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手作りネットプロトコル工房コミュのクライアント回帰(データベース編)

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前々から僕は、クライアントで出来る作業は可能な限りクライアントでやるべきだと考えていたのです。 そういうことで、データベースも、サーバーではなくてクライアント側に組み込めたら... といつもいつも思っていたのですが...

遂に来た、という感じの小型データベース! ... かもしれません。

2年ぐらい前、PostgreのWindows版が出たとき、「これだ!」と思ったのですが、実際にやろうとすると... Postgre用ユーザーが必要で、クライアント組み込みには使いづらいという事がわかってがっかりした事がありました。

これはよさそうです。



http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0703/05/news016.html

Apache Derbyは、Pure JavaのRDBMS。もともと、Cloudscape社で開発されていた製品が、IBMに買収された後、オープンソースソフトウェアとしてApache Software Foundationに寄贈されたものだ。約2Mバイトという軽量ながら、JDBC3.0やXAトランザクションをサポートしている。商用RDBMSのようにサーバモードで利用するだけでなく、エンベデッドモードでJavaアプリケーションに組み込むこともできる。このエンベデッドモードを使えば、不安定な接続や、長い待ち時間などのような問題が一切ないSQLデータベースをクライアント側に作成し、遠隔地でのリモート開発や単体テストの効率化にも生かせる。

 一方、Eclipseは、もはや紹介も不要と思われるほど有名なIDEプラットフォームで、GUI部品の作成やデータ操作に使用するフレームワークをサポートしている。Eclipseの大きな特徴は、これらフレームワークに限らず、Apache Derbyをはじめとするさまざまなフレームワークを使用してプラグインを開発しIDEプラットフォーム自身の機能を拡張できることにある。Eclipseプラグインの魅力については、こちらの記事が詳しい。

 本記事では、Apache Derbyプラグインのインストール方法、Javaアプリケーションでのエンベデッドモードによる利用方法のほか、Eclipseプラグインを開発するためにリソース索引機能を実現するサンプルコードも含め紹介されている。

 DerbyデータベースをEclipse内で使用するには、Derby Eclipseプラグインをダウンロードし、まずインストールしなければならない。コアプラグインを設定すればJavaアプリケーションからDerbyの専用クラス経由で、ユーザーインタフェースプラグインを設定すればJDBC経由でSQLを発行し、Derbyのデータベースにアクセスできる。

 また、リソース索引付けプラグインの作成についても解説されている。ここで、このプラグインが求められる理由が分からない方は、CDT(C/C++ Development Tooling)Eclipseプラグインをインストールしてから、少数のソースファイルを持つ単純なC++のプロジェクトを作成し、#includesを幾つか追加してから自動補完機能を使用してみるとすぐに気がつくであろう。小さなプロジェクトであっても、自動補完のためのあらゆるバリエーションを検出するのに数秒が必要で、さらに、この操作はEclipseのすべてのリソースを使用するため、一時的なフリーズが発生するのだ。

 リソースに関する情報を内部Derbyデータベースに保管することで、最大限のパフォーマンスでリソース索引にアクセスしようとするこの内容は、うれしいことにそのまま使えるアプリケーションがサンプルとして付属している。

 「データベースはサーバにあるべき」という従来の常識を覆す意味で、この記事は新鮮だ。Apache Derbyプラグインを使えば、クライアント側でリソースを自由に管理する選択肢が増える。Eclipseによる開発環境の拡張性が大きく広がっていることを再認識できるだろう。

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