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レコードプレーヤー総合研究所コミュのヘッドシェルのひみつ、若しくは、SMEのシェルには、如何に沢山の変種があるか

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(レコードプレーヤーの使い方2からの続き)

初冬の或る日、学校から帰ってくると、ちっちゃな包みが届いていた。パッキングなしに封筒に直接パッケージを突っ込んで郵便で送られてきたんだが、「へいこうゆにゅー」は、けっこう乱暴なことをするなあ、と思ったもんだ。

さて、初めて欲しいと思ったフォノカートリッジは、とにかく無事に届いた。

と、ここでひとつ重要なことを忘れているのに、やっと気が付いた。ヘッドシェルをどうするか、決めていなかったんだ。

コメント(52)

SMEのS2トーンアームをTECHNICSのレコードプレーヤーに取り付けて、何となくイッパシのオーディオマニアっぽくなったところで、よせばいいのに、これから先どうしようと詰まらない事を考え始めたんだ。

MM系フォノカートリッジの軽針圧路線で行くか、一転してMC型で重針圧方向に向かうか、なんて真面目に考えたわけだ。
折しもSMEからは、超軽針圧にも重針圧にも対応できるシリーズ3(SIII)という新型トーンアームが発表され、その内に日本でも発売されると聞いたので、それまではカートリッジもヘッドシェルも買い控えて、SIIIがどんなもんなのか、見てやろうと思ったんだ。

それが計らずも、おじいさんがヘッドシェルから遠ざかる切っ掛けになったわけだ。なんとSIIIは、ヘッドシェル込みのWANDという交換式アームパイプが標準装備だったからだ。
それ以来、1980年頃にマエストロGRADO爺様のLABORATORY ARMと、‘ET2’リニアトラッキングアームに出会うまで、ヘッドシェルとは全く縁が切れていた、興味も必要もなくなったからだ。

当たり前だけど、無理やりトーンアームからヘッドシェルを取り外しできるようにする必然性はない。

SME以前は、大体トーンアームはシェルというかカートリッジ一体型だったし、一体型トーンアームのカートリッジを頻繁に交換するなんて発想は、皆無だったに違いない。

またオーディオマニア的に小うるさいことを言うと、部品としてのヘッドシェルの着脱機構の機械的精度の良し悪しと電気接点数の倍増は、音質的に悪影響が大きいって見方すら、大げさに吹聴されたくらいだった。
だからヘッドシェルごとアームパイプを交換すると言うのは、そういう意味で理にかなっているし、SMEならではの精密加工が冴える製品になったから、SIIIは可なりのヒット商品になった。

おじいさんも結局、SIIIを7年ほど使う事にして、WANDも10本くらい買って使っていたんだ。「ヘッドシェルなんて、必要悪さ」みたいにうそぶいたこともあったなあ、ああ、恥ずかしい。
そうそうSMEってブランド名は、その昔、会社が鉄道模型なんかの展示用工作品製造を引き受けていた頃の会社名に由来して、SCALE-MODEL-ENGINEERINGの頭文字を取ったものだそうだ。
今は、マエストロGRADO爺様のLABORATORY TONE ARMを主に使っているので、ヘッドシェルを沢山必要としているんだ。

LABORATORY TONE ARMのオリジナルのヘッドシェルは、値段が高いのと、絶版になったためになかなか手に入らないから、大部分はSMEの古いシェルを掻き集めて、なんとか間に合わせている状況だ。
一体なんで今更SMEなんだって聞かれると、返答に窮するんだけど、SMEのヘッドシェル自体に可なりのヴァリエーションがあり、それぞれ特徴があることが分かったからなんだ。

それに、SMEのヘッドシェルに工業デザインとしての美を見出したから、なんて言ったって、誰もほめてくれないだろうし、なんたって「あんなペラペラで穴だらけのヘッドシェルで、良い音がするわけがない」って、歴戦の勇士のオーディオマニアにバカにされるだけだろうからね。
じっくり調べたところ、SMEのヘッドシェルは、最初のORTOFONのベークライト製から、現在まだ販売されているS2Rシェルまで勘定に入れると、今まで実に基本7種類のタイプが製造されてきたことがわかった。

1.最初がORTOFONのベークライト製Gシェル
2.次に、SME自社製の孔開きS2タイプ初期型 ×2ヴァージョン
3.それから、自社製の孔開きS2タイプ中期型 ×2ヴァージョン
4、そして、自社製の孔無しS3タイプ ×3×2ヴァージョン
5.その後、自社製の孔開きS2タイプ後期型
6.同じ頃、少量生産された孔開きS2タイプのスロット孔型でSMEロゴが小さいもの
7.最後に、自社製の孔開きS2R型
×印数字の意味は、これに加えて中期のものには、上面に付けられているロゴマークがSMEだけのものと、当時提携関係にあったSHUREのロゴを加えたSHURE-SMEロゴを付けたものがそれぞれ二種類あり、そのSMEロゴマークもドーム型で斜めに走る字体のものと、平べったくて横に並ぶ字体のものの二種類があるということなんだ。

ドームの裏側も、全部同じではないようだ。そしてドームの材質は金属のようだけど、平べったい方はアルミ薄板に粘着シールだった。

またS3タイプには、シェルの内側に補強材か重量調節の目的か不明だけど、金属板をエポキシ樹脂で取り付けたものが、少なくとも板の形状の違うのが三種類はあった。

だからSタイプのシェルは、全部並べると14種類くらいにはなったんだ。

これらの現物個体を調べると、それぞれの時代で材質と加工の方法に、顕著ではないけれど明らかな違いがある。暇があったら写真を貼ってみよう、ちょっと待っててね。
取りあえず、知ってるサイトの写真を貼っときます、こんな感じ。
簡単に言うと、昔のものは何回かプレス型で絞った後で、旋盤加工を施していると見えて、各所にエッジが立ったあとがある。その後のものは、多分一発プレスで工数を減らしているようだ。だから細かいことを言えば、それぞれの種類に音が違う可能性があるわけだ。

何故なら加工工程の違いによって、材質へのストレスの掛かり方が違い、それは個体の振動モードに大きな影響があると考えられるからだ、オーディオマニアにとっては大変だ、こんなことを知ってしまったら。
余談の余談だけれど、最後のS2R型も含めて、SMEのヘッドシェルには極普通のビニール被覆のリード線が標準装備されていた。これとは別に、SMEとしてはVDHリッツ線を使用し、金メッキの少し高級なリードチップを販売していた。

それ以前のSMEヘッドシェルには、もっと安いロジウムメッキ(?)のチップにビニール線が付けられていた。今なら一番安いヘッドシェルのおまけでも不思議の無いものだ。これを、もっと高級なものに変えれば、音が良くなるんじゃあないかと期待させてしまうような代物だったんだ。
これと比べれば、マエストロGRADO爺様のヘッドシェルは、最初からリッツ線の多芯結束リード線を装備していたから、SMEとは考え方が違っていたんだろうね。

もっとも、マエストロGRADO爺様のヘッドシェルは、アーム本体ともどもJELCOブランドで有名な、市川宝石で製造された日本製なんだけどもね。
それから、どうしても言っておきたいことは、SMEのS2Rヘッドシェルに附属品として同梱されている取り付けビスネジは、実に素晴らしいというところだ。今のSMEの全ての製品で、おじいさんとしては最も価値のあるのは、このネジだと言っても良いくらいだ。ヘッドには梨地加工が施してあり、マイナスネジとしては、他に類を見ないほど美しい。

SMEの取り付けネジは、S2シェルの後期には、これも軽量化の一環としてカーボンファイバー製になって、一回取り付けると綺麗なまま外すのが不可能なほどきっちり嵌まってしまったものだった。だからカートリッジを取り外すと、必ずビスネジが1セットダメになってしまうんで参った時期もあった。
おじいさんの手元には今、ベークライトと最後のS2とS2R、スロット穴のS2R以外のものは、全てある。スロット穴のS2Rは、まだ現物に触れたことも無いが、他は持っていたことも使ったこともある。

それらと手持ちのフォノカートリッジの組み合わせを全て試したわけじゃあないし、実際どんな変化があるかという興味もそれほどでないから、これからも実験することはないだろうと思う。
SMEのヘッドシェルの最大の特徴は、オーバーハング(トラッキングエラー)調整の機構がシェル自体には付いていないと言う事だ。

オーバーハングの調整は、アーム本体のベースに調整機構が有り、アーム本体の軸を移動させることによって、エラー最小にするように出来ている。そのため,面倒で正確な調整を要求するスロット孔がないから、強度的にも有利だとは思うが、その代わり肉抜き軽量化のために一面孔だらけだから、長所ともいえないかなあ。
そういうSMEが、スロット孔付きのS2Rシェルを製品化したと聞いた時には、正直驚いた。今までの、アーム基部の調整機構を廃止するのかと思ったからだ。

でも、結局3009/3012S2Rは再生産モデルも以前とデザインが変わらなかったし、その後もスロット孔付きのS2Rシェルは、殆ど市場には出回らなかったんだ。一体、SMEは何をしようと考えたんだろうなあ。
じゃあ、いよいよSMEも含めて、ヘッドシェルで音が変わるのか、どうか、おじいさんの見解を述べよう。
その前に、もう一枚貼っとこう、一番左が孔なしS3、その隣二本が孔開き中期型S2だ、やっぱり白バックだな。
前にも書いたけど、LPレコードに記録された信号は、RIAAイコライゼーションカーヴを経由して増幅されるから、針先というかヘッドシェルというか、カートリッジも含めたレコードプレーヤーで起きている振動などが信号に影響すると、最大百倍にも拡大されてしまうという現象が起きる。

逆の見方をすれば、百倍に拡大されてもヘッドシェル周りを換えた程度では、そう大して違いが分からないという事は、もともとヘッドシェルやリード線には、顕著に音質に関わる差は無いと思っていいんではないかと考えられる。

だから、ヘッドシェルやリード線に腐心して、高音質化を図ろうとしても、効果を上げることは期待できないんじゃないか、という事に気が付いたのは、ずっと後になってからだった。
それまでは、結構真面目に思案して、ヘッドシェル本体はさて置き、リードチップの材質や形状、締め方やハンダやかしめの方法、材質なんかを一所懸命に調べて、何とか最善の結果を得たいと思ったもんだ。

線材も、無酸素銅線、銅リッツ線、銅単線、金線、銀ハンダ、テフロン被覆、VDH銀線、固定用のステンレスやタングステンのスクリューやナット、道具立ては、非磁性体ピンセット、トルクドライバー、リード線の長さも伸ばしたり縮めたり、縛ったり編んだり解いたり、思いついて出来そうなことは大体試してみた、フェライトマグネットのリングまで使ってみた。
それらの腐心に見合った効果が上がったかと問われると、正直なところ全く自信が無い。

目覚ましい効果なんて、全然得られなかったんだ。ヘッドシェルそのものを換えても、大して音が変わったとは感じられなかった。

でも考えてみると無理もない話で、フォノカートリッジ本体の音質キャラクターと比べれば、ヘッドシェルの音質的影響なんか元々大したことが無いのは、落ち着いて考えれば自明なんだ。

それに、手持ちのフォノカートリッジのキャラクターが気にいらなければ、今ならヘッドシェルに掛けるのと同じくらいの出費で、別のものを買えば良かったんだ、当時は。
思い起こせば、ヘッドシェルと、その更に下位のアクセサリーが増え始めたのは、CDが普及し始めた1980年代半ばからだったような気がする。そのうち、一応名の通ったメーカーだけでなく、ガレージメーカーとか個人の趣味で造ってみましたなんてのが、INTERNET経由で目に付き始めたんだ。

接続ケーブルと同じで、大した先行投資の必要もなく製品紛いが出来ちゃうのが良かったのか悪かったのか、また買う方もそれほどの出費を要求されないんで、後から後から出てくるのを、その都度試してみることも可能だったから、御互いに悪いクセになったんだろうな。
実際、今に至るまでヘッドシェル周りに関する決定的な理屈も製品化技術も、どこにも見当たらない。

逆に言うと、論拠不明の似たようなものが市場に溢れかえっている感じだ。これをカネとヒマの浪費だと言ってしまうと、またまた非難轟々なんだろうけどね。
SMEの古いシェルを集めていたのは、かれこれ10年ほど前だった。

今はどこを探しても新品デッドストックはおろか、如何にも気を遣わないで、ずっと使ってましたってヨレヨレのが高値で取引されているから、おじいさんがコレクションしようと思い立ったのは、ギリギリ間に合ったタイミングなんだったと、今にして思うんだ。おかげで何とか、ヘッドシェルに不自由しないで過ごすことが出来ているからね。
或る夏の昼下がりに、オーディオユニオンのお茶の水店に立ち寄って、(もう様変わりしてしまった現在のお店ではない、10年以上前の)地下一階に降りると、ちょっと馴染みになっていた店員さんにシェルリード線の新型を薦められた。

最新の解析結果を元にした、新開発の合金ワイヤ製で素晴らしい音がするが、三万円が売価であるという。当時でも既に超高級カートリッジは二十万円近くしていたが、それでも三万円あれば立派なカートリッジを一個買える金額だった。

おじいさんは丁重に御誘いを断って、その日は何か特売品のアクセサリーを買って帰ったもんだ。今となっては、そのシェルリード線のメーカーも品番も覚えていないけれど、あれは一体なんだったのか、今になって気になってきている、

今ではもう三万円出しても買えないとは思うけども、こんなことを考えるようになるのは、トシ取った証拠なのかなあ、ノスタル爺イとか言われたりして。

もちろんフォノカートリッジの大部分は、ヘッドシェルか直にアームに取り付けないと、そのままでは役に立たない。

だからカートリッジメーカーが、自社製品を使用するに当たってヘッドシェルやトーンアームを推薦することは、極く自然な話だ。自社のフォノカートリッジの性能が、充分に発揮できるように、使用者に対して助言や指定をするのは、良識であると思う。場合によっては、使用説明書に明記されていてもおかしくはない。
ORTOFONのように、フォノカートリッジメーカーが、自社でトーンアームを製造しているところもあり、素直なユーザーなら迷わずメーカーで指定しているものの組み合わせにすれば、何の不安もないはずだ。

しかし、そういう御仕着せめいたものを嫌がり、詰まらないところで自己主張したがるのがオーディオマニアだから、それに迎合した商売が成り立つ余地が出来るわけだ。
SMEは、一時期はSHUREと営業的に提携しており、確か米国ではSMEの輸入代理店となっていたことも有ったと思ったな。SHURE-SMEってブランドロゴを3009アームに貼っていたこともあった。

それもHARMAN GROUPにSMEが買収されるときまでには解消されていたはずだけども、SHURE V15/IIIの推奨トーンアームは、SMEの3009S2/IMPROVEDで、より軽量なバランスウェイトを装備したものだったし、SMEの3009SIIIのシェル部のデザインは、SHURE V15/IVを装備することを前提にしていた。

SHURE V15/IVの上面に合成皮革風のシートが化粧張りしてあるのは、このためだ。シェル部は軽量化と共振防止のため、取り付けビス孔の直前で切り落としたように短くなっていたからね。
そういうわけで、結局今まで大した種類のヘッドシェルを遍歴することはなかったんだ、これは、きっと幸せなことに違いないと、神様に感謝している。

オーディオマニアから見れば、なあんだ、詰まらない奴だなと思われるだろうけれど、わざわざ自分から迷路に突っ込んで道草を食うというのは、おじいさんの趣味に合わない。

そしてオーディオ談義っていうのは、談義すること自体に意義があるだけで、論議したり悩んだりしている間に装置の音が自然に良くなることはないから、あのスピーカーの音がとか、あのアンプの音がとか、いくら評定しても際限がないし、それ自体には意味が無い。

何か結果を得たいのなら、目的を明確にしてから、理論と手段をきちんと考えてから始めないと、何が期待される結果なのかすら、曖昧になる。

曖昧な目標を持つと、どんな結果でも、まあ良いっかってことになって、結局進歩が無い。オーディオマニアがみんなそうだと言うと、失礼な話だけど、そういう傾向が業界全体に有るから仕方がない。
まあ、それを楽しむのが好きなんだから、オレに構うなと言う人がたくさんいるわけで、それで買う方も造る方も、オーディオ業界が何となく、それなりに賑やかに見えるんであって、それはそれでいいことなんだろうと思う。

おじいさんだって、オレは今とっても楽しい気分なんだと言う人に、頭から冷水を浴びせるような真似はしたくない、こっちにトバッチリが飛んで来ない限りは。

でも年甲斐もなく、目の前に出てくる我慢のならない主義主張に反応してしまうおじいさんは、やっぱり懲りないオーディオマニアの一人だと思われてても仕方ないんだろうな、きっと。
と、いうことで、おじいさんの古い抽斗の整理と、思っていたことは大体書き終わったから、もし内容に間違いや、おじいさんの勘違いがあると分かった人は、是非このトピックにコメントを頂きたい。

また、よく整理されて理屈に叶った御指摘がある方も歓迎致しますが、取りあえず言いたいことのある人は、何を書いてもらっても結構です。そうでないと、言論の自由も否定した、酷い奴だって言われるからね。
UP-DATE:

YAHOOオークションを眺めていたら、SME S2ヘッドシェルの五個まとめ売りが上がっていた。それを見ると、もうひとつ生産型に違いがあることが分かったので、追加します。

写真の真ん中の三個目は、S2ヘッドシェルからS2Rヘッドシェルに移行する直前の生産型だと考えられる。

明らかに下面のロゴ貼り付け位置のふくらみが、三個目には無い。また上面のロゴマークの左右に有る三連の肉抜き孔の位置が、後退している。またS2ヘッドシェルでは上面にしかない、コネクターの取り付けピンが、三個目は上下に出ていて、S2Rと同じ仕様になっている。ただシェル全体の形状は、S2ヘッドシェルのもので、S2Rヘッドシェルとは全く違う。

これがいつごろ発売されていたかは興味があるけど、多分3009/3010/3012Rが発売された時期に合致するのではないかと思う。気になるのは、三個目の下面にこびり付いているように見える黒いコンパウンドで、これは3009S2の最後期に同梱されて販売されていたものだと考えられる。

もし御存じの方があれば、御教示ください。
UP-DATEに追補:

三番目のS2ヘッドシェルを良く観察すると、S2Rヘッドシェルに有るような、フィンガーリフトをシェルに直付するためのスリット孔が開けられていることが分かった。またシェル下面の、ネジ穴の周囲にもふくらみが無く、S2Rヘッドシェルと同じ平らな形状になっている。

ということは、S2Rヘッドシェルと同様に、ネジ止めフィンガーリフト付きで発売されていたと思われるんだけど、何故このオークションに出ているものにフィンガーリフトが付いていないのか、謎が深まるんだなあ。

>>[33]


面白い内容なので読ませていただきました。

>・・・タングステンのスクリューや・・・

実際に使われたとしたら、特殊な業界の方ですね。
ナットは無理かも? ですが、ネジは作れますね、ただ、相当高額でしょうね。

少しの変化はあったのでしょうね?

ネジ類に決定的な違いは無いと思いますが、微調整には効果があるかも・・・
個人的には、マグネシウムかチタン合金のネジが好みです。

>>[48]がSMEのネジを使っているのと同様、好きなネジを使って居られれば、それで良いのではないかと思う、微調整といわれるのがどの様な効能を指されているか分からないが、先に述べたようにネジの値段なんて一個当たりの工賃でしかないんだから、高価なネジを使えば音が良くなるわけではない事は念頭に置いた方がいいと思うな。

ただ、タングステンのネジは間違いなく異常に重かったな、アームのバランスを取る時には気にしたもんだった。
微調整とは・・・

好みの音質に近づいたらいいな〜 と言ったところですね。
オーディオ(オーディオに限りませんが)に何か一つが決定的に効果を発揮する物は無いかなと思っています。

マグネシウムネジもチタンネジも現在では高い物ではないですね。
オーディオパーツと思ったら安価ですね。

http://wilco.jp/
縁があったのか、スロット孔タイプのS2Rシェルが手に入ったんでお披露目します。全く実戦配備された形跡のない、新品無垢に近いもんだったので却って驚いた。その証拠にスロット孔の周辺には疵ひとつない。

隣は、一緒に釣れてきた3012Rゴールド用の金メッキ金文字仕様のS2Rシェルだが、こちらは例の特製コンパウンドを使った形跡があった。

一体、どんな人がこれらを使っていたのかなあ、何となく他人のような気がしないのが不思議に暖かい気分だ。
しかし、じゃあこれ、どうやって使うかっていうと、また頭を悩ませることになるんだろうな。

どんなネジをつかっても、まず間違いなくスロット孔には疵がつく。疵ついても構わないって決めれば何とでもなるんだけども、ここまできて疵ものにするのは気が引ける。

と、すれば、スロット孔に直接当たらない方法で、カートリッジ本体を固定する方法を考えなきゃいけないわけだ、むずかしいなあ。

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