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共感覚 音楽 クオリア・色コミュのなんでドが基準なのか

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大学では

 中世における理論家たちが定めた最低音が「A」であったこと、その後、旋法が整理され長調と短調に収斂していった際、「C」を主音とする長調が理論の中心的な存在となったこと。
 的に習ったと思います。

調によって音色や色彩に差があるのは
音律や響きの問題なのだろうか?

やはり、音律の基準音によっても音楽は違ってくると思うんですが
いかがでしょうか?


もし、あなたが作曲家で
自分の作品を自分が死んだ後に
自分が思うように演奏して欲しいのなら
もしかしたら
調の基準の音のピッチの指定
もしくはA=442が好ましいとか
表記が出てきても良いような気もするし
歴史的に貴重なものになるならば
もちろん、背景を考慮して演奏されるだろうし
また、その時代にあった解釈や音色なども
聞き手に影響するので、
その部分の余裕がないと逆に
窮屈なものになるのかもしれないですし。

440Hz〜442Hzで育った私達が
音律が違うと何が違うのか
それが変わるとどういう変化なのか
ちょっと調べただけじゃ解りません。

逆に430Hzで育った人間に
440Hzで調律した音楽を聞かせる違和感と
430Hzで聞かせた場合。

また私達が当時の430Hzで聞くのと、どう違うのか
よく解らないのですが。


バロック音楽を古楽器で430Hzで演奏する団体とか
あるみたいなのですが
それが、正しい当時の音楽を聞かせてくれるのか
それがその時代の音楽と
そのまま解釈できるものなのか?

その音程の中で育った人間と
それより10Hzもずれた所で育った人間と
どう受け取り方に違いがあるのか、解りません。
(そのうち調べて見ます)


 真ん中のドに関しては
噛み砕くと↓に引用した様な結論になるのでしょうか?
この質問者も、とことん食いついて行く所が素晴らしい。笑
もっと雲を掴む様な答えばかりで読んでいて驚きました。


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 なんで「ド」は基準音なんでしょう
ドは時代時代によってピッチは違ったのでしょうけども、一種「基準」ですよね。なぜならドをトニックとする長音階は臨時記号がつかない。この臨時記号がつくと、その音はどんどん特殊化していきますよね。レ♭なんてトニックにしたら♭×5にもなって、なんか馴染みうすになっていきます。
なんで「ド」は基準になりえたのでしょうか。その周波数に人間特有の
共鳴音域があるとかそんな理由なのでしょうか。

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ピアノの調律する場合、最初に 真ん中の”ド、C”から合わせるのではなく、そのスケールの ”ラ、A”から合わせ始めます。オーケストラの音合わせでも ”A”を使いますね。ピアノの場合、そのAを基準にして、他の音を合わせて行くようです。ピアノの調律を何回も傍で見ていたことがあります。現在は440Hz を”A”としておりますが、バロック音楽を専門に、古楽器などを使う楽団などでは、435Hzを基準とするところもありますね。

なんでAなのかはまたなぞです。そしてどうやって現在の時代時代のDOはその周波数に決められていたのか、Aがもとなのでしょうか。

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 なぜ「ドレミ…」という「ド」を主音とする慣習ができたのか?
それについては、別宮貞夫著「音楽の不思議」にはおよそ次のようなことが書かれています。
主な音の上に協和三和音、つまり長三和音ができる旋法は限られる。ギリシャのドリア旋法、教会のフリギア旋法、つまり、「ミ」の音を主音とするものはその点で失格であって、この条件を満たすものは、「ド」を主音とするもの、「ファ」を主音とするもの、「ソ」を主音とするものの3つである。このうち「ファ」を主音とする旋法「ファソラシド …」は、ファの完全四度の音が存在しないという欠陥がある。また、「ソ」を主音とする旋法は、長三和音はできるが、大切な完全五度音「レ」の上には長三和音ができない。ところが、「ド」を主音とすれば、完全四度、完全五度の音が存在し、しかもその上に長三和音をつくることができる。また、「ド」を主音とすると、隣接音「レ」「シ」との動きが非常に自然に感じられる。主音から計って完全四度上の音をもつもので自然な和音のつながりを可能にするものは「ド」を主音とする旋法しかない。

 そうですか!よくわかりました。ありがとうございます。
移動ド的な考えはわかりました。時代時代である特定の周波数を「ド」としたのはどういうことなのでしょうか。今で言うピアノの真ん中の鍵盤の「ド」はなぜあの周波数にあわせてあるのでしょうか。

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 thepianoman これも中世の教会に戻ります。当時、音階には6つしか音が無く、それらは、Ut, re, mi, fa, sol, la でした。今のドレミファソラシドはそこに由来します。 
で、その6音の音階を5度上や5度下に移調する練習が行われました。今に例えれば、ハ長調を基準として、5度上のト長調や、5度下のヘ長調を歌う練習をやったわけです。
Ut (後のド)のピッチが決まっていたわけではありません。A4が440Hzと決まったのは20世紀に入ってからの話しです。従って歴史的に見ても物理的にも、Ut と A4 には何の関係も無いと解釈して差し支えないと思います。


 中世音階からの理屈で考えると見えてきますね。勉強になりました。「ラ」の基準周波数とは関係ない話なんですね。utのピッチはやはり可変的で時代時代でなんとなく決まってそれが聞きなれた周波数ということになっていったんでしょうかね。
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 なぜ、ピアノの真ん中の鍵盤の「ド」があの周波数なのかというご質問ですね。言い換えると、なぜ C が音の高さの中心になりうるかという問題ですが、これは中世にまで遡らねばなりません。 中世において実用的な声楽の音域の最低音が G であったらしく、中世の理論家 グイド・ダレッツォ(11世紀)はその最低音を γ (ガンマ)として、その次の音から ABCDEF と名づけました(ヘクサコード=6音による全音階的音階)。 すると、γABCDEF の中央、C がその頃の声楽の実用的な音域の中心にあったことがわかります。それまで中心にあった A を二つ落としたのです。

 また、グイド・ダレッツォはそれ以前の音名が2オクターヴに渡って A−P (Jは除く)とされていたのを、1オクターヴに改め、上下のオクターヴのを区別するためには、A a a′a″という表記を用いています。

よくわかりました。やっぱり声楽的な実用性の問題からきていたのですね。ありがとうございます。
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今は科学の進歩で440HzのAの音からオクターブ上までは

ラ A 220
ラ# A# 233.0818808
シ B 246.9416506
ド C 261.6255653
ド# C# 277.182631
レ D 293.6647679
レ# D# 311.1269837
ミ E 329.6275569
ファ F 349.2282314
ファ# F# 369.9944227
ソ G 391.995436
ソ# G# 415.3046976
ラ A 440
ラ# A# 466.1637615
シ B 493.8833013
ド C 523.2511306
ド# C# 554.365262
レ D 587.3295358
レ# D# 622.2539674
ミ E 659.2551138
ファ F 698.4564629
ファ# F# 739.9888454
ソ G 783.990872
ソ# G# 830.6093952
ラ A 880

の数字で表されています。


じつは、「ド」は、数学的に定義できるのである。
 1ヘルツ。これが「ド」だ。五線譜を用意して、ヘ音記号を書こう。五線の下に追加の短い線を23本書く(ナニ、書けん? がんばって書くのだ)。その最も下の線に重ねてタマを書く。そう、そこが「ド」、1ヘルツだ。そして周波数が2倍になるに従って、オクターブ上がっていこう。中央「ド」は、256ヘルツになる。
 1オクターブの間に、音は12個ある。ここで、
 2の12乗根=1.059463…
 この比率を12回掛けると、周波数は1オクターブ上がる、つまり周波数が2倍になるのだ。すると、
 256(中央ド)×(1.059463…の9乗)=約430.5(ラ)
 そう、現在は440ヘルツ近辺になったが、音楽でいうところの音程の基準「A(ラ)」は、本来430ヘルツあたりだったのだ。18世紀にそれくらいの周波数だった、という話を小耳にはさんだこともあるだろう。2百年ほどの時代を経て、音程は徐々に上がってきた、これが「A(ラ)」の正体である。


純正律で言うと
完全一度 = 1/1
短二度 = 16/15
長二度 = 9/8
短三度 = 6/5
長三度 = 5/4
完全四度 = 4/3
減五度 = 7/5
完全五度 = 3/2
短六度 = 8/5
長六度 = 5/3
短七度 = 16/9
長七度 = 15/8
完全八度 = 2/1



19世紀に十二平均律が導入されたとき、グスタフ・マーラーは、ミーントーンの調律がされなくなったことは西洋音楽にとって大きな損失だと嘆いた。
マックス・ヴェーバーは『音楽社会学』(1910年頃)で、ピアノで音感訓練を行なうようになった事で精微な聴覚が得られないことは明らかだと記述した。
ハリー・パーチ、ルー・ハリソン、ラ・モンテ・ヤングなど、現代音楽で十二平均律を使用しない試みがなされている。

上の批判には、平均律が美しくないとは言えないという反論もある。

まず、和音の各音の周波数比が単純ならば和音が美しいということの根拠がないことである。確かに最も多く使われる長三和音は4:5:6の周波数比で作ることができるが、だからといって「周波数比が単純ならば和音が美しい」とはいえない。たとえば、長三和音と同じく多く使われる短三和音は、10:12:15であり、不協和音とされる減三和音(5:6:7など)より遙かに「複雑な」周波数比である。

ついで、4:5:6や20:24:30の周波数比が「美しい」からと言って、それからいくらかずれると「美しくない」とは言い切れないのである。たしかに大きくずれると「美しくなく」なるだろうが、平均律程度にずれたことによってそれを美しくないと感じるかどうか。仮に「美しくない」と感じる人がいたとしてもそうでない人もいるだろうということである。また、もしずれることが美しくないならば、なぜヴァイオリン属の楽器はヴィブラートをかけるのだろうかというのである。

さらには、たとえばピアノの場合、平均律に調律することによって、単純な周波数比からいくらかずれ、それによってうなりが生じる。それが程良いヴィブラートに感ずる、とする論もある。

バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の「平均律」と訳されている部分は、原題では"wohltemperiert(e)"すなわち正確には「程よく調律された」という意味の言葉であり、完全平均律ではなく快適不等分律を指していると考えられる。




絶対音感と相対音感 †
 それでは耳で聞いて音を覚えればいいかと言えば、そうとも言い切れない問題があります。それは、固定ドで音を覚えてしまうからです。要するに、固定ドは絶対的にその音だと覚えていく。子供がそれで音を覚えて、耳でその音が「これはラの♭だ」などとわかるようになると、天才みたいに見えてくるでしょう。先生も褒めるわけですから、子供は図に乗ってどんどん身につけてしまいます。子供のやわらかい脳に一度焼き付けられると、一生消えない絶対音感がついてしまう。そのまま音大を出たとしても、実際に音楽界で活躍する人は数千人に一人しかいないわけですから、みんな学校の先生になったり教室で教えたりしますよね。そういう人たちは自分が習った通りのことしか教えないし、学校教師にいたっては実力や知識に関係なく、文部省の許可があるかどうかでしかない。そういう先生に教えられて、また子供たちが音楽性を失って…という悪循環が今の音楽教育には起こっているんです。
 絶対音感と相対音感は両方身に付くのが理想ですが、実際は絶対音感だけがついて終わりというケースがほとんど。たとえば絶対音感があれば、曲を聞いただけで楽譜に起こせるという利点はありますから、聴音の職人としては便利な能力なんです。相対音感でも、それが何調なのかがわかれば可能ですので、両方が身に付いていれば、♯や♭を3つも4つもつけなくても、ハ長調で譜面書いちゃえ、ということができてしまうんですね。

絶対音感とは「この音は絶対にこの音」、いわゆる固定ドとして認識するわけですが、相対音感というのは基本が決まればそこから相対的に全ての音がとれる人。基本がどこになるかにあわせて「ここからドレミ…」という風に譜面が書ける。それが移動ド。本来ならば、それが音楽の正しい姿なんです。だからランダムに聞いた音を特定できる絶対音感は、素人に見せればすごいと思わせる特技だけど、音楽的に言うとマイナス要素が多いんです。音大生には絶対音感の人が多いですよ。
 乳幼児〜4歳から訓練すると、完全に焼き付いてしまっているので、ちょっとでも音が狂うと気持ち悪くなってしまうんですね。たとえばドは赤、ミは黄色、ソは青という風に絶対音感を色で覚えたとしたら、街で黄色のものを見かけるたびにミの音が無意識に聞こえてくる、というような現象が起きるんです。ところが音楽教育では絶対音感があるほうがいい、という考え方があるんですね。さらにクラシックピアノの世界で、たとえば「ヘ長調を半音下げてホ長調にして弾いて」なんていうことはまずない。弾いてみせても「なんだかヘンだ」と認識してしまうんです。それはその曲はヘ長調が絶対にいい、と思いこんでいるから。ホ長調にはまた別の曲があるんですよ。
 ちなみに、オーケストラなどで使用する国際標準高度にA(アー)の音というものがあって、つまりラの音なんですが、これは年々上がっているんですよ。おそらく時代の流行というか、今一番心地良い音ということなんでしょうね。また、昔は調律方法が今のような平均律ではなかったため、いくつかの調律の中で一番きれいに聞こえる音を探して曲を書いたようです。バッハなどはかなり気にして曲を作ったと言われています。

コメント(5)

Pitch: A495.45 Hz
Tuning: Modified meantone temperament




中全音律(ちゅうぜんおんりつ)(英: meantone temperament)は、西洋音楽の代表的な音律の一つである。

なるべく多くの長三度を純正音程にするために、五度音程を僅かに狭くすることにより得られる。15〜19世紀に鍵盤楽器の調律で広く使用された。ミーントーン、四分法、中間律とも呼ばれる。1523年にアロンが発表したものが有名で、これを特にアロンの中全音律(1/4コンマミーントーン)と呼ぶ。本記事ではこの音律について記述する。

何でピッチをこんなに高く設定してるかは不明です。
半音と少し今の実音より高いです。
d-mollじゃなくなってます。
所々凄い綺麗な和音ですが
ちょっと、和音によっては
気持ち悪いかもとか、思うのは
d-mollじゃないからかな?
モナリさん

本当にそうなんですよね。
絶対音感って、私が思うに
左脳による音感の処理だと思うんですよ。

1Hzずれているのが気持ち悪いって
私はオーボエ吹きですが

例えばボロディンのイーゴリー公、だったん人の踊り
最初にオーボエがオブリガードで半音下行進行するんですが
(言うのも馬鹿馬鹿しくなってきました)
チューナー使って音を測定したら
上行ったり下行ったり、基準音から
かけ離れてますからね。

下手なバンドですが
高校の時の演奏をアップしますね。
オーボエ初めて1年半くらいの時です。
当時は共感覚なんて知らずに
これも、練習もさほどせず
聞いたことあるなって程度で
譜読みも不十分で取り組みましたが
きちんと、音程はハメていってるし
音楽的な解釈もブレてないと思うんですよ。

これが音感だと思うんですね。
もちろん、音程高めに、低めになんて考えてないし
当り前の所に音程を持っていくだけなんですよ。

それをHzだピッチだ音色だ絶対音感だって
もう、知らずに吹いた無知な頃の高校生の私を
超えてみてください。その素晴らしい絶対音感を駆使して
って感じですよ。
まぁ、多少、音程不安定ですが
聞いてみてください。

その後もオブリガード、通奏音と続きますが
音程は常に変動してます。

とにかくヘッタクソなバンドですが
この演奏の中で絶対音感のオーボエ奏者が居たら
本人も大変だろうけど、聞いているほうは地獄ですね。
凶器ですよ。絶対音感のオーボエなんて。


モナリさん

ちなみに、オーボエでも
オケのチューニング以外では
チューニングしないですね。
音の響き
モナリさんの言うような感覚で
440hzなり442hzなり、一人でチューニングできるんで
これを絶対音感とは言わないで欲しいですが
もちろん、そんなことはできますし
出来ない人はオーボエは無理だとおもうんですよね。はい。
共感覚ほど鮮明にクオリア感じなくても
響きの明暗、彩度、くらいは感じていないと。

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