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こんな映画だったのか!コミュの阪急電車 〜片道15分の奇跡〜(2011.04.29~) by 夜のお菓子

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   <ほっこりとハートウォーミングな物語です…夜のお菓子さんのレビュー(5/11)>




「阪急電車 〜片道15分の奇跡〜」観ました。




  

物語!( ̄▽ ̄)ノシ




婚約中に彼が別の女をはらませ、

  「お前は大丈夫だろ?泣かないし」と言われ別れた男の結婚式に

   花嫁を越える、純白の美しいドレスで出席し、痛い復讐を果たしたOL翔子。






息子夫婦との関係が、どうもぎこちない時江。

  息子達の都合で、孫の亜美を預かることしばしば。

ある日、亜美と共に、いつもの阪急電車に乗っていると

およそ、車内に似つかわしくない純白ドレスの女性を見かける。

  気になった時江は思わず声をかける…






誰もが羨むイケメン彼氏が自慢の女子大生ミサ。

しかし、この彼。

   ミサにDVをはたらいていた。

ある日、同棲するための部屋探しに阪急電車に乗ったミサは純白のドレスを着た女性を見かける。

その彼女のことを彼氏と話しているうち、些細なことで口論となり、

彼は車内で大声を出してミサを恫喝する。

その様子に亜美は泣きだし、その亜美にまで怒鳴り散らすDV男!

次の駅で降りてしまった彼と、ホームで突き飛ばされたミサ。

怪我をしたミサに黙って絆創膏を貼ってやる時江

「くだらない男ね!」と吐き捨てその場を去って行った。

時江のその言葉に、別れを決意するミサだった。







主婦の康江は、給料前の苦しい家計にも、

愛情もって家族に安くても美味しい手料理をふるまうことに生きがいを感じ、

そんな料理を喜んで食べる夫と息子に囲まれ幸せなはずだったが、

息子のPTAで知り合った、セレブきどりの主婦グループと嫌々ながらつきあっていた。

毎日のように誘われる高級ランチも断れず、ついには胃痛がおこるほどになった。

ランチに出かける阪急電車の車内。

傍若無人な振舞いで車内を席巻する関西おばちゃん軍団に向けられる白い眼に、

肩身の狭い康江だったが、隣に居合わせたミサに

「おばちゃんってサイテー!」と言われ、

ついに胃痛がピークに達し、次の駅で一人降りることになった。

仕方なく付き添ったミサが看病することになったが…









おしゃれな大学に通う、地方出身の圭一。

いまどき、パンクファッションに身を包むも、なぜか軍事ヲタク。

飛び去る自衛隊の輸送ヘリにヨダレをたらし見つめる垢抜けない学生だった…



同じ大学に通う、やはり地方出身者の美帆。 

趣味は野草を摘んで、それを食べること。

さらに美帆はあるコンプレックスを抱えていた。

それは、彼女の“権田原”という痛い苗字だった。


そんな、都会に馴染めない、友達もいない二人が偶然、阪急電車に乗り合わせたことで、急速に距離を縮めだした。







人はいいが真性にアホな社会人の彼・竜太と付き合う悦子は、大学受験を控えた女子高生。

周りの友人からの興味津々なエッチな質問攻撃にも、

   あくまでプラトニックを貫いていた悦子だが、

  進路指導で、第一志望校が難しいと言われ、ヤケになって竜太をホテルに誘ってしまう。

しかし、竜太はやさしく、この時、この場所でなければダメだという時が来るまで大事にしたいと告げる。

そんな竜太の優しさに、もう一度がんばってみようと決意し、

一か八か、志望校に通う先輩を無差別に捕まえて、受験の心がけを質問してみる。

突如、女子高生から質問をぶつけられた関西大学に通う美帆と圭一。

しかし、歯に衣を着せぬ、正直な二人の回答に、悦子は好感をもち、受験に前向きになるのだった。





同級生からのイジメに悩む小学生の翔子は

ある日、イジメの現場を、かつて阪急電車で時江と会話し、励まされたことで過去を吹っ切った翔子に目撃され、

優しく励まされた。

名前が同じこともあって、強気にふるまっていた小学生の翔子も

翔子の優しい言葉に、思わず塞き止めていた涙が流れるのだった。





片道15分、全線7.7kmのいつもの電車にいつものように乗る


   関わりないように思える乗客たちだが

  思わぬところでつながってしまう…

  
 電車がつなぐ、それぞれの運命と決断…


    終点に到着するまでに、それぞれの決断がよい方向に向いていくのだろうか?















序盤から真ん中一時間くらいまでは慌ただしくそれぞれの登場人物紹介&無理やりリンクで時間が過ぎます。

おそろしく展開の早いオムニバスってノリな流れなんですが、

 無理くりにそれぞれの事情をリンクさせようという展開が、

             一時間過ぎに落ち着いてきて、こなれてきます。


そんな無茶っぷりに一服の清涼剤として、芦田愛菜ちゃんの存在が大きかった。

   美人ではないけど、超カワイイよね〜〜(●´ω`●)ゞ


主要キャストは、

中谷さん・戸田さん・宮本さんの三本柱に、

   玉山鉄二さん

     谷村美月さん

   南果歩さんらが隙間なく脇を固める編成は完璧なキャスティングと言えるでしょう。



  谷村さんとは共演してるからなぁ〜〜(←また言ってる(●´艸`) )




 特別出演のチョイ役のみなさんも大物ばかりで、

      安心感は抜群でした。


しかし!

  そんな中でも、宮本信子さんは抜群に上手かった。


  かつて、タンポポで見せた、中途半端な激昂シーンのセリフに

           怒りの芝居苦手?と思わせたものだが、

   本作ではもうお見事!

     とにもかくにも

    この人のセリフ回しは美しすぎる!

  これこそ教科書って感じ!

    しかもいい声してますね〜〜

   セリフが朗読のような流れでスンナリ入ってくるのが素晴らしい!!魔法だ!




    ちょこっと出演の大杉漣さんも重かったな〜

   やはりダテにテレビドラマ出ずっぱりぢゃね〜〜な!

      存在感抜群でした!




  戸田恵梨香さんの成長も目を見張るものがありましたね。


    常々安定した女優さんだとは思ってましたが、

      かなり幅広いキャパをお持ちのようです。










  全体の流れは、電車の往路復路に別れて、一駅一駅を追いかける形でエピソードが紹介されています。


 その一つ一つは大した物語でもなく、やや嘘くさいものの

  いくつも重ねることで、なんとか流れをつくってしまっています。


  まぁ、ほっこりとハートウォーミングな物語ですので、

    誰が観ても、問題なく、気分よく帰れることでしょう。


 
  
 
  これは機会があったら観てほしいですね。

    日本俳優会の至宝「宮本信子」さんを観に…|∀ ̄*)…










*普通です*








 

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