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手作りネットプロトコル工房コミュの世界に“コンピュータ”は5つあれば足りる

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実のところ、この「世界にコンピュータは5個」っていう予想は、将来グリッドコンピューティングやP2Pが主流になるという僕の予想と真逆で、こういうニュースを見ていると、だんだん自信がなくなってくる。

少なくとも、取り敢えず、今のところ世の中は”コンピューター”は 5個... とまでは行かないけど、結構少ない数のコンピューターでまかなわれてるし、それもだんだん減ってきている。 少ない巨大な中央サーバーが、ネットを牛耳り始めている。 しかも KDDIが googleと提携するんだそうだ。 これは、世の中のコンピューターの数を更に減らすだろうと思う。

  auがGmailを採用、PC・ケータイで同一サービス提供へ
  http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/30/kddi.html

mixiだって そのコンピューターを減らしている会社の一つだろうし、こうやってコンピューターが減る事で、どんどん世の中は便利にもなってきている。

最近思うんだけど、ボクは、年を追うごとに、ネットって段々つまらなくなってきているような気がしている。 要するに、昔みたいに「こんなトコwにこんなヘンwなヤツがいたんだなぁ!」みたいな、ニッチで面白い人との出会いがどんどん減って、 あまり多様性が無くなって画一的になっているような気がする。

特に黎明期のゴチャゴチャした面白さを見ていると、最近便利になったなぁ! ...と感銘を受けると同時に、そんな対象がはっきりしない空虚さも感じる。

この文章を読んでいる人はどう思っているだろうか...。

世の中は間違いなく、この「5個コンピューター」予想が当たる方向で動いている。 現時点でそれは間違いがないだろう。

... でも先のことは誰にもわからないものだ。

『ボクは、いつか、何かの技術的なブレイクスルーが起こって、また一気に多様化するという方に賭けてみたい。』




... というわけで、いつものように大穴狙いが外れて、一気にスッカラカンになるのが、僕の定例パターンなのですが、実際どうんでしょうか。

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  世界に“コンピュータ”は5つあれば足りる
  http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200707/30/computers.html

(@IT - 07月30日 19:10)
 「世界に“コンピュータ”は5つあれば足りる」(The World Needs Only Five Computers)という予言をご存じだろうか。いや、現在形の発言である以上、そう遠くない将来に対するビジョンといってもいい。これは、サン・マイクロシステムズのCTO、グレッグ・パパドポラス(Greg Papadopoulos)氏が昨年11月のブログエントリで述べたもので、ちょっとした話題になった(この予言と似たことを、IBMの初代社長であるトーマス・J・ワトソンが1943年に言ったとされる。ただ、実際あちこちで引用されているが、ワトソン氏が実際に言ったという事実は確認されていないようだ)。

 パパドポラス氏がいう“コンピュータ”は、ふつうの意味での“computer”ではなく、大文字の“Computer”、つまり固有名詞となったコンピュータだ。ちょうど、インターネット(the Internet)が大文字で書かれるのと同じように、コンピュータという言葉は、特定の数個のシステムを指し示すようになるだろう、ということだ。そのコンピュータというのは、もちろん何千のプロセッサと何ペタバイトという分散ストレージによって稼働するグローバルなグリッド・コンピュータのことだ。

 1つはグーグル。もう1つはヤフー。それにアマゾン、マイクロソフトのlive.com、セールスフォース、イーベイあたりを加えれば、もうほかに地球上にコンピュータなど不要になるだろう、というのがパパドポラス氏の主張だ。5つといっておきながら6例を挙げているが、もちろん5とか6といった数やリストアップした個別の企業名に特段意味があるわけではない。高速な常時アクセス環境が整えば、コンピュータ資源は数個のグリッドシステムに集約され、残りの小文字の“computer”は、“Computers”の画面表示装置になるというわけだ。コンピュータ資源が集約されたサーバと表示機能に特化したクライアントになるというと、どこかで何度も聞かされた話だが、今回は本当に起こりつつある。携帯電話を使ってGmailにアクセスし、過去のメールに添付されたExcelファイルを開くというのは、まさにそうした使い方だ。

 コンピュータは世界に5つだけ――、突拍子もなくて、そんな世界は想像しずらいかもしれないが、コンピュータ以外の分野に目を向ければ、それがどういう世界かよく分かる。パパドポラス氏は「電力システムならGE、シーメンス、ABB、商業航空機ならボーイング、エアバス、テレコムならエリクソン、ノーテル、ルーセント・アルカテル、ノキアなど」と例を挙げ、電力や輸送、通信と同様に「少数の、非常に競争的で高度に専門的なインフラの提供者に頼った方が、より効率的だとほとんどの企業が気付くときが来る」というのが、サン・マイクロシステムズが社運を賭けたビジョンだという。電気や電話と同様に、壁の穴にプラグを差せば、ネットワーク(=コンピュータ)が使えるようになり、そのとき世界のユーザーが使うのは、巨大な数社の会社のいずれかのグリッドコンピュータだ、ということだ。

 「世界の」というフレーズを使う割に北米の例ばかりなのが何ともシリコンバレーの人らしいという皮肉な見方もできるが、私は、この予言に非常なリアリティを感じてしまうのだ。電力と異なり、情報通信サービスには伝送ロスというものが、ほとんどない。残る課題は言語や文化の差異、各国政府の思惑といったことだけだ。パパドポラス氏は、中国には万里の長城のごとくに巨大中華コンピュータが残るだろうと冗談めかして述べている。インフラを他国の私企業に頼ることに対する安全保障上の危惧というのは議論としてはあるかもしれないが、それはアナクロニズムというものだろう。

 日本でlivedoorやKDDIがGmailを採用したのは象徴的な動きだ。ISPやキャリアですらサービスのインフラとして他社のメールサービスを採用するような時代に、いったい一般企業が自社でメールサーバを持つ意味など残っているだろうか。

 独自ITインフラを持つことのデメリットは、サーバの維持・運用コストがかさむということばかりではない。Webの世界がSaaSモデルで加速度的に進化して使いやすくなる一方、企業内のITシステムの進化はゆったりしている。Webの世界ではアプリケーションやデータがWebブラウザの向こう側だけで完結するようになりつつあるが、企業内のITシステムは、クライアント側にまだ多くのアプリケーションやデータを置くことを前提としている。そのこともあって、クライアント側は複雑なままだ。OSやアプリケーションが日々出してくる「更新せよ」というバルーンに、うんざりしていないだろうか? PCの不調か不機嫌か、立ち上がるべきアプリケーションやOSが起動せず、青くなったことはないだろうか? 右下のタスクトレイにぞろぞろと居座っているのに、つつこうとするとサササッと身を隠す大量の小さなアイコンたちは、本当にあなたの役に立ってるか、疑ったことはないだろうか? ウイルスチェックソフトが重たくてうんざりしていないだろうか? バックアップのことを心配しつつも、つい何もしないまま祈っていないだろうか? 複数PCでのデータ同期の問題で、いったい何年悩み続けてきただろうか? 世界にコンピュータが5つだけとなり、手前の“computer”が単なる表示デバイス+キャッシュとなるとき、こうした悩みは過去のものとなるのかもしれない。

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