自遊俳句会コミュの六月尽

もう暑くて暑くて、雲を見ていても流れそうにありません。テーマを変えました。

　ほととぎす砕石山の一処かな

　朝のこぬ夜はないよと守宮這う

　知らぬことばかりですがとかたつむり

　行く先はつのに聞けよとかたつぶり

　夜目遠目ヘルメットゆく月涼し
　(月と夜とダブルから再考します…)
　　↓
　轟音のヘルメットゆく月涼し
　　↓
　月涼や轟音残すヘルメット

　かすかなる声で鳴きたり昼寝猫

　暗闇を書き分けてなく牛蛙

　君の脚ガラスをよぎる新樹光

　新樹光劫を見詰める埴輪の目

　よろしくお願いいたします。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 06月30日 10:44

■アルテミスさんへ

おはようございます

こちらの昨夜は熱帯夜で一晩中扇風機を回していました。

■ほととぎす砕石山の一処かな
↑
ほととぎすこの山の隅採石場

　■朝のこぬ夜はないよと守宮這う
↑
「と」は台本のト書きみたいですから

朝のこぬ夜なかりけり守宮這う

　■知らぬことばかりですがとかたつむり
↑
これもト書きですね

知らぬことばかりなんですかたつむり

　■行く先はつのに聞けよとかたつぶり
↑
これもト書きですね

行く先をつのにたずねるかたつむり

　夜目遠目ヘルメットゆく月涼し
　(月と夜とダブルから再考します…)
　　↓
　轟音のヘルメットゆく月涼し
　　↓
　月涼や轟音残すヘルメット
↑
月涼や轟音こもるヘルメット

■かすかなる声で鳴きたり昼寝猫
↑
昼寝する猫のかすかな声聞こゆ

　■暗闇を書き分けてなく牛蛙
↑
ぶきみな雰囲気がでていますね

　■君の脚ガラスをよぎる新樹光
↑
「ガラスをよぎる」がイメージしづらいですね

　■新樹光劫を見詰める埴輪の目
↑
新樹光劫引き寄せる埴輪の目

目があるから見詰めることから離れましょう

[2] mixiユーザー 06月30日 16:37

自遊先生

朝から暑さも暑しです。少しの掃除でダク汗になりました。
添削ありがとうございます。
ト書きが連なっていて冷や汗連続です。

　■君の脚ガラスをよぎる新樹光
↑
「ガラスをよぎる」がイメージしづらいですね

このガラスはウインドーのガラスに映っている様子です。青葉の並木道を闊歩している、少年から青年になろうとする君(孫)の脚です。長ーい、のを言いたかったのですが。

　君の脚ガラスに映す…では面白くないと思いましたので。
　再考してみます。

　■新樹光劫を見詰める埴輪の目
↑
　新樹光劫引き寄せる埴輪の目

　目があるから見詰めることから離れましょう

これは

　■新樹光劫を見詰める埴輪かな

　ぐらいではダメでしょうか?
　引き寄せるにすると私の感覚と少しずれてくるのですけれど。
　勝手なことを言って申し訳ありません。
　

　この暑さ、どうぞご自愛くださいませ。

[3] mixiユーザー 07月02日 10:03

■アルテミスさんへ

おはようございます

■新樹光劫を見詰める埴輪かな

　ぐらいではダメでしょうか?
　引き寄せるにすると私の感覚と少しずれてくるのですけれど。
　勝手なことを言って申し訳ありません。
↑
埴輪の目の目が無くなったので見詰めるでいいですね。
ただ「かな」でリズムを調整するのでなく
埴輪にもいろんな種類がありますから
それを詠むといいですね。

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