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自遊俳句会コミュの秋の句その1

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自遊ひろし先生

もうもうもうしょ〜って感じですね。
暑いながらも、立秋となったのでまずは月尽くし。

1 望の月さらりと染めた暖簾かな

2 盃(さかずき)に映る月影呑みほしぬ

3 病状を問わず問われず十三夜

4 十五日びょうしつの月さまざまに

*高島野十郎の月の絵より

5 高く高くなお高く野十郎の月

6 旅の宿「月の兎」を五つ食ふ

7 決断を迫られしひと昼の月

8 満月や少女のごとき母の貌

ご助言をよろしくお願いいたします。

コメント(12)

■無一物中無尽蔵さんへ

おはようございます
ウォーキングの午後の部は熱風がふきあれているのでパスしています


1 望の月さらりと染めた暖簾かな

満月を染め抜いた暖簾のことですか
染め抜くとすればそのイメージがでます


2 盃(さかずき)に映る月影呑みほしぬ

大文字焼きもそのような風習がありますね。
月影を映して呑むといっているから「盃」を省略してもいいですね。

3 病状を問わず問われず十三夜

病人への気配りがいいですね。「十三夜」がぴたりと決まって傑作です

4 十五日びょうしつの月さまざまに

*高島野十郎の月の絵より

どんな絵か解らないですが病室は必然ですか
病室の月さまざまとなると絵ではなく別なことを想像凍ます

5 高く高くなお高く野十郎の月

野十郎の月を上五にするといいですね


6 旅の宿「月の兎」を五つ食ふ

「旅の宿」は当然ですから「月の宿」という造語を使えませんか


7 決断を迫られしひと昼の月

「ひと」としちゃうと緊張感がうすれます

8 満月や少女のごとき母の貌

ポエムですね
でも「貌」としたのでポエムが消えて
もののけが登場しそうですね。
それが句意ですか。

自遊ひろし先生

この暑さ、昨年よりはましだと言いますが、
去年のことは忘れているので、やっぱり暑いですねえ。
原発事故の行方がだれにもわからないという
閉塞感があるからでしょうか。

>1 染め抜くとすればそのイメージがでます

1 望の月さらり染め抜く暖簾かな

染め抜くとして言ってる事はわかるようになりました。
しかし自分のせいですけど、この句そのものが平凡ですね。
「さらりと染める」で再挑戦です。

再1 古池をさらりと染めし望の月

文法的に「し」でいいのかどうか?

>2 月影を映して呑むといっているから「盃」を省略してもいいですね

2 縁側に並び月影呑みほしぬ

3 病状を問わず問われず十三夜
病人への気配りがいいですね。「十三夜」がぴたりと決まって傑作です
    ↑
ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)   

>4 十五日びょうしつの月さまざまに

*高島野十郎の月の絵より

どんな絵か解らないですが病室は必然ですか 病室の月さまざまとなると絵ではなく別なことを想像凍ます
      ↑
この註は5の前においた5の前書きです。4の句とは関係ありません。
4は、15日間入院していたので15日で満ち欠けする
さまざまな月を病室から見たという意味です。

>5 野十郎の月を上五にするといいですね

5 野十郎の月たかくたかくなおたかく

>6 「旅の宿」は当然ですから「月の宿」という造語を使えませんか
     ↑
「月の兎」は箱根温泉の銘菓です。
「月の宿」に変えるのも面白いかもしれませんが・・・
そうなると意味がわかるかどうか、ちょっと心配です。

6 ?旅の宿「月の兎」を五つ食ふ→月の宿「月の兎」を五つ食ふ
  ?箱根路や月の兎を五つ食ふ

?じゃ面白味がないですよね、やはり月と月の?でしょうか。

>7 「ひと」としちゃうと緊張感がうすれます
     ↑
菅さんを昼の月みたいだとイメージしたのですが通じなかったようでアハハ

7 決断を迫られしひと昼の月→決断を迫り満月落ちるころ

なかなか決断しないのでとうとう明け方になってしまったのですね。

>ポエムですね でも「貌」としたのでポエムが消えて もののけが登場しそうですね。
     ↑
まあ失礼な!アハハハ母は、「もののけ」ではありませんよ〜。

8 満月や少女のごとき母の貌→満月や少女のごとき母の顔
■無一物中無尽蔵 さんへ

おはようございます
残暑のほうがより厳しいですね


1 染め抜くとすればそのイメージがでます

1 望の月さらり染め抜く暖簾かな

染め抜くとして言ってる事はわかるようになりました。
しかし自分のせいですけど、この句そのものが平凡ですね。

丸く満月のように染め抜いた暖簾をイメージしましたが違っていたのですね。
「さらりと染める」で再挑戦です。

再1 古池をさらりと染めし望の月

文法的に「し」でいいのかどうか?

中七で切りたいから「染める」として望の月と話したいですね


>2 月影を映して呑むといっているから「盃」を省略してもいいですね

2 縁側に並び月影呑みほしぬ

縁側に並びは場面を説明しています


3 病状を問わず問われず十三夜
病人への気配りがいいですね。「十三夜」がぴたりと決まって傑作です
    ↑
ありがとうございました   

>4 十五日びょうしつの月さまざまに

*高島野十郎の月の絵より

どんな絵か解らないですが病室は必然ですか 病室の月さまざまとなると絵ではなく別なことを想像凍ます
      ↑
この註は5の前においた5の前書きです。4の句とは関係ありません。
4は、15日間入院していたので15日で満ち欠けする
さまざまな月を病室から見たという意味です。

謎が解けました

病床の月さまざまな十五日


5 野十郎の月たかくたかくなおたかく

中七下五が生きてきますね

>6 「旅の宿」は当然ですから「月の宿」という造語を使えませんか
     ↑
「月の兎」は箱根温泉の銘菓です。
「月の宿」に変えるのも面白いかもしれませんが・・・
そうなると意味がわかるかどうか、ちょっと心配です。

6 ?旅の宿「月の兎」を五つ食ふ→月の宿「月の兎」を五つ食ふ
  ?箱根路や月の兎を五つ食ふ

?じゃ面白味がないですよね、やはり月と月の?でしょうか。

参考までに

お茶うけに兎銘菓を月の宿


>7 「ひと」としちゃうと緊張感がうすれます
     ↑
菅さんを昼の月みたいだとイメージしたのですが通じなかったようでアハハ

7 決断を迫られしひと昼の月→決断を迫り満月落ちるころ

なかなか決断しないのでとうとう明け方になってしまったのですね。

参考に

決断を先延ばしする降(くだ)り月

十五夜が過ぎて22日目までを降(くだ)り月といいます




>ポエムですね でも「貌」としたのでポエムが消えて もののけが登場しそうですね。
     ↑
まあ失礼な!アハハハ母は、「もののけ」ではありませんよ〜。

8 満月や少女のごとき母の貌→満月や少女のごとき母の顔

[1]
自遊ひろし先生

お暑いなかいつも、ご丁寧にご教示いただきありがとうございます。


>再1 中七で切りたいから「染める」として望の月と話したいですね

再1 古池をさらりと染める望の月

>2 ぐぐぐいと月影映し呑みほしぬ

>4 病床の月さまざまな十五日

なるほど! 順番を変えるとわかりやすくなるのですね。

>6と7の参考句をありがとうございました。

>十五夜が過ぎて22日目までを降(くだ)り月といいます
     ↑
「降り月」というのがあるのですね、勉強になりました。

ところで一日のうちで、
月が昇りかけているとき、明け方に月が降りかけているとき、
こういう月も、何々月という言い方があるのでしょうか。
もしあるならば教えてください。調べたけどわかりませんでした。

どうぞよろしくお願いいたします。
■無一物中無尽さんへ

おはようございます


月が昇りかけているとき、明け方に月が降りかけているとき、
こういう月も、何々月という言い方があるのでしょうか

まず月が昇ろうとするころの月を「月代(つきしろ)」あるいは「月白」といいます。月が昇って辺り図白々とすることからなんですね。

夜明けの月は「有明月」、「明けの月」「残る月」「朝月夜」「朝月」「残月」あるいは単に「有明」といいます。


ぐぐぐいと月影映し呑みほしぬ

「ぐぐぐい」がいいですね
盃を覗き込もうとして前のめりになったのかな
リアルな句になりましたね。






自遊ひろし先生

ご教示をありがとうございました。

上ろうとする月を「月代(つきしろ)」あるいは「月白」は知りませんでした。

明け方の月は・・・そうでした笑、これでよかったんでしたね。
こちらなら知っていました。
たしか蕪村かだれかの句で明け方の月のことを、
「月落つる」というのがあったような気がしたのですが、
これは作者独特の言い方なのでしょうか。
現代では月が落ちるというと、運が悪くなったみたいな印象ですけどねえ。
■無一物中無尽さんへ

こんばんは

たしか蕪村かだれかの句で明け方の月のことを、
「月落つる」というのがあったような気がしたのですが、
これは作者独特の言い方なのでしょうか。

有名な漢詩の本歌取りですね

月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓、漁火、愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声 客船に至る

自遊ひろし先生

「月落ちる」はこれから来ていたのですか!
本歌を知ると、さらに句からの想像が膨らみますね。

このコミュは俳句を添削していただけるだけでなく(しかも無料奉仕で)
こちらが問いかければ、さらにさまざまを知ることができ
おかげさまでより深く俳句を楽しめます。
感謝しております。教えていただきありがとうございます。
■無一物中無尽蔵 さんへ

おはようございます
今日は一転して涼しい雷雨になりましたね。

お役に立ててなによりです。

江戸時代の俳諧師は中国や日本の古典を自分の物にしているというのが
凄いなあと想います。特に芭蕉はそれが顕著ですね。

 俳句は総合芸術だと想いますから
無一物中無尽蔵の洋に話題の展覧会に出かけることで
 感性を磨いていることは素晴らしいですね。
自遊ひろし先生

ほんとにそうですよね。
式亭三馬の『浮世風呂』など読んでみても、
子供まで『源氏物語』をそらんじていますからねえ。
「詠む」ほうだけでなく「読む」ほうにも、
そういう共通認識が広く行き渡っていればこそ、
本歌取りをしていると面白が伝わるのでしょうけど、
本歌を知らないと・・・トホホホ、勉強します。

>俳句は総合芸術だと想いますから 無一物中無尽蔵の洋に話題の展覧会に出かけることで 感性を磨いていることは素晴らしいですね。
     ↑
感性を磨くとか、そういうつもりはありませんが(汗)
このようにうれくなるように褒められると、
展覧会で一句作らないとまずいですねアハハハ

■無一物中無尽蔵 さんへ

こんにちは
今日は寒いくらいの雨野朝ですね


展覧会で一句作らないとまずいですね

空海はマルチ人間ですから
展覧会から刺激を受けたのが多いかと想います
その俳句を愉しみにしています。


自遊ひろし先生

この夏、曼荼羅パワーを浴びる、ですかアハハハ
空海マジックの、煙にまかれたような展覧会で。
形にするのは・・・ムムムムム(考え中)むむむむむずかしい!

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