こんな映画だったのか！コミュのＴＳＵＮＡＭＩ　(2010.09.25~)　by 夜のお菓子

　　　　＜日本公開される韓国映画の基準に疑問を持つ夜のお菓子さんのレヴュー＞

TOHO割引の日なので、

　　ＴＳＵＮＡＭＩを観てきた。

量産される韓国映画の中で、

　　　　日本公開される基準ってなんでしょうね？

簡単に言っちゃうと

　　ディープインパクトとディ・アフター・トゥモローが混ざったようなＣＧ主体のパニック映画。

技術協力に、ハリウッドの巨匠ＣＧディレクターが参加しているらしいので仕方ないか。

物語は、

国際海洋研究所に属する地質学者のキムは、ヘウンデー帯の地殻が活発に活動を始めたことを察知する。

日本の対馬が震源で起こる地震により、超巨大な津波が、プサンのビーチに襲い掛かると予測、

その事実を確かめる研究をはじめる。

2004年のスマトラ沖地震によるインドネシアへの津波により、

愛するヨニの父親を事故死させてしまった漁師マンシクは、その想いを伝えられずにいた。

マンシクの弟、ヒョンシクは海上救助隊員。

ある日パトロール中に、あやまってヨットから落ちたヒミを救う。

気の強いヒミは純粋なヒョンシクを好きになるが、その性格ゆえ、

素直に気持ちを伝えられず、ヒョンシクにいじわるばかりしてしまうが、二人は徐々に距離を近づけていく。

ヘウンデー帯を調査するため、現地を訪れたキムは、そこで7年前に別れた妻、ユジンと、娘のジミンに出会う。

しかし、ジミンはキムが父であることを知らなかった。

やがて

　対馬のプレートがついに沈下し、

　　　　　　　　　巨大津波が発生する。

時速800km、高さ100mのメガ津波が

100万人の観光客や市民でにぎわうプサンに襲い掛かってくる

この未曾有の大惨事に、それぞれ愛する者を救うことはできるのだろうか？

いつものように、

　　他の韓流ドラマ同様、テーマは愛。

開始から1時間は、

キム博士の時々差し込まれる説明カット以外に、大津波を感じさせるエピソードはなく、

え？何の映画？って思えるほど、いつもどおりの韓流ドラマでしかない。

むしろ、

恋愛ドラマとしてつくったほうが面白かったかも？(ll＇∀＇)

しかも、

特に新しいストーリーなどもなく、

どう津波と絡めるのかな？って思いながら、徐々に飽きてくる。(-.-;)

特に深く掘り下げるでもない

どうでもいい色恋ドラマ部分が1時間ちょっと続き、

やがて、

　　キム博士の予想通りに、対馬は沈下

　　　　　　　　　　　いよいよメガ津波が襲い掛かる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿＿）ノ彡☆遅ぇ～～し！

　　それぞれ、愛する人を懸命に救おうと奮闘努力する。

　　中には、命を懸ける者も！

　　主要な登場人物たちが消えていくも、

　　いい加減な生き方をしてきたヤツは生き残ったりする
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿＿）ノ彡☆ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！

　　そのグータラ野郎のことを常に心配する、
　　　　　　　　　　　　　　　　　働き者の母親は死ぬ(|||_ _)

　　と、

　　このように、津波という大災害により、人間愛を描くという軸はブレないものの

　　いったい、何が言いたいのかは不明･･･(-.-;)

　　きっと、

　「どんなにいい加減に、楽して生きても、大災害では関係なく、運のいいヤツぁ生き残るよ！」っていいたいのかも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿＿）ノ彡☆ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！

　　マジメは損するよって(ll＇∀＇)

　ＣＧシーンはかなり出来がよく、

　　まさにディ・アフター・トゥモローのアングルであり、
　　　
　　　　色合いであり、

　　場面カットでありました！＿|￣|○∠))ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　パクりって言わないのか？こりゃ？

　　日本沈没の勝ちかなぁ･･･これゎ(-.-;)

キャストは

『力道山』のソル・ギョンク

『ボイス』『チェオクの剣』のハ・ジウォン

よく知らない人、パク・ジュンフンや

　　オム・ジョンファ、イ・ミンキ、カン・イエウォンなどなど

　　
　　

　　なんか読めないハングル文字エンドクレジットに

　　　　　ＡＫＢ４８の歌う変なテーマソングが流れ

　　　　　　　物足りなさを残しつつ終了･･･

　　　津波はメガでも

　　　　　とっても小規模な物語はここに終了しました