
物によるけどまずは10冊目標にしましょう命中
ワープロソフトで作るよりは、安くてもイイからレイアウトソフト使って編集をきっちりやるのがベターかも。
自分はパーソナル編集長という安価な割付ソフトを使って、PDFファイルにしてオンデマンド製本をお願いしてます。PDFにしておけば、コピー本の原稿にも割と楽に使えますし。
冬コミ受かったそうなので記念上げ。
AHCは「29日(火) 東地区 "P" ブロック 58a」だそうです。
本制作みなさん頑張ってください!
オンデマンドですが、安い印刷所さんみつけたのでご紹介。
http://www.dojincomic.com/service/set.html

というかここに頼もうかと思ってるのですが、もっとお安いところご存知でしたら情報いただけるとありがたいです。

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